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「FC東京移籍の原因?元神戸・柏GKキム・スンギュ、サウジで給与未払い」 かつてヴィッセル神戸、柏レイソルに在籍していた韓国代表GKキム・スンギュは、GK野澤大志ブランドンの海外移籍が見込まれるFC東京へ加入する模様。2024/25シーズンまで在籍のサウジアラビア1部アル・シャバブFCで、給与未払いのトラブルを抱えていたという。 FIFA(国際サッカー連盟)は2024年11月の時点で、アル・シャバブFCの補強禁止処分の対象クラブに。サウジアラビア紙『アル・リヤディア』は12月、同クラブは財政難により、所属選手への給与未払い問題などを抱えていることが、処分の理由だと伝えただけに、当時負傷離脱中のキム・スンギュも給与を受け取っていないとみられていた。 また韓国メディア『スターニュース』は2025年3月に「アル・シャバブFCは3ヶ月間、選手に給料を支払っていない」とリポート。これによると、選手たちは不満をあらわにし、練習参加を拒否したという。 一方、キム・スンギュは神戸や韓国1部・蔚山現代FC、柏などを経て、2022年7月に柏からアル・シャバブへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦全30試合スタメン出場と、正守護神としてチームをけん引していた。しかし、2023/24シーズン以降は前十字靭帯断裂という大怪我により、長期離脱を繰り返している状況。2024年10月に再び前十字靭帯に問題を抱え、 2024/25シーズン中の復帰は叶わなかった。 なお、キム・スンギュとアル・シャバブの契約期間は2024/25シーズン終了後まで。FC東京は移籍金ゼロで獲得するとみられるが、給与未払いというアル・シャバブの抱える問題が、同選手の去就に影響を与えた可能性は十分考えられる。サウジアラビアでの挑戦が不完全燃焼に終わった韓国代表守護神の再起を、多くのファン・サポーター等が期待しているはずだ。
「情報統制も?名古屋に外国人選手獲得報道も「謎」「オルンガやバロテッリではない」」 名古屋グランパスは2025年夏、浦和レッズからの関心が報じられている元柏レイソル所属のケニア代表FWマイケル・オルンガや、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリではない外国人選手の獲得を獲得する模様。公式発表間近とみられるが、新戦力の名前や特徴などについては謎に包まれたままだという。 名古屋の補強については、バロテッリが2025年5月にジェノアを契約満了により退団すると、イタリア人ジャーナリストのダニーロ氏が退団決定直後に「名古屋が依然としてバロテッリを獲得しようとしている」と伝えていた。 そのダニーロ氏は6月1日に「噂はあったものの、名古屋はオルンガに興味を示していない」と報道。Xで「新ストライカーはブラジル人選手になる見込みで、近日中に公式発表される予定だ」と綴っていた。 そして3日夜にも、Xを通じて名古屋の補強動向に言及。 「名古屋の新加入選手は近日中に公式発表される。だが、その選手が誰なのかは依然として謎だ。オルンガでもバロテッリでもない」と投稿。クラブや代理人などで情報統制が敷かれている可能性もあるとみられるが、「先日私が言ったように、彼はブラジル人だろう」としている。 また、同氏はSNSユーザーからの反応を受けて「私の情報源は名古屋にかなり近い」と自身の立場を明かした上で、「この情報源も名前を知らない」とほとんど情報を入手できていない現状について綴った。 名古屋のFW陣では、キャスパー・ユンカーが5月下旬に戦線復帰。永井謙佑、和泉竜司、マテウス・カストロがレギュラーを張っている。直近6試合無敗と浮上のきっかけを掴みつつあるなか、リーグ戦再開前に外国人選手を迎え入れるのか注目が集まる。
「鹿島レオ・セアラをフォローのブラジル人FW、Jリーグ移籍前向き。クラブは却下」 ブラジル2部シャペコエンセ所属のブラジル人FWマリオ・セルジオには、すでにJリーグ移籍の可能性が報じられているが、ここに来て新たな動きがあったという。 セルジオの去就を巡っては、ブラジル『Mais Sports』が5月29日に「シャペコエンセのもとに日本国内クラブからのセルジオ獲得オファーが届いた」と報道。オファーの内容は「保有権の50%取得で移籍金400万レアル(約1億円)」だったが、シャペコエンセはこれを拒否したという。 すると同メディアは6月3日にもクラブ間交渉の行方をリポート。これによると、Jリーグクラブは金額を引き上げて再度オファーを提示も、シャペコエンセはまたもや却下。選手サイドはオファーを受け入れる意向を示しているが、クラブはセンターフォワードの選手層が薄いことを理由に、依然として同選手の放出に否定的だという。 現在29歳のセルジオは、身長181cmで左利きのストライカー。ECバイーアやパイサンドゥSCなどブラジル国内複数クラブを渡り歩いており、2024年3月にミラソウFCからシャペコエンセへ移籍。加入1年目にブラジル2部リーグ戦30試合の出場で7ゴールを挙げているが、2024シーズン途中まで元FC東京所属選手のFWペロッチとチームメイトだった。 そして迎えた2025シーズンは、サンタカタリーナ州選手権全15試合スタメン出場で7ゴールを奪うと、ブラジル2部リーグ開幕から7試合続けて先発出場し、3ゴールをマーク。ただ、5月17日の第8節クイアバ戦から2試合続けて出番がない。 なお、セルジオは5月末の時点で鹿島アントラーズ所属FWレオ・セアラのインスタグラムアカウントをフォローしている。また、同選手のエージェントである『マルシオ・ビッテンコート・スポーツ』社は、FWカピシャーバ(清水エスパルス)、MFマテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)、FWデレク(ジェフユナイテッド千葉)、DFパトリック・ウィリアム(京都サンガ)も顧客に持っている。
「浦和も?ネイマールにクラブW杯出場31クラブオファー。サントスに未払い問題」 サントス所属のブラジル代表FWネイマールに、FIFAクラブワールドカップ参戦クラブへ移籍する可能性が浮上。浦和レッズも獲得オファーを提示したとみられる一方、サントスは同選手との間で問題を抱えているという。 サントスとの契約期間が2025年6月30日までであるネイマールの去就を巡っては、海外メディア『Jornal O Globo』が6月3日、MF本田圭佑の古巣であるメキシコ1部パチューカとクラブW杯開催期間限定の短期契約を結ぶ可能性を報道。これによると、パチューカはすでに選手サイドに接触しているとのことで、クラブはブラジル代表FWの獲得をマーケティング面でも魅力的だと考えているという。 また、『DIARIO RECORD』は「ネイマールはクラブW杯出場32クラブ中31クラブからのオファーを受け取っている」と報道。オファーを提示した31クラブの中に、浦和が含まれている可能性は十分考えられる。ただ報道内容が事実だとしても、欧州含めた海外クラブとの争奪戦を制する可能性は不透明とみられる。 一方、ブラジル『UOL』が6月3日に伝えたところによると、サントスはネイマールとの契約延長を望んでいるものの、肖像権の権利料8500万レアル(約28億円)が未払い状態。7月31日までである支払い期限の延長にむけて選手サイドと交渉しているという。 ネイマールはバルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)、サウジアラビア1部アル・ヒラルを経て、2025年1月にサントスへ復帰。6月1日に行われたブラジル1部リーグ戦では、後半30分にクロースボールを右手でゴールマウスに押し込んだことにより、2枚目のイエローカードを貰い退場。現地メディアから批判を浴びた一方、本人はサントスのサポーター等にむけて謝罪している。 なお『UOL』は、ネイマールとサントスの契約内容の一部も報道。年俸は414万レアル(約1億4,000万円)だという。クラブW杯参戦クラブの中で、現在と同額の年俸を支払うことが可能なクラブは多いとみられるが、果たして浦和が同選手の獲得に動くことはあるのだろうか。
「CL準優勝のインテル、指揮官退任でコモのセスク氏招へいに興味?」 インテル(イタリア1部)は、5月31日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(フランス1部)と対戦。2年ぶりの決勝戦となったなかで、前半から劣勢な展開となり、最終的に0−5の大敗を喫して準優勝に終わった。 そのなかで、インテルは2021年からクラブを率いてセリエA制覇など複数タイトルをもたらしたシモーネ・インザーギ監督が今季限りで退任することを発表。イタリア人指揮官はアル・ヒラル(サウジアラビア1部)への就任が濃厚とみられている。 イタリア『スカイ』によれば、後任探しに着手しているインテルはコモ(イタリア1部)を指揮しているセスク・ファブレガス氏と初めて直接コンタクトをとった模様。インテル陣営は就任の可能性を探るための話し合いを行なったという。 しかし、過去にローマ(イタリア1部)やバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)からのオファーを拒否したセスク氏はまだ正式な承諾をしておらず、現在はオファーを慎重に検討している模様。コモとの約束を優先していた同氏は、インテルからのオファーは非常に魅力的だと考えているようだ。 なお、インテルはスペイン人指揮官との交渉が破談に終わった場合に備えて、過去にインテルの下部組織を指導していたパルマ(イタリア1部)のクリスティアン・キブ監督、クラブOBであるジェノア(イタリア1部)のパトリック・ビエラ氏を候補に含めているようだ。仮に今夏に開催されるクラブワールドカップまでに新指揮官が決まらなければ、U-23チームの監督に内定しているステファノ・ベッキ氏が暫定的に指揮するようだ。
「伊東純也が菅原由勢の同僚に?サウサンプトン新指揮官就任で話題に」 イングランド2部のチャンピオンシップに降格したサウサンプトンが新指揮官として、ウィリアム・スティル監督を迎えたことにより、新しい選手獲得に向けた報道が注目されている。 サウサンプトンに特化したメディア『Saints Marching』は、UKメディア『Daily Echo』の報道を引用し、同監督が当時リーグ・アンのスタッド・ランス指揮官時代(2022-2024)に伊東を主力として扱っていた経緯を6月2日に紹介した。 同報道では、当時のランスが前線の機能不全に悩まされていたことを紹介し、伊東の加入によりその問題は修復されたことを伝えている。スティル監督は伊東を攻撃の起点として重用し、その起用によってランスはリーグ中位の成績を収めていた。 もし伊東がサウサンプトンに加入した場合、現在クラブに在籍している日本代表DF菅原由勢とともに、右サイドで日本人コンビを組む可能性がある。 しかし、同報道によると、サウサンプトンは数日前に元クラブの選手でトルコ1部フェネルバフチェに所属する36歳のFWドゥシャン・タディッチの復帰を見送った事例を引き合いに出し、ベテランの攻撃陣を補強しない可能性にも言及している。 現時点で32歳の伊東の移籍が進展しているという具体的な報道は出ていないものの、スティル新監督体制のもとで戦術面の適応や過去の信頼関係を踏まえれば、伊東が有力な補強候補として検討される可能性も否定はできない。 サウサンプトンがプレミアリーグ昇格を目指す中で、リーグ・ドゥに降格したランスから伊東を獲得することはあるのか、単なる噂に終わるのか。今後の動向に注目が集まっている。
「プレミア移籍報道に揺れる上田綺世、フェイエノールトファンから放出論も」 オランダ1部エールディビジも2024/25シーズン終了とともに、選手の移籍市場に関する報道が活発化している。そんな中、6月2日にオランダメディア『Voetbal International』は、「フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世にプレミアリーグのクラブが関心を寄せている」と報じた。 この報道を受け、フェイエノールトのサポーターに親しまれているオランダメディア『FR-Fans.nl』上では、上田の移籍噂に対して様々な意見が寄せられた。 上田はフェイエノールト移籍前のベルギー1部サークル・ブルッヘ在籍時(2022-2023)には、カウンター中心の戦術だったからこそゴールを量産できたのではないかとの分析や上田の性格や得点力は評価しつつも、身体的な当たりの弱さを課題に挙げ、「フィジカルが足りない」と評する声も出ている。 また、上田の2シーズンの在籍期間を踏まえ、いまさら「成功するか?」や結果が十分でないことから「出ていくならそれでもいい」とするファンも少なくない。 さらに「チャンスも時間ももらったが、完全に失敗した。売るべきだ」「フェイエノールトのFWとしては不十分だ。活躍してない、それだけだ」と断言する意見も見られた。 一方でシーズン後半の試合では上田に対してウイングからのクロスが増え、得点に結びつけていたことを理由に、上田の獲得が失敗と決めつけるのは早計だという意見もある。また、ウイングの得点が増えているためにセンターFWの数字が相対的に減っているという分析もあり、短絡的な批判に対する反論も存在する。 そのほか、クラブのファン・ペルシー監督の戦術や起用法に疑問を呈する声もあり、「アイデアがない」との批判や上田はポテンシャルを秘めており、もっと効果的に使えば優れたストライカーになれるという主張も出ている。 また一部では、上田の怪我の影響を考慮しつつも、来2025/26シーズンはフル稼働で得点を量産できると期待するファンもいる。フェイエノールトの攻撃陣に対しては、個人プレーに走るウイングの存在が問題だとする指摘もあり、上田にスルーパスを通せる新戦力の獲得を求める声もあった。
「横浜FMとの契約期間は?エウベル、鹿島レオ・セアラに関する投稿で話題」 横浜F・マリノス所属のブラジル人FWエウベルは、パトリック・キスノーボ監督のもと出場機会に恵まれていない中、とあるSNS投稿で話題に。横浜FM退団や鹿島アントラーズ移籍の憶測も駆け巡っている。 エウベルは6月2日にインスタグラムを更新。鹿島所属FWレオ・セアラと同選手の子供たちによるスリーショットをストーリーズでアップしている。また、横浜FMの公式サイトによると、6月1日から2日間にわたり、トレーニングなし。エウベルはつかの間の休日を利用して、横浜FMでチームメイトだったレオ・セアラと交流したとみられる。 この投稿でエウベルは一言も綴っていないが、J1リーグ戦でスタメン出場1試合にとどまっているだけに、鹿島移籍を予想する声が上がっているが、その一方で当該投稿と同選手の去就が無関係という指摘も相次いでいる。 そんなエウベルと横浜FMの契約内容については、ブラジルメディア『ge』が2023年12月に「2025年12月までの複数年契約でサイン」とリポート。2024年以降、契約延長が無い場合、2025シーズン終了後に契約満了となるだけに、一部では横浜FMにとって2025年夏の移籍ウィンドウが同選手を売却するラストチャンスとの意見も上がっている。 5月25日開催のJ1第18節・鹿島戦で7分間のプレーに終わり、31日の第19節・町田ゼルビア戦で出番が無かったエウベル。横浜FMサポーター等からは同選手のプレータイム増加を望む声が上がっているが、序列アップの兆しが無ければ出場機会の確保を求めてクラブを去る可能性も考えられる。
「湘南FW福田翔生、ブレンビー移籍の裏側とは「良い印象与えた」「争奪戦制した」」 湘南ベルマーレ所属FW福田翔生は、2025年夏にデンマーク1部ブレンビーIFへ完全移籍する模様。ブレンビーはMF堂安律所属のSCフライブルクへ移籍した日本代表MF鈴木唯人にかわるアタッカーの確保が急務だったが、福田の獲得に至るまでの経緯を現地メディアが報じている。 デンマーク紙『Tipsbladet』は6月2日に「ブレンビーIFは24歳の日本人選手を獲得」「福田と契約を結ぶ」などとリポート。両者の繋がりについて「福田はこの春、ブレンビーIFのトライアルを兼ねた練習に参加した。その際、非常に良い印象を与えたため、ブレンビーIFは彼の獲得に意欲的になった」と伝えたほか、「ラ・リーガ所属クラブなど、複数クラブによる争奪戦を制した」と綴っている。 ブレンビーIFでは鈴木が攻撃陣の中心選手として機能。2024/25シーズンもデンマーク1部リーグ戦32試合の出場で12ゴール4アシストと結果を残したが、すでにフライブルクへの移籍によりチームを去っている。鈴木の退団は同クラブに多大な影響を与えているが、『Tipsbladet』は「鈴木が素晴らしいパフォーマンスにより、同胞の道を示した」としている。 現在24歳の福田は2019年に高卒でFC今治へ加入も結果を残せず、2022シーズン終了後に契約満了。2023年はY.S.C.C.横浜でプレーしていたが、J3リーグで11ゴールとブレイクすると、わずか半年で湘南へ移籍。J1初挑戦の1年目こそ無得点に終わったが、2年目にリーグ戦で10ゴールをマーク。2025シーズンもここまで15試合の出場で3ゴール2アシストと、攻撃陣を引っ張っている。 JFL(日本フットボールリーグ)でプロデビューを飾り、今治時代に厳しい時間を過ごした福田。J3でのブレイク、J1での2桁ゴールと直近3年間で劇的な飛躍を遂げているが、鈴木の穴を埋めるだけの結果を残せるか、現地で注目が集まりそうだ。
「クーニャ獲得のマンU、さらなる攻撃強化へ!ブレントフォードFWムベウモ獲りに本腰」 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで15位とクラブ史上最低の順位でフィニッシュ。タイトル獲得の可能性もあったヨーロッパリーグ(EL)では決勝戦でトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に敗れるなど、散々な結果に終わった。 捲土重来を目指す来季に向けてユナイテッドはすでにウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得済み。しかし、イギリス『アスレティック』によれば、ユナイテッドはさらなる攻撃強化を目指しているという。 そして、ユナイテッドはブレントフォード(イングランド1部)でプレーするカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ(25)をターゲットに設定しており、優先事項としている模様。そして、クラブ間交渉がすぐに行われる予定のようだ。 世代別ではフランス代表としてプレーしながらも、A代表ではカメルーン代表を選択したムベウモは、2019年夏にブレントフォードへ移籍。クラブの1部昇格に貢献すると、強靭なフィジカルと驚異的なスピードを武器に今季はここまでプレミアリーグ38試合20ゴール7アシストを好スタッツを残した。 そのムベウモにはプレミアリーグの複数クラブが関心を示しているが、選手本人はユナイテッドへの移籍を希望しているとのこと。今季はオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーとデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドがなかなかゴールを奪えず、得点力不足に苦しんだユナイテッドだが、さらなる攻撃強化を敢行するのだろうか。
「左SBの補強を目指すマンC、ウルブスDFアイト=ヌーリを本命ターゲットに設定か」 マンチェスター・シティ(イングランド1部)はプレミアリーグ5連覇を目指したものの、首位のリバプール(同1部)とは13ポイント差の3位フィニッシュ。シーズン中盤に大失速もあったが、なんとか来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。 そのマンチェスター・シティはクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオールとU-20イングランド代表DFニコ・オライリーが左サイドバックでプレー。しかし、グバルディオールはセンターバック、オライリーは中盤が本職となっている。 そのため、イギリス『ガーディアン』によれば、シティは今夏に左サイドバックの補強に熱心だという。ボーンマス(イングランド1部)に所属するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズの獲得にも興味を持っているようだが、リバプール(同1部)への移籍が近いとされている。 そのなかで、シティはウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)でプレーするアルジェリア代表DFラヤン・アイト=ヌーリをリストアップしている模様。現時点では獲得オファーを出していないが、今夏に開催されるクラブワールドカップまでに取引を実現させたいと考えているようだ。 今季のプレミアリーグ37試合で4ゴール7アシストを記録したアイト=ヌーリだが、来夏まで契約を結んでいるウルブスは5000万ポンド(約96億8000万円)と評価しているとのこと。シティの会長であるカルドゥーン・アル・ムバラク氏は今季の不調の理由について昨夏の消極的な補強が原因だったと語っていたが、どのような補強を敢行するのだろうか。
「ミラン、今夏レアル退団のモドリッチ獲得を希望?新SDが熱望」 レアル・マドリード(スペイン)は今季のラ・リーガでは2位に終わり、コパ・デル・レイでも準優勝と宿敵バルセロナ(同1部)に後塵を拝した。さらに、連覇を目指したチャンピオンズリーグ(CL)でもアーセナル(イングランド1部)に準々決勝で完敗を喫した。 そのマドリードはカルロ・アンチェロッティ前監督が退任すると、主将であったクロアチア代表MFルカ・モドリッチの退団も発表。クラブ最多の28個のタイトルをもたらしたモドリッチは今夏に開催されるクラブ・ワールドカップ後に新たなクラブへと旅立つ予定となっている。 そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、モドリッチの進展し候補としてミランが浮上しているという。新スポーツディレクターに就任したイグリ・ターレ氏は同選手をクラブに迎え入れることを夢見ているようだ。 ミラン上層部は来季の補強に向けた新戦力候補の初期段階でモドリッチについて話し合っているとのこと。また、モドリッチはマドリード退団が決定以降、世界中の複数クラブからオファーを舞い込んでいるようだが、次のクラブを急いで決めているわけではないようだ。 2012年にトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)から加入以降、豊富な運動量や卓越したボールコントロール、代名詞ともなったアウトサイドのキックを武器にマドリードの心臓として活躍し続けてきたモドリッチ。今季もラ・リーガ35試合で2ゴール6アシストを記録するなどしていたが、新天地はどのクラブになるのだろうか。
「柏から広島へ移籍の木下康介はリカルド監督の戦術に合わなかった?」 J1の柏レイソルは6月2日、FW木下康介がサンフレッチェ広島へ完全移籍することを公式発表した。 木下は昨2024シーズンに柏へ加入し、J1で38試合10ゴールと結果を残した。今2025シーズンも14試合で3ゴール2アシストを記録していた中での放出に、柏サポーターからネット上で疑問の声が届けられた。 昨シーズン終了後にオファーがあったにも関わらず、木下が柏への残留を選んだ背景には、監督交代によって自身の起用法が変わるかもしれないという期待があったのではないかという見方がある。2021年に浦和レッズで共闘した柏のリカルド・ロドリゲス監督との再会に木下が希望を託していたのではという意見も出た。 また、「リカルド監督のサッカーにマッチするFWってどんなタイプだろう?」という疑問に対して、「実はプレス強度という意味では木下は一番低かった」というコメントもあり、戦術面での不一致が移籍の背景にあったのではないかという憶測も出ている。 一方で、出場時間が限られる中でも結果を出し続けていたことは、サポーターの間で高く評価されている。特に昨シーズン途中出場が中心ながら二桁ゴールを挙げていたにも関わらず、今シーズンも出場機会が限定的だった。その現状に対して、もはや本人も我慢の限界を感じたのではないかという声もある。 また、「このタイミングで木下を出すということは、代役を獲る目処が立っているからですよね?」というコメントもあり、今後のクラブの補強方針に対する期待も表れている。 柏は直近リーグ3試合で1分2敗、得点2・失点7と苦戦しており、チームの再構築が急務なのは間違いないだろう。
「岡山からFC東京復帰論の一方で…日本代表・佐藤龍之介に海外から注目「冬に欧州移籍」」 FC東京からファジアーノ岡山へ期限付き移籍中のFW佐藤龍之介は、6月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対オーストラリア代表、インドネシア代表)へ挑む日本代表に招集されたことで話題に。今後のさらなる活躍が期待されるなか、早くも海外移籍論が湧き起こっている。 オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているジェラルド氏は、2023年8月の時点で「FC東京下部組織出身の佐藤は、まさに並外れた才能の持ち主」「技術面で同世代の選手よりもはるかに優れている」などとXで絶賛していた。 その佐藤は、6月1日に行われた明治安田J1リーグ第19節の岡山対湘南ベルマーレで先制ゴールを奪取。今季4ゴール目を挙げているが、ジェラルド氏は「このまま成長すれば、次の冬のウィンドウで欧州へ移籍する」と、近いうちの海外移籍が濃厚との見方を示している。 現在18歳の佐藤は、2022年から年代別代表に招集されているほか、2023年8月にはMF久保建英(現レアル・ソシエダ)以来となる16歳でのプロ入りを果たすなど、国内屈指の有望株として話題に。2024シーズンのJ1リーグ戦で3試合に出場すると、2025シーズンは育成型期限付き移籍先の岡山で主力選手として活躍。ここまでリーグ戦14試合でピッチに立っているが、直近4試合つづけてスタメンに名を連ねている。 育成型期限付き移籍であるため、現在J2降格圏の18位に沈んでいるFC東京が呼び戻しに動く可能性も取りざたされている佐藤。A代表への初招集でさらに注目度が高まっているが、現時点では海外クラブからの関心や正式オファーは報じられていない。それでも、Jリーグ公式戦や国際大会でのパフォーマンス次第では、2025シーズン終了後の海外移籍が現実味を帯びそうだ。
「浦和レッズのクラブW杯非売品グッズがメルカリで出品…公式グッズ転売横行も」 浦和レッズは6月1日に行われた明治安田J1リーグ第19節の横浜FC戦を終えた後、FIFAクラブワールドカップ開催地のアメリカに向けて出発。世界最高峰での戦いを間近に控えるなか、クラブW杯を現地観戦するサポーターへの限定配布グッズが高額な値段で出品されている。 鹿島アントラーズの経営権を有するフリマアプリ『メルカリ』では1日、「浦和レッズ cwc urawa boysスカーフ 現地応援者限定品マフラー」として、赤を基調とし、「URAWA WORLD」という文字や航空機が描かれたマフラータオルが新品、未使用として出品。2万円と高額だが、この出品ページはスクリーンショットによりネット上で拡散。横浜FC戦後に埼玉スタジアムで浦和のサポーター団体が配布した非売品のグッズとみられるだけに、浦和サポーター等からは出品行為に対する批判が相次いでいる。 浦和はクラブW杯のグループステージでリーベル・プレート、インテル、モンテレイと対戦。初戦(対リーベル)と第2戦(対インテル)はシアトルのルーメン・フィールドで、第3戦(対モンテレイ)はパサデナのローズボウルで開催されるが、いずれも約5,000人の浦和サポーターがスタジアムに詰めかける模様。現地観戦可能な人数が限られているだけに、現地観戦が叶わず、非売品グッズを受け取れなかったサポーターが不満をあらわにすることに、理解を示す声も上がっている。 一方、クラブはキーホルダーやタオルマフラーなど、クラブW杯グッズを埼玉スタジアムやオンラインなどで販売。しかし、2日午前の時点でほとんどのグッズが完売となったほか、フリマアプリでの転売行為が多数発生している。 クラブW杯での好勝負を期待する声が相次ぐ一方で、グッズの転売行為が後を絶たない現状に、ファン・サポーター等は複雑な思いを抱いているはずだ。
「元柏レイソルFWクリスティアーノ語る!Jリーグで大物選手苦しむワケ「全然違う」」 かつて栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、V・ファーレン長崎に在籍していたブラジル人FWクリスティアーノは現在、ブラジル4部AAポルトゥゲーザでプレー。Jリーグの特徴について語ったほか、自身が10年以上日本でプレーした理由も述べている。 ブラジル『ge』で5月31日に掲載されたインタビュー記事によると、クリスティアーノはJリーグの特徴について「テクニックが非常に優れていて、戦術的で規律正しい。プレースピードが速いから、素晴らしい実績を残してきた選手が活躍できないんだ。(他国のサッカーとは)全然違う。実際に行ってみないと分からないね」とコメント。ディエゴ・フォルランをはじめ欧州で実績を積み重ねてきた大物選手でも結果を残せない理由についても持論を述べている。 また、日本のサッカーファンの印象について「彼らは自分たちの応援するクラブをリスペクトとしている。とても忠実なんだ。日本人の僕や僕の家族に対する愛情は素晴らしいね」と語るなど、ブラジルへ帰国した今もなお特別な思いを抱いているという。 2013年に栃木へ加入してから11シーズンにわたり日本でプレーしていたクリスティアーノだが、「あの時、僕にはレイソルを離れる可能性、ブラジルや中東へ移籍するチャンスなどがあったけど、離れるのは申し訳ないと思い残留したんだ」と、柏在籍時の2018シーズンにJ2降格という結果に終わった直後の心境も告白。 「経済的な面を追い求める必要があった」と日本で10年以上プレーした理由を語っているが、当初クリスティアーノは2024シーズン終了後に日本で引退して帰国する予定だったとのこと。2023シーズン終了後に甲府と長崎を退団して帰国した理由に「長男がポルトガル語を話す友達がいる学校で勉強したいと思っていた」と、家庭の事情を挙げている。 「マネージャーは僕に残ってほしいと言ってきたけど、僕は毅然とした態度でノーと言って退団した」と語るなど、2023年に甲府から3度も残留要請を受けていたというクリスティアーノ。2026年に現役を引退する予定だという同選手の功績は、多くのJリーグファン・サポーターの間で語り継がれている。
「元札幌・千葉MF檀崎竜孔が賭博関連容疑で起訴…豪州1部で故意にカード貰ったと報道」 北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉在籍歴のあるMF檀崎竜孔は現在、オーストラリア1部ウェスタン・ユナイテッドFCでプレーしているが、賭博関連(試合操作)の疑いで現地警察から告発されたという。 現地メディア『9News』が6月1日に伝えたところによると、檀崎は2025年4,5月に行われたオーストラリア1部リーグ戦4試合で故意にレッドカードやイエローカードを貰った可能性があるとして起訴されたが、すでに保釈。7月圧にメルボルンの裁判所に出廷する予定だという。また、檀崎の他に下部リーグでプレーする選手1名も同様の容疑で起訴されたという。 また、記事では「ウェストメルボルンに住む24歳の男」「ウェスタン・ユナイテッドの選手が、スポーツ賭博のガイドライン違反の疑いで起訴された」などと記述されているが、現地記者のトム・モリス氏は当該選手が檀崎だと伝えている。 現在25歳の檀崎は、青森山田高校や札幌を経て、2020年11月に海外挑戦。オーストラリア1部ブリスベン・ロアーで半年間プレーした後はJリーグへ復帰し、千葉や札幌に在籍。2022年7月に再び札幌からブリスベンへ期限付き移籍すると、2023年1月にはスコットランド1部マザーウェルへ完全移籍。しかしマザーウェルで結果を残せず、2023年夏にウェスタン・ユナイテッドFCへ加入していた。 そのウェスタン・ユナイテッドFCでは、加入1年目から左サイドでレギュラーに定着。2024/25シーズンはリーグ戦26試合の出場で4ゴール7アシストをマーク。上位クラブによるプレーオフでは、3試合の出場で2アシストと結果を残していた。 なお、オーストラリア1部リーグの広報担当者は「選手1人が賭博関連の罪で警察に告発されたことを把握している」と報道内容が事実であることを認めた上で、檀崎に対して暫定的な出場停止処分を科したことを明かしたという。
「シュツットガルト移籍なし?シントトロイデン藤田譲瑠チマの去就変化か」 日本代表MF藤田譲瑠チマには、以前から2025年夏にベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からステップアップ移籍する可能性が報じられている。移籍先候補にはDFチェイス・アンリ所属のVfBシュツットガルト等が挙がっているが、他クラブ移籍の可能性もあるという。 藤田の去就を巡っては、『voetbal』がシュツットガルト、トルコ1部ベシクタシュ、ギリシャ1部AEKアテネからの関心を報道。アテネが選手サイドに接触した可能性もあわせて伝えたが、一方でSTVVのスポーツディレクターであるアンドレ・ピント氏は「藤田の獲得オファーは届いていない」とコメントしたという。 欧州5大リーグ挑戦待望論が湧く中、『voetbal』は6月1日に再び藤田の去就を特集。「複数クラブが関心」などと、改めてシュツットガルトやベシクタシュが移籍先候補に挙がっている可能性を伝えた一方で、「藤田が他のクラブを探す可能性もある」とリポート。STVVは同選手の放出で数百万ユーロの移籍金収入の確保を目指しているという。 現在23歳の藤田は、東京ヴェルディ、徳島ヴォルティス、横浜F・マリノスを経て、2023年夏にSTVVへ移籍。2024/25シーズンはベルギー1部リーグ33試合の出場で4アシストをマーク。パリ五輪U23日本代表の中心選手として存在感を発揮していたが、A代表ではMF遠藤航(リバプール)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)の控えに甘んじている。 STVV所属の日本人選手では、藤田の他にMF山本理仁やMF伊藤涼太郎にも退団の可能性が報じられている。一方、『voetbal』は5月末、STVVが藤田の後釜候補として柏レイソル所属の日本代表MF熊坂光希に関心を寄せている可能性を伝えていた。
「ファン・デン・ベルフの他に…磐田、提携先ムアントンからタイ代表FW獲得決定的に」 ジュビロ磐田はオランダ1部NACブレダからベルギー人DFヤン・ファン・デン・ベルフの獲得を決めているが、タイ1部ムアントン・ユナイテッド所属の同国代表FWポラメート・アヴィライも2025年夏に迎え入れるという。 2024年夏にも磐田移籍の可能性が報じられていたポラメートは一時、ムアントンのパートナーシップ提携先である浦和レッズのトレーニングに参加する可能性が取りざたされていた。しかし、タイメディア『サイアムスポーツ』は5月11日に「静岡県のクラブが接触」と報道。J1所属の清水エスパルス、J2所属の磐田、藤枝MYFC、J3所属のアスルクラロ沼津いずれかのクラブへ移籍するとみられていた。 すると、同メディアは6月1日になって「ポラメートの磐田移籍が決定」と速報。ポラメートの代理人は5月末に入国しているが、インスタグラムで関西国際空港に到着した時の様子をアップするとともに「Thai Player Go to J2」(タイ人選手がJ2行き)とポストしただけに、近日中に両クラブからの公式発表があると考えられる。 現在26歳のポラメートは、身長180cmで右利きのストライカー。2022/23シーズンからムアントンで頭角を現すと、2023/24シーズンにタイ1部リーグ戦22試合のスタメン出場で11ゴール10アシストをマーク。2024/25シーズンもリーグ戦26試合の出場で7ゴール7アシストと、攻撃陣の中心選手として活躍している。 また、石井正忠監督率いるタイ代表の一員として、国際Aマッチ16試合でプレー。2024年のASEAN選手権では招集外だったが、2025年3月の国際親善試合で半年ぶりに復帰していた。
「韓国人選手のCL&EL同時制覇に日本のファンが辛辣評価」 今2024/25シ-ズンのUEFAの大会で韓国人選手2名が歴史的快挙を達成した。6月1日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)がセリエAのインテルに5-0で圧勝し、クラブ史上初のCL制覇と国内3冠を達成。PSGに所属のMFイ・ガンインは試合に出場しなかったが、メンバーとしてタイトルを獲得した。 一方、プレミアリーグのチーム同士の対決となった5月22日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝では、トッテナム・ホットスパーがマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利。トッテナム主将FWソン・フンミンにとって悲願の初タイトルとなった。 しかし、アジア勢の歴史的な快挙ともいえる韓国人選手のCLとELの同時戴冠に対し、日本国内ではSNSを通じて冷静かつ辛口の声が目立った。ソンについては、報われた努力を称える声がある一方で、決勝でのプレー内容や途中出場であった点から、コンディションやパフォーマンスの衰えを指摘する意見もあった。 イに対しては、今2024/25シ-ズンのCLで433分間の出場時間を得ながらも得点もアシストも記録しておらず、決勝では出場がなかったことから、ただ所属クラブが優秀なだけで、個人としての貢献が十分ではないという見方が広がっている。 特に、「優勝クラブに在籍しているだけでは評価の対象にはなり得ない」「実際にピッチで結果を出してこそ初めて大きく取り上げられるべき」といった意見が多く、選手個人の実績や貢献度を基準に評価すべきだという考えが根強い。また、ゴールやアシストといった具体的な結果が伴わない以上、欧州最高峰の舞台で名を刻むにはまだ不十分だとする厳しい声も聞かれた。 今回の二冠達成は韓国サッカー界にとって快挙といえる出来事だが、日本ではあくまでクラブでの実際の活躍度合いを重視する声が大勢を占めており、称賛一色とはならなかった。クラブの肩書ではなく、個人の内容でこそ評価されるべきだという日本のファンの視点が、両選手の置かれた状況を改めて浮き彫りにしたのかもしれない。
「ファン・デン・ベルフが後釜に?ジュビロ磐田ヒルに移籍報道「交渉中」」 ジュビロ磐田はオランダ1部NACブレダからベルギー人DFヤン・ファン・デン・ベルフを、タイ1部ムアントン・ユナイテッド所属FWポラメート・アヴィライを獲得する可能性が取りざたされている一方、イスラエル人DFハッサン・ヒルが退団に向かっているという。 イスラエル『One』が5月27日、同国1部マッカビ・ブネイ・サフニンFCの補強を特集。これによると、サフニンFCは外国人GKの獲得が最優先事項としながらも、ヒルの再獲得を狙っている模様。最終ラインのみならず、アンカー(中盤の底)でプレー可能な選手として評価しているという。 また『Sport5』は「サフニンFCはヒルの獲得にむけて交渉中」と報道した一方で、イスラエル1部マッカビ・ブネイ・レイナFCからの関心も報道。サフニンFCを含めた複数クラブによる争奪戦の可能性も考えられるという。 現在25歳のヒルは、2019年にサフニンでトップチーム昇格を果たすと、レイナFCへの期限付き移籍期間(2021/22シーズン)を除き、2024年夏までサフニンでプレー。同クラブから磐田への完全移籍が正式決定する直前には、『One』が「年俸35万ユーロ(約6000万円)の3年契約、移籍金は41万5000ユーロ(約7200万円)」と伝えていた。 磐田と複数年契約を結んだとみられるヒルだが、来日1年目にJ2リーグ戦9試合の出場に終わると、2025シーズンはここまでリーグ戦で出番なしと、厳しい立場に置かれている。磐田がヒルの放出を見込んで、ファン・デン・ベルフの獲得に動いた可能性も考えられる。
「FC東京、仙台、神戸、横浜FCに在籍。三田啓貴がタイ移籍へ。ポルトガル2部退団」 FC東京、ベガルタ仙台、ヴィッセル神戸、横浜FCに在籍していたMF三田啓貴は、ポルトガル2部UDオリヴェイレンセを2024/25シーズン限りで退団した模様。Jリーグ復帰の可能性は低いという。 タイメディア『ボールタイ』は5月31日、三田の去就について「彼は最近、UDオリヴェイレンセを契約満了により退団した」とリポート。同選手の移籍先をタイ1部ナコーンラーチャシーマーFCと伝えた上で、「彼はタイ移籍への準備を進めている」と綴ったほか、同選手の経歴について「非常に経験豊富。神戸ではタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(現ブリーラム・ユナイテッド)とチームメイトだった」としている。 現在34歳の三田は、FC東京の下部組織出身。明治大学を経て、2012年にFC東京へトップチーム加入すると、同クラブで4年間プレー。その後は仙台、神戸と渡り歩き、2019シーズン途中でFC東京へ復帰しているが、神戸在籍時はMFアンドレス・イニエスタとFWダビド・ビジャに背番号を譲ったことで話題を呼んでいた。 2022シーズン終了後にFC東京から横浜FCへ移籍した三田だが、加入1年目こそJ1リーグ戦31試合でピッチに立ったが、2024シーズンはJ2リーグ戦12試合の出場に。同シーズン限りで契約満了により退団し、UDオリヴェイレンセへ移籍したが、ポルトガル2部リーグ戦でも6試合の出場に終わっていた。 なお、ナコーンラーチャシーマーFCは、過去にジェフユナイテッド千葉元監督の神戸清雄氏がチームを率いていたほか、複数名の日本人選手が在籍。2024/25シーズンのタイ1部リーグ戦では16クラブ中13位という結果に終わっている。
「久保建英所属ソシエダの日本ツアー中止?主催者に未払い疑惑とスペイン報道」 日本代表MF久保建英所属のレアル・ソシエダは、2025年7月に日本ツアーを実施することが正式決定。V・ファーレン長崎や横浜FCと対戦する予定だが、ここに来て中止の可能性が浮上しているようだ。 日本ツアーの主催者である『株式会社ヤスダグループ』は2025年4月に「レアル・ソシエダ ジャパンツアー2025」の開催を発表。7月21日にPEACE STADIUM Connected by Softbankで長崎と、25日にニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦することが決まり、チケットのオフィシャルサイト先行販売は5月25日に終了している。 しかし、スペイン『Radio Marca Donostia』が5月末に伝えたところによると、ヤスダグループにスポンサー費用等の未払いの可能性があるとのこと。ソシエダは同社に対して責任を求めているという。 また、スペイン国内では以前からクラブがスポンサーとの関係で問題を抱えている可能性が噂されている模様。5月末に行われたクラブ公式会見で、ヤスダグループに関する言及が無かっただけに、ツアー中止の可能性も取りざたされているという。 ヤスダグループは直近2,3年間で欧州クラブとの関係を強化。2024年に6月には、日本代表FW中村敬斗、MF伊東純也ら擁するスタッド・ランスと3シーズンにわたるパートナーシップ契約を結び、同クラブの日本ツアーを開催していた。 なお、ソシエダの中心選手である久保は先日、エージェントを佃ロベルト氏が代表取締役を務める『スポーツコンサルティングジャパン』から『Sport360』へ変更したことで話題に。DF冨安健洋所属のアーセナル、MF遠藤航擁するリバプールが移籍先候補として報じられている。
「元鹿島ピトゥカに「Jリーグ移籍検討」の可能性が!サントス残留も…」 鹿島アントラーズ在籍歴のあるMFディエゴ・ピトゥカは現在、ブラジル代表FWネイマールやMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ)らとともにブラジル1部サントスでプレー。2025年夏の去就に注目が集まっているが、Jリーグ移籍の可能性があるという。 ピトゥカの去就を巡っては、ブラジルメディア『ge』が4月に「2025年3月に日本国内クラブから問い合わせがあった。しかし、サントスに正式オファーは届かなかった」と報道。ブラジル『Futebol Interior』が5月23日にアトレチコ・ミネイロからの関心を伝えている。 また、ブラジル『UOL』のルーカス記者は5月31日にアトレチコ・ミネイロ、ECバイーア、フォルタレーザ、サンパウロからの関心を報道。ピトゥカはブラジル国内移籍を望んでおらず、サントス残留が基本線だというが、同記者は「Jリーグクラブから好条件のオファーが届いた場合には、Jリーグ移籍を検討する」と伝えている。 現在32歳のピトゥカは2021年から鹿島でプレーし、2023シーズン終了後にサントスへ復帰。2024シーズンはブラジル2部リーグ戦36試合の出場で4ゴール3アシストと、ファビオ・カリーレ元監督のもと中心選手として1部昇格に大きく貢献した。 しかし、2024シーズン終了後の監督交代の影響もあり、2025シーズンはプレータイムが減少。ブラジル1部リーグ戦で2試合のスタメン出場にとどまっており、直近3試合は出番なしと、厳しい立場に置かれている。
「今夏フリーでJリーグ移籍は?浦和グスタフソン弟の元同僚「日本行きたい」」 元スウェーデン代表DFエミル・ベリストロームは、2024/25シーズン限りでギリシャ1部パンセライコスFCを退団する可能性がある模様。本人はJリーグ移籍を選択肢に入れているという。 現在32歳のベリストロームは、身長188cmで右利きのセンターバック。ロシア1部ルビン・カザン、スイス1部グラスホッパーやバーゼルなど、欧州の複数クラブでプレー。オランダ1部ユトレヒト時代には、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの双子の弟であるMFシモン・グスタフソンとチームメイトだった。 また、2022/23シーズンはポーランド1部グールニク・ザブジェに在籍。元ヴィッセル神戸所属のFWルーカス・ポドルスキやMF奥抜侃志(現ガンバ大阪)らとともにプレーしていたが、わずか1年でパンセライコスFCへ移籍している。 そのパンセライコスFCでは、加入1年目から主力選手として活躍。2024/25シーズンもリーグ戦やプレーオフでほぼ全試合スタメン出場と、守備陣に欠かせない存在だったが、現時点で2025年6月に満了を迎える契約期間の延長は不透明だという。 スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』で5月31日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は「クラブが契約延長を望んでいるかどうかについては、肯定も否定もできない」とコメント。去就が不透明であることを認めたほか、「海外でプレーを続けたい」と語ったという。 また、同選手は「僕には日本に対する愛着があるし、日本へ行きたいと思っている」と、日本での生活に興味を抱いていることを告白。「コロナ期間中に日本語の勉強をしていたし、昔から日本文化に興味がある。幼い頃は侍が好きだったよ」などと、日本に関するエピソードを明かしたという。 現時点でJリーグクラブからのオファーや交渉の有無は報じられていない。しかし、Jリーグ移籍を本格的に検討するとなれば、ポドルスキや奥抜など、Jリーグと縁のあるザブジェ時代のチームメイトに連絡を取る可能性も考えられる。
「元柏レイソルFWオルンガに「Jリーグ復帰の可能性」と海外報道!浦和レッズ関心か」 柏レイソル在籍時にJ1リーグ得点王とJリーグMVPのタイトルを獲得したケニア代表FWマイケル・オルンガは、2025年5月末にカタール1部アル・ドゥハイルSCを退団。フリーとなりJリーグ復帰待望論が相次ぐなか、FIFAクラブワールドカップ参戦の浦和レッズが移籍先候補に挙がっているという。 ケニア関連のサッカー事情に詳しいスポーツコンサルタントであるオレ・テヤ氏は30日に「ケニア代表のキャプテンであるオルンガは、Jリーグ復帰の可能性がある。彼の獲得に興味を示していると言われているクラブのひとつが、浦和レッズだ」とリポート。浦和からの正式オファーや同クラブとの交渉の有無には触れていないが、「浦和はアメリカで行われるクラブW杯に出場する」と綴っている。 オルンガの去就を巡っては、中東メディア『365スコア』が28日、UAE移籍の可能性がないとした上で「彼は別の経験を求めており、数週間以内に発表する予定」と報道。クラブ名こそ明かしていないが、移籍先について「彼にとってエキサイティングなものになるだろう」と伝えていた。 現在31歳のオルンガは、2018年8月から2シーズン半にわたり柏に在籍。絶対的ストライカーとして、J1昇格に貢献したほか、2020シーズンにはJ1リーグ戦で28ゴールを挙げ、J1リーグ得点王とJリーグMVPのタイトルを獲得。2019年のJ2最終節で、京都サンガから8ゴールを奪うなど、規格外のパフォーマンスでファン・サポーター等の注目を集めた。 アル・ドゥハイルSCでは2021/22シーズン、2022/23シーズンと2年続けてカタール1部の得点王に。2023年2月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で、日本代表DF谷口彰悟とピッチで対峙したことにより話題を呼んだほか、2024/25シーズンもリーグ戦19試合の出場で12ゴールをマーク。在籍4年半で通算130ゴールを挙げてクラブに別れを告げた。 なお、浦和はクラブW杯参戦により、最低でも参加賞金額の955万ドル(約14億3,000万円)を受け取ることが決まっている。以前からスター選手の獲得が期待されているが、世界最高峰の舞台を前にJリーグで実績のある大物ストライカーを迎え入れるのだろうか。
「名古屋5月無敗も不調のユンカーにサポーターは不満か」 J1の名古屋グランパスが5月31日に行われたアルビレックス新潟戦に3-0で勝利し、5月を無敗で締めくくった。今月のリーグ戦は3勝3分け。2023年4月以来となる月間無敗を記録し、チームは明らかな復調気配を漂わせている。 試合は名古屋の主将MF和泉竜司が後半10分に均衡を破る先制点を奪い、途中出場のMF菊地泰智とFW山岸祐也もそれぞれ今2025シーズン初ゴールをマーク。ベンチ外だったFWマテウスの不在を感じさせない内容で2連勝を飾った。 そんな中、この試合でサポーターから注目を集めたのは2試合連続スタメンとなった名古屋のエースFWキャスパー・ユンカーだった。しかし同選手は、新潟の守備に苦しみ前半だけで途中交代。 ユンカーは27分には右サイドからのクロスに反応するもDFジェイソン・ゲリアに先に触られ、36分のシュートは枠外。前半終了間際にもヘディングでゴールを狙ったが得点には至らなかった。決定的な場面もあっただけに名古屋のサポーターからは、ユンカーのコンディションを心配する声とともに、ゴールへの強い期待とプレーへの不満が寄せられている。 「(交代に対して)ユンカーは怪我じゃなきゃいいいんだけど」「ユンカー背負って何かができるタイプでも無いし、基本はボックス内で足振れるかどうか、な選手だけど、その割にラインブレイクの動きがあんま無いんだよね」「今のユンカーって足元で貰っても相手を剥がせないからね」「ユンカー決めてほしいな。ごっつぁんでも何でも良いから決めてくれたら吹っ切れるんじゃないかな」 この新潟戦でゴールを挙げた山岸や、途中出場で前線を活性化させた菊地、そしてベテランとして存在感を示す永井らが5月に結果を残した中、ユンカーは未だ得点という形での貢献が見られていない。サポーターから次はユンカーだという声が強まっており、エースの一撃が待ち望まれている。
「アトレティコ、ロメロ代替案にレバークーゼンDFインカピエを狙う?昨夏にも興味」 一時は今季のラ・リーガ首位に立ちながらも、最終的に3位となったアトレティコ・マドリード(スペイン1部)は、今夏に守備強化を画策。そのメインターゲットはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)でプレーするアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロだとされている。 しかし、トッテナムは今季のプレミアリーグでこそ17位と低迷したが、ヨーロッパリーグ(EL)を制して来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。アンジェ・ポステコグルー監督も「ロメロは残すべき」と主張するなど、トッテナムは手放すつもりはないようだ。 スペイン『アス』によれば、アトレティコはロメロの獲得に向けて移籍金4500万ユーロ(約73億5,000万円)を準備しているが、トッテナムは移籍金6000万ユーロ(約98億円)を求めているという。同選手の獲得交渉が難航した場合は、代替案として関心を示しているバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)でプレーするエクアドル代表DFピエロ・インカピエ(23)にターゲットを切り替える方針だという。 昨夏にもインカピエの獲得に興味を持っていたアトレティコは左利きであり、センターバックでも左サイドバックでもプレー可能なポリバレント性を評価しているという。また、選手本人もアトレティコからの関心を把握しており、移籍に前向きな姿勢を示しているようだ。 ただ、今季もブンデスリーガ32試合に出場して2ゴールを記録したインカピエと2029年夏まで契約を結んでいるレバークーゼンは移籍金5000万ユーロ(約81億7,000万円)を求めているとのこと。守備再建を目指すアトレティコはどのような補強を敢行するんだろうか。
「広島戦ベンチ外。川崎フロンターレ伊藤達哉の試合前日投稿が話題」 川崎フロンターレ所属FW伊藤達哉は、5月31日に行われた明治安田J1リーグ第19節のサンフレッチェ広島戦でベンチ外。試合前日のSNS投稿がファン・サポーター等の間で話題になっている。 伊藤は30日夜、インスタグラムを更新。バラエティ番組『ケンコバのほろ酔いビジホ泊 全国版』(BS朝日系)の大型テレビで視聴している時の様子をアップ。出演者が広島の鉄板料理を堪能している姿に「広島行きたかったな~」と投稿した。 当該投稿は31日時点で削除されているが、スクリーンショットによりネット上で拡散。試合前に、同選手が広島でのアウェイゲームでメンバー外であると予想する声が上がっていたほか、削除の背景として広島戦出場の可否について、対戦相手に情報が渡る可能性があったと、一部で指摘されている。 川崎加入1年目の伊藤は、ここまでJ1リーグ戦で開幕節・名古屋グランパス戦をのぞく全試合でプレー。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でも6試合の出場で2ゴール1アシストと、攻撃陣に欠かせない選手として活躍していた。それだけにコンディション不良の可能性も含めて、広島戦でメンバー外となった理由が気がかりだ。 なお、川崎の長谷部茂利監督は広島戦でFWマルシーニョ、MF脇坂泰斗、MF家長昭博、FW山田新らをスタメン起用。FW小林悠、FW大関友翔らは後半途中からピッチに立っている。
「チェルシー、CB補強にエバートンDFブランスウェイトへのアプローチ検討?」 チェルシー(イングランド1部)は28日に行われたカンファレンスリーグ(ECL)でレアル・ベティス(スペイン1部)と対戦。先制される展開となったが、イングランド代表MFコール・パーマーの2アシストなどで最終的に4-1で初優勝を果たした。 イギリス『デイリー・メール』によれば、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)とUEFA主催の主要4大会全てを制した初のクラブとなったチェルシーはエバートン(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(22)へのアプローチを検討しているという。 同選手には昨夏の時点でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が移籍金5000万ポンドのオファーを提示していたが、エバートンは移籍金7000万ポンド(約135億1,000万円)を要求していたことから実現せず。そして、チェルシーはユナイテッドが提示した移籍金5000万ポンド(約97億2,000万円)以上を支払う用意があるという。 その一方で、エバートンはイングランド代表DFジェームズ・ターコウスキーが怪我から復帰途中であり、ブランスウェイトが退団すれば、守備のオプションが限られることから売却には否定的だという。ただ、同選手はCLに出場できるクラブへの移籍を希望していることからユナイテッドよりも有利な立場にあるようだ。 2023年夏にPSVアイントホーフェン(オランダ1部)からエバートンへとレンタルバックしたブランスウェイトは、195cmの長身を生かした空中戦の強さや、高いビルドアップ能力を武器に今季もプレミアリーグ30試合に出場。イングランド代表としても1キャップを誇る同選手は今夏にステップアップをするのだろうか。
「パトゥムから期限付き移籍中。C大阪ウォンコーンと愛媛エカニットに明暗」 タイ1部BGパトゥム・ユナイテッド所属選手では、同国代表MFジャルンサック・ウォンコーンがセレッソ大阪へ、MFエカニット・パンヤ(元浦和レッズ)が愛媛FCへ期限付き移籍中だが、2025年夏の移籍ウィンドウで両選手の明暗が分かれるようだ。 タイ紙『タイラット』は5月16日、両選手の去就を特集。ウォンコーンがJ1リーグ戦で出番なし、エカニットがJ2リーグ戦で3試合の出場と、いずれもプレータイムが少ない現状を紹介したものの、「エカニットは2025/26シーズンにパトゥムの一員としてタイ1部リーグを戦うことが決定的」「ウォンコーンはアーサー・パパス監督の構想に残っている」とリポート。エカニットはウォンコーンよりも一足早く母国へ戻る見込みだという。 ウォンコーンはタイ1部サムットプラーカーン・シティFC在籍時に2桁アシストをマークするなど、石井正忠監督のもとで活躍。当時から清水エスパルス、鹿島アントラーズ、V・ファーレン長崎、モンテディオ山形からの関心がタイ国内で報じられたことは記憶に新しい。 また、2025年1月にはタイのサッカー系YouTubeチャンネル『Bubble Way』に出演。「最初の期限付き移籍期間は6カ月だが、僕とパパス監督が同意すれば、さらに6カ月延長するオプションがある」と、C大阪との契約内容を明かしているが、『タイラット』の報道内容を踏まえると、期限付き移籍期間が2025年12月まで延長される見通しだ。 一方でエカニットは2023年夏、練習参加を経てタイ1部ムアントン・ユナイテッドから浦和レッズへ移籍。浦和では1年半プレーもレギュラー定着には至らず、2024シーズン限りで退団した。その後はムアントンからパトゥムへの完全移籍を経て、愛媛FCへ7月末までの期限付き移籍により加入も、レギュラー定着には程遠い状況。母国で再起を図ることになるかもしれない。
「天皇杯予選・松本山雅vs長野の試合後に問題発生!ピッチ状態に影響と指摘も」 天皇杯予選である2025年度第30回長野県サッカー選手権大会の決勝が、5月11日に開催。松本山雅FCがAC長野パルセイロとの信州ダービーを制したが、試合後の表彰式で問題があったという。 大会主催者である『一般社団法人長野県サッカー協会』が5月16日に発表したところによると、表彰式で同協会役員のドレスコードにおいて配慮が足りなかったとのこと。「サポーターの皆様及びサッカー関係者の皆様に対し心よりお詫び申し上げます。今回の件を長野県サッカー協会として深く受け止め、協会全体として再発防止に取り組んで参る所存でございます。サッカーファミリー、サッカー関係者の皆様には今後とも厳しく見守っていただきますようお願い申し上げます」と、ファン・サポーター等に対する謝罪文が公式サイトで掲載されている。 この問題を巡っては、女性役員がヒールを履いてピッチに入ったとの指摘がSNSで相次いでいたほか、ピッチコンディションに影響を与える可能性を心配する声も。協会がこの身だしなみを不適切だと判断した可能性が考えられる。 なお、4年続けて同じ顔合わせとなった決勝では、松本が前半5分に挙げた先制ゴールによるリードを最後まで守り抜き、1-0で勝利。長野県代表として天皇杯に出場するが、1回戦でJ3リーグ2位のFC大阪と相対する。 また、GK神田渉馬(松本)は「秩序風紀を乱す行動」をとったとして、2月15日から4月30日まで活動停止処分を科されていたが、この長野戦で処分明け後初めてプレー。ネット上では同選手に対する激励や批判、秩序風紀を乱す行動に関する具体的な説明を求める声が相次いでいる。
「シュツットガルト移籍報道も…シントトロイデン藤田譲瑠チマに欧州勢関心」 ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属の日本代表MF藤田譲瑠チマには、MF遠藤航(現リバプール)の古巣VfBシュツットガルトへ移籍する可能性が報じられているものの、ここに来て欧州他クラブが関心を寄せているという。 トルコメディア『イーグルメディア』は5月16日、同国1部ベシクタシュの補強戦略を特集。「オーレ・グンナー・スールシャール監督の意向に沿って、若くて将来性のある選手を獲得する方針。中盤と前線の強化を目指しており、藤田とFWティエルノ・バリー(現ビジャレアル)を獲得候補にリストアップしている」と伝えている。 また、藤田については「中盤でプレーメイクと守備の技術が際立っている」「6番と8番の両方のポジションをこなせるユーティリティ性を兼ね備えたMF」と評価。記事では、2024年のパリ五輪でU23日本代表のキャプテンを務めたこと等が紹介されているが、現在の市場価値は220万ユーロ(約3億5,800万円)だという。 ベシクタシュは元日本代表MF香川真司(現セレッソ大阪)の古巣。2024/25シーズンは序盤からの成績不振により、2025年1月に監督交代するなど苦しい戦いを強いられたが、第33節終了時点で3位。首位ガラタサライから勝ち点28差と優勝の可能性は消滅している。 なお、ベルギーメディア『Voetbal』は2025年4月の時点で「彼はW杯出場を望んでいる」と藤田本人の将来的な目標を伝えた上で「プレミアリーグへの移籍は彼にとって究極の夢だが、まずはブンデスリーガなど他のヨーロッパのリーグでステップを踏むことになるかもしれない」と綴っていた。本人がベシクタシュを移籍先の選択肢に含めるか注目が集まる。
「ミズノの最高益を支えた高校サッカー。日本代表トリオやラモスも貢献」 スポーツ用品大手のミズノ株式会社が5月13日、2025年3月期に記録した連結純利益は152億円で、売上高は2403億円となり、いずれも過去最高を更新したことを発表した。 同社の決算説明資料では、サッカー用品の売上が前年を上回り、特にスパイクの販売がジュニア層や中高生、大学生を中心に伸長したことが明記されている。全国高校サッカー選手権においても、ミズノの「モレリアネオ」シリーズが多数着用されており、部活動の現場での支持が企業収益に寄与した構図が読み取れる。 トップレベルの競技者による発信も業績に影響を与えているようだ。サッカー部門では、DF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF旗手怜央(セルティック)らとブランドアンバサダー契約を結び、いずれもモレリアシリーズなどの着用を通じて、競技現場での訴求力を担っている。 また、2022年からスタートした元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(モンテレイ)との契約も2025年時点で継続中だ。同年4月にミズノはラモスをモデルに起用したライフスタイルコレクション「Techno Safari(テクノサファリ)」を発表。ラモスはサッカー用品に留まらず、ミズノのブランド展開を担う存在として活躍している。 さらに2025年2月にはポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(ミラン)と契約し、「MIZUNO α II JAPAN(ミズノアルファ2)」のプロモーションを展開しているミズノ。2028年3月期にはグローバル売上比率を45%に引き上げる方針を掲げており、海外市場での存在感拡大を進めている。
「横浜FMエウベルが暗に前監督と現体制批判?サポーターは賛否」 現在J1最下位(20位)の横浜F・マリノスは、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズ出場に伴い延期され5月14日に開催されたJ1第14節で柏レイソルに0-2で敗れた。これで5連敗、9戦未勝利、深刻な不振から抜け出せない状況が続いている。 そんな状況の中、柏戦後の横浜FMのFWエウベルのJリーグの公式コメントが、ネット上で物議を醸している。エウベルは下記のように、スティーブ・ホーランド前監督や、パトリック・キスノーボ現監督の戦術や起用方針に不満を呈した。 「今2025シーズンに入ってから出場機会に恵まれず、監督が代わってもそれが続いているのはとても残念です」「前の監督(ホーランド監督)は僕を最初から出すオプションはありませんでしたし、その理由も分かりませんでした」「いまの体制になってもなかなかスタートから使われません」 「選手目線では質の高い選手がそろっています。その一人ひとりの質を最大限、引き出すことが大事だと思います」「前監督が解任になったときにはすでに降格圏内にいました。そのやり方がうまくいっていないということは、次の指揮を執る方は何か違うことに取り組み、違いを出さないといけません。同じことを続ければ、同じ結果になってしまうかもしれません」 この一連の発言に対し、サポーターからは冷ややかな声が上がっている。「でも(柏戦)2失点目とか明らかにエウベルが死ぬ気で戻ってサイドの守備しなきゃいけない場面をジョグでサボってるからな」「途中出場なのに。エウベルは守備しろよ」「(柏戦)2失点目のエウベルがちんたら歩いてるの見ると、そりゃ使わんわ」といった厳しい意見が目立つ。 一方で、「メンバー選定も(監督の)好き嫌いで決めてそうだし、その結果去年まで出場機会に恵まれなかった層が出るようになってこの低迷だし、そりゃエウベルあたりは不満というか理解出来ないよな」といった擁護の声もあり、意見は割れているようだ。
「古巣岡山に影響も!佐野航大の移籍報道過熱「ナイメヘンは…」3クラブ関心か」 マインツ所属MF佐野海舟の実弟であるU23日本代表MF佐野航大は、かつてファジアーノ岡山に在籍。現在、オランダ1部NECナイメヘンでプレーしているが、現地では同選手の去就が話題に。ステップアップ移籍の可能性も取りざたされている。 ナイメヘンと2028年6月30日までの複数年契約を結んでいる佐野の去就を巡っては、2024年夏の時点ですでに欧州5大リーグ挑戦の可能性が伝えられているほか、海外メディア『HierOpZuid』は2025年4月、オランダ1部フェイエノールトやドイツ国内2クラブからの関心を報じていた。 そんななか、ナイメヘンの専門サイト『Forza NEC』は15日、オランダ1部リーグ第33節でFWブライアン・リンセンのゴールをアシストした佐野に対して、「残り3試合でも、これだけのパフォーマンスを発揮することが期待できる」などと評すると、「ナイメヘンはこの夏も佐野を全力で引き留める」と、クラブの意向もあわせて伝えた。 佐野は2023年8月に岡山からナイメヘンへ完全移籍しただけに、ステップアップ移籍となれば、岡山に連帯貢献金が支払われる可能性もある。同選手は2022年から1年半にわたり岡山に在籍。佐野のオランダ国外移籍が実現する場合、岡山は移籍金の0.75%を連帯貢献金として受け取ることになる。 2024/25シーズンのオランダ1部リーグ戦24試合の出場で2ゴール2アシストと、負傷離脱がありながらも一定の結果を残している佐野。海外挑戦以降も着実に成長しているだけに、多くの日本のサッカーファンが更なるステップアップを望んでいるはずだ。
「北野颯太につづき…セレッソ大阪が世界トップ10入り「パパス監督の影響」」 セレッソ大阪はU20日本代表FW北野颯太に海外移籍、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクからのオファーが報じられるなか、5月18日の明治安田J1リーグ第17節・川崎フロンターレ戦を前に、スコットランド1部セルティックに匹敵するほどの世界トップレベルのデータを叩き出している。 国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』は5月15日、世界60のリーグを対象とした「ボール保持時間1分あたりのパスプレーの強度の高さランキング」を公表。独自の指標に基づいて算出された数値をもとに、上位10クラブを紹介している。 これによると、C大阪は「15.16」で6位にランクイン。日本代表MF旗手怜央、FW前田大然ら擁するセルティックが「16.38」で首位に立っているほか、浦和レッズ所属MFサミュエル・グスタフソンの古巣であるBKヘッケンが「14.86」で9位に食い込んでいる。 また、オーストラリアのサッカー事情に精通しているジャーナリストのサシャ・ピサーニ氏は、CIESの公表データに反応。「アーサー・パパスは2025年、C大阪の監督に就任して間もないが、すでに彼の影響は明らかだ」とオーストラリア人指揮官の戦術が浸透している可能性を指摘している。 C大阪所属選手では、北野がCIES公表の「アタッキングサードでのパス本数ランキング」でトップ10入り。欧州5大リーグやJリーグなど、世界55のリーグでプレーする23歳以下のミッドフィルダーを対象としたランキングで、能力値「28.4」の同選手が9位に名を連ねており、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)やMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)らと肩を並べている。
「ボーフム三好康児の去就・Jリーグ復帰は?「負傷離脱多い」と指摘も」 VfLボーフム所属MF三好康児は負傷離脱を余儀なくされたが、5月16日開催のブンデスリーガ最終節ザンクトパウリ戦で復帰する見込み。すでに2部降格が決まっており、複数選手の退団が噂されているだけに、かつて川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスに在籍していたアタッカーの去就も話題になっているようだ。 ボーフムと2028年6月30日までの複数年契約を結んでいる三好の去就を巡っては、ドイツ『ビルト』が5月1日の時点で残留の可能性を伝えつつも、「チーム内で高給取りであるが、怪我に泣いた」と稼働率の低さ等に着目。オファー次第で退団の可能性があるとみられていた。 そんななか、ドイツ『WAZ』は5月15日、ボーフム所属選手の去就を特集。三好について、「彼は今季、負傷離脱が多い。しかし、将来一緒にプレーするのがとても楽しみになる選手になるかもしれない」と、東京五輪U24日本代表アタッカーの今後について明るい見通しを示しているほか、Jリーグ復帰の可能性には触れていない。 現在28歳の三好は2019年8月に欧州挑戦。ベルギー1部ロイヤル・アントワープやイングランド3部バーミンガム・シティで結果を残すと、2024年夏の移籍ウィンドウ最終日にボーフムへ完全移籍。イングランド3部からブンデスリーガへ、異例とも言えるステップアップ移籍で注目を浴びた。 しかし、2024/25シーズンは怪我の影響もあり、ブンデスリーガ14試合の出場で1ゴール。スタメン出場は6試合とベンチ要員に甘んじている。2部降格により主力選手の大量退団が見込まれるだけに、ボーフム残留となれば、一気にレギュラーを掴む可能性は十分考えられる。
「絶不調のマンU、フォレストFWハドソン=オドイの状況注視?来夏に契約満了」 マンチェスター・ユナイテッドはシーズン途中にエリック・テン・ハグ前監督を解任し、ルベン・アモリム監督を招へい。しかし、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝トーナメントまで勝ち進んでいるものの、プレミアリーグでは16位と大不振に陥っている。 イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ユナイテッドはノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)のイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイの状況を注視している模様。ノッティンガムと来夏に契約満了を迎える同選手は契約延長交渉を行っているようだが、破断した場合に備えての興味なようだ。 ただ、イングランド代表アタッカーにはユナイテッドのほかに、ローマ(イタリア1部)やナポリ(同1部)も目を光らせているとのこと。フォレストは昨夏の時点で同選手に4000万ポンド(約76億5,000万円)と評価しており、契約機会が残り1年となる今夏にはさらに低くなる可能性もあるようだ。 イングランド代表として3キャップを数えるハドソン=オドイはチェルシー(イングランド1部)下部組織出身で、2018年1月にトップチームデビュー。バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)へのレンタル移籍を経て、2023年夏にフォレストへ加わると、今季はここまでプレミアリーグ29試合で5ゴール3アシストを記録している。 なお、ハドソン=オドイはフォレストとの契約延長を望んでいるとのこと。今季プレミアリーグで躍進する同クラブの主力の1人として活躍する同選手だが、どのような決断を下すのだろうか。
「J2降格圏の横浜F・マリノスに関する移籍の噂に…元Jリーガーが柏戦後に反応」 横浜F・マリノスは5月14日に行われた明治安田J1リーグ第14節で柏レイソルに敗北。依然としてJ1最下位に沈むなか、ネット上で駆け巡っている同クラブ関連の移籍の噂に、元Jリーガーが反応している。 横浜FMはパトリック・キスノーボ監督就任後も苦しい戦いを強いられており、柏戦で5連敗。AFCチャンピオンズリーグエリート参戦により他クラブよりも消化試合が少ないとはいえ、1勝5分8敗とJ1残留ラインから勝ち点8差の最下位に沈んでいる。 Xでは試合後、Jリーグ移籍の噂アカウントによる「横浜FMはJ2降格の場合、複数選手の退団が濃厚」との書き込みが。15日15時時点でリポストが50を超えるなど、真偽不明な情報が拡散されている。 この投稿に対して、東京ヴェルディ、名古屋グランパス、FC岐阜OBの高木義成氏は15日未明に「こういうクソみたいなのが伸びるのか(笑)」(原文ママ)と反応。「これなら小学生でもできる」と噂アカウントへの皮肉めいたメッセージに対して、「俺でもできるよね。長谷川解任、楢崎監督、ピクシー再来、闘莉王MCとかね」と返している。 Jリーグ移籍の噂アカウントによる投稿を巡っては、2022年7月に当時京都サンガに所属していたキュラソー代表FWクエンテン・マルティノスが「今季限りで京都サンガを退団する」という内容の投稿に「フェイクニュース」などと反応していた。 また、 AC長野パルセイロ所属MF加藤弘堅は2023年11月にXで「ほとんどが噂に過ぎない」と、噂アカウントの投稿内容をバッサリ斬ると、「『誰々移籍するの』って友人から連絡くるけど俺も知らんし、本人も知らない!」と綴っていた。
「ボルシアMGに日本人選手獲得報道「町野修斗だけではない」板倉滉は移籍へ」 ボルシアMGは、2024/25シーズン終了後に日本代表DF板倉滉を放出する見込みである一方、ホルシュタイン・キールからFW町野修斗を獲得する可能性が。町野にくわえて、日本国内でプレーする選手にも関心を寄せている可能性があるという。 現地メディア『RP』は5月13日、ボルシアMGの補強計画を特集。「ボルシアMGは日本の市場を注視している」とした上で、「彼らが注目しているのは、町野だけではない」などと、日本人選手ダブル獲得の可能性を報道。町野以外で獲得候補に挙がっている日本人選手の名前は明らかになっていないが、記事では「ボルシアMGのスカウト陣は頻繁に日本を訪れている」「日本市場が有望かつ手頃だと考えている」などと綴られている。 2023年、当時神村学園高等部に在学していたFW福田師王を迎え入れたボルシアMGだが、2025年5月9日には愛知県の同朋高校とパートナーシップ契約を締結。将来有望な日本人選手の獲得にむけた動きを加速させている。 また、2024/25シーズンのブンデスリーガで11ゴール2アシストをマークしている町野の去就を巡っては、キールの2部降格により、同シーズン終了後の移籍が既定路線に。ドイツメディア『KN』は12日、ボルシアMG、MF堂安律擁するSCフライブルク、MF佐野海舟所属マインツの獲得候補リストに含まれている可能性を報じていた。 主力センターバックである板倉の後釜確保が優先課題として考えられるボルシアMGの補強計画。ドイツ国内での日本人選手に対する評価が上がっているだけに、福田につづく日本国内からの選手獲得を期待したいところだ。
「Jリーグ移籍・日本代表入り期待!U20ブラジル代表カイケ・ケンジの現在とは」 ブラジル代表OBクレーベルを父に持つU20ブラジル代表MFカイケ・ケンジは、日本国籍取得の可能性が報じられているだけに、将来的な日本代表入りが期待される逸材だ。そのカイケが、所属先のブラジル1部クルゼイロで着実にステップアップしているようだ。 現在19歳のカイケはサンパウロ州出身であり、日本国籍を有するアタッカー。日本での生活経験はなく、2022年のU17チーム加入からクルゼイロ一筋のキャリアを歩んでいる。2024シーズンはU20リーグ戦11試合のスタメン出場で9ゴールと結果を残すと、同年11月20日のコリンチャンス戦でトップチームデビューを飾っている。 そして迎えた2025シーズンは、U20リーグ戦開幕から4試合で3ゴールと格の違いを見せると、4月下旬以降はブラジル1部リーグ戦4試合続けてベンチ入り。そして5月15日に行われたコパ・スダメリカーナのグループステージ第5節では、トップチームで初めてスタメン出場。69分までプレーしたが、トップチームでの初ゴールは生まれなかった。 それでもクルゼイロの専門サイト『Central da toca』は試合後、ケンジのプレーについて「攻撃時、左サイドのスペースを自由に動き回り、相手の守備陣に時折不安を与えた。自信に満ち溢れたプレーであり、2度もシュートを放った」と高く評価。 現地のサッカーファンの間でも一目置かれる存在となっているほか、サッカーサイト『Sofa Score』によると、同選手は8度のドリブルを試みて6度成功。地上戦でのデュエル12度のうち9度制するなど、球際での勝負強さも見られたという。 なお、カイケの将来については、ブラジルメディア『グローボ』が2024年7月時点で「日本国籍取得に向けての手続きを行っている」とリポート。現時点でJリーグ移籍の可能性は報じられていないが、本人の意思次第ではJリーグでプレーや日本代表入りが期待されるところだ。
「レンヌ古橋亨梧、1分あたりのコスト驚愕。5か月で放出の可能性」 今年1月にスコティッシュ・プレミアシップのセルティックから、リーグ・アンのスタッド・レンヌへ移籍した日本代表FW古橋亨梧が、わずか5か月で構想外となり、早くも放出の可能性が様々なメディアで報じられている。 期待を背負ってレンヌに加入した古橋だが、加入直後にホルヘ・サンパリオ監督からハビブ・ベイェ監督へと指揮官が交代し、構想から外れる形に。その結果、出場機会に恵まれず、クラブが投じた費用に対する貢献度の低さが注目を集めている。 UKメディア『デイリー・レコード』によると、古橋のレンヌへの移籍金は約1,000万ポンド(約19億円)。しかし、加入後の出場はわずか6試合で、合計120分しかピッチに立っていない。単純計算で、クラブが彼のプレー1分あたりに費やした金額は約8万3,333ポンド(約1,622万円)という高額にのぼる。 古橋はセルティック在籍時(2021-2025)に165試合でで85ゴールを挙げたが、レンヌではここまで無得点に終わっており、スコットランド時代の実績との落差を際立たせている。ベイェ監督は、クラブの将来的な構想に含まれる選手とだけ仕事をしたいと述べており、出場機会の少ない古橋はすでに構想に含まれていないのかもしれない。 古橋の去就について正式な発表はないが、現地ではすでに今夏の移籍市場での放出が既定路線との見方も出ており、クラブと選手双方にとって次の一手が注目されている。
「CB補強目指すレアル、ボーンマスDFハイセンの獲得が決定的に!」 レアル・マドリード(スペイン1部)は14日に行われたラ・リーガ第36節でマジョルカ(同1部)と対戦。先制される展開となったが、フランス代表FWキリアン・ムバッペが同点ゴールを記録すると、後半アディショナルタイムにカスティージャ登録のスペイン人DFハコボ・ラモンが決勝ゴールを記録した。 逆転優勝の可能性を僅かに残しているものの、前節のバルセロナ(スペイン1部)戦で敗れたことから今季無冠の可能性が高まっているマドリードはシーズンを通して守備の離脱者に悩まされた。ブラジル代表DFエデル・ミリトンやドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、オーストリア代表DFダビド・アラバなどが戦列を離れている。 スペイン『マルカ』によれば、今夏にセンターバクの補強に乗り出しているマドリードはボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得に迫っているとのこと。マドリードは同選手に設定されている5000万ポンド(約98億1000万円)の契約解除金を3回に分けて支払うようだ。 ユベントス(イタリア1部)でプロキャリアをスタートさせたハイセンは、ローマ(同1部)へのレンタル移籍を経験して、昨夏にボーンマス入り。空中戦の強さやビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまでプレミアリーグ30試合に出場して3ゴールを記録している。 マドリードは6月1日から10日までのFIFA移籍期間を利用してハイセンを登録し、今夏に開催されるクラブワールドカップに出場させたいと考えている模様。同選手にはチェルシーを含めた8つ具体的なオファーが舞い込んでいたもののの、マドリード移籍を優先事項に掲げていたようだ。
「リバプールもレバークーゼンMFビルツ争奪戦に参入か。代理人と会談か」 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は今季から指揮をするアルネ・スロット監督のもとで5年ぶりのプレミアリーグを制覇。昨年11月から首位の座を明け渡すことなく、4試合を残して4月27日に優勝を決めた。 イギリス『アスレティック』によれば、リバプールはバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表フロリアン・ヴィルツ(22)の獲得に興味を持っている模様。すでにリバプールは選手陣営と接触しており、ビルツはプレミアリーグへの移籍に興味を持っているようだ。 昨季はレバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献し、個人としてもMVPを獲得したビルツ。卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器に今季もここまで公式戦44試合で16ゴール15アシストを記録している。 ただ、ビルツにはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの退団が決まっているマンチェスター・シティ(イングランド1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)も熱視線を送っており、争奪戦の様相を呈している。一方で、レバークーゼンは同選手に対して移籍金1億5000万ユーロ(約245億9,000万円)を求めているようだ。 なお、リバプールは生え抜きであったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了に伴い退団することが決定。その後釜として、ビルツの同僚であるオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの獲得に興味を持っており、交渉は順調だとみられている。
「元FC東京のヘント渡辺剛にアヤックスも興味?市場価値は急上昇」 オランダ1部のフェイエノールトは、ベルギー1部ヘント所属の元FC東京(2019-2021)DF渡辺剛の獲得を目指していたが、移籍金や年齢を含む条件面が障壁となり交渉は打ち切られたようだ。オランダメディアは一斉にこの状況を5月13日に報道した。 『1908.nl』によると、フェイエノールトが渡辺の獲得に向けて正式なオファーを提示したが、ヘントの要求額が高額だったため交渉が決裂したようだ。また『Voetbal International』は、フェイエノールトはこの交渉から撤退し、他の候補を探す方針に切り替えたと伝えている。 大手『De Telegraaf』は、ヘントが2025年夏の移籍に協力する意向を渡辺側に伝えていたとも報じている。しかし、結果的にクラブは移籍金を下げることはしなかったため、渡辺自身もフェイエノールトへの移籍に前向きだったのかは疑問が残るところだ。 さらに『FootballTransfers』は、フェイエノールトが交渉を打ち切った判断について「正しい対応だった」と評価し、渡辺の推定移籍価値(ETV)1,000万ユーロ(約16億4,434万円)を超えて支払うべきではないとした。 一方で、5月1日に開催されたクラブ・ブルッヘ戦(1-4)には、フェイエノールトのライバルであるアヤックス・アムステルダムのスカウトも来場していたようだ。しかし、視察の対象が渡辺だったかは不明とされている。 渡辺は2023年にベルギー1部コルトレイクからヘントへ移籍しており、その際の移籍金はわずか230万ユーロ(約3億7,963万円)だった。2024年12月から2025年5月の間に渡辺のETVは222.5%上昇し、現在の市場価値1,000万ユーロに達したとのことだ。 昨2024年にはセリエAのボローニャが関心を示していたが、ヘントが求めた金額により移籍は実現しなかった。渡辺はヘントで2023年に4年契約を結んでおり、2027年まで契約が残っている。この契約状況も移籍金に影響していると推測されている。
「前田大然と旗手怜央の移籍の可能性をセルティック監督が示唆」 今2024/25シーズン、スコティッシュ・プレミアシップで優勝を果たしたセルティックは、5月15日のアバディーン戦、17日のセント・ミレン戦を経て、25日に再度アバディーンとのスコティッシュカップ決勝を控えている。主力のFW前田大然は軽傷のため、15日の試合を欠場することが発表された。 そんな中、ブレンダン・ロジャーズ監督は夏の移籍市場について「クラブには選手売買のモデルがあり、夏には数名へのオファーが届く可能性がある。そうなれば柔軟に対応する必要がある」と語り、前田やMF旗手怜央含む主力選手の放出も選択肢の1つであることを認めたようだ。セルティックに特化したメディア『Celts Are Here』が13日に伝えている。 前田にはプレミアリーグのアーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパー、フラム、ウェストハム・ユナイテッド、ブレントフォード、クリスタル・パレス、リーズ・ユナイテッドといった複数クラブが関心を示しているとされており、その運動量と得点力が評価されている。 一方、旗手に対してはセリエAのウディネーゼがスカウティングを行っており、チーム再建を進める中で注目していることが様々なメディアで報じられている。旗手はセルティックで今シーズンも安定した活躍を続けており、自身も欧州5大リーグでのプレーを目指していることを明かしている。 両選手はいずれもセルティックの契約下にあるが、クラブとしては高額オファーが届いた場合には放出も視野に入れた体制を取るとみられている。夏の移籍市場でどのようなドラマが待っているのか、目が離せなそうだ。
「J2水戸への移籍金0.2億円未満…松田隼風がハノーファー完全移籍移行か」 元U20日本代表DF松田隼風は現在、水戸ホーリーホックからハノーファーへ期限付き移籍中。期限付き移籍期間は2025年6月までだが、完全移籍移行によりハノーファー残留の可能性があるという。 ハノーファーの情報を専門に扱う『Androesen96』は6日、同クラブ所属選手の去就を特集。セカンドチームの一員として、2024/25シーズンのドイツ3部リーグ33試合出場で1ゴール4アシストをマークしている松田について、「彼は好成績を収めており、10万ユーロ(約1,600万円)の買い取りオプションが行使される可能性が高い」とリポート。クラブから高い評価を受けているだけに、トップチームで控え要員になる可能性があるという。 現在21歳の松田は、U20日本代表の一員としてFC U20アジアカップやFIFA U20ワールドカップに参戦した実績の持ち主。2023年6月、水戸の育成業務提携先であるハノーファーへ期限付き移籍すると、海外挑戦1年目はU23チームでプレー。ドイツ4部リーグ28試合の出場で3ゴールを挙げた。 この結果が高く評価されると、同選手は2024年夏に期限付き移籍期間延長で残留。2024/25シーズンはセカンドチームで結果を残しているだけに、トップチーム昇格の可能性は十分考えられる。 なお、ハノーファーのトップチームはリーグ戦32試合終了時点で8位。ブンデスリーガ自動昇格ラインから勝ち点6差と、昇格のチャンスは残っている。トップチーム在籍の元日本代表DF室屋成からアドバイスを貰っている松田がハノーファーに残留するとなれば、ブンデスリーガでデビューのチャンスが巡って来るかもしれない。
「今季無冠が濃厚のレアル、トッテナムDFロメロ獲得に興味?昨夏にも興味」 レアル・マドリード(スペイン1部)は11日に行われたラ・リーガ第35節でバルセロナ(同1部)と対戦。フランス代表FWキリアン・ムバッペがハットトリックを達成したものの、最終的に3-4の逆転負けを喫した。 今季無冠が決定的となったなかで、マドリードはリバプール(イングランド1部)を今季限りで退団することが決定しているイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドをフリートランスファーで獲得するとの見方が強まっている。 マドリードは今季限りでバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)を退任することを発表したシャビ・アロンソ氏を新指揮官に招へいするとみられている。イギリス『サン』によれば、スペイン人指揮官はトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロを高く評価しているという。 アロンソ監督は3バックを好んで採用しており、マドリードでもこのフォーメーションを続ける場合はセンターバックの補強がマストだと考えているとのこと。ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとコンビを組ませることで、主要タイトル獲得に向けた強固な基盤を築けると考えているようだ。 また、昨夏にもマドリードはロメロの獲得に興味を持っていたものの、トッテナム側が放出を拒否。しかし、トッテナムはヨーロッパリーグでは決勝戦進出を果たしたことから来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性を残しているものの、今季のプレミアリーグでは17位に沈んでいることから放出せざる得ない状況になりうるようだ。
「マンU、イプスウィッチFWデラップ争奪戦でポールポジションに?」 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、プレミアリーグ第36節でウェストハム・ユナイテッド(同1部)と対戦。しかし、前後半にそれぞれ失点を喫して、0-2の完敗で順位も16位に転落してしまった。 ”ビッグ6″とは思えない低調ぶりのユナイテッドは、今夏にストライカーの補強に乗り出すとみられている。そのなかで、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ユナイテッドはイプスウィッチ・タウン(イングランド1部)のU-21イングランド代表FWリアム・デラップ(21)の獲得に乗り出しているという。 そのデラップはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)とチェルシー(同1部)も関心を示しているが、ユナイテッド移籍に前向きだという。ただ、ユナイテッドが勝ち進んでいるヨーロッパリーグ(EL)決勝戦でトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)を撃破して来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できるかに左右されているようだ。 2020年9月にマンチェスター・シティ(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたデラップは今季からイプスウィッチに加入。フィジカル面の強さやスピード、オフ・ザ・ボールの動きを武器にプレミアリーグ35試合に出場して12ゴール2アシストを記録している。 しかし、デラップの活躍も虚しくイプスウィッチは1年でのチャンピオンシップ(2部)への降格が決定したことを受けて、契約解除金は3000万ポンド(約58億8,000万円)となっている模様。巻き返しを目指す来季に向けてユナイテッドは得点力不足を解決するために新たなストライカーの補強に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
「デ・ブライネ退団のマンC、バルセロナMFオルモの獲得を夢見る?」 マンチェスター・シティ(イングランド1部)は10日に行われたプレミアリーグ第36節で日本代表DF菅原由勢が在籍するサウサンプトン(同1部)と対戦。しかし、すでに降格が決まっている相手に対して最後まで攻略することはできず、0-0のスコアレスドローに終わった。 スペイン『レレボ』によれば、捲土重来を目指す来季に向けてシティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督はバルセロナ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFダニ・オルモ()の獲得を夢見ている模様。ゲームを組み立てたり、ライン間でボールを受けたり、ゴールチャンスを演出できる現代的な10番タイプの選手を探しているという。 しかし、現時点では多くの不確定要素があることからこのオペレーションが実現できるかは時期尚早だという。そのなかで、最も重要なのはオルモの意思であり、昨夏に加入した際はクラブが選手登録問題などを抱えていたなかで、あらゆる努力をしていたようだ。 今季はここまでの公式戦36試合に出場して11ゴール6アシストを記録しているオルモに関して、バルセロナは重要な戦力とみなしていることから、現時点で放出する意思はないとのこと。ただ、シティが巨額オファーを提示すれば、バルセロナ側の態度が変化する可能性もあるようだ。 プレミアリーグ4連覇など多くのタイトルをクラブにもたらした絶対的司令塔のベルギー代表MFケビン・デ・ブライネと今季限りで袂を分つシティ。バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)のドイツ代表MFフロリアン・ビルツにも興味を持っているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。