Neverending schoolは、卒業のない学校。 新しく学ぶ時間をシェアする教育系podcastです。主に文学、映画、歴史等の学びを記事と一緒にシェアします。 https://neverending.school/
「you are (not) alone」「you can (not) advance」「you can (not) redo」は「大人になれ」って意味?
1/3『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の感想。とにかくぽかん。不憫なシンジくん
95年のTV版以来『エヴァ』ファンの2人で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を改めて観てみました。謎は相変わらず多いものの、エンタメ要素が多く面白い『エヴァ破』。使徒に侵食された参号機と初号機の戦いで流れる「今日の日はさようなら」の異化効果についても語りました。
・1982/83生エヴァ直撃世代のエヴァ ・庵野さん(監督)≒ゲンドウ ・父になるとゲンドウ目線で見てしまう ・Qがめっちゃ好き ・1995年は虚構の時代 ・マティスEBや音楽のかっこよさ ・陰謀論とセカイ系との繋がり ・エヴァが終わるのが怖い エヴァについてはこちらもどうぞ。 https://neverending.school/posts/about-evangelion-terms-plot/
理人→挫折→俳優へ…演技を学んで本当に良かった。働きつつ俳優として活動する荒井啓仁さんにインタビューしました。
卑弥呼(ひみこ)とは、日本の弥生時代に、邪馬台国(やまたいこく)を治めたとされる女王。古代中国の歴史書『「魏志」倭人伝』によると、2世紀の倭国(わこく、当時の日本)は多くの国による覇権をめぐった争い「倭国大乱(わこくたいらん)」が続いていました。ある女王が立ったとき、大乱が鎮まったといいます。その女王こそが卑弥呼でした。
3世紀の日本、弥生時代にあったとされる邪馬台国。邪馬台国の人々はどんな生活をしていたのでしょうか。3世紀の中国の歴史書『魏志倭人伝』には、邪馬台国の人々の生活・風習が描かれています。拍手や家族が別々の部屋に寝るなど、現代に残る風習もあれば、入れ墨など当時しかなかった文化もあります。
三権分立とは国の権力を「立法権」「行政権」「司法権」の3つに分け、別々の機関に役割分担させることです。権力を分散させ、1人の権力者、1つの組織・機関に権力が集中しないようにしているのです。
弥生時代の3世紀の日本で、女王・卑弥呼が治めたとされる邪馬台国(やまたいこく)。邪馬台国はどこにあったのでしょうか? 有力なのは北九州にあった説と、畿内(大和)説。なぜ議論が分かれるのか。『魏志』倭人伝や本居宣長、新井白石、榎一雄などの学説や最近の論について紹介します。
1784年(天明4年)の江戸時代、福岡県志賀島である農夫が偶然掘り出したもの。それが「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」と書かれた金印(きんいん)でした。こうした印は文章の秘密を守るための封印に使われていました。「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」とはどんな意味で、なぜ金印をもらいに行ったのか。この発見にはどんな歴史的意義があったのでしょうか。
なぜ自分に自信がないのか。もしかすると理想と現実のギャップの大きさが原因ではないでしょうか。理想が高く、自分に対して過小評価をしているため自信がないのかもしれません。もう1つは自分のことを考えすぎているのかもしれません。これについてはベストセラーになった『嫌われる勇気』などでも有名な「アドラー心理学」にヒントがあります。 この記事では筆者が自信がないときに書籍等で調べたり試してみたりした7つの対処法、新しい習慣をご提案します。
僕には1歳の息子がいますが、子育てをしていると、音楽を学ぶ意味をとても痛感するんです。それはなぜかというと、子供をあやすために歌を歌うわけですよ。『犬のおまわり』さんとか『げんこつ山のたぬきさん』とか。ただ、そのレパートリーが少ないんですよね。もっといっぱい教わったはずだし、みんなと一緒に歌ってきたはずなのに、全然出てこないんですよ。
弥生時代とは、紀元前4世紀~紀元3世紀頃までを指す時代区分のこと。縄文時代のあと、日本列島の九州北部から、さらに薩南諸島~東北地方まで弥生文化が広がりました。 弥生時代の特徴は、水稲農耕(水田で稲・お米を栽培して育てること)が始まったことや、弥生土器・鉄や青銅器の使用があります。
「経営」「景気」「経済」「カンパニー」の語源はもともと人と人との関わりや、風景を表す言葉だった、というお話。経済用語ってどこか距離を置いて見てしまうのですが、語源から考えると、身近な風景や人のためのものだったと分かります。
劉慈欣(リウ・ツーシン/りゅう・じきん)の『三体』は中国のSF小説。2006年から連載で発表され、2008年に単行本として刊行。三部作全体で2100万部以上の大ヒットとなっています。2014年に中国系アメリカ人SF作家ケン・リュウにより英語版が翻訳されると、当時のバラク・オバマ大統領が愛読するなど話題に。2015年、SFの権威ある文学賞「ヒューゴー賞」をアジア人初受賞。Netflixでの英語版オリジナルドラマシリーズ制作が決定しています。 いつも私たちは1カ月で1冊の本を2人で読む読書会をやって、podcastや記事で公開しています。今回は『三体』の日本語訳を4人で読んで語ってみました。
文字による記録がない人類の歴史を「先史時代」と呼びます。ヒトの祖先・猿人は600万年近く前に生まれ、私たち「新人(ホモ=サピエンス)」は約20万年前に登場したとされています。文字が誕生したのは、紀元前3,500~3,100年ごろ。人類の歴史においては先史時代のほうが長いんですね。 文字が生まれるずっと前から、声によるコミュニケーション・言葉は生まれていました。猿人・原人・旧人たちは二足歩行をし、火や言葉を扱って進化してきましたが、新人はさらに文字を発明したことで文明を加速度的に発展させたといってもよいでしょう。
『金閣寺(きんかくじ)』は作家・三島由紀夫による小説。昭和31年(1956)に雑誌『新潮』で連載され単行本にまとめられました。京都・鹿苑寺(ろくおんじ)の舎利殿「金閣」を学僧が葛藤の末に放火するストーリーです。昭和25年(1950)7月2日、実際に起きた事件が題材になっています。三島由紀夫の代表作とも呼ばれる『金閣寺』のあらすじ・登場人物・テーマと、作者の三島由紀夫について解説します。
縄文時代は今から何年前の文化かというと、約13,000年前~約2500年前とされています。紀元前4世紀ごろに、稲作を中心とした次の弥生時代が始まったとされていますが、その前の縄文時代は約1万年も続いたんですね。
困ってる人の役に立つ仕事っていろいろあると思うんです。ほとんどの仕事は誰かの役に立っていると思うんですよ。『投資家が「お金」よりも大切にしていること』っていう本があって、その中にすごくいいことが書いてありました。この記事ではイタリア・ナポリ発の「保留コーヒー」や、2017年『WIRED』「Creative hack Award」受賞のストリートディベーターをご紹介します。
二足歩行を特徴とする人類の祖先が誕生したのは、いまから約700~600万年前頃のアフリカと考えられています。人類の進化は「猿人→原人→旧人→新人」の段階で示されます。まだ発掘・研究が進められているため諸説ありますが、最古の人類は「アウストラロピテクス」や「サヘラントロプス・チャデンシス」を含めた「猿人」のどれかとされています。 今回の歴史を学べるフィクション:日本映画『北京原人 who are you?』
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増え、腰痛の悩みを抱えている人も多いでしょう。この記事では筆者が腰痛対策に試して効果があった方法と、医師・医学療法士の方にアドバイスされた内容を紹介します。少しでもヒントになれば幸いです。
「得意なことがない」と悩んでいるなら、あなたの得意なことは1つではないのかもしれません。「マルチ・ポテンシャライト」=「複数の“ちょっと得意”を組み合わせるのが得意」な人である可能性があります。その組み合わせは、あなたの知識・経験もろもろから成り立つ、固有のもの。
最近、川端康成の『雪国』を友人と読んだpodcastの文字起こしをしていて気づいた話です。『雪国』は主人公の島村って男が、駒子っていう越後湯沢にいる芸者さんに会いに行って、不倫旅行みたいなことをするっていう、そう言ってしまうと元も子もないんですけど、そこで語られる情緒が美しい作品です。
テキスト版: https://neverending.school/posts/about-great-gatsby/ 『グレート・ギャツビー』(『華麗なるギャツビー』)は、1925年4月に発表されたスコット・フィッツジェラルドによる小説。アメリカの大手出版社ランダムハウスの一部門・モダンライブラリーによる「20世紀最高の小説」の2位に選ばれています。フィッツジェラルドの代表作で、今もアメリカの大学・高校の授業でたびたび扱われます。「ジャズ・エイジ」と呼ばれるアメリカの1920年代のきらびやかさと退廃さと、現代にも通ずる「夢と現実の葛藤」が深く描かれています。
テキスト版: https://neverending.school/posts/emil-cioran-pessimism-dokushokai/ ルーマニア生まれの哲学者・作家エミール・シオラン。シオランの思想について書かれた『生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想』(大谷崇/星海社新書)を二人で読んで語り合いました。 子供を持つことに対して批判的な立場である反出生主義や人生のむなしさが根底にあるシオランの思想から漫画『進撃の巨人』の世界観を連想しました。
テキスト版: https://neverending.school/posts/japan-manga-culture-kanji-hiragana/ なぜ日本の漫画文化が発展したのか。もちろんいろんな国の面白い漫画文化があって、例えばフランスのB.D.(ベデ、bande dessinée バンド・デシネ)とか、DCコミックスやメーベルコミックのアメリカンコミックも面白い作品がいっぱいあります。一方で日本の漫画の特異性(※)はみなさんも何となく感じられているんじゃないかと思うんですが、内田樹(うちだたつる)さんの『日本辺境論』に書いていた解釈が面白かった。結局それって日本人の読み書き能力の特殊性、リテラシーにも要因があるんじゃないかと。
テキスト版: https://neverending.school/posts/mindfullness-headspace-app-focus/ 瞑想アプリheadspaceに最近加わった機能が「Focus」。家での仕事に集中するための音楽のプレイリストで、ヒップホップ音楽のプロデューサー・ミュージシャンのマッドリブや、R&B歌手ジョン・レジェンドが選んだものもあります。ジョン・レジェンドはheadspaceの「Chief Music Officer」なのだそう。 一部のコンテンツはダウンロードもできるので、ネットに繋がらない移動中などでも聴くことができます。
テキスト版: https://neverending.school/posts/mrswordsmith/ 子供の語彙力をイラスト&物語で伸ばすプロダクトを開発している、イギリス発のEdtech(エドテック、教育関連テクノロジー企業)「Mrs Wordsmith(ミセス・ワードスミス)」の教材を買ってみました。
テキスト版: https://neverending.school/posts/ayur-chair/ リモートワークだと、どうしても座りすぎになりがちです。パソコンをずっと見るので目も疲れるし、肩もこりますよね。何より腰痛がひどくなっていないでしょうか……。デスクワークで腰痛に悩む人には、(もちろん合う・合わないはあると思いますが)椅子をアーユルチェアーに変えるのがおすすめ。
テキスト版: https://note.com/tog_gle/n/na2343276a8a0 Neverendingschoolという「大人の教育番組podcast」をやってきました。しかし再生数が伸びません。子供のためにも、なにか学ぶ人たちのためにも、協力してくれているメンバ0のためにも、もっと聴いてもらいたい。知ってもらいたい。そのためにはSEO、テキストが大事じゃないかと考え、Webサイトを大幅にリニューアル。今まで&これからの音声の書き起こしをブログ記事としてアップし始めました。
テキスト版:https://neverending.school/posts/natsume-souseki-bottyan/ 『坊っちゃん』は明治時代を代表する作家・夏目漱石による小説。明治39年(1906)4月、雑誌『ホトトギス』に発表されました。漱石が旧制松山中学校(現:愛媛県立松山東高等学校)に教師として赴任した経験が『坊っちゃん』の基となっています。「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」という書き出しが有名なこの小説。『坊っちゃん』には主人公の青年教師が四国の中学校で先生・生徒相手に葛藤する姿が、江戸っ子の口調でユーモラスに描かれています。
テキスト版: https://neverending.school/posts/isshinkyou-tashinkyou/ 一神教と多神教の違いについて、佐治晴夫さんの『からだは星からできている』(春秋社)本村凌二さんの『多神教と一神教』(岩波文庫)などを参考にお話します。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』を友人・金井くんと読みました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、九鬼周造『「いき」の構造』を友人・荒井くんと読みました。
テキスト版: https://neverending.school/posts/well-being/ 未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために』を友人・栗原くんと読みました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、『野中モモの「zine」 小さなわたしのメディアを作る』を友人・中島くんと読みました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、SFの名作『銀河ヒッチハイク・ガイド』を鮭熊社長・佐々木さんと読みました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、友人・金井くんと安宅和人『シン・ニホン』を読みました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、友人・荒井啓仁くんと三島由紀夫『金閣寺』を読みました。お互いオタクとして「限界オタク」の主人公に共感する部分もあれど、やはりヤバいな…という話に。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、友人・金井くんと『トコトンやさしいエントロピーの本』を読みました。『時間は存在しない』でよく分からなかった、エントロピーについてトコトンやさしく解説いただきましたが……また万が一金田一迷宮入り
15年前の自分の卒論「アンドレ・ジッド『贋金つくり』について」を今読み直す。第9回の今回は最終回。第8章「誠実の表象、ジッド」です。今までの章のまとめ的に、ジッドの生い立ちや苦悩、作品を書くしかなかった立場について書いていました。自分自身で評価をつけるなら「C」の卒論ですが、今も興味のあるテーマであることを再確認しました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、友人・栗原くんと『娘に語る経済の話』を読みました。権力や社会構造、子供の未来とアフターコロナを考えるきっかけになりました。
15年前の自分の卒論「アンドレ・ジッド『贋金つくり』について」を今読み直す。第8回の今回は、第7章「マドレーヌ」です。マドレーヌは、ジッドの妻で、いとこでもありました。数々の作品のヒロインのモデルとしても登場し、ジッドの良き理解者でもありましたが、肉体的関係のない「白い結婚」を続けたと言われています。マドレーヌをめぐる、ジッドの誠実さを考える章でした。あと卒論の製本ミスが……。
15年前の自分の卒論「アンドレ・ジッド『贋金つくり』について」を今読み直す。第7回の今回は、第6章「プロテウス」です。人によって時によって言うことが変わるジッド、妻のマドレーヌやアンリ・マシスなどからは一貫性がないと批判されます。しかしジッドにとってはその変化の総体が自分であり、誠実であると考えていたのでは?というお話。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、大学1年生・森國勇誠さんと『細雪』を読みました。谷崎潤一郎というと耽美なエロスというイメージがありましたが、芦屋の姉妹の生活、様式と悲喜こもごもが描かれていました。
未読の本を1カ月で読む、1対1の読書会『ブック・フォー・ビギナーズ』。手を出せてこなかった名作や、読んだつもりになってた古典をホストとゲストが1カ月で読み、Before/Afterの模様を収録します。 今回は、友人・荒井啓仁くんと『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました。面白かったけどトレンディ&謎が残る……。
15年前の自分の卒論「アンドレ・ジッド『贋金つくり』について」を今読み直す。第6回の今回は、第5章「ナルシスの鏡」です。本物の貨幣にも贋金性があり、作中にあるようなクリスタルに金メッキを施したお金ですら真正な響きをさせることがある。そのクリスタルとは一体何?誠実さにつながるのでは?というお話。