Be Yourself做自己 用温暖的声音分享感动,在成为自己的道路上我们为你守候!
日本最新入境制度详细解析:哪些留学生可以入境了?隔离究竟需要几天?今天解决的问题:1、究竟哪些人群可以在什么时候入境?2、入境需要的材料有哪些?3、隔离期如何规定?想了解更多日本留学、日本生活内容,***x:guguseki,请备注“荔枝”
日本最新入境制度详细解析:哪些留学生可以入境了?隔离究竟需要几天?今天解决的问题:1、究竟哪些人群可以在什么时候入境?2、入境需要的材料有哪些?3、隔离期如何规定?想了解更多日本留学、日本生活内容,***x:guguseki,请备注“荔枝”
这本书联合朗读的另一位主播小姐姐~yuki筱寻猫、病院にいく-3 その数カ月後、トトは発情期を迎え、夫と相談した結果、不妊手術をしようと決めた。そうしてふたたび、トトを病院に連れていくことになった。 キャリーバッグに入れて外に出る。トトは鳴かないが、どこにいくのか理解しているのか、病院が近づくとぺったりとキャリーバッグの床にはりついて、気配を消している。だいじょうぶ、だいじょうぶとまたささやきながら歩く。猫に言葉が通じたらいいのになあと真剣に思う。いやがる子どもを病院に連れていく親というのはこんなにつらい気持ちなのか、いや、もっともっとつらいに違いないと、そんなことをはじめて思ったりする。 病院について名を呼ばれ、診察室に入る。診察台にのせると、先生に背を向け、ぴったりとおなかを台にくっつけて微動だにしない。先生がやさしく話しかけながら撫でると、先生にでもなく、私たちにでもなく、壁に向かって、ちいさなちいさな声で「シャー」と言った。 ええっ。これ、今の、トト、怒ったのか。ほかの猫が「シャーッ」と怒るのを見たことはあったけれど、トトの「シャー」を見たことがなかった。トトでも怒るのか。しかしなぜ壁に向かって、そんなちいさな声で! 先生も「なんてちいさいシャーなの!」と、思わず笑い出している。 さてこの日、トトは不妊手術を受け、はじめて病院に一泊することになった。トトがきてまだ一年もたっていないし、トトはめったに鳴かず音をたてることもないのに、トトのいない家は不気味なくらい静かだった。その不気味に静かな家で、私と夫は、うちにきたのがトトでよかった、本当によかった、運動神経が鈍くて心臓が悪くてスポイトを隠したりして、あんなにちいさな声で怒るあの猫で本当によかったと、まったく阿呆のようにくりかえしくりかえし話したのである。
这本书联合朗读的另一位主播小姐姐~yuki筱寻猫、病院にいく-3 その数カ月後、トトは発情期を迎え、夫と相談した結果、不妊手術をしようと決めた。そうしてふたたび、トトを病院に連れていくことになった。 キャリーバッグに入れて外に出る。トトは鳴かないが、どこにいくのか理解しているのか、病院が近づくとぺったりとキャリーバッグの床にはりついて、気配を消している。だいじょうぶ、だいじょうぶとまたささやきながら歩く。猫に言葉が通じたらいいのになあと真剣に思う。いやがる子どもを病院に連れていく親というのはこんなにつらい気持ちなのか、いや、もっともっとつらいに違いないと、そんなことをはじめて思ったりする。 病院について名を呼ばれ、診察室に入る。診察台にのせると、先生に背を向け、ぴったりとおなかを台にくっつけて微動だにしない。先生がやさしく話しかけながら撫でると、先生にでもなく、私たちにでもなく、壁に向かって、ちいさなちいさな声で「シャー」と言った。 ええっ。これ、今の、トト、怒ったのか。ほかの猫が「シャーッ」と怒るのを見たことはあったけれど、トトの「シャー」を見たことがなかった。トトでも怒るのか。しかしなぜ壁に向かって、そんなちいさな声で! 先生も「なんてちいさいシャーなの!」と、思わず笑い出している。 さてこの日、トトは不妊手術を受け、はじめて病院に一泊することになった。トトがきてまだ一年もたっていないし、トトはめったに鳴かず音をたてることもないのに、トトのいない家は不気味なくらい静かだった。その不気味に静かな家で、私と夫は、うちにきたのがトトでよかった、本当によかった、運動神経が鈍くて心臓が悪くてスポイトを隠したりして、あんなにちいさな声で怒るあの猫で本当によかったと、まったく阿呆のようにくりかえしくりかえし話したのである。
这本书联合朗读的另一位主播小姐姐~yuki筱寻さて、処方された薬であるが、三種類ある。ひとつは粉末を水で溶き、スポイトで飲ませるもの。もうひとつも粉末だが、こちらは少量の水で丸め、猫の口にぽんと入れるもの。三つめは錠剤で、砕いてごはんにまぜる。その日から、教わったとおりのやりかたでトトに薬を飲ませることになった。 トトはじつにおとなしい、聞き分けのよい猫で、薬もいやがることなくちゃんと飲んだ。この子はえらい、本当にえらい、ひいき目でな たたくてえらいと夫とともに褒め称えずにはいられなかった。 薬を飲ませるためのスポイトは台所に置いておくのだが、二、三日ですぐなくなる。あれ、どこかに置き忘れたかなと新しいものを出して使う。またなくなる。もしかして、トトがおもちゃと勘違いして遊んでいるのかなと、あたりをさがしてみるが見当たらない。そうしてある日、私は見つけるのである。なくなったスポイトたちを! トトのトイレのうしろには小型のステンレスの物置棚があるのだが、掃除のためにこの物置棚をどかしたところ、なんとスポイトが三つ、きれいに並んでいるではないか。トトがせっせと隠していたのである。ううむ、トトよ。あんなにおとなしく薬を飲んでいたけれど、じつはいやだったのだねえ。 しかし薬よりもかわいそうなのは、トトの大好きな激しい遊びをしてあげられないことである。もう少し年をとればおとなしくなるのだろうけれど、まだ一歳、遊びたいさかりのはず。しかも、運動神経が鈍いながら、跳んだり、走ったりするのが大好きなのだ。ボールをくわえて持ってきてぽとりと落とし、ニャオワーン、と鳴かれると、胸がふさがる思いだった。猫無知の私はひたすら途方に暮れて、がまんしようねと言って聞かせるだけ。するとやはりトトを不憫に思った夫が、さまざまなおもちゃを独自に作りはじめた。さすがに猫歴が長いだけあって、動きまわらずとも猫が夢中になる遊びを知り尽くしているのである。切ったストローを糸で結んだもの。ギターのピックの中央に穴を開け糸を通したもの。ボール紙を丸めて懐中電灯に巻きつけたもの(部屋を暗くし、細い先端から出る光を壁にあてる)。 そのへんにあるものでじつに多様なおもちゃを作りちいさなスペースで遊んでいる。にゃるほど、走らなくとも、跳ばなくとも、いかようにも遊べるわけか。数週間すると、トトはスポイトを隠すこともしなくなった。薬もいやがらずおとなしく飲んでいる。何かのきっかけでトトが猛然と走り出したときは、部屋のドアを閉めて走る距離を短くし、ほかの興味を引くような遊びをする。私たちもトトも慣れた。
这本书联合朗读的另一位主播小姐姐~yuki筱寻さて、処方された薬であるが、三種類ある。ひとつは粉末を水で溶き、スポイトで飲ませるもの。もうひとつも粉末だが、こちらは少量の水で丸め、猫の口にぽんと入れるもの。三つめは錠剤で、砕いてごはんにまぜる。その日から、教わったとおりのやりかたでトトに薬を飲ませることになった。 トトはじつにおとなしい、聞き分けのよい猫で、薬もいやがることなくちゃんと飲んだ。この子はえらい、本当にえらい、ひいき目でな たたくてえらいと夫とともに褒め称えずにはいられなかった。 薬を飲ませるためのスポイトは台所に置いておくのだが、二、三日ですぐなくなる。あれ、どこかに置き忘れたかなと新しいものを出して使う。またなくなる。もしかして、トトがおもちゃと勘違いして遊んでいるのかなと、あたりをさがしてみるが見当たらない。そうしてある日、私は見つけるのである。なくなったスポイトたちを! トトのトイレのうしろには小型のステンレスの物置棚があるのだが、掃除のためにこの物置棚をどかしたところ、なんとスポイトが三つ、きれいに並んでいるではないか。トトがせっせと隠していたのである。ううむ、トトよ。あんなにおとなしく薬を飲んでいたけれど、じつはいやだったのだねえ。 しかし薬よりもかわいそうなのは、トトの大好きな激しい遊びをしてあげられないことである。もう少し年をとればおとなしくなるのだろうけれど、まだ一歳、遊びたいさかりのはず。しかも、運動神経が鈍いながら、跳んだり、走ったりするのが大好きなのだ。ボールをくわえて持ってきてぽとりと落とし、ニャオワーン、と鳴かれると、胸がふさがる思いだった。猫無知の私はひたすら途方に暮れて、がまんしようねと言って聞かせるだけ。するとやはりトトを不憫に思った夫が、さまざまなおもちゃを独自に作りはじめた。さすがに猫歴が長いだけあって、動きまわらずとも猫が夢中になる遊びを知り尽くしているのである。切ったストローを糸で結んだもの。ギターのピックの中央に穴を開け糸を通したもの。ボール紙を丸めて懐中電灯に巻きつけたもの(部屋を暗くし、細い先端から出る光を壁にあてる)。 そのへんにあるものでじつに多様なおもちゃを作りちいさなスペースで遊んでいる。にゃるほど、走らなくとも、跳ばなくとも、いかようにも遊べるわけか。数週間すると、トトはスポイトを隠すこともしなくなった。薬もいやがらずおとなしく飲んでいる。何かのきっかけでトトが猛然と走り出したときは、部屋のドアを閉めて走る距離を短くし、ほかの興味を引くような遊びをする。私たちもトトも慣れた。
这本书联合朗读的另一位主播小姐姐~yuki筱寻猫、病院にいく-1しかし、猫がこんなにも遊び好きな生きものだとは思わなかった。猫無知の私のイメージでは、つーんとすまして座っているか、寝ているか、それが猫の常態だった。しかしトトは遊ぶ遊ぶ。しかも、激しく遊びたくて仕方がないらしい。跳んだり、走ったり、ということが、したくてしたくてたまらなそうなのである。ボールを投げるとくわえて持ってきて、もっとやってとせがむ。投ひもげてやるとまた持ってくる。終わりがない。紐状のもので遊ぶと、ぽーんとジャンプする。驚くほど高く跳ぶ。そのくせ、運動神経が鈍いものだから、壁に顔から突っ込んだり、高いところから落ちたりしている。危なっかしくて仕方ないが、猫自身は打っても落ちてもぶつかっても、照れることもなく恥じることもなく、何ごともなかったかのように「遊んで」をくりかえしている。タフだなあ。ところがトトが我が家にやってきて、半年ほどたったある日。要求されるままさんざん遊んでいると、トトは口を開けてはーはーと息をしている。へえー、犬だけじゃないんだ、猫もこんなふうにするんだなあと、猫無知の私は軽く考えていた。猫歴の長い夫も、「めずらしいけど、トトはそもそもいろんなことがほかの猫と違うしなあ……」とトトのその奇妙な呼吸法をどう考えていいのか、わかりかねている様子だった。トトのおにいちゃん、元ごーちゃんの飼い主である編集者氏に、元きごーちゃんもそんなふうに呼吸する? と訊いてみると、しない、とのこと。加えて、念のためお医者さんに連れていったほうがいいとアドバイスをもらった。そんなわけで、はじめてトトを動物病院に連れていくことになったのである。病院は、いろいろ考えた末、もっとも近くにある動物病院に決めた。トトの外出は、うちにやってきたときに次いで二度目。キャリーバッグに入れて、おそるおそる外に出る。駅前を通り過ぎる。うちにきたときはまったく鳴かなかったのにトトはニャアニャアと鳴いている。だいじょうぶ、だいじょうぶと言って聞かせながらそろそろ歩く。無事たどり着き、検査を受けることになった。血液検査のための注射をするとき、女性の院長先生が「ときどきびっくりしてすごく大きな声を出す猫ちゃんがいるんです。この子が叫んでも驚かないでくださいね」と前置きして、注射を打った。なんと先生の言葉どおりトトは聞いたこともない大声で「ンニャーッ」と鳴いた。検査の結果、トトはふつうの猫よりも心臓が大きいことがわかった。トトはアメリカン・ショートヘアという猫種だが、この種には多いらしい。血液がどろどろになりやすく、最悪の場合は血栓ができ、発作を起こす。心臓がちいさくなることはないけれど、激しい遊びはさせない、太らせないようにすることで、発作は防ぐことができる。毎日飲ませる薬を処方してもらい、はじめてそこが東洋医学の病院だと知った。薬は漢方薬である。じつは私は、トトを病院に連れていくまで、ペットがいつか確実にいなくなると、ちゃんと考えたことがなかった。もちろん頭ではわかっている。動物の寿命は人間よりうんと短い。でも、実感がなかった。理解していなかった。心臓のことについて説明を受けたとき、不覚にも私はその場で泣いた。泣くつもりはまったくなく、いい年をしてみっともないとわかっているのに、勝手に水滴が目から落ちてくるのである。先生はさぞやぎょっとしただろうに、心臓が悪くても長生きする猫はたくさんいますよ、と言ってくれた。病気も、おうちも、飼い猫は自分で選んで生まれてくるんだと私は思いますよ、とも。説明を受けて病院から帰る道々、幾人もの友人の顔が思い浮かんだ。犬や猫を飼った経験があり、今も飼っている人たちである。あの人も、あの人も、あの人もだいじな生きもののいのちを見送ってきたのだと、はじめて気づいたのである。ともに暮らしてきたちいさな生きものが病気になって、でも会社や学校にいって、それでお別れがあって、きっと泣いて泣いて泣いて、でもやっぱり学校や会社があって、休めなくて、友だちとがんばって笑って話して、帰ってきっとまた泣いて泣いて泣いたんだろう。そうしてみんな大人になって、また、あらたに生きものを迎え入れてともに暮らしているんだろう。すごいな。いや、ほんと、すごいなあ。私は心から思った。
这本书联合朗读的另一位主播小姐姐~yuki筱寻猫、病院にいく-1しかし、猫がこんなにも遊び好きな生きものだとは思わなかった。猫無知の私のイメージでは、つーんとすまして座っているか、寝ているか、それが猫の常態だった。しかしトトは遊ぶ遊ぶ。しかも、激しく遊びたくて仕方がないらしい。跳んだり、走ったり、ということが、したくてしたくてたまらなそうなのである。ボールを投げるとくわえて持ってきて、もっとやってとせがむ。投ひもげてやるとまた持ってくる。終わりがない。紐状のもので遊ぶと、ぽーんとジャンプする。驚くほど高く跳ぶ。そのくせ、運動神経が鈍いものだから、壁に顔から突っ込んだり、高いところから落ちたりしている。危なっかしくて仕方ないが、猫自身は打っても落ちてもぶつかっても、照れることもなく恥じることもなく、何ごともなかったかのように「遊んで」をくりかえしている。タフだなあ。ところがトトが我が家にやってきて、半年ほどたったある日。要求されるままさんざん遊んでいると、トトは口を開けてはーはーと息をしている。へえー、犬だけじゃないんだ、猫もこんなふうにするんだなあと、猫無知の私は軽く考えていた。猫歴の長い夫も、「めずらしいけど、トトはそもそもいろんなことがほかの猫と違うしなあ……」とトトのその奇妙な呼吸法をどう考えていいのか、わかりかねている様子だった。トトのおにいちゃん、元ごーちゃんの飼い主である編集者氏に、元きごーちゃんもそんなふうに呼吸する? と訊いてみると、しない、とのこと。加えて、念のためお医者さんに連れていったほうがいいとアドバイスをもらった。そんなわけで、はじめてトトを動物病院に連れていくことになったのである。病院は、いろいろ考えた末、もっとも近くにある動物病院に決めた。トトの外出は、うちにやってきたときに次いで二度目。キャリーバッグに入れて、おそるおそる外に出る。駅前を通り過ぎる。うちにきたときはまったく鳴かなかったのにトトはニャアニャアと鳴いている。だいじょうぶ、だいじょうぶと言って聞かせながらそろそろ歩く。無事たどり着き、検査を受けることになった。血液検査のための注射をするとき、女性の院長先生が「ときどきびっくりしてすごく大きな声を出す猫ちゃんがいるんです。この子が叫んでも驚かないでくださいね」と前置きして、注射を打った。なんと先生の言葉どおりトトは聞いたこともない大声で「ンニャーッ」と鳴いた。検査の結果、トトはふつうの猫よりも心臓が大きいことがわかった。トトはアメリカン・ショートヘアという猫種だが、この種には多いらしい。血液がどろどろになりやすく、最悪の場合は血栓ができ、発作を起こす。心臓がちいさくなることはないけれど、激しい遊びはさせない、太らせないようにすることで、発作は防ぐことができる。毎日飲ませる薬を処方してもらい、はじめてそこが東洋医学の病院だと知った。薬は漢方薬である。じつは私は、トトを病院に連れていくまで、ペットがいつか確実にいなくなると、ちゃんと考えたことがなかった。もちろん頭ではわかっている。動物の寿命は人間よりうんと短い。でも、実感がなかった。理解していなかった。心臓のことについて説明を受けたとき、不覚にも私はその場で泣いた。泣くつもりはまったくなく、いい年をしてみっともないとわかっているのに、勝手に水滴が目から落ちてくるのである。先生はさぞやぎょっとしただろうに、心臓が悪くても長生きする猫はたくさんいますよ、と言ってくれた。病気も、おうちも、飼い猫は自分で選んで生まれてくるんだと私は思いますよ、とも。説明を受けて病院から帰る道々、幾人もの友人の顔が思い浮かんだ。犬や猫を飼った経験があり、今も飼っている人たちである。あの人も、あの人も、あの人もだいじな生きもののいのちを見送ってきたのだと、はじめて気づいたのである。ともに暮らしてきたちいさな生きものが病気になって、でも会社や学校にいって、それでお別れがあって、きっと泣いて泣いて泣いて、でもやっぱり学校や会社があって、休めなくて、友だちとがんばって笑って話して、帰ってきっとまた泣いて泣いて泣いたんだろう。そうしてみんな大人になって、また、あらたに生きものを迎え入れてともに暮らしているんだろう。すごいな。いや、ほんと、すごいなあ。私は心から思った。
トトがきていちばん驚いたのは、足音がまったくしないこと。そんなことも知らなかった。台所で作業をしていて、ふり返るとちいこいのが座っている。踏みそうになったことも何度か。猫とはこんなにもの音をさせずに歩くのか。よく鈴をつけている猫がいるが、あれはもしや、飼い主がびっくりしたり踏んづけたりしないためにつけているのだろうか。それから猫が遊ぶことにも驚いた。ボールを投げると追いかける。紐状のものをうごかすと追いかける。走る。ジャンプする。ええっ! と声が出るくらい高くジャンプする。投げたボールをくわえて足元に持ってきたときは「ええっ」と驚きのあまり声が出た。ぽとりと床に落として、こちらをちらりと見てから目線を外す。投げてあげると、またそれをくわえて持ってくる。そういうことは犬の専売特許で、猫がやるとは思わなかった。そして猫の運動神経のなさにも驚かざるを得なかった。トトはボールを追いかけて走り、そのまま壁にどーんと顔から突っ込むのである。夢中で走ってカーブを曲がろうとして、キュキュキュッと体育館で運動靴が鳴るような音をたてて方向転換したものの、間に合わず、横っ腹もまた壁に打ちつけたりしている。夜はよく私の隣にきて寝ているのだが、あるとき、寝返りを打ったトトがそのまま床に落ちるのを目撃してしまった。しかも両前脚で空をかきながら落ちていったのである。テーブルで寝ていて同じように落ちたこともある。私たちのほうが先に気づいて、落ちる寸前で支えたことも。猫はもっと俊敏な生きものだとばかり思っていた。「猫って意外に運動神経が鈍いんだねえ」とその驚きを口にすると、「いや、それはトトだけだよ……」というのが、猫歴の長い夫の答えであった。そうなのか。前脚で空をかきながらベッドから落ち、背をしたたかに打ちつける猫は、決して一般的とはいわないのか……。トトはつまるところ、私の人生にはじめてかかわった猫なのである。
トトがきていちばん驚いたのは、足音がまったくしないこと。そんなことも知らなかった。台所で作業をしていて、ふり返るとちいこいのが座っている。踏みそうになったことも何度か。猫とはこんなにもの音をさせずに歩くのか。よく鈴をつけている猫がいるが、あれはもしや、飼い主がびっくりしたり踏んづけたりしないためにつけているのだろうか。それから猫が遊ぶことにも驚いた。ボールを投げると追いかける。紐状のものをうごかすと追いかける。走る。ジャンプする。ええっ! と声が出るくらい高くジャンプする。投げたボールをくわえて足元に持ってきたときは「ええっ」と驚きのあまり声が出た。ぽとりと床に落として、こちらをちらりと見てから目線を外す。投げてあげると、またそれをくわえて持ってくる。そういうことは犬の専売特許で、猫がやるとは思わなかった。そして猫の運動神経のなさにも驚かざるを得なかった。トトはボールを追いかけて走り、そのまま壁にどーんと顔から突っ込むのである。夢中で走ってカーブを曲がろうとして、キュキュキュッと体育館で運動靴が鳴るような音をたてて方向転換したものの、間に合わず、横っ腹もまた壁に打ちつけたりしている。夜はよく私の隣にきて寝ているのだが、あるとき、寝返りを打ったトトがそのまま床に落ちるのを目撃してしまった。しかも両前脚で空をかきながら落ちていったのである。テーブルで寝ていて同じように落ちたこともある。私たちのほうが先に気づいて、落ちる寸前で支えたことも。猫はもっと俊敏な生きものだとばかり思っていた。「猫って意外に運動神経が鈍いんだねえ」とその驚きを口にすると、「いや、それはトトだけだよ……」というのが、猫歴の長い夫の答えであった。そうなのか。前脚で空をかきながらベッドから落ち、背をしたたかに打ちつける猫は、決して一般的とはいわないのか……。トトはつまるところ、私の人生にはじめてかかわった猫なのである。
夜道をバス停に向けて歩きながら、トトちゃん、と呼んでみる。ちいさな猫は大きすぎるキャリーバッグのなかでちんまりとうずくまり、鳴かない。トトちゃん。トトちゃん。交互に呼びながらバスに乗った。バスが揺れたとき、一言だけ、ニャア、と鳴いたが、あとはずーっと黙っている。うちに着き、キャリーバッグから猫を出す。三カ月で、赤ちゃん猫、というほどにはちいさくないが、それでも子猫である。夫がトイレに連れていくと、しゃー、とおしっこをして、ぽてぽてと歩き、台所におとなしく座る。なんて静かな猫なんだろうと、どぎまぎしながら私はその姿に見入る。膝にのせると、体を丸めて、ちいさなちいさな頭を私の手の甲にぽとりと落とし、眠るではないか。今までゆきずりの猫しかさわったことのない私は、感動のあまり泣きそうになった。なんてかわいいのだ。ああ、なんて、なんて、なんて。その日、猫は私の枕に頭を置いて寝た。目を開けると猫がいる。いちいち驚く。猫が枕に頭をのせて眠ることにも驚いたが、猫がいること自体にも驚くのである。明くる朝、トトはずっと前からそうしていたようにごはんを食べて水を飲んだ。夫と私は自由業だが、仕事場は自宅とはべつの場所にある。置いていってだいじょうぶかな、と心配しつつも玄関を出ると、昨日あんなに鳴かなかったトトが、にゃあああ、にゃあああとせつなそうに鳴いている。玄関の戸の外で私たちは泣きそうな顔を見合わせた。どうしよう。出かけるのよそうか。でも仕事が。しばらく言い合って、「う」とこらえてそのまま出かけた。結局、その日は夫が早く仕事を切り上げて家に帰った。しかしながら二、三日たつと、トトは私たちが出かける際に玄関まで出てせつなそうに鳴くこともなく、いってくるねと撫でさすっても「ふーん」みたいな無関心な顔つきをするようになった。トトはものすごく自然に我が家の猫になった。もっと躊躇とか、戸惑いとか、ないのだろうかとこちらが心配になるくらいである。そして私は、猫という生きものにいちいち驚かされることになる。
夜道をバス停に向けて歩きながら、トトちゃん、と呼んでみる。ちいさな猫は大きすぎるキャリーバッグのなかでちんまりとうずくまり、鳴かない。トトちゃん。トトちゃん。交互に呼びながらバスに乗った。バスが揺れたとき、一言だけ、ニャア、と鳴いたが、あとはずーっと黙っている。うちに着き、キャリーバッグから猫を出す。三カ月で、赤ちゃん猫、というほどにはちいさくないが、それでも子猫である。夫がトイレに連れていくと、しゃー、とおしっこをして、ぽてぽてと歩き、台所におとなしく座る。なんて静かな猫なんだろうと、どぎまぎしながら私はその姿に見入る。膝にのせると、体を丸めて、ちいさなちいさな頭を私の手の甲にぽとりと落とし、眠るではないか。今までゆきずりの猫しかさわったことのない私は、感動のあまり泣きそうになった。なんてかわいいのだ。ああ、なんて、なんて、なんて。その日、猫は私の枕に頭を置いて寝た。目を開けると猫がいる。いちいち驚く。猫が枕に頭をのせて眠ることにも驚いたが、猫がいること自体にも驚くのである。明くる朝、トトはずっと前からそうしていたようにごはんを食べて水を飲んだ。夫と私は自由業だが、仕事場は自宅とはべつの場所にある。置いていってだいじょうぶかな、と心配しつつも玄関を出ると、昨日あんなに鳴かなかったトトが、にゃあああ、にゃあああとせつなそうに鳴いている。玄関の戸の外で私たちは泣きそうな顔を見合わせた。どうしよう。出かけるのよそうか。でも仕事が。しばらく言い合って、「う」とこらえてそのまま出かけた。結局、その日は夫が早く仕事を切り上げて家に帰った。しかしながら二、三日たつと、トトは私たちが出かける際に玄関まで出てせつなそうに鳴くこともなく、いってくるねと撫でさすっても「ふーん」みたいな無関心な顔つきをするようになった。トトはものすごく自然に我が家の猫になった。もっと躊躇とか、戸惑いとか、ないのだろうかとこちらが心配になるくらいである。そして私は、猫という生きものにいちいち驚かされることになる。
しかしながらこのとき、心の隅で、でもうちに猫はこないだろうとなんとなく思っていた。猫が一回のお産で何匹産むのかわからないけれど、まさか七匹も産まないだろう。七番目はないだろう。なんとなく、自分は猫と縁がないような予感がしたのである。 あるとき西原さんのブログに、おかあさん猫が四匹産んだと書いてあった。ほらやっぱり、四番目の人までだ、と思った。ところがその後、またおかあさん猫が妊娠したと書かれている。私は毎日毎日しつこいくらい西原さんのブログをチェックした。 二〇一〇年一月六日。おかあさん猫が出産に入ったと西原さんのブログに書かれてあるのを見たときは、ウキャーと叫んだ。このときの お産はたいへんで、なかなか出てこず、最後はおかあさん猫は病院で出産したのだ。その数、三匹。 七匹目がいる! ってことは!! 生まれた三匹は、それぞれ、ごーちゃん(雄)、ろくちゃん(雄)、ななちゃん(雌)と仮の名前がつけられ、しばらくのあいだ両親猫と暮らすことになった。西原さんはななちゃんのショットを携帯メールで送ってくれて、それを私と夫は舌なめずりをせんばかりにして眺めていた。ななちゃんがくるまえに決めようと、名前案を出し合った。四つ案が出て、結果、夫の考えた「トト」に決定。意味はなく、音の響きがかわいいから、というのが夫の弁。ごーちゃんはちゃんたくんと名を変えて編集者のご夫婦のもとへ、ろくちゃんはろくちゃんのまま作家の白川道さんのお宅へと引き取られていった。最後まで残って、おかあさん猫の乳を吸っていたのがななちゃんである。私にちょうど三週間の出張が入り、なかなか引き取りにいけなかったのだ。旅から帰って、まず猫グッズを買いにいった。何しろ猫を飼ったことがない、最初に何が必要なのかもわからない。夫があれこれ選んでいくのをただ眺めるのみ。食器。ふーん。トイレ。ふーん。トイレの砂。ふーん。猫缶? カリカリ? 爪研ぎ。ほうー。キャリーバッグ。なるほど、これに入れて西原さん宅から連れてくるのか。そして四月十九日、私と夫は西原さん宅を訪れた。みんなで群れている猫たちを見ると、一匹連れ帰るのがものすごく申し訳ない気持ちになる。西原さんのお嬢さんにごはんの量や種類を教わり、いちばんちっこい猫をキャリーバッグに入れる。お嬢さんが、ななちゃんが好きだったおもちゃ、と言って黄色いちいさいボールを入れてくれた。
犬が好きか猫が好きかと訊かれるたび、毎回、犬と答えてきた。飼ったことはないのに私は犬が好きで、見るたび近づき、さわれそうならばすかさず さわった。猫が嫌いだったわけではない。むしろ好きだ。けれど猫はつれなくて犬は人なつこい。ときどき、スーパーマーケットの入り口でつながれ、店内を凝視して飼い主を待つ犬を見かけると、その姿のあまりのいとしさに髪をかきむしりたくなった。猫はそんなことはしない。犬の、あのシンプルで過剰な愛情を、私はより好きだった。道で、外飼いされている猫や、野良猫がいれば、近寄って、さわらせてくれる猫は犬と同様さわらせてもらってはいた。さわらせてくれる猫のいる道を覚えて、わざわざそこを通り、猫を思うさまな撫でさすっていたこともある。でもそれは、なんというか代替行為だった。本音(ほん‐ね)は犬をそのようにしたいのだった。犬を飼うことを夢想したことは何度もある。今まで一度も飼ったことがないので、即行動に移せない。でもいつか、と思っていた。そう、うちにくるとしたら犬であって猫ではなかろうと、薄ぼんやりと思っていた。二〇〇八年のことだ。漫画家の西原理恵子さんに仕事で会えることになった。私は二十代はじめのときから西原さんの大ファンである。緊張で卒倒しそうになりながらその場に向かい、仕事を終えて、編集者の方も交えて飲むことになった。西原さんのお宅では猫を飼っているという。雄雌二匹。ソラモーかわいいのだと言う。ソラモーかわいいだろうなあと思いながら話を聞いていると、「うちの猫が子ども産んだら、ほしい?」と突然西原さんが訊く。 へっ、と思いながらも「ほしいです!」と答えていた。ほしいか、ほしくないか、と言われれば、ほしい。しかも夫は幼少時から猫を飼っていたという大の猫好きである。「じゃあ、あげる」と西原さんは言った。六人子猫を待っている人がいるから、七番目ね。とのことであった。なんというか、私が漫画で見知っていたのとまったくおなじに豪快な人だなあ。
しかしながらこのとき、心の隅で、でもうちに猫はこないだろうとなんとなく思っていた。猫が一回のお産で何匹産むのかわからないけれど、まさか七匹も産まないだろう。七番目はないだろう。なんとなく、自分は猫と縁がないような予感がしたのである。 あるとき西原さんのブログに、おかあさん猫が四匹産んだと書いてあった。ほらやっぱり、四番目の人までだ、と思った。ところがその後、またおかあさん猫が妊娠したと書かれている。私は毎日毎日しつこいくらい西原さんのブログをチェックした。 二〇一〇年一月六日。おかあさん猫が出産に入ったと西原さんのブログに書かれてあるのを見たときは、ウキャーと叫んだ。このときの お産はたいへんで、なかなか出てこず、最後はおかあさん猫は病院で出産したのだ。その数、三匹。 七匹目がいる! ってことは!! 生まれた三匹は、それぞれ、ごーちゃん(雄)、ろくちゃん(雄)、ななちゃん(雌)と仮の名前がつけられ、しばらくのあいだ両親猫と暮らすことになった。西原さんはななちゃんのショットを携帯メールで送ってくれて、それを私と夫は舌なめずりをせんばかりにして眺めていた。ななちゃんがくるまえに決めようと、名前案を出し合った。四つ案が出て、結果、夫の考えた「トト」に決定。意味はなく、音の響きがかわいいから、というのが夫の弁。ごーちゃんはちゃんたくんと名を変えて編集者のご夫婦のもとへ、ろくちゃんはろくちゃんのまま作家の白川道さんのお宅へと引き取られていった。最後まで残って、おかあさん猫の乳を吸っていたのがななちゃんである。私にちょうど三週間の出張が入り、なかなか引き取りにいけなかったのだ。旅から帰って、まず猫グッズを買いにいった。何しろ猫を飼ったことがない、最初に何が必要なのかもわからない。夫があれこれ選んでいくのをただ眺めるのみ。食器。ふーん。トイレ。ふーん。トイレの砂。ふーん。猫缶? カリカリ? 爪研ぎ。ほうー。キャリーバッグ。なるほど、これに入れて西原さん宅から連れてくるのか。そして四月十九日、私と夫は西原さん宅を訪れた。みんなで群れている猫たちを見ると、一匹連れ帰るのがものすごく申し訳ない気持ちになる。西原さんのお嬢さんにごはんの量や種類を教わり、いちばんちっこい猫をキャリーバッグに入れる。お嬢さんが、ななちゃんが好きだったおもちゃ、と言って黄色いちいさいボールを入れてくれた。
犬が好きか猫が好きかと訊かれるたび、毎回、犬と答えてきた。飼ったことはないのに私は犬が好きで、見るたび近づき、さわれそうならばすかさず さわった。猫が嫌いだったわけではない。むしろ好きだ。けれど猫はつれなくて犬は人なつこい。ときどき、スーパーマーケットの入り口でつながれ、店内を凝視して飼い主を待つ犬を見かけると、その姿のあまりのいとしさに髪をかきむしりたくなった。猫はそんなことはしない。犬の、あのシンプルで過剰な愛情を、私はより好きだった。道で、外飼いされている猫や、野良猫がいれば、近寄って、さわらせてくれる猫は犬と同様さわらせてもらってはいた。さわらせてくれる猫のいる道を覚えて、わざわざそこを通り、猫を思うさまな撫でさすっていたこともある。でもそれは、なんというか代替行為だった。本音(ほん‐ね)は犬をそのようにしたいのだった。犬を飼うことを夢想したことは何度もある。今まで一度も飼ったことがないので、即行動に移せない。でもいつか、と思っていた。そう、うちにくるとしたら犬であって猫ではなかろうと、薄ぼんやりと思っていた。二〇〇八年のことだ。漫画家の西原理恵子さんに仕事で会えることになった。私は二十代はじめのときから西原さんの大ファンである。緊張で卒倒しそうになりながらその場に向かい、仕事を終えて、編集者の方も交えて飲むことになった。西原さんのお宅では猫を飼っているという。雄雌二匹。ソラモーかわいいのだと言う。ソラモーかわいいだろうなあと思いながら話を聞いていると、「うちの猫が子ども産んだら、ほしい?」と突然西原さんが訊く。 へっ、と思いながらも「ほしいです!」と答えていた。ほしいか、ほしくないか、と言われれば、ほしい。しかも夫は幼少時から猫を飼っていたという大の猫好きである。「じゃあ、あげる」と西原さんは言った。六人子猫を待っている人がいるから、七番目ね。とのことであった。なんというか、私が漫画で見知っていたのとまったくおなじに豪快な人だなあ。
很久很久之后我们才发现,曾经苦涩的事情犹如一杯浓浓的抹茶,最终会经过时间的发酵,留下甘甜的余味。我的影集里有一张照片,流星雨的背景下一个少女的背影稍显寂寞。这个女生就是今天故事的主角,小北。 用温暖的声音分享感动,这里是BeYourself 网络电台,今天我想跟你分享一个有关成长的故事。 我的中学同桌,是一个喜欢星星的少女。有一年,一场大规模的流星雨来临,凌晨时分,我俩悄悄溜出来,广场上的人们三五成群,十分钟后,一道道的流星拖着小尾巴滑过天际,我的同桌小北兴奋得大喊,哇,流星雨,不远处的男生歪头看着她说,同学,你找我有事吗? 这就是小北与星宇最初的相遇,喜欢星星的小北姑娘在一个满是流星雨的凌晨邂逅了一个名为刘星宇的男生。 ・・・・・・ 时隔多年之后,小北终于如愿以偿的和星宇在一起了,好像回到了中学时光,俩个人有聊不完的话题,所有的人都觉得他们一定会永远幸福。尽管木讷的理科生星宇,不会在生日制造惊喜,也不会用甜言蜜语安慰偶尔低沉的小北,更读不懂小北有时莫名其妙的小情绪。小北偶尔也会觉得委屈,也会沮丧,可是想到下班之后,能看到星宇浅浅的笑容,温暖的臂弯,又会笑笑说,算了,反正他就是天生被动嘛。小北时常会幻想他和星宇以后的生活,最好的生活就是,一家人,一只狗,一只猫。最后开口提结婚的人,没准会是我,小北假装生气地对我说,不过无所谓,谁叫我喜欢他呢。不如在下个秋天我来求婚好了,做一个跟男朋友求婚的女生,是不是也很酷。 ・・・・・・ 我时常会问自己,究竟什么才是成长,字典里对成长的定义是事物走向成熟,摆脱稚嫩的过程。每一个人的故事,每一部电影,最终好像都能用成长来做总结,当你不在为过去执著是成长,当你开始享受新的生活,也是成长。终会有一天,你与过去的自己在熟悉的街角相遇,挥手告别,踏入下一段成长。 从此我的影集里又多了一张照片,身穿一身深蓝色礼服,点缀着亮晶晶的碎钻,犹如夜空中的星星一闪一闪,一脸幸福的小北微笑着看着远方。 愿你在成长的路上,终会成为幸福的模样,这里是BeYourself网络电台,用温暖的声音分享感动,我是小寻,我们下个故事,再见。
这么多年,依旧还能记得,初中坐在我身后的那个女生,低头抄书的样子。高傲的她,聪明的她,脚踏实地的她,这么多年从未从我的心中消失过。
这么多年,依旧还能记得,初中坐在我身后的那个女生,低头抄书的样子。高傲的她,聪明的她,脚踏实地的她,这么多年从未从我的心中消失过。
首先,请原谅我中途舌头打结……很多人都会跟我说…翻你的好友圈,十条里年八条吃的,其中有七条是早点。对,请记住,我的早餐叫早点。虽然远离家乡十万八千里我没有办法出门打个老豆腐滩个煎饼果子,但是我会在清晨五点起床,蹦起来直冲厨房,开始我的早点准备时间。在需要去工厂六点半就要出门的研休日子里,我不惜四点半起!当然,除了做早点还有其他清晨。需要完成的任务被我设定在了清晨。前一段有句很火的鸡汤 叫科比说你见过洛杉矶凌晨四点的天空吗?我没见过,但我见过凌晨四点半的厨房,从冰箱里取出的牛油果配三文鱼,纳豆拌米饭,煎鱼和沙拉………黑白星球里黄执中有个本领就是用吃记住每件事的细节,谈起某个人他可能不记得但是说到他们一起吃过什么,他立刻能从记忆存储中调出那段回忆。我没有他那么厉害的厉害功能,但是我用早点记录过来了我在日本的生活。你可以关注Beyourself网络电台的微信公众号:BeYourself 监督我的早点还有二喵的甜点~我是Beyourself的猫,谢谢你的收听。
首先,请原谅我中途舌头打结……很多人都会跟我说…翻你的好友圈,十条里年八条吃的,其中有七条是早点。对,请记住,我的早餐叫早点。虽然远离家乡十万八千里我没有办法出门打个老豆腐滩个煎饼果子,但是我会在清晨五点起床,蹦起来直冲厨房,开始我的早点准备时间。在需要去工厂六点半就要出门的研休日子里,我不惜四点半起!当然,除了做早点还有其他清晨。需要完成的任务被我设定在了清晨。前一段有句很火的鸡汤 叫科比说你见过洛杉矶凌晨四点的天空吗?我没见过,但我见过凌晨四点半的厨房,从冰箱里取出的牛油果配三文鱼,纳豆拌米饭,煎鱼和沙拉………黑白星球里黄执中有个本领就是用吃记住每件事的细节,谈起某个人他可能不记得但是说到他们一起吃过什么,他立刻能从记忆存储中调出那段回忆。我没有他那么厉害的厉害功能,但是我用早点记录过来了我在日本的生活。你可以关注Beyourself网络电台的微信公众号:BeYourself 监督我的早点还有二喵的甜点~我是Beyourself的猫,谢谢你的收听。
上一期节目中,汪大狗老师,哦不!是小困狗老师(*^_^*)向我们介绍了一下在日本工作的环境,待遇,升职等问题。在本期节目中,他将会把自己的日语学习心得告诉大家。小困狗的日语学习笔记: 1)环境:在日本企业工作和上级下属交流都要用日语,而且和客户交流也必须要用日语,交流的过程中慢慢进步。2)看书:把里面不会的词汇查一下,手机里下载一个大辞林,然后把不会的的单词记载书签里,坐车的时候看一看3)磨耳朵:平时上班的午休时间会边散步边听日语,多听一些广播节目中的对话,让自己能记住一些口语表达4)刻意训练:不单单要记东西背东西,还要学会重复。比如音频用了一分钟讲完的东西,你也要一分钟内重复出来,让自己的速度和日本人的速度接近。本期节目与初声日语共享,初声日语荔枝频道:FM1417716 搜索【初声日语】即可找到。
上一期节目中,汪大狗老师,哦不!是小困狗老师(*^_^*)向我们介绍了一下在日本工作的环境,待遇,升职等问题。在本期节目中,他将会把自己的日语学习心得告诉大家。小困狗的日语学习笔记: 1)环境:在日本企业工作和上级下属交流都要用日语,而且和客户交流也必须要用日语,交流的过程中慢慢进步。2)看书:把里面不会的词汇查一下,手机里下载一个大辞林,然后把不会的的单词记载书签里,坐车的时候看一看3)磨耳朵:平时上班的午休时间会边散步边听日语,多听一些广播节目中的对话,让自己能记住一些口语表达4)刻意训练:不单单要记东西背东西,还要学会重复。比如音频用了一分钟讲完的东西,你也要一分钟内重复出来,让自己的速度和日本人的速度接近。本期节目与初声日语共享,初声日语荔枝频道:FM1417716 搜索【初声日语】即可找到。
事情发生在8月猫,也就是我,一大清早6点不到,跳上新干线直奔东京。为了就是去见一只狗狗。TA,疑似斑点犬,个高,体瘦,赐予昵称 汪大狗,貌似已经喊出了名。TA究竟是谁?!本期嘉宾——初声日语口语讲师 小困狗本名:こいぬ人称:困狗兄、狗兄、狗狗、汪酱、汪大狗性别:你猜~初声日语教学部口语讲师、初声配音组 日语cv、初声电台アキラのワンチャンネル栏目的特约嘉宾、资深IT技术宅男经历:2011年 赴日工作2011年至今:东京某大手IT公司・软件工程师小困狗的日常生活:上班 →加班→ 粗去玩耍→ 初声课堂→ 录制电台节目→ 加班→ 上班→ 在家和电脑么么哒小困狗的人生梦想:在家里开个网吧【困狗兄:喂!人家都说了不是 好不好!】本期节目内容提要:1.如何从国内申请到赴日工作的机会?2.刚到日本的时候有哪些不适应?3.日本的加班多不多?4.公司的日本人会对歪果仁有歧视或是误解的情况吗?5.听说日本公司的女生升职加薪很难,是这样吗?6.作为独生子的一代,未来是要留在日本还是回国?父母的赡养问题和自身发展,你是如何权衡的?访谈的后半部分将会在本周日晚推出,届时小困狗将介绍一下自己的日语学习心得,告诉你一个上班族如何将自己的兴趣做得更好。本期节目与初声日语共享,初声日语荔枝频道:FM1417716 搜索【初声日语】即可找到。
事情发生在8月猫,也就是我,一大清早6点不到,跳上新干线直奔东京。为了就是去见一只狗狗。TA,疑似斑点犬,个高,体瘦,赐予昵称 汪大狗,貌似已经喊出了名。TA究竟是谁?!本期嘉宾——初声日语口语讲师 小困狗本名:こいぬ人称:困狗兄、狗兄、狗狗、汪酱、汪大狗性别:你猜~初声日语教学部口语讲师、初声配音组 日语cv、初声电台アキラのワンチャンネル栏目的特约嘉宾、资深IT技术宅男经历:2011年 赴日工作2011年至今:东京某大手IT公司・软件工程师小困狗的日常生活:上班 →加班→ 粗去玩耍→ 初声课堂→ 录制电台节目→ 加班→ 上班→ 在家和电脑么么哒小困狗的人生梦想:在家里开个网吧【困狗兄:喂!人家都说了不是 好不好!】本期节目内容提要:1.如何从国内申请到赴日工作的机会?2.刚到日本的时候有哪些不适应?3.日本的加班多不多?4.公司的日本人会对歪果仁有歧视或是误解的情况吗?5.听说日本公司的女生升职加薪很难,是这样吗?6.作为独生子的一代,未来是要留在日本还是回国?父母的赡养问题和自身发展,你是如何权衡的?访谈的后半部分将会在本周日晚推出,届时小困狗将介绍一下自己的日语学习心得,告诉你一个上班族如何将自己的兴趣做得更好。本期节目与初声日语共享,初声日语荔枝频道:FM1417716 搜索【初声日语】即可找到。
2016年8月26日,新海城的新作“君之名”登陆日本各大影院,好评连连,8月30日,我终于在电影院欣赏到了这部作品,在惊叹美丽的画面,一脸花痴的看完电影的同时,我想起了带我走进新海诚的世界的那个女生--孟女侠。 By 小寻BeYourself 做自己 QQ号:530043619
2016年8月26日,新海城的新作“君之名”登陆日本各大影院,好评连连,8月30日,我终于在电影院欣赏到了这部作品,在惊叹美丽的画面,一脸花痴的看完电影的同时,我想起了带我走进新海诚的世界的那个女生--孟女侠。 By 小寻BeYourself 做自己 QQ号:530043619
你的身边有没有这样的朋友,他们总是对一件事情特别的执著。而今天我要讲的,就是这样的一个朋友,一个特别执著于从在高处俯瞰夜景的朋友。你有没有这样执着过一样东西,或者执着于做一件事在无数次擦肩之后,或许只能无奈地选择放弃然而就是那颗执着的心,帮我们守护住了那份内心深处最后的希望告诉我们,不要慌 不要急 By 小寻BeYourself 做自己 QQ号:530043619
你的身边有没有这样的朋友,他们总是对一件事情特别的执著。而今天我要讲的,就是这样的一个朋友,一个特别执著于从在高处俯瞰夜景的朋友。你有没有这样执着过一样东西,或者执着于做一件事在无数次擦肩之后,或许只能无奈地选择放弃然而就是那颗执着的心,帮我们守护住了那份内心深处最后的希望告诉我们,不要慌 不要急 By 小寻BeYourself 做自己 QQ号:530043619
东京 代代木 新宿 涩谷 神奈川 百合丘 新小岩这些地名代表着我在东京的那些生活轨迹还有从2011年开始一起来日本到今天的一群伙伴。从来日本之前在豆瓣上偶遇的一位同语言学校的朋友开始,我们几个同在天津却素未谋面过的女生申请了同一间宿舍,一起踏上了留学路。2年之后,因为学校的关系,我离开了东京。又是2年之后,因为就职活动,我每个月跑三次东京,每周在东京住三天。再之后,大学院毕业的我来到了名古屋工作,音乐方向毕业的朋友F去了美国读书,精算师专业毕业的Y和老公留在了东京工作,抱着我捡的猫猫每天过着幸福的猫奴生活的9妈妈(猫猫叫99)继续读着大学。我们偶尔联系,每年在东京聚一两次。每次她们把家里的床分出来一半给我,清晨的时候偶尔还会遭几个白眼:睡觉就睡觉,还说梦话。明天你睡地上去啊!半夜怎么还踹人啊!虽然这样说着,每次知道我要去,都会跟我说,自己过来就行了,家里都有人。你一定也有这样的一群朋友,在远离父母,远离家乡的日子里,每当你遇到了困难不知如何是好的时候,除了自己抗一抗,你第一个想到的就是他们。把你的故事告诉我,通过我们的电波将你对他们的爱,传到他们的心中去吧。Beyourself QQ号:530043619 Beyourself网络电台 主播 猫
东京 代代木 新宿 涩谷 神奈川 百合丘 新小岩这些地名代表着我在东京的那些生活轨迹还有从2011年开始一起来日本到今天的一群伙伴。从来日本之前在豆瓣上偶遇的一位同语言学校的朋友开始,我们几个同在天津却素未谋面过的女生申请了同一间宿舍,一起踏上了留学路。2年之后,因为学校的关系,我离开了东京。又是2年之后,因为就职活动,我每个月跑三次东京,每周在东京住三天。再之后,大学院毕业的我来到了名古屋工作,音乐方向毕业的朋友F去了美国读书,精算师专业毕业的Y和老公留在了东京工作,抱着我捡的猫猫每天过着幸福的猫奴生活的9妈妈(猫猫叫99)继续读着大学。我们偶尔联系,每年在东京聚一两次。每次她们把家里的床分出来一半给我,清晨的时候偶尔还会遭几个白眼:睡觉就睡觉,还说梦话。明天你睡地上去啊!半夜怎么还踹人啊!虽然这样说着,每次知道我要去,都会跟我说,自己过来就行了,家里都有人。你一定也有这样的一群朋友,在远离父母,远离家乡的日子里,每当你遇到了困难不知如何是好的时候,除了自己抗一抗,你第一个想到的就是他们。把你的故事告诉我,通过我们的电波将你对他们的爱,传到他们的心中去吧。Beyourself QQ号:530043619 Beyourself网络电台 主播 猫
4月,新的开始,我在富士山脚下这个宁静的地方等你。这不是一篇游记,只是记录一下曾经在静冈的短暂又漫长的两年生活。还是那个角度,那座山深吸一口气,4月的味道,春天的气息,空气中弥漫着青草的青涩味我开始怀念,那个宁静的小城市那个抬头能看到富士山的地方那个秋天开满桂花,洒满银杏叶的校园。它的名字,叫静冈
4月,新的开始,我在富士山脚下这个宁静的地方等你。这不是一篇游记,只是记录一下曾经在静冈的短暂又漫长的两年生活。还是那个角度,那座山深吸一口气,4月的味道,春天的气息,空气中弥漫着青草的青涩味我开始怀念,那个宁静的小城市那个抬头能看到富士山的地方那个秋天开满桂花,洒满银杏叶的校园。它的名字,叫静冈
两个小时前,我拿着录音笔去超市采音。从不安到自言自语得越来越兴奋~我决定!带上录音笔或者手机麦,随时随地做节目!
我的周末最近变得比上班时间还要忙碌。在电脑前保持一个姿势,写稿子,录音,读日语,做课件。而今天又是这样的一天,嗓子开始沙哑,眼睛酸痛。觉得累却不觉得苦。因为,我在做这自己想做的事情。我想留下这份感动。感谢大家对Be Your self的支持,原谅任性的我这样做了一期没有稿子,只能用手机这个总带着电流杂音的麦克,断断续续录出来的节目。梦想,能实现,是多么美好的事情。晚安,朋友们…
BeYourself做自己从开始到现在。这是一期回顾节目,也是猫现在参加的荔枝特训营的第一期作业。结果写着写着就感觉跑题了Orz。 BeYourself网络电台,用温暖的声音分享感动,我是主播猫。这是一段一说就说了将近三年的开场白。这是第一个属于我们自己的品牌。一个属于我们自己的树洞,是我和二喵的秘密园。而我,更想说,这是属于所有一直支持我们的小耳朵们的秘密园。如果你也是和我们一起成长到了现在,你一定也曾和我一样。有时候我们会对自己失望,对身边的人失望,有时候我们会违背自己的良心做出选择,有时候我们会对最亲近的人说过分的话我们变得越来越不像自己,我们任性,我们自私。但是,我们也珍惜那些爱我们的人,我们也会感恩。我们也知道有些人走了,有些人还在我们身边。我们会哭,我们会笑,每一个时刻的我,都是最真实的我。未来,我依旧会用我的方式寻找,将我寻找到那份感动,那份属于BeYourself的感动通过电波传达给你。我是主播猫代表主播喵喵 -Lily 感谢你的收听。在成为自我的道路上,我们一直为你守候。
BeYourself做自己从开始到现在。这是一期回顾节目,也是猫现在参加的荔枝特训营的第一期作业。结果写着写着就感觉跑题了Orz。 BeYourself网络电台,用温暖的声音分享感动,我是主播猫。这是一段一说就说了将近三年的开场白。这是第一个属于我们自己的品牌。一个属于我们自己的树洞,是我和二喵的秘密园。而我,更想说,这是属于所有一直支持我们的小耳朵们的秘密园。如果你也是和我们一起成长到了现在,你一定也曾和我一样。有时候我们会对自己失望,对身边的人失望,有时候我们会违背自己的良心做出选择,有时候我们会对最亲近的人说过分的话我们变得越来越不像自己,我们任性,我们自私。但是,我们也珍惜那些爱我们的人,我们也会感恩。我们也知道有些人走了,有些人还在我们身边。我们会哭,我们会笑,每一个时刻的我,都是最真实的我。未来,我依旧会用我的方式寻找,将我寻找到那份感动,那份属于BeYourself的感动通过电波传达给你。我是主播猫代表主播喵喵 -Lily 感谢你的收听。在成为自我的道路上,我们一直为你守候。