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この番組は作家・文献学者の山口謠司が、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた“日本ならではの知恵”を紐解くポッドキャストです。(FMラジオ局 J-WAVE 81.3FM では毎週月曜日から木曜日 15:10〜15:20にオンエア中。)

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    • Apr 1, 2026 LATEST EPISODE
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    EP. 596『@おいしさ、磨く 、其ノ三 - 北海道・遠別町のお米と沖縄・石垣島のお米』

    Play Episode Listen Later Apr 1, 2026 8:54


    日本の南・石垣島では今ごろ、稲の田んぼは一面緑色です。1月に植えた苗を5月中旬に収穫します。超早場米と呼ばれ、日本で一番早くお米が実る場所です。一方、日本の水稲栽培の「北限」である、北海道遠別町では、田植えは5月の末から6月の初め。刈入れは9月末から10月初旬に行われます。作るお米も石垣島は一般的な「うるち米」、遠別町は「もち米」。お米はせんべい、上新粉、赤飯、餅といろんなものに形を変えて味を調合していくことができます。日本のお米は、南の石垣島から、北の遠別町まで、沢山の種類がそれぞれの地域で作られています。日本全国の味をひとつひとつ味わってみると、その土地が持っている味が感じられるのではないでしょうか。

    EP. 595『@おいしさ、磨く 、其ノ二 - 「おいしさ」の背景、磁器と陶器』

    Play Episode Listen Later Mar 31, 2026 8:55


    先日、石川県加賀市で、かつての教え子にお願いして講演会を開きました。書家の彼は、一緒に行ったお寿司屋さんで出されたお刺身がのった「九谷焼」のお皿を見て、こんなことを言いました。「なんとお刺身の映えるお皿でしょう」と。この時「器は味を変えている」と思いました。着るものによって人が変わるように。日本には磁器の文化と陶器の文化があります。磁器は冷えやすく温度がすぐに変わるので、冷菜や酢の物、お刺身などに向いています。陶器は熱を抱えてゆっくり温度を下げるので、煮物や汁物など優しく温かさを届けてくれます。SNSなどの写真を眺める時、どういう器に盛り付けられているのかなどを注意してみるのも楽しいです。味の世界、器の世界は無限の組み合わせが可能です。この組み合わせを楽しむのも新しい料理の楽しみ方です。

    EP. 594『@おいしさ、磨く 、其ノ一 - ちゃんぽん、混ぜて出てくる新しい味』

    Play Episode Listen Later Mar 30, 2026 8:53


    ちゃんぽんという言葉は、「混ぜる・混合する」という意味があります。今でも長崎では「何でもちゃんぽんにすればよかたい」といった言い方が残っています。組み合わせによって味の方向が決まります。ローリエを入れればフレンチ風、トマトならイタリアン、だしや味噌なら和風といった具合です。最近はその手助けをしてくれるのがAIです。冷蔵庫にある食材を伝えると、和風・洋風などの提案をしてくれて、料理の幅が広がる。特に年配の方から「料理が楽しくなった」という声も増えています。長崎の丸山にある「花月」では、幕末の志士たちが卓袱料理を囲みました。和洋中が一つのテーブルに並び、皆で分け合うそのスタイルは、まさに“ちゃんぽん”。異なるものを混ぜることで新しい価値が生まれる。その発想は、これからの季節、新しい一歩を踏み出すヒントにもなりそうです。

    EP. 593『@丸の内 、其ノ四 - 完璧なコンソメ』

    Play Episode Listen Later Mar 26, 2026 9:16


    東京・丸の内といえば、老舗の社交場「東京會舘」。そして東京會舘といえば、名物のコンソメスープです。スーパーで見かける顆粒のコンソメとは違い、本来のコンソメは、牛肉や鶏肉のブイヨンにさらに肉や野菜、卵白を加え、丁寧に澄ませて作る琥珀色のスープ。東京會舘では、このスープを完成させるのに三日間をかけます。ブイヨンを作り、素材を加えて煮込み、布でこして澄ませる。その工程を繰り返しながら、余分な脂や雑味を取り除き、素材の味が完全に調和した一杯へと仕上げていくのです。丸の内で味わう一杯のコンソメ。その言葉の意味を知って飲めば、なぜ人がここに集まり、共に食事をするのか。その理由まで、伝わってくるかもしれません。

    EP. 592『@丸の内 、其ノ三 - ステーキ、素敵なスカーレット』

    Play Episode Listen Later Mar 25, 2026 9:18


    千代田区丸の内には1丁目から3丁目までありますが、何世帯何人のかたが暮らされているかご存知ですか? ちょっと驚くかもしれません。この丸の内の名前がついた地下鉄「丸ノ内線」(地下鉄はカタカナの「ノ」)の「赤い色」。英語では「スカーレット」と呼ばれる赤。なぜこの色になったのか?そしてスカーレットの赤は、厚切りのフィレミニヨンの柔らかな赤身もイメージさせて、ステーキを食べたくなります。さらにこの赤は、シャーロック・ホームズが初登場した名作「緋色の研究」(原題「A Study In Scarlet」)も思い出させます。コナン・ドイルは「スカーレット」に、シャーロック・ホームズの「熱い探究心」をタイトルに込めたと言われています。丸の内を起点にして次々とイメージされたことで、「丸の内」は探究心を刺激する場所になっています。

    EP. 591『@丸の内 、其ノ二 - KITTE、フリッツ地球儀、平和』

    Play Episode Listen Later Mar 24, 2026 9:18


    フライドポテトで、世界で最も有名な国はベルギーだと思います。このベルキーと丸の内はつながっています。そのつながりを持つ場所が「KITTE」という商業施設です。その2,3階には「インターメディアテク」という博物館があり、そこにはベルギーから送られた「色のない地球儀」が展示されています。なぜ色がつけられていないのか? そこには第一次大戦という戦火の中、日本とベルギーが築き上げてきた友好の物語がありました。まだ明確な色分けされていない地球儀を見ると「平和への願い」がこめられていたような気がします。世界中にどこにでもある「フライドポテト」が平和につながる言葉になるといいなと思います。

    EP. 590『@丸の内 、其ノ一 - 東京・丸の内 東京ステーションホテル』

    Play Episode Listen Later Mar 23, 2026 8:54


    東京ステーションホテルのお話です。山手線や中央線、丸ノ内線などたくさんの路線が集まる東京駅、その上に泊まれるのがこのクラシックホテル。1915年開業で、今も生きる文化遺産と呼ばれています。ホテル内のバー&カフェ〈カメリア〉でいただくビーフシチューは、どこか昭和の家庭を思わせるような、温かくて懐かしい味です。そこで出会った三姉妹の方々、1年に一度ここで集まって、近況を語り合うのが楽しみなんだそうです。そして、着物を着て東銀座の歌舞伎座へ向かう、その時間も含めて大切な思い出になっているんですね。ご両親との思い出もこの場所に重なっていて、ここに来ると自然と心がほどけていく。全国から人が集まり、また帰ってきたくなる――東京の真ん中にある、そんなあたたかな居場所です。 プレナスからイベントのお知らせです。「お米のひみつ、親子で学んでみませんか?」 4月5日(日) 東京のプレナス茅場町オフィスで『親子で学ぶ!お米のワークショップ』を開催します。 お米の収穫や品種の違いを学びながら、4種類のお米の食べ比べも体験できます。 参加は無料。ご応募は、プレナスの公式ホームページのニュースリリースからどうぞ。ぜひ、ご参加ください。     https://0405okome.hp.peraichi.com/

    EP. 589『@群馬 、其ノ四 - 八ツ場ダムカレー』

    Play Episode Listen Later Mar 19, 2026 8:54


    利根川流域には「ダムカレー」と呼ばれるユニークな料理があります。その背景には、日本の歴史を大きく変えた“川の流れ”の物語があります。徳川家康は、群馬の山々を源に関東平野を流れる利根川の流路を変える大工事を行いました。かつて江戸湾へ注いでいた川を、渡良瀬川や鬼怒川と結び、現在のように千葉・銚子へ流すように変えたのです。そして戦後、利根川に上流に建設された数々のダムです。その一つ、群馬県長野原町の八ッ場ダム。近くの「八ッ場ふるさと館」の食堂では、名物のカツダムカレーがいただけます。ご飯をダムの堤体に見立て、その向こう側にカレーを流し込む。カツが堤防のように置かれたユニークな一皿です。川の流れを変えた歴史、そしてダムが生み出す現代の暮らし。そのことを、ひと皿のカレーが楽しく教えてくれます。

    EP. 588『@群馬 、其ノ三 - 安中、遠足、力持ちうどん』

    Play Episode Listen Later Mar 18, 2026 8:55


    群馬県安中市は、アテネで近代オリンピックが開かれる41年も前に、「マラソン大会」が開かれていました。1855年(安政2年)、ペリー来航の2年後のことです。当時の安中藩主・板倉勝明が藩士の鍛錬のため、安中城門から碓氷峠の熊野神社まで走らせました。これは「安政遠足(あんせいとおあし)」と呼ばれ、日本におけるマラソンの発祥と言われています。ゴールしたものには、きゅうりもみ、力餅などが振る舞われたと言われています。現在も「安政遠足侍マラソン」として開催されており、ゴールすると当時と同じように「力餅」が用意されたり、この力餅が入ったうどんも用意されています。走って食べて元気になる。大切なことですね。

    EP. 587『@群馬 、其ノ二 - 太巻き持って巻き返し』

    Play Episode Listen Later Mar 17, 2026 8:56


    時間が足りない年度末、巻いて巻いてということで「太巻」そして絹織物の巻物のお話です。いろいろなものが入っている太巻は、しょっぱいものと甘いものが入っていたりして、デザート感覚もあり、お弁当にうってつけです。群馬県桐生市は奈良時代から絹織物で知られていました。特にその名を高めたのは、1600年、関ヶ原の戦いに臨む徳川家康のために、たった1日で1日で2,410疋(着物約4,800着分以上に相当)もの旗絹を織り上げて献上したことです。この迅速な献上により、家康の勝利に貢献したと言われています。現在では、その高度な技術をもとに、桐生市はニットの生産地となっています。市内に残っている織物工場なども見学でき、都内から電車で2時間半ほど。太巻きを一本持って訪ねてみてはいかがですか?

    EP. 586『@群馬 、其ノ一 - 備えと共有、そして支援』

    Play Episode Listen Later Mar 16, 2026 8:54


    今日は「備え、共有、そして支援」というお話です。東日本大震災から15年。自然災害は、私たちの暮らしだけでなく、食のあり方も大きく変えてきました。たとえば1783年、群馬の浅間山が噴火し、天明の大飢饉が起こります。東北だけでなく西日本まで作物が育たなくなり、多くの人が苦しみました。この経験から、人々は「食べ物を備える」という意識を持つようになり、さつまいもを育てるなど、飢えに備える知恵が広がっていったんですね。ヨーロッパでも、1755年のリスボン地震をきっかけに、国を超えた支援が行われるようになりました。災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、自分の命を守る備え、そして困った人に分け合う心を持つことが大切なんだと思います。食は生きる基本。だからこそ、いつでも食べ物を少し持っておく、そんな小さな備えを大切にしたいですね。

    EP. 585『@上野 、其ノ四 - 考えている暇もないとんかつ』

    Play Episode Listen Later Mar 12, 2026 8:55


    上野に行ったら、とにかく「とんかつ」。とんかつの街・上野には名店が並びますが、中でも「蓬莱屋」はヒレカツ専門店として知られ、大正時代に屋台から店を構えた老舗です。かつて上野には、とんかつの名店が四つありました。ヒレカツの「蓬莱屋」、カツサンド発祥とされる「井泉本店」、明治38年創業の「ぽん多本家」、そして今は幻となった「双葉」。蓬莱屋のヒレカツは、濃いめにこんがりと揚がる独特の衣が魅力。小津安二郎作品にちなんだ「東京物語御膳」もあり、上野らしい文化の香りが食卓に重なります。上野にはロダンの「考える人」がいますが、ここでは考えている暇などない。上野の一皿は、日本の洋食史そのものを、熱々の定食として差し出してくれます。

    EP. 584『@上野 、其ノ三 - ランチはモネ?ル・コルビュジエ』

    Play Episode Listen Later Mar 11, 2026 8:56


    上野の国立西洋美術館でランチをしませんか? 美術館併設されている「CAFÉすいれん」というレストランは、美術館に入らなくても利用することができます。名前すいれんは、フランスの印象派の画家・モネの有名な作品「睡蓮」にちなんだもの。モネは日本の浮世絵などにも影響を受け、コレクションもしておりました。国立西洋美術館の所蔵品の基礎は、このモネからも直接、作品を買ったという、初代「川崎造船所」社長・松方幸次郎が集めたものです。その数、およそ10,000点とも言われていましたが、第二次大戦中、フランスに置いておいたものは、敵国ということで没収されてしまいました。戦後、フランスが美術館を建てること、その建築をフランスの建築家ル・コルビュジェに任せることを条件に返還されました。「CAFÉすいれん」のメニューには、その印象的な建物を表現した「ル・コルビュジエ ランチプレート」があります。国立西洋美術館の物語を感じながら食べるみるのもいいかもしれません。

    EP. 583『@上野 、其ノ二 - 竹の皮で包むおにぎり』

    Play Episode Listen Later Mar 10, 2026 8:55


    上野動物園におにぎりを持って出かけてみませんか。園内には、持ち込んだお弁当を食べる場所もあり、童心に帰る場所でもあります。園内には約300種2500頭の動物が飼育されています。感覚を研ぎ澄まして、声、匂い、色を感じながら回ると、やっぱりお腹が空きます。おにぎりは、ちょうど季節の筍の皮で包んで持っていきます。筍の皮には「抗菌作用」があり、それだけでエコロジーな感じです。食べていると、フランス人観光客が「それ、どこで買えるのですか」と話しかけてきました。ひとつあげると感激していました。おにぎりはコミュニーケーションの道具にもなります。また、アートのアイデアを見つけるためにも、時々行くと大きな刺激になります。

    EP. 582『@上野 、其ノ一 - 精養軒から彌生軒、洋食から定食』

    Play Episode Listen Later Mar 9, 2026 8:54


    西洋料理の草分け「上野精養軒」は、明治時代の文明開化の只中で生まれてきたレストランです。創業者は、北村重威さん。政治家の岩倉具視に使えていた人で、築地精養軒を創業したあと、岩倉の進言もあって、上野公園のオープンに合わせて、本格的なフランス料理を提供する「上野精養軒」を開くことになりました。この「精養軒」の二代目料理長をつとめたのが、プレナスの創業者・塩井末幸さんの祖父にあたる塩井民次郎さんという人。1886(明治19)年、日本橋区南茅場町(みなみかやばちょう)に、西洋料理店「彌生軒(やよいけん)」を開業しました。ここから、「洋食」が、日本橋から全国へ、「フルーコース」から「毎日の定食」へと受け継がれて行くことになりました。

    EP. 581『@春の味 、其ノ四 - 春の苦み、頂きます!春の苦み、頂きます!』

    Play Episode Listen Later Mar 5, 2026 8:54


    荒川や隅田川の土手に、つくしが顔を出す季節。つくしは“土の筆”と書くように、土を割って伸びる春の使者。節についている茶色い「はかま」を丁寧に外し、アクを抜く手間が必要です。2~3センチほどの若いものを選び、オムレツにすると、ほろ苦さが卵の甘みと重なり、この時期だけの味わいになります。もうひとつの春の苦味、ふきのとう。「薹が立つ」という言葉は、旬を過ぎることのたとえですが、だからこそ“今”が食べ頃。摘んですぐ天ぷらにし、塩だけでいただけば、口いっぱいに広がるほろ苦さが、体に春を知らせてくれます。今しか味わえない苦味。薹が立つ前に、春の一口をいただいてみませんか。

    EP. 580『@春の味 、其ノ三 - 海苔は俳句の味がする』

    Play Episode Listen Later Mar 4, 2026 8:55


    海苔、召し上がってますか? 実は「海苔」は江戸っ子が発明したものです。江戸時代、大森や品川の遠浅だった海で採れた海苔を、浅草で製品化したものです。この海苔、松尾芭蕉は好きで食べていました。48歳の時に訪れた大津(滋賀県)でのりを食べた芭蕉は、海苔に付いた砂まで食べてしまいこんな句を詠んでいます。「衰ひや 歯に喰ひ当てし 海苔の砂」。海苔の砂を噛んでしまったことで、自分の衰え、年老いたことを実感する句です。この句の2年後に芭蕉はなくなります。また芭蕉の弟子の其角も、「行く水や 何にとゞまる のりの味」と海苔の味を表現した句を残しています。光の粒のような白いご飯に黒い海苔を乗せると「俳味」(俳句の味わい)がします。

    EP. 579『@春の味 、其ノ二 - カタクリ、キュッキュッ』

    Play Episode Listen Later Mar 3, 2026 8:55


    片栗粉は、袋に入れて手で揉むと「キュッキュッ」と音がします。片栗粉の原料となる「カタクリ」は、「春の妖精」と言われる紫の美しい花を咲かせます。かつては、どこにでもあった植物ですが、今は見かけることはほとんどなくなりました。料理で使う「片栗粉」も、今ではカタクリを原料としたものでなく、じゃがいものデンプンになってしまいました。カタクリの名前の由来は、地下に埋まっている「球根」か栗を半分に割った形に似ているという説があります。鴨肉のすき焼きなどでは、鴨肉に片栗粉をまぶして味を閉じ込める役割をします。この肉に、冬の味、ゆずこしょうを塗って食べると、冬から春へ。鴨が北に向かって飛び立つようなあじがします。カタクリがちょっとした「味のジャケット」になっているようです。

    EP. 578『@春の味 、其ノ一 - 竹の子御飯には、木の芽』

    Play Episode Listen Later Mar 2, 2026 8:54


    「竹の子の炊き込みご飯」、美味しいですよね。タケノコを取ってきたら、大きなお鍋に「竹の子」がたっぷり浮かぶぐらいにお水を入れて「米ぬか」を加えて、ぐつぐつ煮て、冷やすと「竹の子」のあく抜きができます。この「米ぬか」というのは玄米を精米する時に取り除かれる外皮の部分、そして「胚芽」と呼ばれるところ。お米を守る栄養の塊ですけれども、これがタケノコのえぐみアクと呼ばれる部分をよく取り除いてくれるんです。お米の力ってすごいですよね。そして、「たけのこ炊き込みご飯」のおいしさを引き出してくれるのが「木の芽」ですね。山椒の葉っぱを手のひらに置いて乗せて叩くと、山椒の香りがふわっと手のひらから広がっていきます。3月、芽が吹き出す命の美味しさを味わって、元気をもらいませんか?

    EP. 577『@日本の味 、其ノ三 - 醤油バター or 味噌バター』

    Play Episode Listen Later Feb 26, 2026 8:53


    「新じゃがの季節」が近づくと、思い出すのが「じゃがバター」。ほくほくの新じゃがにバターをのせ、さらに醤油を一滴垂らせば、香りは一気に“日本の味”へと変わります。バター醤油は、和と洋が出会った軽やかな調和。一方、味噌バターはまろやかで奥深く、余韻が長く続く「滞在型」の味わい。サーモンやタラ、ホタテを野菜とともに包み焼きにすれば、体の芯まで染み込むようなコクが広がります。調味料の違いが料理の印象を大きく変える、日本の食文化の奥深さを感じさせます。季節は冬から春へ。新じゃがの香りとともに、醤油バターか、味噌バターか。好みの一皿で、新しい季節を迎えてみてはいかがでしょうか

    EP. 576『@日本の味 、其ノ二 - 昆布だし・かつおだし』

    Play Episode Listen Later Feb 25, 2026 8:56


    日本の文化には大別すると「昆布だし」と「かつおだし」 の2種類。「昆布だし」は「京都の文化」、一方「かつおだし」は「江戸の文化」と言えると思います。昆布は、江戸時代にはじまった「北前船」で、北海道から京都に持ち込まれたことで、日本の食文化に大きな影響を与えました。これに対して「昆布だし」は、控えめで素材の味をおいしく「演出」。「かつおだし」はその(味の)場を盛り上げるような華やかに味を引き立ててくれます。この2つを合わせて使うと際立つ旨味に。この味の具合がわかるようになると「大人」と言えるのかも知れませんね。

    EP. 575『@日本の味 、其ノ一 - 江戸の味・佃煮チカチカ』

    Play Episode Listen Later Feb 24, 2026 8:54


    東京都中央区佃島に住んでいる友人チカチカという女性から年末佃煮をいただきました。元祖佃煮「天安本店」と箱に書いてありました。天安は創業1837年、100年以上の歴史の厚みが効いて、あらゆる素材の味が染み込んでいる味なんですね。佃煮は、元々、佃島で作られていたお惣菜です。江戸時代1603年に、徳川家康が江戸を開幕した時、大阪から連れてきた33人の人たちが、この佃島に住んで、大奥のために江戸湾でお魚を取って納めていたのがはじまりだとか。お魚を煮込んで保存食として江戸城に納めていたんですね。プレナスでは、3月7日土曜日、茅場町オフィスで巨大アート“棚田の四季”観覧会と 棚田米の試食イベントを開催します。午前10時30分からと午後2時30分からの2回参加は無料、定員は それぞれ30名です。ご応募は、プレナスの公式ホームページのニュースリリースからどうぞ!https://tanadanoshiki0307.hp.peraichi.com/

    EP. 574『@鈴鹿 、其ノ四 - 名物・鈴鹿といえば椿こんにゃく』

    Play Episode Listen Later Feb 19, 2026 8:55


    鈴鹿の名物といえば「椿こんにゃく」。こんにゃく芋の名産地は群馬県ですが、鈴鹿では名産ではなく“名物”として親しまれてきました。鈴鹿川の清らかな水は、こんにゃくのアク抜きに最適。鈴鹿市の椿大神社の信仰と結びつき、「椿」の名が付いたこんにゃくは、旅人たちの腹持ちの良い食として愛されてきました。伊勢へ向かう参詣道の途中、鈴鹿越えを前に力を蓄える。その実用性が、名物としての歴史を育てたのです。

    EP. 573『@鈴鹿 、其ノ三 - 茶飲み友達広げた 伊勢茶』

    Play Episode Listen Later Feb 18, 2026 8:54


    「茶飲み友達」いらっしゃいますか? 鈴鹿はお茶の名産地でもあります。伊勢茶と呼ばれ、平安時代に弘法大師が伝えたという伝説もあり、歴史あるお茶です。特に江戸時代からは、「御師(おんし・おし)」と呼ばれる人たちが、全国へ伊勢神宮への参拝を広めていくのに合わせ、伊勢茶も全国に普及していきました。いわば、全国に茶飲み友達を作ったということかもしれません。特に伊勢茶は、収穫の直前に日光を遮ってしまう「かぶせ茶」という栽培法で、旨味成分のテアニンが豊富に含まれています。こうした旨味豊かなお茶だったことも全国に「茶飲み友達」を増やした要因だったかもしれません。

    EP. 572『@鈴鹿 、其ノ二 - 椿油で天ぷら パリ20区』

    Play Episode Listen Later Feb 17, 2026 8:55


    天ぷらを揚げるのにどんな油を使っていますか? 椿油で揚げるとあっさりして、時間が経ってもグタっとしません。古くから珍重され、遣唐使は唐に渡航する際、持っていったと言われています。日本で椿油の名産地というと、長崎県五島列島、鹿児島県桜島、伊豆大島を思い浮かべると思いますが、三重県鈴鹿市も名産地です。椿ととても縁が深く「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」という神社もあります。椿という花は学名でも「Camellia japonica(カメリア・ジャポニカ)」といい、日本原産の植物です。フランスのパリ20区には日本通り(リュ・デュ・ジャポン, Rue du Japon)」という小道があり、そこにも椿が咲いていたりします。パリの街角で、また遣唐使たちも椿で日本を思い出したのかもしれません。

    EP. 571『@鈴鹿 、其ノ一 - フェラーリ、リストランテ・カヴァリーノ』

    Play Episode Listen Later Feb 16, 2026 8:53


    鈴鹿といえば「サーキット」。ホンダの創業者・本田宗一郎さんがお作りになったものですね。サーキットにはホテルがあって、そこにある「サーキットオベージュ」というレストランでは、サーキットならではのお料理があるんだそうです。そして、今年は午年。サーキットでもお馴染みのイタリアの自動車メーカー「フェラーリ」のエンブレムは「カヴァリーノ・ランパンテ」と呼ばれ、イタリア語で「跳ね馬」を指しています。力強く元気に誰にも負けない世界で一番になるんだと言って車を作ったのがフェラーリなんですね。そのフェラーリの本社がある・イタリアのモデナ市に、「リストランテ・カヴァリーノ」というレストランがあります。

    EP. 570『@多気町 、其ノ三 - 昆布、世界の味になる』

    Play Episode Listen Later Feb 12, 2026 10:00


    阪牛のすき焼きに欠かせないのは、淡く、澄んだ昆布だし。量はほんの少し。昆布そのものの質が、料理の出来を大きく左右します。伊勢・松阪に生まれ、六度にわたって北海道を歩き尽くした松浦武四郎。彼の調査と記録は、北海道を“未知の地”から“日本の領土”へと輪郭づけ、同時に、昆布という食材を通して、日本の味覚と経済を動かす道筋を示しました。今ではフレンチやイタリアンにも欠かせない出汁として、一枚の昆布が世界の味へと広がっています。

    EP. 569『@多気町 、其ノ二 - いのちを喜ばせよう! VISON』

    Play Episode Listen Later Feb 10, 2026 10:00


    三重県多気町は、伊勢から熊野につながる交通の要所でした。「多気」の語源は、古語の「多木」(たき、食物の多くできる土地の意)や動詞「たぎる」(勢いよく流れる、水が湧き出す)に由来するとされています。おいしい食べ物、おいしい水。つまり、命を喜ばせるものが全部揃っているということで「多気町」となったようです。そんな多気町に2021年「VISON(ヴィソン)」という日本の食文化がテーマのホテルを含む大規模商業施設が誕生しました。「VISON(ヴィソン)」は「美村」、多気町を象徴するような命を喜ばせるような施設です。おいしい水、おいしいものがいっぱい、心をのびのびさせる空間が広がっています。

    EP. 568『@多気町 、其ノ一 - あわびの熨斗のし』

    Play Episode Listen Later Feb 9, 2026 10:00


    伊勢志摩は、アワビでも有名な所です。今でも潜ってアワビを捕る海女と呼ばれる人たちがいらっしゃいます。その海女の方たちが捕ってきたアワビが伊勢神宮に納められています。伊勢神宮に納められるアワビは薄く薄く細く削いでいって「熨斗」と呼ばれるものに作り変えられます「熨斗アワビ」という言葉がありますが、祝い事には欠かせないもの。贈答品の熨斗紙の右上にある六角形の印。あの中の茶色の線、帯のみたいな部分、あれが「熨斗アワビ」で作られたものだったんです。

    EP. 567『@伊勢 、其ノ四 - すき焼き食べて、モー、ねんね~』

    Play Episode Listen Later Feb 5, 2026 8:54


    お伊勢参りの帰りに、必ず立ち寄りたくなる街・松阪。目当ては、松阪牛のすき焼きです。訪れるのは、明治16年創業の老舗「和田金」。白い砂糖、たまり醤油、昆布だし――そこに一枚の松阪牛をくぐらせるだけで、祝いのような一皿が生まれます。牛はストレスをためないよう大切に育てられているとか。そんな話を聞きながら味わうすき焼きは、体だけでなく心までほどいてくれます。やがて訪れる、満腹の眠気。座布団に身を預け、「どうぞお昼寝して帰ってくださいね」と言われる幸せ。すき焼きを食べて、もー、ねんね。松阪で過ごす、のんびりとした一日は、牛のように穏やかで、やさしい時間そのものです。

    EP. 566『@伊勢 、其ノ三 - ねばり強くお素麺』

    Play Episode Listen Later Feb 4, 2026 8:55


    伊勢神宮に行く前に、四日市に立ち寄りました。四日市は、そうめんの産地でもあります。もうひとつ「伊勢水」と呼ばれる香り高い「ごま油」が特産品となっています。そうめんと伊勢水は切っても切れない関係にあります。そうめんを細く引き延ばす工程で「伊勢水」を塗りながら延ばしていきます。これによって滑らかな喉ごしになり、また味が劣化するのも抑えてくれると言います。四日市の方言に「ぎなぎな」という言葉があります。「ぼちぼち」「ゆっくり」「なんとか」という意味です。意外に腹持ちの良いそうめんを食べて、「ぎなぎな」やっていくのもいいと思います。

    EP. 565『@伊勢 、其ノ二 - 善きこと哉、ぜんざい!』

    Play Episode Listen Later Feb 3, 2026 8:54


    伊勢神宮をお参りする前に赤福で「ぜんざい」を食べました。「ぜんざい」は「善哉」と書きます。この「善哉」という名前、一休さんが語源と言われています。禅宗の僧たちが弟子を「素晴らしい」と褒めるとき使った言葉です。ある時、禅宗の僧侶だった一休さんが、初めて小豆の汁を食べた時、「善哉」と言ったことでこの名になったとも言われています。つぶあん、こしあん、汁あり、汁無しなどぜんざいとおしるこの間には、さまざまな地方色があり、「ぜんざい」と聞いて思い浮かべるものが違うのもおもしろい食べ物です。そして、プレナスでは、「禅と食」のオンライントークイベントを、2月14日土曜日 午後2時から開催します。曹洞宗・長光寺の住職・柿沼忍昭さんに「禅」における「食」の考え方について、わかりやすく解説いただきます。参加費は、無料です。お申し込みは、プレナスの公式ホームページにある「ニュースリリース」からどうぞ!https://www.plenus.co.jp/files/optionallink/00003174_file.pdf応募締め切りは、2月13日(金)まで。

    EP. 564『@伊勢 、其ノ一 - 齢を重ねて伊勢うどん』

    Play Episode Listen Later Feb 2, 2026 8:54


    伊勢神宮は、内宮に天照大御神、外宮に豊受大御神が祀られています。お参りの順番としては、外宮から内宮へと言われています。豊受大御神は、お食事の神様で、天照大御神にお食事を作って差し上げているんですね。この外宮から内宮に行く途中にあるのが「おかげ横丁」。ここで食べたくなるのが「伊勢うどん」、ふわふわで、弱い歯の人でも食べられる「柔らかさ」です。美味しいお出汁の醤油を絡めて食べる優しいおうどん。一生に一度は「お伊勢参り」をしたいと思って齢を重ねて来た人たちでも、安心して食べられるように、柔らかい「伊勢うどん」が生まれたのかも知れないですね。

    EP. 563『@桑名 、其ノ四 - いそべさーん!蛤の磯部揚げ!』

    Play Episode Listen Later Jan 29, 2026 8:54


    桑名の海で育った海苔は、同じ“海苔”という言葉では語りきれない味わいを持っています。その海苔で包まれた「はまぐりの磯辺揚げ」は、まず磯の香りが立ち上がり、次の瞬間、静かな深みが口の中に広がります。桑名の海苔は、揖斐川・木曽川・長良川、三本の川が運ぶ森の養分と、伊勢湾から太平洋へと続く潮の流れが出会う場所で育ちます。上流の森では、式年遷宮に用いられる檜が、何百年もの時間をかけて育てられ、その恵みが川を通って海へ届きます。

    EP. 562『@桑名 、其ノ三 - 雨が降っても、体の中は桑名晴れ』

    Play Episode Listen Later Jan 28, 2026 8:54


    桑名七里渡し公園には、伊勢路に入る入口である「一の鳥居」があります。この鳥居は、20年ごとに行われる伊勢神宮の遷宮で建て替えられた鳥居が移築されたものです。ここから伊勢に向かう東海道には、「はまぐり」を商う店が並んでいます。今回、桑名のはまぐりを食べて一週間たった今もなぜか元気。内側から充実している感じです。内側からゆっくり滋養が満たされていくのを実感します。元気というのは、自分で自分を励まして力を持つことだと、伊勢路の入口のはまぐりは教えてくれました。

    EP. 561『@桑名 、其ノ二 - 百聞は一味に如かず』

    Play Episode Listen Later Jan 27, 2026 8:54


    桑名の名店「蛤料理 うえむら」で焼きはまぐりをいただきました。3つ並んで出てきた焼きはまぐりは、生でもなく焼かれすぎてもいず絶妙なころあい。1つはバターをのせて、もうひとつはスポイトで醤油を2滴たらして、最後はその両方で。はまぐりで思い浮かべるのは「蜃気楼」の「蜃」という漢字です。これは巨大はまぐりの化け物を表します。この「蜃」が気を吐いて見せるのが「蜃気楼」なのだそうです。「うえむら」の焼きはまぐりのおいしさは、まさにこの「蜃気楼」にやられたようなおいしさでした。

    EP. 560『@桑名 、其ノ一 - その手は桑名の焼き蛤』

    Play Episode Listen Later Jan 26, 2026 8:54


    揖斐川、長良川、木曽川の三本の川が、伊勢湾に向かって流れています。その河口の近くで獲れる蛤は「ヤマトハマグリ」と呼ばれて、とても美味しい。今回は「蛤料理・うえむら」で、人生初の「蛤のフルコース」を頂きました。伊勢湾の海水と真水が混ざり合う汽水で育った蛤を使った料理の数々、期待を超えた驚きの美味しさでした。さらにびっくりしたのは、その蛤の大きさ。まるで「カスタネット」のように打ち鳴らせるぐらいのサイズでした。

    EP. 559『@北陸の冬 、其ノ四 - お米、自分、本気主義』

    Play Episode Listen Later Jan 22, 2026 8:54


    冬の北陸、福井は日本有数の米どころ。福井は「越の国」に連なる土地で、名だたる銘柄米・コシヒカリが生まれた場所。今も農業試験場では、新しい品種が次々と育てられ、米は静かに進化を続けています。そんな福井にある大本山・永平寺では、坐禅、読経、朝粥、掃除――一つひとつの所作を丁寧に行う修行の中で、感謝と集中が積み重ねられています。祈りとは、願うことではなく、目の前の現実をまっすぐ受け取ることなのかもしれません。毎日を磨き続けるという“静かな進化”もまた、人を育てます。

    EP. 558『@北陸の冬 、其ノ三 - アーユー・ハッピー?』

    Play Episode Listen Later Jan 21, 2026 8:55


    富山県を流れる庄川で鮎を食べました。鮎の旬といえば夏ですが、冬の鮎「子持ち鮎」も絶品です。北アルプスの雪解け水が産んだ清流の「藻」を食べて育った鮎はいつ食べてもおいしいです。炭火で焼いて、水辺に生える「蓼(たで)」の葉を擦り下ろした「蓼酢」でいただきます。独特のピリッとした爽やかな辛さが、鮎のホクホクの卵を引き立てます。北陸の冬のおいしさです。自然をたくさん残している庄川に行くと本当にハッピーになります。

    EP. 557『@北陸の冬 、其ノ二 - 越冬ブロッコリー、カガッコリー』

    Play Episode Listen Later Jan 20, 2026 8:55


    2026年から「ブロッコリー」が「指定野菜」になりました。「指定野菜」とは国民の食生活に不可欠で消費量が多い野菜を国が定めたものです。石川県加賀市は、 「ブロッコリー」の北陸最大の産地。「カガッコリー」という愛称で親しまれ、春・秋・越冬栽培でほぼ一年中出荷されています。これから春にかけて「越冬カガッコリー」が旬を迎えます。雪の下で育つことで甘味が増すそうです。70年代の減反政策への対策で地域に根づいたブロッコリー。「県ジンプロジェクト」を立ち上げ、名産品のブロッコリーでお酒のジンを作ることにしました。今年の前半にはできる予定です。

    EP. 556『@北陸の冬 、其ノ一 - ブリおこし、寒ブリゴロゴロ』

    Play Episode Listen Later Jan 19, 2026 8:53


    北陸の冬の空には、稲妻が光り、雷鳴が轟く、、、この現象、「ブリ起こし」と呼ばれています。ちょうど、この頃、日本海側を回遊しているブリが獲れ始めるとか。ブリ(鰤)は、師走12月になって、脂が乗り始めて美味しくなることから、魚へんに「師」と書きます。では、なぜ「ブリ」と呼ぶのか?一説には、江戸時代の本草学者である貝原益軒が、脂が多い魚という意味で「アブラ」から「ア」が抜けて「ブラ」そして「ブリ」になったとも言われています。では、寒ブリで有名な富山県の「氷見」の語源はどこから来ているんでしょうか?

    EP. 555『@玄界灘 、其ノ三 - さわやけ、クック、スプラウト』

    Play Episode Listen Later Jan 15, 2026 8:53


    発芽したばかりの野菜「スプラウト」。シャキシャキとした食感とみずみずしさは、サラダやお浸し、寿司のネタとしても親しまれています。日本では平安時代、発芽野菜は「さわやけ」と呼ばれ、『うつほ物語』には“さわやけの汁”として登場します。玄界灘に浮かぶ能古島では、昭和40年代から高品質な「かいわれ大根」の栽培が始まりました。潮風と土地に育てられた能古島のかいわれは、数日経っても食感を失わない力強さを持っています。玄界灘が育てた発芽野菜。種から芽吹いたばかりの“元気”は、時代や海を越えて、人の暮らしを静かに支え続けています。

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