
「「アメ横」で防犯パレード スリなど注意呼びかけ 警視庁「絶無を期して万全の体制で臨む」」 東京・台東区の「アメ横」で防犯を呼びかけるパレードが行われました。大勢の人でにぎわう台東区上野の「アメ横」で、警視庁と商店街の人など約50人が犯罪や事故への注意を呼びかけました。人混みで起こりやすくなるスリや雑踏事故などを踏まえたもので、警視庁は「絶無を期して万全の体制で臨む」としています。

「交際女性に前科情報漏えいか さいたま地検検事を懲戒免職」 他人の前科情報を交際していた女性に漏らしたとして、さいたま地検の男性検事が懲戒免職となりました。さいたま地検の阿南健人検事は2024年6月、交際していた女性に対し、判決内容といった他人の職務上知ることのできた前科情報を漏らした国家公務員法違反の罪で略式起訴されました。阿南検事は26日付で懲戒免職となっています。

「大分市佐賀関の大規模火災 避難所を閉鎖 「災害対策本部」も26日で廃止」 大分市佐賀関で起きた大規模火災を受け開設されていた避難所が閉鎖されました。11月18日の火災発生当時から開設されていた佐賀関市民センターの避難所には、26日までに28世帯37人が避難していましたが、26日、避難所を後にする人の姿が見られました。避難所を出る人からは「やっと眠れる。畳に。普通通り生活できればいい。(夫と)2人だから」という声が聞かれました。市の「災害対策本部」も26日で廃止となっていて、今後は「生活再建支援・復興本部」が取り組みを進めていきます。

「高市首相 年内の主な公務終え休暇へ 早期の予算成立に「誠心誠意、説明を尽くす」」 高市首相は、年内の主な公務を終えて、27日からつかの間の休暇期間に入ります。高市首相:令和8年度予算は、令和7年度補正予算での対応に続き、切れ目なく日本列島を強く豊かにするための予算としました。良いお年をお迎えくださいませ。政府は26日、2026年度予算案を閣議決定し、高市首相は2026年の通常国会での早期成立を目指して「誠心誠意、説明を尽くす」と述べました。その後、高市首相は自民党の保守系議員や自らに近い議員らと相次いで会食しました。自民党・山田宏参院議員:(高市首相から)みんな力貸してっていう話で、いろいろと話が弾んで。高市首相は年内の公務の大半を終え、27日から実質的な休暇期間に入り、年明けからの外交日程や国会審議に備えることになります。

「トランプ大統領とゼレンスキー大統領が28日に会談へ 和平案めぐり詰めの協議か」 ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領と28日に会談する予定だと明らかにしました。和平案の詰めの協議を行う見通しです。ゼレンスキー大統領は26日、記者団に、12月28日にフロリダ州でトランプ氏と会談する予定だと明らかにしました。20項目からなるロシアとの和平案についてアメリカと詰めの協議を行いたい考えで、ニュースサイト・アクシオスはトランプ氏の私邸「マールアラーゴ」で会うと報じています。ゼレンスキー氏は記者団に、協議では戦闘終結後の「安全の保証」や復興のほか、アメリカと意見の相違がある領土を巡る問題やロシアが占領するザポリージャ原発の扱いについても議論すると述べていて、合意に至るか注目されます。

「横浜ゴム三島工場で襲われ15人けが 殺人未遂容疑で38歳男を現行犯逮捕 静岡・三島市」 静岡・三島市の工場で26日、男が複数の従業員を刃物で刺すなどした事件があり、15人が病院に運ばれました。男は現場で現行犯逮捕されています。26日午後4時半ごろ、静岡・三島市にある横浜ゴム三島工場の関係者から「5~6人が刺されたスプレー液をまかれた」と警察や消防に通報がありました。消防によりますと、これまでに15人が病院に運ばれていて、このうち5人は重傷とみられていますが、いずれも意識はあるということです。警察は、無職の小山雅貴容疑者(38)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。警察は、小山容疑者が容疑を認めているのかは明らかにしていません。

「関越道で50台以上絡む事故 「ハンドル操作ができない状態で…」スリップか 1人が死亡26人けが」 群馬県の関越自動車道で26日夜、トラックなど50台以上が絡む事故があり、女性1人が死亡、26人がけがをしました。26日午後7時半ごろ、関越道下りの水上インターチェンジ付近で、目撃者から「トラック同士の衝突」と110番通報がありました。事故に遭ったドライバー:みんなブレーキを踏んだが、ハンドル操作ができない状態でどんどん突っ込んでくるような。警察によりますと、スリップしたトラックに後続車が追突するなど、合わせて50台以上が絡む事故となり、このうちの17台ほどが燃えたということです。この事故で東京・調布市の脇田美雪さん(77)が死亡したほか、5人が重傷、21人が軽傷です。この影響で、月夜野インターチェンジと湯沢インターチェンジ間の上下線で通行止めが続いています。

「関越道で多重事故…少なくとも21人けが トラックなど10台以上 車両火災で消火活動続く」 群馬・みなかみ町の関越自動車道で、トラックなど10台以上が絡む事故があり、少なくとも21人がけがをしました。トラックから激しく上がる炎。26日午後7時半ごろ、関越道下りの水上インターチェンジ付近で、目撃者から「トラック同士の衝突」と110番通報がありました。トラックなど10台以上が絡む事故で、消防によりますと少なくとも21人がけがをし、このうち4人が重傷だということです。また、車両火災も起きていて、27日午前0時半現在も消火活動が続けられています。事故当時、みなかみ町には大雪警報が出ていて、路面も凍っていたということです。

「「思いやり帰省」年末年始のキーワード 9連休で感染症拡大の懸念も」 年末年始の帰省を前に、帰省先の家族を気遣い、自身の体調を整える人が多いようです。第一三共ヘルスケアが、「年末年始の帰省と体調管理に関する実態調査」を行いました。9連休の人もいる年末年始。浮かびあがったキーワードは“思いやり帰省”です。帰省を予定している人のうち、約8割が「帰省前に体調を整えようと意識している」と回答。その理由として「親に病気をうつしたくないから」が最も多く、「元気な姿で家族に会いたいから」「親に心配をかけたくないから」などが続きました。多くの人が、家族のことを考えて体調管理を心がけているようです。もし帰省中に風邪をひいてしまった場合、不安に感じることを聞いたところ、「医療機関が休診していること」「親にうつしてしまうこと」「親に心配をかけたり気をつかわせたりすること」など、こちらも家族への思いやりがうかがえる結果となりました。例年以上に公共交通機関の混雑予測や、病院の休診日も重なるなど、風邪をはじめとした感染症の拡大が懸念されています。また、急激な寒波による体調不良にも注意が必要で、より体調管理と急病時の備えが大切になっています。健康に帰省し、健康に自宅に戻る。コロナ禍を経て、親孝行や帰省の在り方も変わってきています。

「「あけおめピザ」提案 スーパーの新戦略 お正月食材の価格上昇続く」 クリスマスセールの次はお正月の初売りへ。大手スーパーの一押しは元日に増えるという意外なあのメニューです。年末年始に向けて、売り場の切り替えが行われた東京都内のスーパー。初売り用に目玉商品を用意して、お正月需要の取り込みを狙います。イオンリテール南関東カンパニー 営業推進部長・後藤千尋さん:家族そろってみんなでちょっと楽しみたいという声が多い。年末年始も続く物価高。東京23区の12月の消費者物価指数は、変動が大きい生鮮食品を除いた総合が2024年の同じ月と比べて2.3%上昇。2%台となるのは6カ月連続です。餅やいくら、昆布など、お正月の食材の上昇が続いています。街の人からは「年末年始はお金がかかるので、かかるものとかからないものを分ける」「割引品でぜいたくしたい」といった声が聞かれました。自宅でゆっくり過ごす人が多いとみられる、この年末年始。こうした中、イオンではカニや寿司など正月らしいごちそうに加えて、新たにお正月にピザを初提案します“正月にピザ”とは意外な気もしますが、イオンでの元日のピザの売り上げは、クリスマスやお盆に次いで年間4番目の高い数字だといいます。イオンリテール南関東カンパニー 営業推進部長・後藤千尋さん:昔からの風習でおせち料理とかを食べるが、お子さまにはあまり食べられるものがなくて、「ピザでちょっとパーティー気分で食べたい」ということでピザを選ばしてもらった。初めて“あけおめピザ”と銘打って売り出すこちらのピザ。正月の新たな風物詩となりそうです。

「28日にフロリダでトランプ氏とゼレンスキー氏が首脳会談へ ウクライナ世論調査機関 大統領選実施の場合ゼレンスキー氏敗北の公算大」 ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領と28日にフロリダ州で会談する予定だと明らかにしました。和平案の詰めの協議を行います。ゼレンスキー大統領は記者団に、12月28日にフロリダ州でトランプ氏と会談する予定だと明らかにしました。ニュースサイト・アクシオスの記者は、トランプ氏の私邸「マールアラーゴ」で会うと報じています。ゼレンスキー氏は、20項目のロシアとの和平案について「90%は完成している」としていて、トランプ氏と詰めの協議を行う方針です。こうした中、ウクライナの世論調査機関は24日、大統領選挙が近く実施された場合、ゼレンスキー氏は敗北する公算が大きいと発表しました。それによりますと、ゼレンスキー氏と前軍総司令官のザルジニー氏が立候補した場合、1回目の投票ではゼレンスキー氏がやや上回るものの、決選投票ではザルジニー氏が64%の支持を得て36%のゼレンスキー氏を圧倒する見通しだとしています。ウクライナでは26日、大統領選などの実施に向けた作業部会の初会合が開かれましたが、実施は不透明です。

「高市首相「日本列島を強く豊かに」 過去最大122兆円の予算案決定」 政府は、2026年度予算案を決定しました。高市内閣の「責任ある積極財政」路線が鮮明になる中、一般会計の総額は過去最大の122兆円余りに膨らみ、借金頼みの財政が続きます。高市首相:令和7年度補正予算での対応に続き、切れ目なく日本列島を強く豊かにするための予算とした。財政規律にも配慮し、強い経済の実現と財政の持続可能性を両立させる予算案ができた。2026年度予算案の一般会計の総額は122兆3092億円と、2年連続で過去最大を更新しました。歳出では、高齢化が進むことや診療報酬を引き上げたことなどで、「社会保障費」が過去最大の39兆559億円となります。子育て世帯の支援では、私立幼稚園や認可外保育施設などの利用料について、補助額の上限を最大で3700円引き上げるほか、親が働いていなくても保育所などを利用できる「こども誰でも通園制度」を全ての市町村で始めます。国の借金である国債の返済や利払いなどにあてる「国債費」は、金利の上昇などもあり31兆2758億円を計上し、こちらも過去最大となりました。一方、企業業績が好調な中、「税収」は過去最大の83兆7350億円となる見通しですが、不足分を補うため、新たな国債を29兆5840億円発行します。財源の約4分の1を占める状態は変わらず、厳しい財政運営が続きます。

「「人身取引」被害のタイ人少女が帰国 政府施設で保護へ 都内で違法に性的接客…日本に置き去りの母親も送還され逮捕」 東京都内のマッサージ店でタイ国籍の当時12歳の少女が違法に働かされていた事件で、日本で保護されていた少女が26日、タイに帰国しました。当面はタイ政府の施設で保護される予定です。この事件は、2025年6月に母親と日本を訪れた当時12歳のタイ国籍の少女が、都内のマッサージ店に置き去りにされ、性的な接客をさせられていたものです。少女は9月に自ら東京出入国管理局に助けを求め保護されていましたが、26日、日本を出国し、タイの首都バンコク近郊の空港に到着しました。空港で少女と面会したタイ政府の関係者によりますと、少女は「マッサージ店で働くために日本に連れて行かれたと知っていた」「弟に会いたい」などと話したということです。また、少女は当面の間、タイ政府の保護施設で生活する予定だということです。事件をめぐっては、台湾当局に拘束されていた少女の母親(29)が23日にタイに送還されて人身取引などの疑いで逮捕されていますが、「違法行為という認識はなかった」と容疑を一部否認しています。

「あすから9連休 帰省&出国ラッシュ始まる…手土産求める混雑も 今年最後の「己巳の日」に金運アップ願う参拝客が行列」 帰省する人たちなどでごった返す26日の東京駅は、改札内の待合室も大きな荷物を抱える人であふれ返っていました。27日から最大9連休となる年末年始を前に、早くも帰省ラッシュが始まり、駅には笑顔で新幹線に乗る子供たちがいました。一方、羽田空港も朝から大混雑で、カートにいっぱいのスーツケースを積む人の姿が見られました。空港にいた人からは「宮崎に行きます。御朱印集めているので、神社巡りします。後はゴルフ」「こたつでゆっくりしたい」「沖縄です。(Q.目的は?)家に帰ります。2拠点」「海で遊んだりする。あとはスケボーして遊ぶの」などの声が聞かれました。成田空港では、いわゆる海外組の出国ラッシュもスタート。保安検査場の前にはたくさんの人たちが並んでいて、最後尾のプラカードも出ていました。4泊5日でグアム旅行に行く家族からは「冬だけどプールや海に入るのが楽しみ。海外に行くのが初めてだからちょっとドキドキ」という声が聞かれました。帰省客が殺到する東京駅のすぐそばの大丸東京店では、年末年始の手土産を買う人であふれ返っていました。そこで飛ぶように売れていたのは、「モンブランTHE珀山」の可愛い雪の帽子をかぶったひと口焼きモンブラン「THEモンブランケーキ」で、濃厚な栗の香りが漂い、焼いているのにとろける生食感が楽しめます。モンブランを手土産に帰省する人からは「きょうこのまま帰ろうと思っています。(家族が)喜んでくれるとうれしい」「夫の母が栗が好きなので、土産に買いたいと。うちの母もモンブランが好きなので、喜んでくれるのでは」などの声が聞かれました。しかし、こうした帰省や旅行にも物価高騰の波が直撃しています。旅のお供として知られる横浜名物の“崎陽軒のシウマイ弁当”ですが、2026年2月1日から、1070円から1180円に値上げすることが26日に発表されました。コメの高騰の他、シウマイの原材料となるタマネギやホタテの値上がりが主な理由です。

「高市首相「日本列島を強く豊かにするため」 過去最大、一般会計122兆円2026年度予算を閣議決定」 一般会計の総額が過去最大を更新した2026年度予算案について、高市首相は「日本列島を強く豊かにするための予算だ」と強調しました。高市首相:令和7年度補正予算での対応に続き、切れ目なく日本列島を強く豊かにするための予算とした。財政規律にも配慮し、強い経済の実現と財政の持続可能性を両立させる予算案ができた。政府は26日、一般会計の総額が過去最大を更新した2026年度予算案を閣議決定しました。高市首相は2026年の通常国会での早期成立を目指し、「多くの賛同を得られるように誠心誠意説明を尽くしたい」と述べました。

「クリスマス前日…メチャクチャに荒らされたコンビニ店内 ATMを車で引きずり出す大胆窃盗の一部始終 アメリカ」 アメリカ・テキサス州のコンビニで目撃されたのは、めちゃくちゃになった店内。映像ではスナック菓子などが散乱し、プリペイドカードの棚はカラカラと回っています。一体、何が起きたのでしょうか。事件が起きたのはクリスマス前日の午前4時前。品だしをしていた店員が外を見ると突然、奥へと走りだします。すると、画面右端の商品が崩れると同時に1人の人物が店に飛び込んできました。真っすぐ向かった先にあるのはATM。金属製のケーブルとATMをつなぐと、外で待機していた車が一気に引っ張ります。店の外に引っ張り出されたATM。ガソリンスタンドに停車中の車に引っかかりますが、強引に引っ張り火花を散らしながら引きずられていく様子も記録されていました。ATMは、その後ケーブルから外れたことで道路に放置され警察が回収したということです。警察によりますと、この2週間に他の場所でも同様の事件が2件起きていて警戒を強めています。

「静岡・三島市の横浜ゴム工場で複数人が刺されたか、少なくとも14人負傷 容疑者を現行犯逮捕」 静岡・三島市で刃物を持った人物が工場に侵入して切りつけ、14人がけがをしました。26日午後4時半ごろ、静岡・三島市にある横浜ゴム三島工場の関係者から消防に「何者かにより刃物で5~6人刺された。スプレー液をまかれた。現場では犯人が警察により確保されている」と通報がありました。消防によりますと、この事件で少なくとも14人がけがをしていて、そのうち6人は刃物で刺されたような傷が確認されていますが、いずれも意識はあるということです。事件は工場の敷地内で起きていることから、けがをしたのはいずれも工場関係者とみられ、すでに犯人は現行犯逮捕されています。

「コメ価格また最高値を更新 2週連続値上がりで5キロ平均4337円…4000円台は16週連続」 スーパーのコメ価格がまた最高値を更新しました。農林水産省によりますと、12月21日までの1週間にスーパーで販売された5kgあたりのコメの平均価格は、前の週より6円高い4337円でした。値上がりは2週連続となり、11月下旬につけた4335円を超え、再び最高値を更新しました。4000円台は16週連続で、「令和の米騒動」にまで広がったコメ価格の高騰は終息することなく年越しとなりました。市場関係者はコメの在庫量が適正水準を大きく上回る可能性を指摘していて、2026年は値下がりするとの見方が優勢となっています。

「クマが家の手すりをくぐりバルコニーに侵入…ハチミツが狙われる 被害は翌日にも 住人「食べ尽くされた」 トルコ」 トルコの住宅で目撃されたのは、招かれざる客“クマ”です。クマは2階のバルコニーの木枠を破壊すると、手すりをくぐり、器用に侵入。一体、何をしにきたのでしょうか。その目的は、画面手前に設置されたハチの巣箱。クマはハチミツを狙いにやってきたのです。“冬眠前の栄養補給”と言わんばかりに、一心不乱にハチミツを食べるクマ。しばらくすると満足したのか、手すりをくぐり去っていきました。被害にあった住人:クマはここから足をかけて登ってきたのです。蜂の巣箱を確認したら悲惨な状態でした。クマが現れたバルコニーには、ひっくり返されたハチの巣箱のほかに、割られた窓ガラスの破片が散乱するなど、荒らされた様子が生々しく残されていました。さらに、クマは翌日にも現れました。同じ個体なのかハチミツを狙いバルコニーに侵入、そして、気が済むまでハチミツをたいらげると、またしても手すりをくぐり立ち去りました。被害にあった住人:蜂蜜はクマに食べ尽くされてしまいました。この近所でも同様の被害が出ていて、クマ対策を取らないといけません。

「「年末寒気」が9連休を直撃 高速道路などで予防的通行止めも 関東では警報級大雪に“立ち往生”の車も」 26日午前8時半ごろの長野・信濃町の様子を見ると、視界が悪い“ホワイトアウト”が発生し、横殴りの雪で辺り一面が真っ白になり、信号もかすんでよく見えません。一方、大雪警報が出された群馬県に向かうと渋滞が発生していました。立ち往生している人:(雪で)ちょっと動けなくなって、何回も滑ってて無理だなと思って。冬休みに入った人気観光地・草津温泉は大雪に見舞われ、訪れた人からは「行くときは天国だと思ってたけど地獄になっちゃった。寒すぎる」との声が聞かれました。今シーズン最強寒気の到来で、観光地に異変が起きていました。大雪警報が出されていた群馬県では渋滞が発生。ドライバーは「(Q.どこに向かっている?)草津のマンションに布団を届けに行かなきゃいけない。このあと2軒残っているんで…」と話しました。横殴りの雪が降りしきる中、草津町に向かうと、前輪が空回りしている車がありました。何とか道路の脇へと移動できていますが、思うようにコントロールできてなさそうでした。さらに、ガードレールに正面からぶつかり停止している車も。道路の脇では「ここまでは大丈夫だったけど、路面に雪が残っている感じだったので念のためチェーンつけようと」と話す、チェーンを装着する人の姿が見られました。家族で説明書を見ながらチェーン装着に悪戦苦闘し、「練習してくればよかったね…」と語りました。人気観光地・草津温泉では、突然の大雪に巨大なクリスマスツリーが大きく揺れていました。湯畑の近くにある足湯も、普段は人気ですが26日は人がいませんでした。そんな中、1人の男の子が靴を脱いで温泉に足をいれ、「めっちゃ気持ちいっす」と話しました。さらにもう1人、男性が足湯に入り「足の方は温かいけど顔は寒いです。(Q.どうやって(足湯から)上がります?)普通にサンダルで来ちゃったんで、そのまま履いて帰ります」と語りました。湯畑を囲む手すりの上には、小さな雪だるまがずらりと並んでいました。27日からの9連休を直撃する“年末寒気”。

「もはや“登山”ではない?中国で「無痛登山」が流行…ロボットが歩行支援、山肌に巨大エレベーター 景観乱すとの声も」 お姫様抱っこに、お助けロボット、さらには長いエスカレーターまで登場。中国では今、こうした“無痛登山”と呼ばれる疲れない山登りが大ブームとなっています。中国・山東省の泰山。標高約1500メートルで、7000段以上ある石段の途中で座り込む人があとを絶ちません。そんな険しい石段を軽やかに登る登山客が。女性が装着していたのは、2025年からレンタルが始まった登山支援ロボットです。動きに合わせて足を持ち上げてくれ、階段を上ってみても、力をあまり使わずに楽に上ることができるといいます。AIが人の歩き方を学び、登山をアシスト。レンタル料は日本円で約5000円。1日150人ほどが利用する日もあるそうです。登山支援ロボット利用者:私みたいに非力だけど登山したい人は助けがあったほうがいい。中国・江西省の霊山には2025年、全長750メートルのエスカレーターが登場。日本円で25億円以上かけて作られました。人気映画「アバター」のモデルにもなった湖南省の景勝地では、エレベーターに乗ると88秒で高さ326メートルの絶景スポットに到着できます。一方で、「山の景観を乱す」など批判的な声も。一般の登山客からは「必要な人がいるなら(無痛登山は)あってしかるべき」「自分の力で登ったほうが達成感がある」などの声が聞かれました。

「【独自】無資格「アートメイク」警察に相談を!厚労省が自治体に通知 美容後遺症外来の医師「医療の枠の中でやること大事」」 「アートメイク」をめぐり厚生労働省は、違反を見つけた場合、警察に相談することなどを自治体に通知しました。色素を付けた針で眉などを描く「アートメイク」は、医療行為にもかかわらず資格のない美容師が客に施術をしたとして、罰金の有罪判決を受けるなど問題となっています。厚労省は「アートメイク」を医師や看護師以外が行うと医師法違反にあたるとして、自治体に無資格者が施術しているのを確認し、指導に従わない場合などは警察に相談することを求めます。美容後遺症外来・朝日林太郎医師は「(無資格者が施術をすると)何かが起こったときにどう対応していくかがわからないのが大きな問題と思っている。患者さんが路頭に迷うことがないためにも、医療の枠の中でやっていくことは大事」と話しています。

「「過去最低の水揚げ」昆布急騰で正月ピンチ!年越しそばの「だし」やおせちの「昆布巻き」高騰 養殖昆布の改良研究も」 年越しそばを作る際のだしの他、お正月に味わうおせちの定番料理のひとつでもある昆布に、深刻な危機が迫っています。大忙しの時期を迎えているおせちの生産工場。うまみたっぷりの昆布巻きは「よろこぶ」の語呂合わせでおなじみの縁起物です。野村佃煮開発部・斉藤潤さん:黒で全体を締めるというか、ピシっとすることのできるアイテム。そして、もうひとつ大晦日の縁起物といえば「年越しそば」。東京・調布市深大寺にあるそば店「深大寺そば 一休庵」では、そばつゆのだしに北海道・利尻産の昆布を使っています。しかし、12月に入って昆布の仕入れ値が急騰したといいます。深大寺そば 一休庵・内野和彦さん:実際問題5~6割急に上がってきた。年末のかき入れ時を前に、昆布の仕入れ値が5割以上も値上がり。年越しそばは値上げをせずに提供する予定ですが、それ以降は価格を維持するのが難しいといいます。深大寺そば 一休庵・内野和彦さん:年が明けたら徐々に値段を上げていきたいなと思っています。豊洲市場での昆布の卸売価格は、2024年11月時点で1kgあたり3723円でしたが、2025年は5187円と4割近く上昇しています。利尻漁協 松坂漁業部・松坂俊秀さん:そもそも昆布がないという状況。北海道全体で去年は過去最低の水揚げだったんですよ。業者も在庫がなくなっている。専門家によると、急激な昆布不足の原因は海水温の上昇による海底の「磯焼け」という現象にあるといいます。北海道大学・四ツ倉典滋教授:(磯焼けは)海の砂漠化にも例えられるが、水温が高くなって栄養が少なくなる。ウニの食欲が旺盛になって、(昆布が)食べられてしまう。今世紀末には北海道から昆布がなくなってしまうのではないか。そうした中で今、技術で昆布を守る取り組みが動き出しているといいます。北海道大学・四ツ倉典滋教授:“環境に適応”できる昆布を作っていこうと。漁業組合や昆布メーカーなどがチームを作り、水温が高くても育つ「養殖昆布」の研究を進めているのだといいます。

「【速報】「刃物で5~6人刺されスプレー液まかれた」7人けが 静岡・三島市の工場「犯人が警察により確保されている」」 静岡県三島市にある工場で、午後4時半頃、「何者かにより刃物で5~6人刺された。スプレー液を撒かれた。現場では犯人が警察により確保されている」と消防に通報がありました。少なくとも7人がケガをしていて、いずれも意識はあるということです。

「クーポンにオリジナルグッズも 有名チェーン店の福袋…店頭販売が一足早くスタート “販売価格以上”のお得で行列&完売も」 クリスマスも終わり、一気に年末年始モードに入った26日。お正月の楽しみの1つ、福袋の店頭販売がひと足早く各地でスタートしました。「イット!」取材班が訪れたのは、東京・墨田区にあるレストラン「カプリチョーザ オリナス錦糸町店」です。オープンの午前11時には、レジに行列ができていました。お目当てを来店客に聞くと、「福袋を買いに来ました。お食事券がお得なので、買いに来たんですよ。お食事券が5000円分。(福袋が税込み4000円なので)1000円お得になってます」と答えました。イタリア料理チェーン「カプリチョーザ」の一部の店舗では26日、福袋の先行販売がスタート。気になる中身は、オリジナルのボアバッグやドレッシングなどに加え、5000円分のクーポンが入ってお値段4000円(税込み)。販売価格以上のクーポンがお得にゲットでき、購入客からは「お得でほとんどタダみたいな。最高です!」といった声が聞かれました。カプリチョーザ オリナス錦糸町店・飯田美優さん:例年に比べてすごく売れ行きが好調でびっくりしています。実質無料どころか1000円分お得な内容で、物価高の中、少しでもお客さまにお得にお食事いただけたらなと。物価高の荒波が押し寄せる中、家計の味方になりそうなお得な福袋はまだあります。「DipperDan」では最大3350円お得にクレープを楽しめる券が入った福袋の他、「カレーハウスCoCo壱番屋」では2500円(税込み)の福袋を販売。販売価格と同じ2500円分の食事補助券などが入っているということです。牛丼チェーン「すき家」でも、販売価格と同じ額のクーポンにスープマグやスプーンなど、オリジナルグッズがついた福袋を販売しています。また、サンドイッチチェーンの「SUBWAY」では、ニットバッグなどのグッズが入った5000円(税込み)の福袋に、5630円分のサンドイッチチケットが付くお得ぶりです。

「千葉・銚子の“音信不通”ホテル 運営会社の社長が会見「リフォームしたいので予約サイトは10月に止めていた」」 千葉・銚子市にあるホテルが突然音信不通になった問題で、運営会社の社長が26日午後3時半過ぎに取材に応じ、「今回ご迷惑をおかけして、すみませんでした」と謝罪しました。この問題は、日本で一番早く初日の出が見られる銚子市犬吠埼の「ホテルニュー大新」が突然音信不通になったもので、市の観光協会には「予約したのに連絡が取れない」などの相談が相次いで寄せられています。26日午後、ホテルの運営会社の社長が取材に応じ、現在の状況について説明しました。運営会社の社長:(休業は)老朽化でリフォームしたいので。OTA(予約サイト)は10月から(予約できないように)止めていますので。運営会社の社長は、リフォームをした上で2026年春の再開を目指すとしています。

「【中継】群馬・草津温泉は降雪と強風で湯けむりも高く…午後4時の気温は氷点下7.2度・積雪22cm 路面凍結などに注意」 26日午後4時50分現在、大雪警報が出ている群馬県北部の草津温泉から広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。現在も雪が降っていて、風が強く吹いています。25日も数cmの積雪があったようですが、ほとんどが、26日に降った雪が積もっているという状況です。寒いと湯けむりがたつということに加え、湿った空気が来ると湯気が立ちやすく、現在は湯畑の湯けむりが高く立っている様子が見受けられます。26日は、午後4時時点で氷点下7.2度、積雪が22cmを計測しています。現在は最低気温もさらに低くなっていて、今が一番寒いという時間帯になっています。27日にかけて雪は少しずつ収まっていくものの、氷点下10度ほどまで下がるということで、路面凍結など、引き続き注意が必要です。

「氷河期にタイムスリップ?恐竜も雪化粧「年末寒気」暴風雪に要警戒!ホワイトアウト発生…大雪の関東で車立ち往生も」 大雪警報が出された群馬県。雪が降りしきる中、発生した渋滞。その先では、トラックと乗用車が衝突寸前で止まっていました。9連休を前に列島に襲来した、今シーズン最強の“年末寒気”。各地でドカ雪となり、台風並みの暴風も吹き荒れ、視界が遮られる“ホワイトアウト”が各地で発生しました。長野・信濃町の高速道路では、危険を回避するためか車が速度を落としながら走っていました。市内でも赤い服を着ている人がわずかに見える猛吹雪で、積雪も一気に45cmまで急増しています。住民からは「一気にこんなに積もるっていうのはビックリです。今年一番(の雪)ですね。間違いなく一番です」「いきなりこんないっぱい降ってたまげています。地道に降ったら片付けるの繰り返しだと思います」といった声が聞かれました。新潟・湯沢町も26日午前6時の時点で積雪0cmでしたが、午後4時に38cmまで積雪が急増しました。JR越後湯沢駅前では、スキー場や温泉宿へと向かう観光客らが雪だるまを作るなど、雪を楽しむ様子が見られました。台風並みの暴風も各地で吹き荒れていました。秋田・横手市では、歩行者を強い風が打ち付けていました。最大瞬間風速24.5メートルを観測した秋田市では、雪が舞って視界が遮られる恐れがあることから「暴風雪警報」が出され、警戒が呼びかけられています。石川・輪島市では最大瞬間風速27.4メートルの暴風となり、細かい雪が舞い上がる様子が見られました。金沢駅前ではシャーベット状の雪が積もり、年末年始で帰省した人や観光客が、スーツケースを持ち上げたり引きずるなど悪戦苦闘です。中には、雪だるまを作り記念撮影する外国人も。福井市の駅前では、恐竜のモニュメントも雪化粧です。まるで氷河期にタイムスリップしたかのような光景となっていました。西日本でも吹雪と大雪に見舞われていました。

「「イスラム国」をアメリカ軍が攻撃…トランプ政権「ナイジェリア当局から要請」 大統領も「キリスト教徒の虐殺やめなければ地獄の報いと警告」」 アメリカのトランプ大統領は25日、西アフリカのナイジェリアで活動する過激派組織「イスラム国」に対し、アメリカ軍が攻撃を行ったと発表しました。トランプ大統領はSNSで、ナイジェリア北西部の過激派組織「イスラム国」に対し、「強力かつ致命的な攻撃を行った」と明らかにしました。理由について、「以前からキリスト教徒の虐殺をやめなければ地獄の報いを受けると警告していたが、今夜その報いが訪れた」と説明しています。トランプ政権は「ナイジェリア当局からの要請を受け攻撃した」「ナイジェリア政府の支援と協力に感謝する」と表明しています。

「冬眠は…クマが動物園の駐車場で男性職員襲う 右肩かまれ右脇腹や顔などにケガ 病院搬送も会話できる状態 秋田市」 動物園の駐車場で男性職員がクマに襲われました。26日午前8時ごろ、「秋田市大森山動物園」の駐車場で50代の男性職員がクマに襲われました。男性はクマに右肩をかまれたほか、右脇腹や顔などにけがをし、市内の病院に搬送されました。会話ができる状態だったということです。クマの体長はおよそ80cmで、近くを通った車の運転手が逃げるクマの姿を目撃しています。秋田県内で12月にクマによる人身被害が発生したのは2020年以降では初めてです。

「林総務相が“不適切”労務費を収支報告書から削除し謝罪…買収など違法な事実ない 2024年衆院選ポスター管理で」 林総務相は、2024年の衆議院選挙でポスター管理などの労務費として経理処理したものの一部に不適切なものがあったとして謝罪しました。林総務相:関係者の皆さまにご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。林総務相は会見で、2024年の衆議院選挙で発行した領収書を調べたところ、13人に支払った13万円分の労務費について、実態と違うものがあったことを明らかにしました。林総務相は、私設秘書が余った選挙費用の返金を避けるため選挙後に秘書業務で使ったと説明し、この労務費については収支報告書から削除したと謝罪しました。ただし、買収など違法に使用された事実はないとしています。

「過去最大122兆円 …2026年度予算案が決定 診療報酬引き上げなどで社会保障費が過去最大の39兆円超 」 政府は2026年度予算案を決定しました。高市内閣の「責任ある積極財政」路線が鮮明になる中、一般会計の総額は過去最大の122兆円余りに膨らみ、借金頼りの財政が続きます。2026年度予算案の一般会計の総額は122兆3092億円と、2年連続で過去最大を更新しました。歳出では、高齢化が進むことや診療報酬を引き上げたことなどで、社会保障費が過去最大の39兆559億円となります。子育て世帯の支援では、私立幼稚園や認可外保育施設などの利用料について、補助額の上限を最大で3700円引き上げるほか、親が働いていなくても保育所などを利用できる「こども誰でも通園制度」をすべての市町村で始めます。一方、国の借金である国債の返済や利払いなどにあてる国債費は、金利の上昇などもあり31兆2758億円を計上し、こちらも過去最大となりました。企業業績が好調な中、税収は過去最大の83兆7350億円となる見通しですが、不足分を補うため、新たな国債を29兆5840億円発行します。財源の約4分の1を占める状態は変わらず、厳しい財政運営が続きます。

「崎陽軒「シウマイ弁当」が来年2月に値上げ…1070円から1180円に 原料の高騰が影響 値上げは5年間で4度目」 横浜名物のシウマイがまた値上げです。崎陽軒は、シウマイなど123品目を2026年2月1日から値上げします。看板商品の「シウマイ弁当」は1070円から1180円に、「昔ながらのシウマイ 15個入」は700円から740円に引き上げるなど、値上げ幅は10円から380円になります。値上げの理由について、崎陽軒はシウマイの原料であるタマネギや干しホタテの貝柱のほか、弁当用のコメの高騰が影響したと説明しています。値上げは2025年2月にも行っていて、ここ5年間で4度目となります。「シウマイ弁当」は2025年の値上げ時に1000円の大台を超えていました。

「約650人から「預けた腕時計が返却されない」…ロレックス15本詐取した疑いで「トケマッチ」元社長ら逮捕 被害額28億円以上か」 高級腕時計のシェアリングサービスを運営する「トケマッチ」の元社長が、預かった高級腕時計をだまし取った疑いで逮捕されました。「トケマッチ」運営会社の元社長・福原敬済容疑者(44)ら2人は2023年、男性(30代)から預かった「ロレックス」15本をだまし取った疑いが持たれています。福原容疑者は26日、ドバイから成田空港に到着したところを逮捕されました。「トケマッチ」は、高級腕時計を所有者から預かり、借りたい人に貸し出すサービスで、所有者には預託料が支払われる仕組みでしたが、福原容疑者らは預かった腕時計を売りさばいていたということです。「トケマッチ」をめぐっては、45の都道府県の約650人から「預けた腕時計が返却されない」などと相談が相次いでいて、被害額は28億円以上にのぼるとみられています。

「脚本家の内館牧子さんが77歳で死去 民放やNHKなどで多くのドラマ手がける 女性初の横綱審議委員会委員にも就任」 脚本家の内館牧子さんが亡くなりました。77歳でした。脚本家の内館牧子さんは12月17日、急性左心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。77歳でした。秋田県出身の内舘さんは、武蔵野美術大学を卒業して1988年に脚本家デビューし、フジテレビのドラマ「都合のいい女」やNHK連続テレビ小説「ひらり」など多くのドラマを手がけました。また、相撲では女性で初めてとなる横綱審議委員会の委員にも就任しました。修士課程で入学した東北大学では、在学中に相撲部の監督を務めるなど相撲界の発展に寄与しました。葬儀は近親者のみで行われ、2026年春にもお別れの会が執り行われるということです。

「“年末寒気”で日本海側中心に大雪...群馬や長野などに警報も 年明け4日ごろから再び大雪の恐れ 国交省が予防的通行止めの可能性」 「年末寒気」の影響で日本海側では北陸や山陰を中心に大雪となっています。帰省や旅行で車の立ち往生などの交通障害に警戒してください。今シーズン最強の寒気が流れこんでいる影響で、25日夜から日本海側を中心に大雪になっています。長野・小谷村では26日だけで62㎝、兵庫・兎和野高原では43㎝降り積もりました。住民からは「明け方から降り始めたと思うが、いっきにこんなに積もるとはびっくり」「いきなりこんなにいっぱい降ってたまげてる」といった声が聞かれました。また現在、群馬県や長野県、新潟県などには大雪警報が発表されていて、積雪の急増や猛吹雪による車の立ち往生など交通障害に警戒して下さい。26日夜から27日朝にかけて、北海道から山陰までの広い範囲で雪が降り続ける見込みで、北日本の日本海側では26日、日中でも局地的に大雪の恐れがあります。また、年明け4日ごろから再び強い寒気の影響で、長野県や群馬県の北部を中心に大雪となる恐れがあります。国交省によりますと、予防的通行止めを行う可能性もあり、Uターンラッシュへの影響にも警戒が必要です。各交通機関にも影響がでています。鳥取県と岡山県を走る米子自動車道では、26日朝から立ち往生を防ぐための予防的通行止めが行われています。落合ジャンクションから米子インターチェンジ間の全線で通行止めが行われており、解除の見通しは立っていません。冬用のタイヤを装着するなど警戒してください。また、空の便にも影響が出ています。日本航空と全日空によりますと北海道や東北の一部の空港を発着する、あわせて55便が欠航していて、約5500人に影響が出ているということです。最新の交通情報をご確認ください。

「横浜のビルで「全裸の男が倒れている」腹部に打撲痕…“30代”男性死亡 非常階段踊り場にあおむけ 上の階から転落か 事件性も捜査」 25日夜、神奈川・横浜市の雑居ビルで男性が死亡しているのが見つかり、警察が詳しい状況を調べています。25日午後9時40分ごろ、横浜市中区の雑居ビルで「全裸の男が倒れている」とビルのメンテナンスにあたっていた作業員から110番通報がありました。警察によりますと、男性は30代とみられ、非常階段の踊り場で全裸の状態であおむけに倒れていて、腹部に打撲の痕などがあったということです。男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。警察は男性が上の階から転落した可能性もあるとみて、事件性についても捜査を続けています。

「借金頼りの財政続く…過去最大122兆円にふくらんだ来年度予算案決定 不足分は29兆円超の新規国債で補う計画」 政府は、2026年度予算案を決定しました。物価高対策に迫られるなか、一般会計の総額は過去最大の122兆円あまりに膨らみ、借金頼りの財政が続きます。2026年度予算案の一般会計の総額は122兆3092億円と、2年連続で過去最大を更新しました。歳出では、高齢化が進むことや物価高を踏まえて、医療機関の収入である診療報酬を引き上げたことなどで、社会保障費が過去最大の39兆559億円となります。企業業績が好調ななか、税収は過去最大の83兆7350億円となる見通しですが、不足分を補うため、新たな国債を29兆5840億円発行することにしていて、厳しい財政運営が続きます。

「家賃とローンの支払い抱え…香港の高層住宅火災1カ月、自宅失った被災者は新たな危機直面」 甚大な被害が出た香港の高層住宅火災から、26日で1カ月です。家を失った被災者は、新たな危機に直面しています。11月26日、香港の高層住宅で発生した火災は7棟に燃え広がり、161人が死亡、2000世帯近くが自宅を失いました。サム・ソーさんも、我が家を失ったひとりです。サム・ソーさん:(自宅は)あそこでした。まだ竹の足場が残っているところ。子どもが成長し、毎年の誕生日も友達を呼んでこの家で祝いました。ソーさんは22日、政府が手配した臨時の住宅に家族6人で移りました。無償で住めると聞かされていましたが、政府の方針が変わり2026年の5月から家賃が発生することになりました。サム・ソーさん:ここに長く住むかどうかも結局は政策次第です。いつまた方針が変更されるのかも分からないからです。一定の支援はあるものの、ソーさんのように多くの被災者が新しい家賃の支払いと元の家のローンを抱える見込みで、生活再建のめどは立ちそうにありません。

「赤坂サウナ夫婦死亡、ドアノブは今年付け替えと判明…警視庁が防火マニュアルなど押収 安全管理に問題なかったか捜査」 東京・赤坂の個室サウナで30代の夫婦が死亡した火事で、外れた状態で見つかったサウナ室の扉のドアノブが、2025年に入って付け替えられていたことが分かりました。12月15日、赤坂の個室サウナで座席や壁が焦げる火事があり、美容室経営の松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)が死亡しました。サウナ室の扉のドアノブが外れて床に落ちていたことから、2人は室内に閉じ込められたとみられています。その後の捜査関係者への取材で、このドアノブが2025年に入って付け替えられたものだったことが分かりました。警視庁は25日、関連会社などに家宅捜索に入って防火マニュアルなどを押収していて、安全管理に問題がなかったか捜査を続けています。

「「年末寒気」日本海側で大雪や暴風…帰省や旅行で立ち往生警戒…米子道で予防的通行止め、空の便に欠航相次ぐ」 「年末寒気」の影響で、日本海側では北陸や山陰を中心に大雪になっています。帰省や旅行で車の立ち往生などの交通障害に警戒してください。長野・信濃町では、朝から猛吹雪で辺り一面が真っ白になっています。今シーズン最強の寒気が流れこんでいる影響で、25日夜から日本海側を中心に大雪になっています。6時間降雪量は長野・小谷村では35cm、兵庫・兎和野高原では24cmなど積雪が急増しています。住民からは「明け方から降り始めたと思うが、一気にこんなに積もるとはびっくり」「いきなりこんなにいっぱい降ってたまげてる」といった声が聞かれました。また台風並みの暴風も吹いていて、特に北日本の日本海側では猛吹雪となる恐れがあります。26日に予想される最大瞬間風速は、北海道や東北で30メートルとなっています。このあとも日本海側では雪は降り続ける見込みで、26日朝までに予想される降雪量は北陸で80cm、東北で70cmなどとなっています。積雪の急増や猛吹雪による車の立ち往生など交通障害に警戒してください。また、年明けも再び強い寒気の影響で大雪となる恐れがあり、Uターンラッシュへの影響にも警戒が必要です。各交通機関にも影響がでています。鳥取県と岡山県を走る米子自動車道では、26日朝から立ち往生を防ぐための予防的通行止めが行われています。NEXCO西日本によりますと、落合ジャンクションから米子インターチェンジ間の全線で通行止めが行われており、解除の見通しはたっていないということです。日本海側の山沿いを中心に立ち往生の恐れもあり、冬用のタイヤを装着するなど警戒してください。また、空の便にも影響が出ています。日本航空と全日空によりますと、北海道や東北の一部の空港を発着するあわせて47便が欠航していて、約4700人に影響が出ているということです。最新の交通情報をご確認ください。

「正月食材も高騰「割引品でぜいたくを」自宅で過ごす人需要取り込みへ 来年もひと月1000品目程度値上げ見通し」 27日から年末年始の9連休という人も多い中、食料品を中心に物価高が続いています。スーパーなどでは、自宅で過ごす人たちの需要を取り込む動きが強まっています。東京23区の12月の消費者物価指数は、変動が大きい生鮮食品を除いた総合が、2024年の同じ月と比べて2.3%上昇しました。2%台となるのは6カ月連続です。もちやいくら、こんぶなど、お正月の食材の上昇が続いています。街の人からは「年末年始はお金かかるので、かかるものとかからないものを分ける」「割引品でぜいたくしたい」などの声が聞かれました。「年末年始の過ごし方」についての調査では、「自宅でゆっくり過ごす」人や、影響のある年末年始の出費項目に「食料品」をあげた人が8割近くに達しています。イオンスタイル品川シーサイド店では、正月向けに売り場を切り替え、初売り用に目玉商品を用意しました。イオンリテール・後藤千尋さん:家族そろって、みんなでちょっと楽しみたいという声が多い。帝国データバンクの調査では、2026年もひと月1000品目前後の値上げが続き、年間1万5000品目に達する可能性があるということで、物価高への対応に知恵を絞る動きが続きそうです。

「4台絡む事故で軽自動車が炎上し車内から1人の遺体、2人軽傷 事故当時は路面が凍結状態か 長野・松川村」 26日朝、長野・松川村の県道で軽自動車2台と中型トラック、クレーン車のあわせて4台が関係する事故がありました。この事故で軽自動車1台が炎上し、車内から1人が遺体で見つかりました。また、消防によりますと2人が軽傷の模様ということです。警察によりますと、25日から雨が降っていて、事故当時は凍結状態だったとみられています。

「【速報】高級時計“持ち逃げ”トケマッチ元社長逮捕へ…海外逃亡も成田に帰国 時計10数本1500万円相当だまし取った疑い」 国外に逃亡し、警視庁に国際手配されていた高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」の元社長について、警視庁は、預かった高級腕時計を騙し取った疑いで逮捕する方針です。詐欺の疑いで逮捕されるのは「トケマッチ」の運営会社「ネオリバース」の元社長・小湊敬済こと福原敬済容疑者です。福原容疑者はおととし、都内の男性から預かった高級腕時計10数本、時価総額1500万円以上をだまし取った疑いが持たれています。福原容疑者は去年、会社の解散を発表した後に出国し逃亡していたとみられ、国際手配されていましたが、先ほど成田空港に到着していて、警視庁はまもなく逮捕する方針です。

「【独自】“交際相手”男性遺体に何枚もの服…一見して分からないよう隠匿か 近くに消臭剤 寝室ベッドや壁に飛び散った血痕 西東京母子4人死亡」 東京・西東京市の住宅で母親と息子3人が亡くなった事件で、母親が借りていたマンションから見つかった男性の遺体には服が何枚もかけられ、隠された状態だったことが分かりました。12月19日、西東京市の住宅で、無理心中を図ったとみられる母親と子ども3人が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。22日には、母親が契約していた練馬区のマンションのクローゼットから交際相手とみられる中窪新太郎さん(27)が刺されるなどして殺害されているのが見つかりました。その後の捜査関係者への取材で、中窪さんの遺体には服が何枚もかけられ一見しても分からないよう隠されている状態だったことが分かり、近くには消臭剤が置かれていたということです。発見を遅らせる目的だったとみられます。寝室ではベットのほか、壁にも飛び散った血の痕が残っていて、警視庁は、中窪さんが寝室で襲われたとみて捜査しています。

「女子大学生を車内に連れ込み性的暴行か…会社員の男逮捕 30分以上つきまとい自宅に送ると装い犯行 容疑否認も埼玉県警は余罪捜査」 さいたま市で女子大学生を車内に連れ込んで性的暴行を加えた疑いで53歳の男が逮捕されました。会社員の菅野順也容疑者(53)は12月12日、さいたま市内の駐車場に駐車中の車内で20代の女子大学生に性的暴行を加えた疑いがもたれています。警察によりますと、菅野容疑者は女子大学生に「元気?大丈夫ですか?」などと声をかけて30分以上にわたってつきまとったうえ、車で自宅まで送り届けると装って犯行に及んだということです。菅野容疑者は調べに対して「していません」と容疑を否認しているということです。警察は余罪についても捜査しています。

「黒田武一郎氏が宮内庁長官に就任「努力を尽くして参りたい」 西村泰彦前長官「両陛下から『長い間お疲れさまでした』とねぎらわれた」」 宮内庁の黒田武一郎長官が新たに就任し、「努力を尽くしてまいりたい」と抱負を述べました。宮内庁・黒田武一郎長官:皇室のご活動をお支えするという極めて責任の重い仕事に就き、微力ですが努力を尽くしてまいりたいと思います。就任にあたっての会見で、黒田長官は皇室の方々の適切な活動量や健康を課題として挙げたほか、安定的な皇位継承や皇族数の減少について「非常に待ったなしと言われる状態。早急に議論を進めていただきたい」との認識を示しました。一方、退任した西村泰彦前長官は、両陛下の被災地訪問などに同行した日々を「本当に国民が苦しい時に寄り添い励まされる皇室は『心のよりどころ』だと感じた」と振り返り、退任に際し、両陛下から「長い間お疲れさまでした」とねぎらわれたと明かしました。

「鈴木宗男氏がロシア到着 ウクライナ侵攻後3度目の訪露…自民党議員としては初 出発前に高市首相らと面会「日本の正しい考え伝える」」 自民党の鈴木宗男参議院議員がロシアに到着しました。鈴木氏は出発前に高市首相らと面会していて、ロシア訪問の目的について「日本の正しい考えを伝える」ことだと話しました。自民党・鈴木宗男参院議員:総理の考えや茂木大臣の考えを承ってきた。(ロシア側の)関係者には日本の正しい考え、認識を伝えたい。鈴木宗男議員は日本時間の25日夜、モスクワの空港に到着しました。ウクライナ侵攻後3度目の訪問で、自民党の議員としては初めてとなります。鈴木氏は今回の訪問について「議員外交」とする一方、「高市首相から国益を踏まえた具体的な考えを示された」として、「日本の正しい考えをロシア側に伝えたい」と述べました。鈴木氏は26日にロシア外務省の高官らと面会する予定で、ウクライナ侵攻や北方四島の交流事業などについて意見交換したい考えです。

「過去最大規模122.3兆円…来年度予算案きょう閣議決定へ 高市首相「関連法案の速やかな成立目指す」 来月23日召集の通常国会で審議へ」 政府は26日の閣議で2026年度予算案を決定する予定で、高市首相は「速やかな成立を目指す」と強調しました。高市首相:年明けの国会で多くのご賛同を得られるように、誠心誠意、説明を尽くしてまいります。その上で、この予算案と関連法案の速やかな成立を目指します。25日に開かれた政府と与党の会合で、高市首相は「切れ目なく強い経済を実現する」と述べ、2026年度の予算案が一般会計の総額で過去最大規模の約122兆3000億円となることなどを説明しました。2026年度予算案は26日に閣議決定され、2026年1月23日に召集予定の通常国会で審議されます。国民民主党・玉木代表:前向きに検討していきたいと思います。国民民主党の玉木代表は、広島県で記者団に「予算案が正式に決定された時点で方向性をより明確にしていく」と述べました。

「今季最強寒波の“年末寒気”日本海側中心に大雪警戒 仕事納めの帰宅の足に影響か 年明けも大雪の恐れ…Uターンラッシュに影響も」 26日は今シーズン最強の寒気の影響で、日本海側を中心に大雪や猛吹雪となる恐れがあります。交通機関への影響などに警戒してください。日本付近に西から今シーズン最強の寒気が流れこみ、“平地でも雪が降るレベルの寒気”が西日本まで南下する予想となっていて、日本海側は広い範囲で大雪となりそうです。このあとは、日本海から活発な雪雲が山陰や北陸などに流れ込み、警報級の大雪の恐れがあります。また、風も非常に強まり猛吹雪となりそうです。27日朝にかけての予想降雪量は北陸で80cm、東北で70cmなどとなっていて、仕事納めの帰宅の足にも影響する可能性があります。また、年明けも大雪の恐れがあり、Uターンラッシュへの影響に警戒が必要です。

「ギネス記録樹立ドローンショー国内No.1企業が“世界市場攻略へ新たな一手” 日本発の演出提案」 夜空に光のアートを描くドローンショー。国内ナンバーワン企業による世界戦略に迫りました。閉幕を迎えた大阪・関西万博。最終日には、夜空に描かれた「ミャクミャク」が2558万人の来場に感謝を伝えました。この万博期間中に“14万機以上のドローン”が夜空を彩り、ギネス世界記録を樹立したのが、スタートアップ企業「レッドクリフ」です。「レッドクリフ」代表取締役・佐々木孔明さん:年間でドローンを飛行させた数でギネス記録を。日本全体的にナイトタイムコンテンツが乏しいので、ドローンショーで盛り上げたい。自由自在な動きに1600万色以上のカラーバリエーションで、表現の幅は無限大。国内市場だけに満足してはいけない、ドローンショー国内ナンバーワン企業の“世界市場攻略のための新たな一手”とは。日本のドローンショー市場は急成長していて、この4年で4倍に広がり、2028年には600億円を超えると予想されています。この有望市場で6割以上のシェアを誇るのが、“国内最多となる6500機以上”のドローンを保有する「レッドクリフ」です。「レッドクリフ」代表取締役・佐々木孔明さん:大規模、ハイクオリティのドローンショー。あとはそれに耐えうるアニメーションチームも強み。夜空に描く複雑で立体的なアニメーションを作る「CGチーム」と、正確にドローンを飛ばすため現場での調整・機材メンテナンスを行う「オペレーションチーム」が一体となり作業を進行。この日も本番に向け、ドローンをセッティングする姿がみられました。「レッドクリフ」オペレーター:1000機、1500機規模で準備。飛ぶまでに色々とエラーが出るので修正していく。パソコンを使用してエラー部分を直す。「レッドクリフ」代表取締役・佐々木孔明さん:ドローンの下にLEDが付いていて約1600万色、何色でも表現できる。レインボーにしたり、グラデーションかけたり。