「【レパードS・GⅢ&CBC賞・GⅢ】不良馬場を突き抜けたドンインザムードが3歳ダート登竜門制す!2日連続重賞Vの佐々木大輔騎手がインビンシブルパパを導く!」 雨が降る新潟で行われた3歳ダート登竜門レパードS・GⅢ。4月のUAEダービーで3着に入り、世界でも実力を示した5番人気のドンインザムードが不良馬場を突き抜けて快勝。10月に行われるジャパンダートクラシックへの優先出走権を獲得した。また、2着には12番人気のルヴァンユニベール、3着には11番人気のヒルノハンブルクが入り、大荒れの決着となった。 一方、中京で行われた真夏のスプリント王決定戦CBC賞・GⅢ。9日にエルムS・GⅢを制した佐々木大輔騎手騎乗のインビンシブルパパが芝2戦目で重賞初制覇。「結果次第でオーストラリアで行われる芝の世界最高賞金(約19億円)レース『ジ・エベレスト・G1』への参戦」を語っていた伊藤大士調教師。夢が広がる勝利となった。
「高まる?女子小学生の“メイク需要” 少女漫画誌と美容雑誌がコラボ…子どもが楽しめる美容コンテンツ発信も」 週末に開催された日本最大級の女子小学生向けイベントをのぞいてみると、“JS(女子小学生)パワー”に対する熱視線も見えてきました。パシフィコ横浜で開かれたイベントには、2日間でのべ4万人の来場が予想されていました。中でもたくさんの小学生たちが詰めかけていたのは、化粧品メーカーが運営する“初めてのメイク”が体験できるブース。お手本を見てやり方をレクチャーしてもらいながら、慎重に手を動かしています。参加した子どもは「アイライン引くのが難しかったです」と話しました。JSたちの視線がくぎ付けだったのが、プロのヘアメイクによるメイクショー。子どもたちは真剣なまなざしを向けていました。普段のメイクについて聞いてみると、「(Q.やってみたいものは?)ヘアマスカラ。風が強い日でも髪が崩れないかなって。お母さんのやつを借りたりしてお化粧してます」と、堂に入った答えが返ってきました。主催しているのは、化粧品メーカーではなく、少女まんが誌「ちゃお」のイベント「ちゃおサマーフェスティバル2025」です。漫画家によるドローイングショーや、塗り絵体験など「ちゃお」の世界観が満載。そんな中、なぜ少女漫画誌とメイクの組み合わせなのかというと…。「ちゃお」萩原綾乃編集長:「ちゃお」の読者の50%以上が「メイクをしたことがある」と答えている。学校の授業にダンスが取り入れられて、発表会でメイクをすることが多くなった。「ちゃお」は2024年3月から、美容雑誌「美的」とコラボ。子どもでも安心して簡単に楽しめる、美容コンテンツを発信しています。そして、付録も今ではすっかり様変わりし、“オシャレ”を外に持ち出せるクオリティーになっています。「ちゃお」萩原綾乃編集長:25年前は紙物で組み立て物の付録が主流だった。ボックスを作ったり、レターセットだったり。
「適正な高度に達せずに花火開花したことが原因か…システムの不具合などは否定 横浜・みなとみらいの花火火災」 神奈川・横浜市みなとみらいの花火大会で起きた火災は、花火が適正な高度に達せずに開花したことが原因とみられることがわかりました。8月4日、横浜市みなとみらいの花火大会中に台船が燃えた火災で、打ち上げを担当した日本橋丸玉屋はホームページで「一部の花火が適正な高度に達せず開花したことが推定原因である」と発表しました。一方で、システムの不具合などは否定し「炎が花火に繰り返し引火し、打ち上げが断続的に続く結果となりました」と説明しています。
「74歳男性が公園で死亡…朝に衝突事故起こすも救急搬送を辞退 頭の骨折るケガも 埼玉・本庄市」 埼玉・本庄市で9日、高齢男性が公園で倒れて死亡しているのが見つかりました。9日午後1時半ごろ、本庄市の城下公園で74歳の男性が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。警察によりますと、男性は9日の朝、近くのマンションのブロックフェンスに車で衝突する単独事故を起こしていて、その際には救急搬送を辞退していたということです。男性には頭の骨を折るけががあり、警察が詳しい死因を調べています。
「高知で「よさこい祭り」本番初日!全国から1万800人参加…東京では「わんぱく相撲」 熱気あり・涙ありの3連休中日」 10日はお盆休み中の3連休の中日。全国で恒例のイベントが行われました。熱気あり涙あり、笑顔もはじけた列島各地の1日を追いました。鳴子を鳴らしながら、ダイナミックな踊りを披露する人たち。高知の夏を熱く彩る「よさこい祭り」が10日、本番初日を迎えました。2025年は全国から集まった188チーム、約1万8000人の踊り子が参加。高知県警の警察官も、パフォーマンスを披露しました。よさこい祭り本番は11日の夜まで行われ、“よさこい大賞”が決まります。一方、25日ぶりに最高気温が30度を下回った東京都心。都内の体育館で「わんぱく相撲全国大会」が開かれ、未来の横綱を目指す子供たちが熱い戦いを繰り広げました。10日は、全国から予選を勝ち上がった約290人が参加。小学4年から6年まで、学年ごとに分かれてトーナメント形式で戦います。6年生の部に出場し、初戦を引き落としで勝った金子元気くん。2024年に5年生の部で優勝し、2連覇を目指します。小学6年生の部・金子元気くん:自分の相撲をとって優勝します。(Q.将来の夢は?)横綱になることです。両親も応援に駆けつけ、元気くんのお母さんは「思いっきり自分らしく、楽しんでやってもらえればと思います」と話しました。勝者がいる一方で、負けてしまい泣いている子供もいました。6年生の部は金子くんが優勝し、2連覇を達成しました。福島・三島町では、お盆休みに合わせて「二十歳を祝う会」が開かれました。三島町は、冬になると2メートル近い積雪を記録することがあるため、1月の成人の日ではなく、帰省などで集まりやすいお盆の時期に二十歳を祝っています。参加者は、「ふるさとに貢献できるようにこれから学んで成長していきたいです」と話しました。式典の後は、卒業した町内の小学校に移動。教室や体育館などを見て回り、懐かしんでいました。
「ガザで空中投下の支援物資が直撃し15歳少年死亡 物資直撃による死者23人とガザ保健省発表「飢餓に苦しむ人々を危険にさらす」」 パレスチナ自治区ガザで空から投下された人道支援物資が、15歳の少年に直撃し、少年は死亡しました。パレスチナメディアによりますと、ガザ地区中部で9日、空から投下された支援物資を受け取ろうとしていた15歳の少年に、物資の入った箱が直撃し、少年は死亡しました。ガザ地区では深刻な食料不足が続いていて、各国による支援物資の空中投下が行われています。しかし、2024年も物資が直撃するケースなどが相次ぎ、ガザ保健省はこれまでに23人が死亡、124人が負傷したと発表していて、「空中投下の支援は役に立たず、飢餓に苦しむ人々を危険にさらしている」と陸路の支援拡充を求めています。
「小泉農水相がAPEC会合に出席…食料の安定供給のための技術革新推進を議論 韓国の米農家視察も」 韓国・仁川(インチョン)で、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の食料安全保障担当相会合が小泉農水相も出席して開かれ、食料の安定供給のため、AIなどデジタル技術を活用する方針を確認しました。会合には21の国と地域が参加し、農業や食料の安定供給のための技術革新の推進をテーマに議論しました。小泉農水相は英語で、農業者やJA、民間企業や研究者などが連携して、農業技術の開発と普及を推進する日本の取り組みを紹介しました。会合は、先進的で手頃、実用的なデジタル技術を活用し、食料の供給体制を強化することなどを盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕しました。また、会議後、韓国のコメ農家を視察した小泉農水相は、記者団に対し「農水省の中で共有し、将来につなげていければ」と述べました。
「広陵ナインは広島市内の学校に到着…広陵高校が甲子園2回戦を辞退 生徒への誹謗中傷や寮の爆破予告も 部内暴力問題で日本高野連から厳重注意」 高校野球・夏の甲子園に出場していた広島県代表の広陵高校が、2回戦を辞退することを発表しました。広陵高校・堀正和校長:多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません。複数の野球部員が下級生に暴行を加えたとして、日本高野連から厳重注意を受けていた広陵高校。10日に会見を開き、SNS上で生徒への誹謗中傷が見られることや、寮への爆破予告があったことなどを受け、2回戦を辞退すると発表しました。広陵高校・堀正和校長:自校の生徒や教職員、これらの人命に関わることが起きてしまうのではないか。そういったことが(辞退に至った)最終的な決断です。広陵高校は、7日に旭川志峯を破り1回戦を突破。14日に津田学園との2回戦を控えていましたが、不戦敗となりました。史上初となる不祥事での途中辞退で甲子園をあとにした広陵ナインは、広島市内にある学校に到着しました。
「紀子さまと佳子さまが被爆地・広島へ 原爆テーマのミュージカルを鑑賞 佳子さま成年後初の広島入り」 秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまは被爆地・広島を訪れ、原爆に関するミュージカルを鑑賞されました。10日午後2時ごろ、紀子さまと佳子さまは広島市内のホールに到着されました。戦後80年の節目の年の今回の広島訪問は私的なもので、佳子さまが成年後、広島入りされるのは初めてです。お二人は2歳で被爆し、平和への願いを込めて折り鶴を折り続け、10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんの生涯を描いたミュージカルを鑑賞されました。この作品はアメリカ各地で上映されていて、お二人は一曲ごとに大きな拍手を送り、終演後には、出演したハワイの子どもたちと英語で交流されました。
「線状降水帯4回発生の福岡では氾濫・冠水相次ぐ 雨の範囲は東日本・東北へ」 大雨は、九州各地に川の氾濫など大きな被害をもたらしています。9日夜から10日までに4回、線状降水帯が発生した福岡県では、川が氾濫するなど各地で大雨の被害が相次いでいます。10日午後3時過ぎに福岡・北九州市で撮影された映像では、大量の雨水が階段から流れ込む様子が確認できます。また、交通への影響も出ています。JR西日本によると、山陽新幹線では大雨の影響で昼過ぎから広島駅から博多駅間で運転を見合わせていましたが、終日運転取りやめを発表しました。福岡県など各地では、未明から冠水被害が相次いでいます。午前2時半頃の福岡・宗像市のJR赤間駅付近の映像では、駅の入り口付近まで冠水が迫り、駅のロータリーが完全に冠水している様子が確認できます。また鹿児島・姶良市では、8日に発生した土砂崩れの現場で行方不明となっていた女性が、倒壊した倉庫のがれきに挟まれ救助されましたが、心肺停止の状態だということです。一方、石川県では土砂災害警戒情報が発表されたことを受け、輪島市など6つの市・町で避難所が開設されるなど、広い範囲で警戒が必要な状態に。強い雨はこの後、東日本や東北に広がる見込みです。引き続き土砂災害などに警戒してください。
「福岡で線状降水帯相次いで発生…宗像市では観測史上1位の記録的大雨に 九州地方は11日午前にかけて線状降水帯発生のおそれ」 西日本では災害級の大雨となっていて、福岡県と山口県では線状降水帯が発生しています。福岡県では9日夜から線状降水帯が相次いで発生し、夕方までにあわせて4回、さらに山口県でも10日午後、線状降水帯が発生しました。福岡・宗像市では、24時間降水量が339.5mmと観測史上1位の記録的な大雨となっています。この後も西日本を中心に激しい雨が降り続き、九州から東北など広い範囲で非常に激しい雨となる見込みです。さらに九州地方では11日の午前中にかけて、また線状降水帯が発生する恐れがあり、警戒が必要です。
「去年から家宅捜索を複数回…容疑者のうち1人が“床下に男性遺体埋めた”と話し発見 茅ヶ崎遺体遺棄事件」 神奈川・茅ヶ崎市の団地で遺体が見つかり男女2人が逮捕された事件で、警察がこれまでに家宅捜索を複数回行っていたことがわかりました。小椋亮容疑者(44)と岡安唯(38)容疑者は2024年5月、茅ヶ崎市の団地にある小椋容疑者の部屋の床下に年齢性別不明の遺体を埋めた疑いが持たれています。遺体は、2人と同居し、その後行方不明になっていた男性とみられています。捜査関係者によりますと、警察は行方不明届が出された2024年8月ごろから捜査を始め、小椋容疑者宅などの家宅捜索を複数回行っていたことがわかりました。2人のうち1人が最近になり「床下に男性の遺体を埋めた」という趣旨の話をしたことで、遺体の発見につながったということです。警察は動機についても厳しく追及する方針です。
「総裁選実施かどうか「早く決定を」自民・田村氏「両院議員総会の意見非常に大きい」 国民・玉木氏「自民は体制早く固めて」」 自民党が8日の両院議員総会で総裁選挙の前倒しの是非を確認することを決めたことを受け、自民党の田村憲久元厚労相は、10日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、総裁選を実施するかどうか早く決定すべきだとの考えを強調しました。自民党・田村憲久元厚労相:(石破首相は)この間の参議院選挙で敗れた責任というものはあるわけですから、それも含めて、今回の両院議員総会の意見というものは非常に大きいものがあると思う。なるべく早く総裁選をやるかやらないかを決めて、やるんだったら、その手続きにのっとって、早く新しい総裁を決めないと国が動いていかない。田村氏は、石破首相の辞任や総裁選前倒しを求める声が多かった総会の意見は「非常に大きい」と述べました。国民民主党・玉木代表:去年の衆議院選挙・都議会議員選挙・参議院選挙と負けているわけですから、執行部を含めて誰一人まだ責任を取っていないというのは、示された民意を軽視しているのではないのかというふうに捉えられてもおかしくないと思う。国民民主党の玉木代表は、「自民党は体制を早く固めてほしい」と述べました。
「九州北部で再び線状降水帯のおそれ…山口・下関市、福岡・北九州市、福岡市などに土砂災害警戒情報」 10日も西日本を中心に警報級の大雨となる見込みです。また、雨の範囲が北日本までの広範囲に拡大する恐れもあります。福岡県では、9日夜から未明にかけて線状降水帯が発生しました。1時間降水量は、福岡・添田町で95mm、宗像市の76.5mmなどと記録的な大雨となっています。また、福岡県や山口県の一部では、土砂災害警戒情報が発表されています。発達した雨雲は次第に北上し、11日朝までに予想される雨の量は九州北部地方で300mm、東海・四国地方で250mmなど、西日本を中心に非常に激しい雨となる見込みです。さらに九州北部地方では、11日朝にかけて線状降水帯が発生する恐れがあります。土砂災害などに厳重に警戒してください。
「土砂崩れで行方不明の30代女性救助…心肺停止の状態 倒壊した倉庫のがれきに挟まれる 鹿児島・姶良市」 8日未明に鹿児島・姶良市で発生した土砂崩れで行方が分からなくなっていた30代女性が、10日朝、現場から救助されましたが心肺停止の状態です。8日未明、姶良市蒲生町で発生した土砂崩れでは、押し流された住宅に住んでいた30代女性の行方が分からなくなっていました。10日午前7時前、倒壊した倉庫のがれきに挟まれた状態の女性が発見され、約1時間後に救助されました。女性は心肺停止の状態で、行方が分からなくなっていた30代女性であることが確認されたということです。
「トランプ政権が米露会談にゼレンスキー氏招待する案を検討 ホワイトハウス高官「トランプ氏は三者会談に引き続き前向き」」 アメリカ・アラスカ州で15日に予定されている米露首脳会談について、トランプ政権がウクライナのゼレンスキー大統領を招待する案を検討していると現地メディアが報じました。アメリカのNBCテレビなどは9日、 複数の関係者の話として、トランプ政権が15日にアラスカで予定されている米ロ首脳会談に合わせ、ウクライナのゼレンスキー大統領を現地に招く方向で協議していると報じました。訪問はまだ最終決定されておらず、ゼレンスキー氏が実際にアラスカ入りするかは不透明ですが、トランプ政権内では実現を望む声は多いということです。また、ホワイトハウス高官は「トランプ氏は両首脳との三者会談に引き続き前向き」とした上で「現在はプーチン氏が要請した米ロ首脳会談の準備を優先している」と伝えています。ホワイトハウスは当初、米ロ首脳会談の条件としてプーチン氏とゼレンスキー氏の会談を求めていましたが、トランプ氏はその後、前提条件ではないと表明しています。ウクライナ政府はこの報道についてコメントしていません。また、アメリカのウォールストリート・ジャーナルはウクライナとヨーロッパがロシアの停戦案に対抗する代替案をアメリカ側に伝えたと報じました。代替案はウクライナ東部の領土を一方的に引き渡すことを拒否し完全に停戦した上で、ウクライナ軍とロシア軍が同じ条件のもとそれぞれ撤退することを求めています。こうした中、ヨーロッパ各国の首脳は9日、「ウクライナの平和は、当事者抜きで決めてはならない」とする共同声明を発表しました。
「【速報】不明の30代女性か 土砂崩れ現場で1人発見 鹿児島・姶良市」 8月8日の大雨で土砂崩れが発生した鹿児島・姶良市の現場で、連絡が取れなくなっている女性の捜索が続いていましたが、10日朝、1人が見つかりました。警察によりますと10日午前6時47分ごろ、姶良市蒲生町の土砂崩れ現場から1人が見つかりました。この土砂崩れ現場では8日、豪雨で住宅や空き家が押し流される被害が発生し、住宅に住む30代女性の行方が分からなくなっていて、警察や消防が連携して捜索にあたっていました。見つかったのはこの女性とみられますが、詳しい容体は分かっていません。現在、救出に向けた作業が進められているということです。
「トラックと車が衝突 2人死亡 北海道・弟子屈町の交差点」 北海道・弟子屈町で8月9日夕方、トラックとレンタカーの乗用車が衝突する事故があり、2人が死亡しました。9日午後4時頃、弟子屈町美留和の交差点でトラックと右から来た乗用車が衝突しました。乗用車はレンタカーで、車に乗っていた家族とみられる男女4人が病院に搬送されましたが、このうち20代と50代の女性2人が死亡しました。トラックの男性運転手(30代)に大きなけがはありませんでした。
「米露首脳 15日にアラスカで会談 ゼレンスキー氏“排除”に反発」 アメリカのトランプ大統領は8月8日、ロシアのプーチン大統領と15日にアラスカ州で会談すると表明しました。トランプ氏は自身のSNSにプーチン氏との首脳会談を来週15日、アラスカ州で開催すると発表しました。これはロシアとウクライナの停戦に向けたもので、トランプ氏はその内容について「領土の一部を交換する方針だ」と語りました。これに対して、ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のSNSで「ウクライナ国民は自らの土地を占領者に譲り渡すことはない」と反発しています。さらにゼレンスキー氏は、「ウクライナを排除した決定は平和に反対する決定だ。この戦争はウクライナなしでは終結することはできない」と表明しました。
「赤沢経済再生相 “関税協議”を報告 国民への説明のため文書作成と公表検討の考え」 石破首相は、アメリカから帰国した赤沢経済再生担当相と会談し、関税措置を巡る協議について報告を受けました。9回目の訪米から8月9日に帰国した赤沢経済再生相は、石破首相への報告のため午後7時頃に公邸に入りました。会談は林官房長官らも同席して約1時間半にわたり行われ、石破首相から赤沢経済再生相に労いの言葉などがあったということです。また、赤沢経済再生相は記者団の取材に対し、国民への説明のために文書の作成と公表を検討する考えを示しました。赤沢経済再生相は「国民の説明がこれまでに私どもが出した1枚の紙で十分かと言われれば、それはもっと丁寧にご説明する、そういう方向は望ましいことだと思うし」「それについては、よく考えていきたい」などと述べました。報告のたびに石破首相から「国民の理解を得る必要があり関心も高いので、きちんと説明するように」との指示を受けているとしています。
「福岡県で線状降水帯発生 道路冠水や浸水の被害相次ぐ…引き続き大雨災害に厳重警戒」 福岡県では8月9日夜から未明にかけて線状降水帯が発生し、道路冠水などの被害が相次いでいます。引き続き、大雨災害に厳重に警戒してください。九州北部では非常に激しい雨が降り続き、福岡県で9日夜から10日未明にかけて線状降水帯が発生しました。新宮町と福津市では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。福岡県によりますと、これまでに人的被害は確認されていないということですが、各地でマンホールや道路の側溝から雨水があふれ、道路冠水や浸水の被害が相次いでいます。福岡・宗像市のJR赤間駅付近です。駅の入り口付近まで冠水が迫り、駅のロータリーが完全に冠水していました。また、宗像市では車のタイヤ部分まで水が漬かり、中には車が動かなくなって歩いて帰宅を余儀なくされる人もいました。歩いて帰宅する人は「(車が)進まなくなって運転席まで水が入ってきて。もう無理と思ってエンジンを切って止めた」と話しました。土砂災害警戒情報は山口県や福岡県、長崎県の一部で発表されていて、11日朝までの予想降水量は、九州北部の多いところで300ミリとなっています。山口県や福岡県、佐賀県、長崎県では、11日朝にかけて線状降水帯が発生するおそれがあります。引き続き土砂災害などに警戒が必要です。
「お盆休み2日目も渋滞続く “最新の交通情報の確認を”」 お盆休み2日目の8月10日も高速道路では渋滞が予想されています。日本道路交通情報センターによりますと、関東の高速道路で予想されている渋滞はいずれも下りで、中央道・相模湖インターチェンジ付近で午前6時頃に45キロ、東北道・矢板北パーキングエリア付近で午前9時頃に35キロなどとなっています。最新の交通情報を確認してください。
「北朝鮮 拡声器の撤去始める 韓国の動きに呼応か」 北朝鮮が、韓国との軍事境界線近くに設置していた拡声器の撤去を始めたことが分かりました。韓国側が拡声器を撤去したことに対応した動きとみられます。韓国軍は8月9日午前、南北の軍事境界線で、北朝鮮が韓国に向けて設置していた拡声器を撤去する様子を確認したと明らかにしました。韓国側が8月5日までに北朝鮮に向けた拡声器をすべて撤去したことを受けて、北朝鮮側も同様の措置を取ったとみられます。南北の間では、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権時代の2024年6月から双方による拡声器を使った応酬が続いていましたが、北朝鮮との対話や緊張緩和を掲げる李在明(イ・ジェミョン)大統領が就任した直後の2025年6月、韓国側が拡声器による「体制批判」を取りやめ、北朝鮮側も「騒音放送」を中止していました。
「赤沢経済再生相 “関税協議”を報告 9回目の訪米終え帰国」 石破首相は、アメリカから帰国した赤沢経済再生担当相と会談し、関税措置を巡る協議について報告を受けました。関税交渉のための9回目となる訪米を終え、8月9日に羽田空港に到着した赤沢経済再生相は午後7時頃、首相公邸に入りました。石破首相との会談は、林官房長官らも同席し、約1時間半にわたり行われました。赤沢経済再生相は「訪米の報告をしました。(石破首相からは?)お疲れさまっていう感じでした」と述べました。また、会談後の記者団の取材に対し赤沢経済再生相は、国民への説明について「これまでに政府が出した1枚の紙で十分かと言われれば、もっと丁寧に説明する方向が望ましい。よく考えていきたい」と述べ、文書の作成と公開を検討する考えを示しました。
「土砂崩れで住宅倒壊 不明女性の捜索続く 鹿児島・姶良市」 8月8日の大雨で土砂崩れが発生した鹿児島・姶良市の現場では連絡が取れなくなっている女性の捜索が続いていますが、発見には至っていません。大雨による影響で8日未明、鹿児島・姶良市で土砂崩れが発生し、住宅が土砂に巻き込まれました。警察によりますと、この家に住む30代の女性と連絡が取れなくなっていて、捜索に警察犬や重機を投入して範囲を広げていますが、女性はまだ見つかっていません。また、鹿児島県によると、今回の大雨の影響で霧島市と姶良市であわせて約3万6500戸が断水となっていて、9日に自衛隊や鹿児島市などによる給水支援が行われました。水道復旧の具体的な見通しは立っていないということです。
「福岡県で線状降水帯発生 大雨災害に警戒」 8月9日夜、福岡県で線状降水帯が発生し、気象庁は土砂災害などへの厳重な警戒を呼びかけています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部では非常に激しい雨が降り続いていて、気象庁は9日午後11時50分頃、福岡県に線状降水帯が発生したと発表しました。新宮町や福津市では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨を観測したとして、記録的短時間大雨情報が発表されたほか、福岡県や山口県の一部に土砂災害警戒情報が発表されています。また、山口県や佐賀県、長崎県でも今後、線状降水帯が発生するおそれがあります。10日夕方までの予想降水量は、九州北部の多いところで300ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
「NYタイムズスクエアで17歳少年が口論の末銃撃、男女3人負傷 観光客でにぎわう週末の繁華街が騒然」 アメリカ・ニューヨークの繁華街で17歳の少年が口論の末、銃を発砲し、男女3人が負傷しました。ニューヨークのタイムズスクエアで8月9日午前1時20分頃、男が銃を発砲し、週末の観光客などでにぎわっていた現場は騒然としました。この銃撃で19歳と65歳の男性が足を撃たれたほか、18歳の女性も銃弾が首をかすめて負傷しました。発砲したのは17歳の少年で、その場で身柄を取り押さえられ、現地メディアによりますと当時、19歳の男性と口論をしていたということで、警察は詳しい経緯を調べています。
「商業施設で小学生が職業体験…688人分の体験枠に8546件の申し込み!キーワードは「本物」」 夏休みに小学生が“働く”を体験する取り組みが首都圏の商業施設で始まりました。キーワードは「本物」。そこには、受け入れる側の企業が本気になる今どきの理由も見え隠れします。元気いっぱいに挨拶するキッズたち。抽選で選ばれた3人は、街のパン屋さんでお仕事体験。看板商品のパン作りにも挑戦しました。焼き上がったパンにクリームを詰める作業。好きなことに向き合うキッズたちは真剣そのものです。保護者は「とてもうれしそうに生クリームをしぼったりして、すごく楽しそうで良かったと感じた」と話しました。川崎市のFM放送局では、子供たちがアナウンスに挑戦していました。ラジオ局担当者:まず東急スクエアの館内放送。(館内の)上から流れる音の収録をまずしたいと思います。自分の口と拳2個分(マイクから)離して話そうか。近くでしゃべっちゃうとパンパンって音が入っちゃう。録音する時に。商業施設で流れる館内放送の収録にキッズたちがチャレンジ。保護者たちも子供たちの姿を温かく見守ります。ラジオ局担当者:オッケー、完璧。これでみんな、めっちゃうまいね!プロからのお墨付きに子供たちも笑顔。この館内放送は9日から期間限定で流れています。688人分の体験枠に対して8546件の申し込みがあったという人気ぶりに主催者は…。株式会社東急モールズデベロップメント SDGsプロジェクト・五十嵐みゆきさん:普段なかなかできない貴重な体験を通じて“子供の成長が感じられた”といった声をもらっている。お仕事体験に参加した子供は「すごく緊張したけど後からちょっと慣れてきて楽しいなって思った」と話しました。3年以内に新卒の約3割が離職している日本。専門家は、キャリア教育の問題点を指摘します。立教大学・経済学部 柏木理佳特任教授:日本の学校教育では将来の仕事について考える機会が少なく、そのため労働市場では需給バランスが崩れている。職業体験は働くことへの意識を育て、適性が見え、仕事のミスマッチ解消につながる。
「“最大9連休”お盆休みの帰省&出国ラッシュ始まる 「水上ゴザ渡り」「サツマイモ博」各地で笑顔と歓声」 いよいよ9日から最大9連休のお盆休みがスタートしました。ふるさとへ、そして海外へ向かう人の波で交通機関は混雑しています。3連休初日の東京駅では、帰省する人たちなどが続々と乗り込んでいきます。東海道新幹線「のぞみ」は8日から全席指定となっていて、東京発の下りは午前中はほぼ満席だったということです。一方、石川県のJR金沢駅では、北陸新幹線が到着するとスーツケースや大きな荷物を手にした人たちが次々と降りてきます。改札の前では、帰省した孫との再会を喜ぶ祖父の姿も見られました。成田空港ではお盆休みを海外で過ごす人たちの出国ラッシュが始まり、保安検査場に向かう人たちで長い列ができていました。成田空港からは、9日の1日で5万人以上が出国する見通しです。羽田空港も9日朝から混雑しています。お盆期間中の国内線の予約率は全日空が85.4%、日本航空が77.7%となっています。そんな3連休初日、静岡・富士市の観光施設「富士山こどもの国」で多くの子供たちが楽しんでいたのは、池の上に敷かれたゴザの上を走って渡る「水上ゴザ渡り」です。軽やかにテンポよく渡りきる子供たちがいる一方で、途中で転んでしまう男の子も。子供に負けじとお父さんもチャレンジしましたが、何度も池に落ちてしまいました。9日は全国的に猛暑も一段落。35度以上となった観測地点は2カ所と、7月以降で最も少なくなりました。そんな中、千葉市の幕張メッセでは、秋の味覚・サツマイモを真夏に楽しむイベント「夏のさつまいも博 2025」が開かれています。サツマイモのモンブランの上にブリュレを載せたスイーツや冷たい焼き芋、サツマイモが入った焼きそばなど200種類以上のメニューを楽しむことができます。中には、サツマイモの色のネイルをした子供もいました。イベントは10日まで開催されます。
「アポロ13号船長ジム・ラベルさん(97)死去 “奇跡の生還”爆発事故に遭うも乗組員全員を地球に帰還させる」 爆発事故を起こした宇宙船・アポロ13号の船長で、奇跡的に地球への生還を果たした宇宙飛行士のジム・ラベルさんが7日、亡くなりました。97歳でした。宇宙船アポロ13号の船長を務めたラベルさんは、1970年、月に向かう途中で船内の酸素タンクが爆発する事故に遭いますが、残った酸素と水を使って乗組員全員を地球に帰還させました。この出来事はのちに「奇跡の生還」として、トムハンクスさんが主演して映画化され、ラベルさん本人も出演していました。NASA(アメリカ航空宇宙局)は「ジムは歴史的な宇宙探査の道を切り開く支えとなった」とラベルさんをたたえる声明を発表しました。
「「ウクライナを排除した決定は平和に反対する決定」ゼレンスキー大統領は反発…米露首相15日にアラスカで会談へ」 アメリカのトランプ大統領は8日、ロシアのプーチン大統領と15日にアラスカ州で会談すると表明しました。トランプ氏は自身のSNSに、プーチン氏との首脳会談を来週15日にアラスカ州で開催すると発表しました。これはロシアとウクライナの停戦に向けたもので、トランプ氏はその内容について「領土の一部を交換する方針だ」と語りました。ロシア大統領府も首脳会談の開催を認めた上で「次回の首脳会談はロシアで開くのが自然だ」と述べています。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は反発しています。自身のSNSで「ウクライナを排除した決定は平和に反対する決定だ。この戦争は、ウクライナなしでは終結することはできない」とコメントしました。
「お盆休み2日目も高速道路は朝から混雑予想 9日午後5時時点で東名上り・大和トンネル付近先頭に11kmの渋滞」 お盆休み2日目の10日も、高速道路では混雑が予想されています。9日午後5時時点で、東名高速上り・大和トンネル付近を先頭に11kmの渋滞となっているほか、名神高速下りで京都東インターチェンジ付近を先頭に21km渋滞しています。10日も朝から混雑が予想されていて、主な渋滞はいずれも下りで、中央道は午前6時ごろ、相模湖インターチェンジ付近を先頭に45km、東北道は午前9時ごろ、矢板北パーキングエリア付近を先頭に35kmなどとなっています。
「石破首相「被爆体験者」の被爆者認定「困難」との考え 同等の医療費補助は「着実に実施したい」」 長崎市を訪れた石破首相に対し被爆者団体が、指定地域の外の「被爆体験者」も被爆者と認めるよう要請しました。石破首相:最高裁判決においては客観的な記録などに照らして、困難ではあるが、多くの方々が悲惨な体験をされたということは事実。記者会見で石破首相は、認定は難しいとの考えを示しつつ、2024年から行っている被爆者と同等の医療費補助を「着実に実施したい」と述べました。
「長崎原爆投下80年…被爆者の平均年齢は86.13歳に 「平和祈念式典」94の国・地域の代表など参列」 被爆80年の原爆の日を迎えた長崎市で平和祈念式典が行われました。長崎市の平和公園では平和祈念式典が行われ、被爆者や遺族のほか、94の国と地域の代表など約2650人が参列しました。長崎市の鈴木市長は「平和宣言」で、即時停戦と核兵器廃絶を全世界に呼びかけました。「平和への誓い」は最高齢93歳の被爆者です。被爆者代表・西岡洋さん:絶対に核兵器を使ってはならない。使ったらすべてがおしまいです。被爆者の平均年齢は86.13歳で、参列は2025年が最後という人もいました。
「“男性の遺体埋めた”容疑者らが供述…床下で発見された遺体は行方不明の一時同居男性か 「5カ月くらい前にも捜査員が」近隣住民が証言 神奈川・茅ヶ崎市」 神奈川・茅ヶ崎市の団地で人の遺体を部屋の床下に埋めた疑いで男女2人が逮捕された事件で、2人と同居していた男性が行方不明になっていることから、警察は遺体がこの男性の可能性があるとみて調べています。小椋亮容疑者(44)と岡安唯容疑者(38)は2024年5月、茅ヶ崎市の団地にある小椋容疑者の部屋の床下に性別不明の人の遺体を埋めた疑いが持たれています。近隣住民は「(部屋に)5、6人出入りして夜騒いだりなんかしていた。(5カ月くらい前にも)捜査員がいっぱい来て調べていた」と話しています。2人と一時期同居していた男性の行方がわからなくなっている上、小椋容疑者らが「男性の遺体を埋めた」という趣旨の話をしていることから、警察は遺体がこの男性の可能性があるとみて詳しいいきさつを調べています。
「成田空港は“出国ラッシュ”9日は5万人以上が出国の見通し お盆の連休初日で交通機関は混雑」 お盆の連休初日を迎え、成田空港では出国ラッシュが始まるなど交通機関が混雑しています。成田空港からは、9日の1日で5万人以上が出国する見通しです。国内線のお盆期間中の予約率は全日空では85.4%、日本航空では77.7%です。また東京駅では、お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちで混雑が始まりました。9日の東北・北陸新幹線の自由席乗車率は、一部列車で100%を超えているということです。また、9日午前11時現在の高速道路では、伊勢湾岸道下り・湾岸長島インターチェンジを先頭に23km、東名高速下り・岡崎インターチェンジ付近を先頭に21kmなどの渋滞となっています。午後にかけて、下りは名神高速で旧山科バス停付近を先頭に最大30kmなどの渋滞が予測されています。
「トランプ大統領とプーチン大統領が15日にアラスカで会談へ ウクライナ停戦交渉「領土の一部を交換する方針」」 アメリカのトランプ大統領は8日、ロシアのプーチン大統領と15日にアラスカ州で会談すると表明しました。トランプ大統領は自身のSNSに、プーチン大統領との首脳会談を来週15日にアラスカ州で開催すると発表しました。これはロシアとウクライナの停戦に向けた話し合いをするためで、米ロの首脳が対面で会談するのはトランプ氏が2期目に就任して以降、初めてです。これに先立ちトランプ氏は記者団に対し、停戦交渉の内容について、「領土の一部を交換する方針だ」と語りました。両首脳の会談が事態の打開につながるかが焦点になります。
「長崎原爆投下から80年「核兵器使ったらすべてがおしまい」被爆者訴え…平和祈念式典に2600人参列」 被爆80年の原爆の日を迎えた長崎市で平和祈念式典が行われ、長崎市長は核戦争に突入する危機感を「平和宣言」の中で訴えました。会場から、テレビ長崎・本田舞アナウンサーが中継でお伝えします。長崎市の平和公園では、9日朝から大粒の雨が降っていましたが、式典の直前にやみ、予定通り平和祈念式典が行われました。式典には被爆者や遺族のほか、アメリカやロシアなどの核保有国や、イスラエルやインドの駐日大使、94の国と地域の政府代表など約2600人が参列しました。式典では長崎市の鈴木市長が「平和宣言」で、即時停戦と核兵器廃絶を全世界に向けて呼びかけました。長崎市・鈴木史朗市長:「武力には武力を」の争いを今すぐやめてください。被爆者代表の西岡洋さんは自らの被爆体験を語り、原爆の恐ろしさを訴えました。被爆者代表・西岡洋さん:絶対に核兵器を使ってはならない。使ったらすべてがおしまいです。被爆地・長崎では、反核・反戦の思いが一層強まる8月9日となっています。
「9日夜~10日にかけて山口、福岡、佐賀、長崎では線状降水帯発生の可能性 3連休は西日本・東日本を中心に広範囲で警報級の大雨のおそれ」 活発な前線の影響で九州では激しい雨が続いています。9日夜から10日にかけて九州北部を中心に線状降水帯が発生する恐れがあり、土砂災害などに厳重に警戒してください。熊本県では9日朝、非常に強い雨が降り、水俣市で1時間に64.5mmの雨を観測しました。記録的な大雨を観測した鹿児島県では、姶良市で土砂崩れによって住宅が倒壊し、住人の女性(30代)と連絡が取れなくなっていて、警察と消防が捜索を続けています。9日夜から10日にかけては九州北部を中心にさらに雨が強まる恐れがあり、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。これまでの大雨によって地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害には特に警戒が必要です。このほか、西日本・東日本を中心に3連休は広い範囲で警報級の大雨の恐れがあり、厳重に警戒してください。
「部屋の床下に遺体遺棄か 一時同居の男性が行方不明 神奈川・茅ヶ崎市」 神奈川・茅ヶ崎市の団地で遺体を部屋の床下に埋めて遺棄した疑いで、44歳の男と38歳の女が逮捕されました。2人と一時期同居していた男性が行方不明になっていて、警察は遺体が男性の可能性があるとみて調べています。小椋亮容疑者(44)と岡安唯容疑者(38)は2024年5月上旬ごろ、茅ヶ崎市の団地の小椋容疑者の住む部屋の床下に性別不明の遺体を埋めて遺棄した疑いがもたれています。遺体は一部が白骨化し死因はわかっていません。2人は交際関係にあり、遺体が見つかった部屋で同棲していました。この部屋で2人と一時期同居していた男性の行方がわからなくなっています。小椋容疑者らが「男性の遺体を埋めた」という趣旨の話をしていることから、警察は遺体が男性の可能性があるとみて調べています。
「韓国大統領 23日に来日へ 石破首相との会談調整 日韓国交正常化60周年の節目に」 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が8月23日に来日し、石破首相と会談する方向で調整していることがわかりました。複数の政府関係者によりますと、韓国の李在明大統領は8月23日に来日し、東京都内で石破首相と会談する方向で調整しています。李大統領が来日するのは、2025年6月の就任以来初めてで、今回の来日は首脳が相互に往来する「シャトル外交」の第1弾となる見込みです。石破首相と李大統領の首脳会談では2025年、日韓国交正常化60周年の節目を迎えたことを踏まえ、日韓関係の安定的発展に向けて意思疎通の継続を確認するとみられます。
「【速報】米露首脳 15日にアラスカで会談へ ロシアとウクライナ停戦巡り「領土交換も」」 アメリカのトランプ大統領は8日、ロシアとウクライナの停戦をめぐり「両国の利益になるよう領土の交換を行うこともある」と明かしました。トランプ氏は日本時間9日午前、プーチン大統領との会談は8月15日にアメリカ・アラスカ州で開催すると表明しました。トランプ大統領は日本時間9日午前、自身のSNSにロシアとウクライナの停戦をめぐるプーチン大統領との会談を15日にアラスカ州で開催すると発表しました。これに先立ち、トランプ大統領は記者団に対し、ロシアとウクライナの停戦に向けた交渉内容について、「領土の一部を交換する方針だ。複雑で容易ではない」と語りました。トランプ大統領:両国の利益になるよう、領土の交換を行うこともある。トランプ氏の発言はロシアが攻勢を強めるウクライナ東部などを念頭にした可能性もあります。
「長崎 原爆投下から80年 犠牲者を悼み祈る人々の姿」 長崎は8月9日、原爆投下から80年を迎えました。平和公園では、早朝から原爆の犠牲者を悼み手を合わせる人の姿が見られました。長崎市の平和公園では、雨が降る中、朝から被爆者や遺族などが平和祈念像前に設けられた祭壇にお参りに訪れています。夫と来た女性は「原爆で亡くなられたご家族の方の痛みが早く癒えるように」と話しました。長崎では80年前の8月9日、原子爆弾が投下され約7万4000人が死亡、今なお多くの被爆者が原爆の影響と思われる病気などで苦しんでいます。長崎市の平和公園では、このあと午前10時40分から石破首相など約2700人が参列して平和祈念式典が執り行われます。式では長崎市の鈴木市長が世界に向け即時停戦と核兵器廃絶を呼びかけるほか、神奈川県に住む93歳の被爆者が「絶対に核兵器を使ってはならない」と平和への誓いを読み上げます。
「溺れた中学生助けようと…53歳の男性死亡 14歳の中学生は重体 京都・京丹後市」 京都・京丹後市の海水浴場で、溺れた男子中学生を助けに向かった男性が死亡し、中学生も意識不明の重体です。8日午後0時半ごろ、京丹後市網野町の浅茂川海水浴場付近で、「14歳の少年が溺れている」と消防に通報がありました。警察と消防によると、サッカークラブのトレーニングのため海に来ていた男子中学生(14)が約40メートルの沖合で溺れ、その後、助けに向かったコーチの男性(53)も溺れたということです。コーチの男性(53)は搬送先の病院で死亡が確認され、男子中学生も意識不明の重体です。当時、波の高さは1メートル程度で中学生は流されたスリッパを取りに海に入ったということで、警察は当時のさらに詳しい状況について調べています。
「夜通しで不明女性の捜索 土砂災害に厳重警戒 鹿児島」 8日に記録的な大雨となった鹿児島県は、9日も再び非常に激しい雨が降ると予想されていて、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。8日に大雨特別警報が発表された鹿児島県では、霧島市牧之原で515.5mm、溝辺で506.5mmと共に観測史上1位となる記録的な大雨を観測しました。鹿児島・姶良市では、8日に発生した土砂崩れで行方不明になっている30代の女性の捜索が、夜通しで続けられましたが、9日7時30分現在も発見には至っていません。このほか、床上浸水や床下浸水などの被害もでました。9日も九州を中心に大雨となり、予想される24時間降水量は九州北部地方で150mm、九州南部で100mmと局地的に激しい雨が降る見込みです。引き続き、土砂災害などに厳重に警戒してください。この後、発達した雨雲は9日昼ごろにかけ九州北部にかかり、夕方から夜にかけて中国地方に流れ込み西日本を中心に大雨となる予想です。10日以降に雨雲は次第に北上し、10日は中国・近畿地方、11日は東海・北陸地方など広い範囲で警報級の大雨となる恐れがあります。連休中は最新の情報に注意してください。
「“応援型”で熱気 カラオケの楽しみ方に新提案 多様化するニーズに対応へ」 カラオケも新時代に。お気に入りの歌い手にポイントを贈って応援できます。日本で生まれ世界に広がった「カラオケ」。楽しみ方は多様化し、今や歌わなくても満喫できるコンテンツへと進化を遂げています。8日、「カラオケBanBan」などを展開するシン・コーポレーションが東京・渋谷にオープンした新店舗。従来の個室型とは異なる開放的な空間に登場したのが、東南アジアで人気を集めるエンタメを逆輸入した応援型のカラオケステージ「VSING」です。来店客が歌ってみると、目まぐるしく切り替わる映像にリズムに合わせスモークも。会場はまるでライブステージのような熱気に包まれていました。歌った人は「周りの人がすごく盛り上げてくれて気持ちよく歌えた」「歌好きが集まるので交流が深まるのもいい」と話しました。国内のカラオケ市場は、コロナ禍による低迷からV字回復を遂げたものの、頭打ちしている状態です。こうした中、こちらの店舗ではダイナミックな演出に加え、聞き手も一体となってライブをつくり上げる仕掛けが用意されています。持っているスマートフォンをよく見ると、画面上にはさまざまなデザインのアイコンが。専用アプリでポイントを購入しステージ上の歌い手に応援として送ることができます。送られた応援ポイントに応じ、ステージ演出がより華やかに変化する仕組みです。また、歌い手はもらったポイントを食事などの特典と交換することもできます。来店客は「1人カラオケなどに行くが、歌っている人たちを応援するのに参加できるのは楽しい」と話していました。歌うことの楽しさを最大限に引き出すことで、歌わなくても盛り上がれる応援型ステージ。この両立が今後の市場を動かす鍵になるといいます。シン・コーポレーション 川口範代表取締役社長:リモートワーク・推し活・楽器の練習など、いろいろなニーズに合わせて工夫してきた。ある調査によると、「歌う」以外の目的でカラオケ店を利用したことがある人は4割以上。食事会や鑑賞会・テレワークなど、さまざまなシーンで活用されるようになっています。
「電車内で女性2人の下着を盗撮しようとして取り押さえられた横浜市立富岡東中学校の65歳校長が書類送検 教育委員会「極めて遺憾」」 神奈川・横浜市の中学校の校長が、電車内で盗撮をしたとして書類送検されたと教育委員会が発表しました。横浜市立富岡東中学校の校長(65)は2025年6月、電車内で女性2人の下着を盗撮しようとし、犯行を目撃した乗客に取り押さえられました。校長は警察に引き渡され在宅で捜査を受けていましたが、8月7日に書類送検されました。校長は「被害にあった女性にひどいことをしてしまった。おわびしたい」と話していて、教育委員会は「学校経営の責任者である校長がこのような事件を起こしたことは極めて遺憾。処分については厳正かつ迅速に対応していく」とコメントしています。
「読売新聞が米生成AI企業を提訴 検索サービスで記事無断使用 米企業「状況を把握する」」 生成AI(人工知能)を使った検索サービスに記事や画像を無断で利用されたとして、読売新聞社が21億円余りの損害賠償を求めてアメリカの新興企業を提訴しました。アメリカの生成AI事業者「パープレキシティ」は、インターネット上で利用者が質問を入力すると、生成AIが自動で回答するサービスを提供しています。読売新聞グループ本社によりますと、2025年2月から6月までの間にこのサービスの回答を作るために約12万本に上る記事が利用されたと訴えていて、「このようなただ乗りを許せば、取材に裏付けられた正確な報道に負の影響をもたらし、民主主義の基盤を揺るがしかねない」と指摘しています。国内の大手報道機関が記事の利用をめぐって、生成AI事業者を提訴するのは初めてだということです。提訴されたパープレキシティは、「現在当社はこの状況を把握するため、全力を尽くしております」とコメントしています。
「九州で大雨 土砂崩れなどの被害も 3連休も警戒続く 秋田県内では「緊急安全確保」も」 九州南部で記録的な大雨となり、鹿児島県では土砂崩れなどの被害が広がりました。鹿児島県の霧島市では一時、大雨特別警報が発表されるなど記録的な大雨となりました。県内の姶良市では8日早朝の土砂崩れで住宅が倒壊し、住人の女性(30代)と連絡が取れなくなっていて、機動隊が夜通しで捜索を続けています。午後11時半現在、赤や紫色の活発な雨雲が再び鹿児島県を中心に流れ込み、激しい雨が降っています。今後、発達した雨雲は9日朝までは鹿児島県にかかり続け、その後、次第に九州北部が大雨となる予想です。3連休は西日本を中心に広い範囲で警報級の大雨の恐れがあり、特に九州では引き続き土砂災害などに厳重に警戒してください。また、秋田県の由利本荘市は8日午後10時55分に、3つの地域に5段階の警戒レベルのうち最も高い「レベル5」の「緊急安全確保」を出し、身の安全を守る行動を呼びかけています。
「自民党 両院議員総会を開催 総裁選前倒し 選挙管理委員会で検討」 自民党は、参院選の敗北を受けた「両院議員総会」を開催しました。総会では、総裁選挙の前倒しの実施を求める声が相次ぎ、今後、総裁選挙管理委員会で対応の検討を行うことが決まりました。両院議員総会では、石破首相が冒頭、参議院選挙の敗北について陳謝した上で、「アメリカとの関税交渉は合意に達したが、実行するにあたりさまざまな問題を抱えている」などとして、あらためて続投に理解を求めました。総会は約2時間にわたり行われ、297人の所属議員のうち、253人が出席。35人の議員が発言を行い、石破首相の続投を支持する意見が出た一方、総裁選の前倒しを求める意見が相次ぎました。鈴木貴子衆議院議員:その組織の長として必達目標を掲げ、それが達成できなかったことに対しての、やはり自民党再生・再興に向けての立て直しという意味では、リセットが必要である。渡海前政調会長:きょうの中で一番たくさん出た議論は、要は総裁選をやるべきじゃないかと。もしそういうことをやるんであれば、総裁選をやるかやらないかの決定は党則に従って逢沢君のもとで、逢沢選管委員長のもとで行うということについて、全体の合意が得られた。総会では、総裁選の前倒しについて今後、逢沢総裁選挙管理委員長のもとで検討を行うことが確認され、逢沢氏は国会議員と地方組織の意思を確認していく考えを示しました。逢沢一郎総裁選管理委員長:党則によれば、両院の議員、衆参の議員、そして47都道県県連の半数を超える臨時の総選挙を求めるということが確認をもしされれば、確認ができれば、臨時総裁選挙を行うということに手続きとしてはなるということ。ただ、どのようにして確認をするか等々の方法論については、何の規定もないし、自民党の歴史の中にこういう経験がないから、総裁選挙管理委員長として、私は準備に入らなければならないという理解です。
「交差点で横から飛び出してきた車と衝突 現場には「止まれ」の標識も一時停止せず 広島市」 広島市で目撃されたのは、交差点に入った瞬間、右から飛び出してきた黒い車がドンとぶつかる衝突事故の瞬間です。目撃者:ドン!って感じで、ドアに右肩をぶつけるくらいの衝撃。事故が起きた現場を見てみると、黒い車の進行方向には一時停止の標識と道路に「止まれ」の文字が。しかし…。目撃者:ドラレコ見返して、ふんわり減速はしているけど止まっていないような気がするなと…。側面がひしゃげてしまった車体。修理費用は約60万円で、目撃者自身も右肩を打撲したといいます。警察によりますと、黒い車を運転していたのは40代の女性。事故原因について、目撃者は次のように推測します。目撃者:相手の車の前に左に曲がっていった車がいたんで、その車で(自分の車が)見えなかったのかなと。気をつけてほしいと思います。