ビジネス動向や先進事例を伝えるオンラインビジネスメディア「ITmedia ビジネスオンライン」が、最新のビジネスニュースをお伝えします。ニュースは随時更新します。

働く人の約7割が「静かな退職」状態、なぜ辞めずに続けるのか。 「仕事への熱意や意欲はないものの、必要最低限の業務はこなす」状態を指す「静かな退職」。アデコの調査によると、就業者の67.7%が「自分も当てはまる」(非常に+どちらかといえば)と回答しており、約7割がこの状態にあることが分かった。

なぜ、クレカは“主役”になれなかったのか 銀行が先に広げた「組み込み金融」。 「エンベデッドファイナンス(組込型金融)の元祖は、提携カードなんです」

倒産件数が過去10年で最多に、最も多かった業種は?。 企業の倒産件数が増えている。リスクモンスター(東京都中央区)が調査結果を発表し、2025年の倒産件数は7898件となり、前年(7538件)から4.8%増加した。コロナ禍のセーフティネット政策によって、2021年に倒産件数は大幅に減少したものの、2022年以降は増加を続け、直近10年間で最多となった。

「残クレアルファード」はこうして広まった マイルドヤンキーとトヨタの“最適解”。 トヨタのLサイズミニバン、アルファード/ヴェルファイアの人気に陰りが出ていると言われ始めた。

ローソン、定番チルド弁当2品目を1割値下げ 12月の弁当ニーズの高まりに応える。 ローソンは12月16日から、チルド弁当2品目の価格を1割値下げした。「ヨード卵・光のロースかつ丼」を697円から599円に、「だしご飯の海苔弁当」を667円から599円で販売する。昨今の物価高で高まる節約ニーズに応える姿勢だ。

なぜ、鉄道会社は「子ども」に投資するのか 小田急の施策から読み解く長期戦略。 年末年始が近づくと、帰省などで子どもを連れて電車を利用する家族の姿が駅で目立つようになる。

JCBはなぜ「最大10%」をシンプルにしたのか 条件だらけの還元競争に向き合った一手。 クレジットカードのポイント還元競争が、どうにも息苦しい。三井住友フィナンシャル・グループのOlive、三菱UFJフィナンシャル・グループのエムット。各社が打ち出す「最大◯%還元」の文字は踊るが、その下にぶら下がる条件の多さよ。タッチ決済限定、専用アプリ必須、月◯回以上の利用――。正直、疲れる。還元率を最大化するには、攻略本が必要なレベルだ。

サントリーの26歳エース営業 成果ほぼゼロの3カ月を乗り越え、確立した「9:1」の営業スタイル。●連載:教えて!あの企業の20代エース社員

運動後に「ノンアルビール」? サッポロ×ミズノが流行らせたい新習慣の意図。 サッポロビール(以下、サッポロ)とミズノは、共同開発したノンアルコールビール「SUPER STAR」を2026年2月25日に近畿エリア限定で発売する。ビールメーカーとスポーツメーカーという異業種がコラボし、運動後のご褒美として飲む「スポーツノンアル」という新ジャンルの確立を目指す。

ニトリの「横向き寝が楽なまくら」327万個を突破 “いまなお”売れ続ける理由。 ニトリ(札幌市)が手掛ける「横向き寝が楽なまくら」シリーズが好調だ。2017年に販売を開始し、シリーズ累計販売数は約327万個を突破している(2025年11月末時点)。

「ワークマンの防水防寒ウェア」売上前年比112%、プロ向けがなぜ広がった?。 ワークマンは12月16日、防水防寒カテゴリー全体の売り上げが前年比112%で推移していると発表した。プロ向けに開発した防水防寒ウェアの売れ行きが好調だという。

ITエンジニアの9割が「過度なマージンを取られている」 過重下請け構造の実態は。 IT業界を含む各産業で問題視される、3社以上に跨(またが)る「過重下請け構造」の実態について、PE-BANK(東京都港区)は調査結果を発表した。調査は、全国のITシステムについて外部に発注した経験のある企業担当者と全国のITフリーランスエンジニアを対象に実施した。

情報戦化するテーマパーク 利便性向上のはずが不満の声も、公式アプリが抱える「ジレンマ」。 テーマパークなどのアミューズメント施設において、チケット購入からアトラクション予約まで、スマートフォンで入場前の手続きを完了させることが増えてきた。

倒産寸前なのに年収100万円アップ 売上38億円のV字回復を実現した、山梨のプリント企業の「決断と狙い」。 「今日注文で明日出荷」――ECサイト「CLAT-JAPAN(クラティージャパン)」にてTシャツなどのオリジナルプリントグッズの製作を展開するフォーカス(山梨県甲斐市)は、この短納期を武器に顧客のリピート率約75%を誇る。

「中国資本が火葬料を釣り上げている」は本当か 東京博善の社長に聞いた、“風評被害”の実態。 東京都の「火葬料金問題」が注目を集めている。ピンとこない他地域の読者のために説明すると、都心部で6つの斎場を運営する東京博善(東京都港区)が、2024年6月に燃料や人件費の高騰を理由に火葬料金を9万円へ引き上げたことが発端である。

高級冷凍食品で売上3倍 三井不動産の通販が支持される意外なワケ。 日本冷凍食品協会によると、冷凍食品の国内生産金額は2021年から4年連続で過去最高を更新し、2024年に初めて8000億円を突破したという。冷凍食品の消費額も同様の傾向で、2024年は前年比104.4%の1兆3018億円だった。

労務管理システム費用、1人当たりの相場は? 費用相場を調査。 労務管理システムにかかる費用の相場はいくらか。スマートキャンプ(東京都港区)によると、システム導入による初期費用は「30万~50万円未満」(21.6%)が最多となり、「10万~30万円未満」(20.5%)と合わせると「10万円~50万円未満」が42.1%を占めた。

えっ、もう? 新社会人の6割が「転職意向あり」 前年比5.5ポイント増の現実。 マイナビが2025年卒の入社半年後調査の結果を発表した。入社後の社会人生活を表した漢字一文字を見ると、1位は「学」(7.62%)、以下「楽」(5.21%)、「苦」(4.41%)、「忙」(4.01%)、「疲」(3.01%)と、前年も上位だった漢字が並んだ。

“イベント時だけ”大混雑する駅、どう対応している? 千駄ヶ谷・水道橋・九段下などを調査。 東京圏には、日常的に混雑する駅が数多くある。一方で、都心・郊外を問わず、イベント時には驚くほど混雑するものの、平常時は人影もまばらという駅も。

27年卒の就職人気企業ランキング、前年から首位が入れ替わった業種は?。 学情(東京都中央区)は、2027年卒の学生を対象にした「就職人気企業ランキング」の業種別トップ5を発表した。発表によると、29業種のうち4業種で、前年から首位が入れ替わったことが分かった。

「和×体験のアフタヌーンティー」おじさんが主役に? ヒットを生んだ“あんこ”と4つの体験。 トレンドが続く「アフタヌーンティー」に、“進化系”が登場している。品川プリンスホテルやウェスティンホテル大阪では、和食の「体験型アフタヌーンティー」を2025年から提供し、成果につなげているという。

「ブランケットじゃ足りない」を突破せよ 電車の座席みたいに温かいヒーターが生まれた理由。 電気代の高騰が続く中、「パーソナル暖房」が注目を集めている。家電メーカーのサンコー(東京都千代田区)は、昨年話題となった「まるで電車の座席ヒーター」のほか、足首を温める「くるぽっか」や折りたたみ式フットバス「あし~ゆ2」など、パーソナル暖房グッズのラインアップを広げている。

企業の6.5%が「クマリスク」を実感 地区別・業種別の影響は?。 全国で熊(クマ)の出没情報が相次いでいるが、企業活動への影響はどの程度あるのか。東京商工リサーチが6309社を対象に調査したところ、企業の6.5%がクマ出没の影響があると回答した。影響が最も大きい業種は「宿泊業」(39.1%)だった。

ワークマンの「電熱ヒーター内蔵ウエア」が好調 “繰り返し使える暖房”が支持拡大。 ワークマンの「着るコタツ」が好調だ。電気代が高騰し、「繰り返し使える」という利便性が注目される中、屋外だけでなく室内でも使えるパーソナル暖房としての機能が評価され、シリーズ累計の販売数は60万点を突破した。2025年モデルは、4種を展開している。

9割超が「必要」と答えたビジネスマナー 気を付けている行動トップは?。 企業で働く上で必要とされる仕事上の礼儀作法全般を指すビジネスマナー。エン(東京都新宿区)の調査によると、98%が「仕事を円滑に進める上でビジネスマナーが必要」(どちらかと言えば必要を含む)と思っていることが分かった。

閉園後の遊園地が出会いの舞台に? 4000人が熱狂する「大合コン」の裏側。 みろくの里(広島)、リナワールド(山形)、かみねレジャーランド(茨城)――。

20年連続で売上減少 組織崩壊の危機にもあった、老舗缶メーカーの「V字回復」の裏側。 「会社の決算書を見て驚きました。売り上げは20年連続減少で、2000年に15億円だったのが、2019年には4.9億円にまで落ち込んでいました」――1906年創業の製缶会社・側島製罐(愛知県大治町)の代表取締役 石川貴也氏は入社当時を振り返る。

アサヒ、アスクルに続き、ジャガー・ランドローバーで何が起きた? 止まらないサイバー攻撃。 最近、とんでもない規模のサイバー攻撃が続いている。

67.3%の先輩社員「新人ガチャ」感じた 増える「育成疲労」の声、一方で新入社員は?。 日本能率協会マネジメントセンター(東京都中央区)によると、新入社員の「就社志向(現在の会社でずっと働きたい傾向)」は年々高まっており、2016年の調査開始以来で最も高い70.9%に上った。一方、上司・先輩社員の間では「育成疲労」を感じていることも明らかになった。新入社員の働き方や上司・先輩との育成はどう変化しているのか、調査した。

「冬のボーナス」支給率は80.5%、伸びた業界はどこ?。 帝国データバンク(東京都港区)は2025年冬季賞与の動向について調査を実施した。その結果、ボーナスや一時金を支給する企業は80.5%と前年より0.3ポイント増加したことが分かった。

「労働時間の規制緩和」議論に募るモヤモヤ なぜ日本の働き方は“時間軸”から抜け出せないのか?。 もっと働きたいけれど、労働時間規制があるので働きづらい――。

モームリ家宅捜索……退職代行は「消えるべき業種」か?。 10月22日、退職代行「モームリ」を運営するアルバトロスに家宅捜索が入った。

従業員の生成AIスキル「普通以下」、経営者の65%以上が回答 特に求めているスキルは?。 生成AIを導入している企業の経営者が、従業員に求める理想のスキルと現実でギャップを感じていることが、企業のデータ活用・DXを支援するdev(長野県松本市)が実施した調査から明らかになった。ギャップを「感じる」(「非常に感じる」「やや感じる」の合計)が57.2%と半数を超えた。不足していると感じているスキルでは「データ分析能力」(36.9%)が最多となった。

2027年卒の「就職先企業の人気ランキング」 理系1位は「味の素」、文系の1位は?。 就活情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、2027年卒の学生を対象にした文理別の「就職人気企業ランキング」を発表した。文系1位は「伊藤忠商事」、理系1位は「味の素」だった。

出社かリモートか 年収1000万超の人たちが求める働き方。 年収1000万円超の人材は、出社とリモートのどちらを選んでいるのか。転職支援を提供するクライス&カンパニー(東京都港区)によると、「週5日以上出社」(30%)が最多となり、オフィス回帰が鮮明になっていることが分かった。

初の女性総理誕生の裏で 「女性管理職が増えない」と嘆く企業が見落とす「数」の威力。 やっと、本当にやっと日本の政治界のトップに「女性」が就任しました。

事務ミスで懲戒処分!? 長浜市の「厳罰化」方針は違法なのか? 弁護士に聞いた。 過失の程度や結果の重大性によっては、時代に即した適正な処分を行う──滋賀県長浜市の浅見宣義市長が示した、市役所職員の事務ミスに対する厳罰化の意向が注目を集めている。

おこめ券になぜ“モヤモヤ”するのか 職場の「利益誘導おじさん」とコンプラの関係。 突然だが、社会人ならば一度くらいは職場や取引先で「利益誘導おじさん」を見かけたことはないだろうか。

辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2025」 2位「オールドメディア」、1位は?。 三省堂(東京都千代田区)は「辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2025』」の選考会を開き、2025年を象徴する新語ベスト10を発表した。大賞に選ばれたのは「ビジュ」だった。

ポイ活の“改悪ラッシュ”はなぜ起きる? 企業とユーザーのプロレス的な関係。 「改悪だ」「終わった」「もう解約する」――。

「黒ミャクミャクスニーカー」2時間で完売 ミズノに届いた“もう一足ほしい”の声。 184日間の会期中に約2600万人が来場し、10月13日に閉幕した大阪・関西万博。日本国際博覧会協会によると、運営収支は最大280億円の黒字になる見通しだ。

自社のビジョンは明確ですか? 4割が「そう思わない」 ミドル世代ほど傾向強く。 企業が掲げる「ビジョン」や「理念」は、組織の方向性を示す羅針盤といえる。しかし、社員の多くは、その羅針盤を明確に認識できていないようだ。

「AIが使えなければキャリアが終わる」 中高年エンジニアが抱く危機感。 生成AIの急速な発展が進む中で、ITエンジニアのキャリアにおける「生存条件」も変化している。「AIを使えなければキャリアが終わる」――そんな危機感を抱く中高年エンジニアは少なくないようだ。エンジニア向け求人サイトを運営するモロ(東京都港区)は、40~60代のITエンジニア600人を対象に、働き方やAIスキルへの意識について調査した。

厳しい競争と人口減に苦しんだ「ひらパー」が、なぜ再び100万人台を達成できたのか。 1912年に開園した大阪・枚方市の遊園地「ひらかたパーク」。日本最古級の遊園地として知られ、1974年には来場者数が約160万人を記録したが、2011年には90万人を割るまで減少するなど、苦境に立たされた。しかし、2014年以降は100万人台に回復し、コロナ禍を除いて維持している。

26年卒の「内定承諾の決め手」 昨年2位の「社員や社風」は5位に、上がった項目は?。 リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は2026年卒業予定の就活生(以下、26卒)に対して、内定承諾理由や働く上で重視することなどを調査した。

M&Aの売却理由 「後継者不足」が半減、どんな理由が増えた?。 M&Aで売却を検討する理由として、「後継者不足」を挙げる声が減っている。タナベコンサルティング(東京都千代田区)の調査によると、譲渡を検討したきっかけは「自社の成長を目的とした他社とのアライアンス」(27.3%)が最多となるなど、成長の手段としてM&Aを選ぶ傾向が高まっていることが分かった。

「バーガーキング」12月に25店舗オープン 2025年末で337店舗に。 ビーケージャパンホールディングス(東京都千代田区)が運営するバーガーキングは、12月に愛知、大阪、福岡、埼玉、長野、東京、千葉、三重、栃木、広島に25店舗を新たにオープンする。2025年は計85店舗を新規出店し、年内に全国337店舗となる。

派遣社員の3人に1人、前年より「時給アップ」 最も高い職種は?。 派遣社員の3人に1人が昨年より時給がアップしている。エン(東京都新宿区)が実施した調査によると、昨年同時期と比較して「時給が上がった」と回答した派遣社員は35%で、「下がった」は17%だった。

沖縄はなぜファミマが強い? 全国3位の激戦区で「V字回復」を実現した独自戦略。 業界内での出店競争が激しくなるほど、1店舗当たりの収益は縮小していくのが市場の常だ。それを打ち破っているのが、沖縄エリアでコンビニエンスストアのファミリーマートを展開する「沖縄ファミリーマート」(那覇市、以下「沖縄ファミマ」)である。

ニコン「400億円」新本社の全貌 圧巻の劇場型アトリウム、階段で仕事……交流を生む数々の仕掛けとは。 ニコンが約400億円を投じた新しい本社/イノベーションセンターは、同社ゆかりの地である東京・西大井に位置する。同社の発展を支えた大井第一工場の跡地で運用を始めてから、はや1年。さまざまな特徴的なファシリティを備える新本社を訪ねた。

デイリーくじ、ポイ活も 「社内アプリ」で“自ら動き出す組織”は作れるか。 多くの企業が、社内コミュニケーションの課題に直面している。HR総研の調査によると、社内コミュニケーションの具体的な課題として、87%が「迅速な情報共有」を、78%が「部門間・事業所間の連携」を挙げた。特に深刻なのが、デスクワーカーとノンデスクワーカーの間に生まれる情報格差だ。