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「フェイエノールトの日本代表DF渡辺剛「空中戦であっさりと負け…」、PSVに敗戦」 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトは、今2025/26シーズン守備面で高い評価を受けてきたが、10月26日に行われたシーズン前半の天王山となったPSVアイントホーフェン戦(2-3)ではその堅さが崩れる場面が見られた。 同試合後、オランダのサッカー番組「Studio Voetbal」で専門家による詳細な分析が行われ、チームの守備対応に厳しい視線が注がれた。 元オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイドンク氏(2007年引退)は同番組に出演し、この試合におけるフェイエノールト所属の日本代表DF渡辺剛の対応を問題点として取り上げた。 ホーイドンク氏は「フェイエノールトは前半から苦しみ、ボールを追う時間が長かった」と述べたうえで、失点場面を具体的に指摘した。「0-1の場面では渡辺が早すぎるスライディングを試みた。相手MFイスマイル・サイバリはまだシュート体勢に入っていなかった。サイバリの2点目では斜めのコースを切るべきだったが、間合いを詰められなかった。そして3点目では相手MFフース・ティルとの空中戦にあっさりと敗れた」と分析した。 さらに同氏は「フェイエノールトの渡辺とDFアネル・アフメドジッチの2人はこれまで多くの試合で高く評価されてきたが、失点場面では常に関与している」と指摘。 そのうえで「GKがほとんどのシュートを止めても、たった1本のミスで印象が悪くなる。それと同じだ」と例えを用い、全体的な守備の出来が良くても、失点に直接関われば評価が下がってしまう現実を強調した。 同番組内ではまた、元オランダ代表のテオ・ヤンセン氏(2014年引退)が「PSVは典型的なストライカーを置かず、動きの多い選手がスペースを突く。中央の守備者にとって非常に難しい状況だった」と分析し、渡辺らセンターバックが相手の流動的な攻撃に翻弄されたと指摘した。

「ナポリがベルギー代表デ・ブライネの重傷と長期離脱を発表」 イタリア1部のナポリが今2025/26シーズンのセリエAで首位争いを繰り広げる中で、大きな痛手を負った。クラブの中心的存在である選手が負傷し、チームに深刻な影響を与えることが明らかになった。 UKメディア『Football Italia』によると、ナポリは、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが右太ももの筋肉に深刻な損傷を負ったと正式に発表したと報じた。 デ・ブライネは10月26日に行われたインテル戦(3-1)でPKを成功させた直後、右太ももの裏を押さえて苦悶の表情を見せ、そのままプレーを続けることができなかった。 同報道によると、ナポリのメディカルスタッフは声明の中で、デ・ブライネが「右大腿二頭筋の高グレード損傷」と診断されたことを明らかにしたと伝えている。 ナポリはデ・ブライネに関して、復帰までの期間を明示していないが、同様の負傷を負ったナポリ所属のベルギー代表FWロメル・ルカクが2024年8月のプレシーズンマッチで4か月間の離脱を強いられた例があるため、デ・ブライネにも数か月単位の回復期間が必要とみられている。 現時点で同選手の正確な復帰時期は不明であるが、重度の筋損傷であることから、年内の復帰は難しいとの見解も同メディアで伝えられている。 今回の故障はデ・ブライネにとって初めてではない。過去にもプレミアリーグのマンチェスター・シティ在籍時(2015-2025)に同様の筋肉系トラブルで約3か月の離脱を経験しており、再発への不安が指摘されている。 ナポリはインテル戦の勝利でローマと並んで首位(20位中)に立ったが、チームの攻撃を司る主軸を失った代償は大きい。クラブにとって、今後数か月の戦いにおいて、デ・ブライネ不在をどう乗り越えるかが最大の課題となりそうだ。

「アーセナル、勝利の代償は大きく、「デクラン・ライスの回復時期は分からない」」 プレミアリーグのアーセナルは、10月26日に行われたクリスタル・パレス戦に1-0で勝利した。アーセナルのMFエベレチ・エゼが古巣を相手に決勝ゴールを挙げ、チームは2位との差を4ポイントに広げて首位を堅持した。同週末にリバプール、マンチェスター・シティ、チェルシーが敗れたことで、アーセナルは今2025/26シーズン序盤戦で理想的な位置を保っている。 しかし、この勝利には大きな代償が伴ったとUKメディア『FourFourTwo』が伝えた。アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合後、『Sky Sports』に対し、MFデクラン・ライスが負傷したことを明かし、「ライスの回復時期は分からない」と語った。 ライスは前半で打撲を受け、その後も痛みを抱えながらプレーを続けたが、後半残り10分でピッチに倒れ、治療を受けた後に交代を余儀なくされた。アルテタ監督は「打撲なのか、ふくらはぎか、あるいはアキレス腱の問題か分からない」と述べ、負傷の深刻度を慎重に見極める姿勢を示した。 この試合ではライス以外にもアーセナルは負傷者が続出した。DFウィリアン・サリバが前半で交代し、DFリッカルド・カラフィオーリも途中交代。FWガブリエウ・マルティネッリも違和感を訴えた。アルテタ監督は「マルティネッリは何かを感じたが、筋肉系の問題かは不明」と説明した。代わってDFクリスティアン・モスケラ、MFミケル・メリノ、DFピエロ・インカピエが投入され、インカピエはプレミアリーグデビューを果たした。 また、FWブカヨ・サカは体調不良明けのため予防的に交代。主将MFマルティン・ウーデゴールは11月の代表戦ウィーク明けまで復帰できず、FWノニ・マドゥエケ、FWカイ・ハフェルツ、FWガブリエウ・ジェズスも離脱中。 アーセナルは今後、カラバオ・カップ4回戦、UEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグと過密日程が続く。

「元リバプールのスターが1月に田中碧の同僚に?リーズはこの“掘り出し物”を獲得か」 日本代表のMF田中碧が所属するプレミアリーグのリーズ・ユナイテッドが2026年1月の移籍市場で攻撃陣の補強を検討しているようだ。チームは前線の選択肢に乏しく、指揮官のダニエル・ファルケ監督は、今2025/26シーズン後半に向けて攻撃的な戦力の上積みを望んでいるのかもしれない。 しかしリーズは夏にPSR(収益に関するサステナビリティ規則)の支出上限に達しており、冬の移籍市場で新戦力を獲得するには選手の売却が必要になる可能性がある。それでもファルケ監督は新たな攻撃的選手の獲得を求めている。 そんな中、UKメディア『The Leeds Press』によると、リーズは冬の移籍市場でウインガーと攻撃的MFの補強を計画しており、その候補として元リバプール(2022-2024)所属で、現在はブレントフォードに在籍するMFファビオ・カルバーリョの名前が浮上していると伝えた。 カルバーリョは2024年夏にリバプールからブレントフォードへ約2,700万ポンド(約54億円)で完全移籍したが、加入後のキャリアは軌道に乗らず、今2025/26シーズンはキース・アンドリュース監督のもとで控えに回っている。出場時間はプレミアリーグでわずか96分にとどまり、1月の移籍市場でローン移籍による退団を検討しているという。 ファルケ監督はリーズが、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していた時期からカルバーリョを高く評価しており、同選手をクラブに連れてくることを望んでいた。 23歳と若いポルトガル人のカルバーリョは高い才能を持つ一方で、信頼を寄せる監督の下で継続的な出場機会を得ることがキャリア再生の鍵になるとみられている。PSR上の制約を考慮すると、ローン移籍での獲得はリーズにとって経済的にも現実的な選択肢となる。 また、カルバーリョは2023年にリバプールからブンデスリーガのRBライプツィヒにレンタル移籍しており、ドイツ復帰を希望しているとも伝えられている。 しかし、同メディアはリーズがこの争奪戦に参戦し、同選手を説得してリーズ移籍を実現させるべきだと主張している。

「「責めるつもりはない」、セルティック「旗手怜央は何度もボールを失っていた」」 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、10月26日に行われたハーツ戦で1-3の敗北を喫し、首位との差が8ポイントに広がった。アウェーで行われたこの試合では、セルティックが依然として優位と見られていたものの、後半にハーツが完全に主導権を握り、内容面でも妥当な勝利を収めた。これにより、セルティックが抱える継続的な課題が一層浮き彫りとなったようだ。 UKメディア『Inside Futbol』によると、この状況を受け、セルティックのレジェンドであるパット・ボナー氏(1998年引退)が同国メディア『BBC』の番組「Sportsound」(現地時間26日放送)でコメントを発表した。 同氏は複数の選手が調子を落としていると分析し、その中でもセルティック所属のMF旗手怜央の名前を挙げた。ボナー氏は「旗手を例に挙げると、彼は何度もボールを失っていた。彼を責めるつもりはない。なぜなら彼は技術的に非常に優れた、質の高い選手だからだ。しかし、現在彼は本当に苦しい時期にある」と語り、旗手が厳しい状況に直面していることを明らかにした。 またボナー氏は、旗手がこの不調から抜け出すためには自ら努力を重ねるしかないと強調した。「どうすれば抜け出せるのか。懸命に取り組み、トレーニングで自分を追い込み、方法を見つけなければならない。選手自身がやるしかない。誰かが代わりにやることはできない」と述べ、プロとしての自覚を求めた。 セルティックは今2025/26シーズン、安定感を欠く状態が続いている。ブレンダン・ロジャーズ監督率いるチームは、次節以降に巻き返しを図り、再び勝利の軌道に乗ることを目指せるのか、注目が集まっている。

「川崎フロンターレに19歳中国代表MF関心報道!セルティックと争奪戦か」 川崎フロンターレは中国1部の上海海港に所属する中国代表MFクアイ・ジーウェンの獲得に興味を持っている模様。日本代表MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックと争奪戦を繰り広げる可能性もあるという。 中国『163新聞』は10月27日に「上海海港の有望株であるジーウェンが、川崎とセルティックの補強リストに入った」とリポート。同選手の特徴や将来性について以下のように伝えている。 「彼は中国人選手の従来のイメージを覆している。筋肉隆々のフィジカルは持たないが、年齢以上の“サッカーIQ”を兼ね備えている。力任せに戦うのではなく、正確なパスと絶え間ない運動量で試合を支配するタイプだ」 「AFC U20アジアカップでは、4試合で2ゴール1アシストをマーク。その数字の裏には、チームの中核としてピッチ全体を見渡す視野と、勝負を決める一撃を放つ能力があった。特筆すべきは、中国1部での成長ぶりだ。「神童止まり」で終わるどころか、上海海港のケヴィン・マスカット監督のもとで急速に成長を遂げている。今季は17試合出場で5アシスト、デビュー間もない19歳としては驚異的な成績だ」 また、『163新聞』は川崎へ移籍する場合の将来性について「川崎移籍はアジアの頂点に立つ舞台に身を置くことを意味する」とした上で、「Jリーグのテクニカル志向のスタイルは中国1部リーグと大きく乖離しておらず、適応しやすい。さらにAFC主催大会常連の川崎では、安定した出場機会を得られる可能性が高く、若手にとって最も貴重な経験となるだろう」と前向きに捉えている。 一方でセルティックへ移籍する場合の将来性については「スコットランドリーグの激しいフィジカルコンタクトとスピーディーな試合展開は、これまでにない試練となる。だが、そこで地位を確立できれば、ヨーロッパサッカー界に真に認められる存在となり、成長の可能性は無限に広がる」と見解を示している。

「“身長2m”18歳ディドゥリカの凄さとは?浦和レッズOB太鼓判「ここまで…」」 浦和レッズは22日、オーストラリア人DFルカ・ディドゥリカとのプロ契約締結を公式発表。身長200cmという大柄センターバックの補強が話題を呼んでいるが、とある浦和OBは以前から同選手の能力を高く評価していた。 現在18歳のディドゥリカは、父に元アヤックス所属・クロアチア代表GKジョーイ・ディドゥリカを持ち、2024年まで浦和OBのMFエスクデロ競飛王とともに、オーストラリア4部ノース・ジーロング・ウォーリアーズに在籍。2025年1月には浦和のプレシーズントレーニングに参加していた可能性が指摘されていた。 エスクデロは2025年1月の時点で「Whit Luka in Japan . 17歳199センチボランチ。 久しぶりにここまでいい選手みた。 将来が本当楽しみ」(原文ママ)とポスト。元チームメイトのポテンシャルを称賛していた。 オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーの下部組織を経て、正式に浦和の一員となったディドゥリカ。クラブ公式サイトを通じて、以下のようなコメントを残している。 「初めてのプロ契約を浦和レッズと結ぶことになり、大きな誇りと喜びを感じています。この伝統あるクラブの一員になれたことを光栄に思い、さらなる成功とタイトル獲得に貢献できるよう全力を尽くします。浦和レッズと強い絆を感じています。Go Urawa Reds!」 Jリーグ参戦前から高い評価を受けていたディドゥリカは、2025シーズンの公式戦に出場できない。2026年以降のデビュー、そして日本でのさらなる成長を多くのサポーターが望んでいる。

「東京Vスポンサー「鹿島サポには失礼だが…」城福浩監督のJ1残留決定後発言に称賛も」 東京ヴェルディは10月25日開催の清水エスパルス戦で敗北も、残り3試合でJ1残留が確定。城福浩監督の否定的な意見に、東京Vの一部スポンサー関係者が同意しているほか、J1第37節の鹿島アントラーズ戦にも言及している。 東京Vのスポンサーである『株式会社ミロク情報サービス』の是枝周樹代表取締役社長は清水戦後、Xで「来季はもっと凄いチームになるだろうね。 主力選手が開幕前から1人抜けこの後3人抜けてるんだからね。山見も山田も居なくて強くならないわけないでしょう」とポストするなど、2026年の躍進を期待している。 一方、Jリーグ公式サイトによると、城福監督は清水戦後に「我々が望むような残留の決まり方ではなかったので、悔しさしかない」とコメント。「それは選手たちにも共有しました。残留で十分だというチームになるのか、われわれのクラブの規模はこんなもんなんだから仕方ないだろうと思うのか。そのような雰囲気を我々が醸し出してはいけません」と、気を引き締めている。 こうしたJ1残留に対する指揮官の受け止め方に、是枝氏は「やっぱりJFKも同じ気持ちだっと確信。 勝てたチームであり勝てた筈だと」と反応。「本当辛いチーム事情にも関わらず2023昇格時にエレベーターにならず良くぞ残り3試合残で残留を決めたがこの何一つ嬉しさが込み上げてないインタビューの内容を拝読するとやはり来年を期待せずにはいられない」と、指揮官の姿勢に好感を抱いている。 その東京Vは次節でアビスパ福岡と対戦。11月30日のホーム最終戦ではJ1首位の鹿島を迎え撃つが、是枝氏は鹿島戦について「これは私の直感以外に何物でも無いが、とても久しぶりの最終節鹿島戦はJ1リーグチャンピオン戦と同様のカード」(原文ママ)(実際はJ1第37節)と綴った上で、「鹿島の優勝を観て終わるのか? 鹿島サポには失礼だが何かとても大きな事が起こるような気がしてならない。直感ですw」(原文ママ)としている。

「アルビレックス新潟“古参”堀米悠斗の苦言が話題!J2降格後に大量移籍も?」 アルビレックス新潟は10月26日に行われる明治安田J1リーグ第35節で、ヴィッセル神戸と対戦。J2降格決定直後の一戦で2-2と引き分けたが、古参であるDF堀米悠斗のコメントが話題に。2026年の補強に対して、自身の意見を述べたとみられる。 新潟は神戸戦前日にJ2降格が決定。神戸戦では前半アディショナルタイムにFW大迫勇也のゴールで先制を許し、52分にも同選手に追加点を献上。それでも74分にMF島村拓弥のゴールで1点を返すと、試合終了間際にFW若月大和のゴールで同点に。J1上位クラブを相手に粘り強い戦いを見せ、ホームで勝ち点1をつかんだ。 J2降格という結果により、2025シーズン終了後に複数選手の退団が予想されているが、報道によると、堀米は「サッカーへの情熱が弱いチーム」と厳しい言葉を発した上で、こう語ったという。 「サッカーが大好きな人を集めてほしい。下手くそでも、そこに対する情熱を持った人。そこに対する情熱がやっぱり低いと、それが伝染して基準を作ってしまうし、もっとそこは評価基準のひとつとして、どれだけやっぱり日頃サッカーに打ち込めるかっていうところは見て評価してあげてほしい」 このコメントはネット上で瞬く間に拡散。発言内容が事実だとすれば、J1復帰に向けて選手の大量入れ替えは必要。堀米をはじめ長年にわたりチームを支えている選手のもと、ゼロからの再構築を図る方向へ舵を切る可能性も考えられる。 堀米の言葉は、単なる敗戦後の感情的な発言ではなく、長年クラブを支えてきた選手だからこそ感じる危機感の表れだろう。サッカーへの情熱や覚悟が薄れたら、クラブ全体としての持続的な成長にはつながらない。新潟が再びJ1の舞台に戻るためには、技術や実績よりもまず、「このクラブで闘いたい」という純粋な意志を持つ選手を中心に据える必要がある。同選手の提言は、クラブの在り方を問い直す出発点であり、真に強いチームを再構築するための原点となるはずだ。

「日本代表の田中碧、「十分ではない」とSNS投稿し話題に」 プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドは、10月25日に行われたウェストハム・ユナイテッド戦を2−1で制し、連敗を2で止めて今2025/26シーズン3勝目を挙げた。クラブはこの勝利でプレミアリーグ15位に浮上した。 リーズは8月19日に行われたリーグ開幕戦でエヴァートンに1-0で勝利して以来、7試合でわずか1勝と苦戦していた。今回の勝利によりチームは残留ラインを上回る勝点ペースを維持しているが、リーズに所属する日本代表のMF田中碧は現状に満足していないとUKメディア『Leeds United News』が伝えた。 同メディアによると、田中は同試合翌日、自身のInstagramを更新し、「まだ十分ではない(Not enough)」と4語で投稿したうえで、現在の勝点では不十分であり、次節11月2日に行われるブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン戦に向けてさらなる勝点を積み上げる必要があると強調した。 田中はダニエル・ファルケ監督の決断により先発メンバーに復帰した。8月24日に行われた第2節のアーセナル戦(0−5)以来のスタートとなった。田中は膝の負傷で戦列を離れていたが、このウェストハム戦で復帰。完璧な出来ではなかったものの、中盤での運動量を高め、チームの勝利に貢献した。 一方、ファルケ監督は次節ブライトン戦に向け、MF田中碧とMFアントン・シュタッハのどちらを起用するか判断を迫られていると同メディアは伝えた。リーズは残留争いから抜け出す為にも、ブライトン戦でも確実に勝点を積み上げることが求められている。

「日本代表の遠藤航が所属のリバプール、スロット監督解任の可能性は?」 日本代表MF遠藤航が所属するプレミアリーグのリバプールはここ数週間で不振に陥り、リーグ優勝争いでアーセナルに後れを取っている。10月26日に行われたブレントフォードとの試合では2-3の敗戦を喫し、プレミアリーグで4連敗となった。この連敗はクリスタル・パレス戦から始まり、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ブレントフォードに立て続けに敗れたことで、チームは順位を大きく落としている。 そんな中、リバプールのアルネ・スロット監督の去就が注目されている。UKメディア『Football Insider』は24日、スロット監督が「危機まであと1敗」という状況にあると報じた。同メディアによると、アンフィールド内部では公式な圧力はないが、直近の不振によって懸念が高まりつつあるという。元マンチェスター・ユナイテッドのチーフスカウトであるミック・ブラウン氏も20日、リバプールがスロット監督の現状に懸念を抱いていると語ったと同メディアは伝えた。 スロット監督は、23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアイントラハト・フランクフルト戦(5-1)で勝利を収め、立て直しを狙ったが、ブレントフォード戦の敗北でその勢いを維持できなかった。同メディアによる番組『Inside Track』では「結果が出なければ誰であっても圧力を受ける」と指摘され、昨2024/25シーズンにプレミアリーグを制したスロット監督も例外ではないとされた。リバプールは今2025年夏の移籍市場で大型補強を行い、今2025/26シーズンは優勝候補と目されたが、ここ数週間で状況は悪化している。 多くの批評家がチーム不振の責任をスロット監督に向け、巨額補強にもかかわらず結果を出せていない点を問題視しているようだ。リバプールは昨シーズンのような強さを欠き、今後パレス、アストン・ビラ、ラ・リーガのレアル・マドリード、そして難敵マンチェスター・シティとの連戦に挑む重要な局面を迎えている。

「「ほぼ盗まれた」元浦和レッズ、日本代表の小川航基、佐野航大と同僚のリンセン」 オランダ1部エールディビジのNECナイメヘンは、10月26日に行われたPECズウォレ戦(2-2)で集中力を欠いたプレーを見せ、試合後にNECのFWブライアン・リンセンがその内容を厳しく総括した。 チームは立ち上がりこそ主導権を握ったものの、次第にボールロストが増え、守備の綻びを突かれる場面が続出した。オランダメディア『Forza NEC』によると、リンセンは「今日はボール保持がとても雑で、普段なら失わないボールを失った。その結果、相手にカウンターを許した」と述べ、自チームのミスが流れを悪化させたと認めた。 元J1浦和レッズ(2022-2024)で、現在NECに所属するリンセンは、日本代表FW小川航基とMF佐野航大の両選手とチームメイトとしてプレーしている。ズウォレ戦では、相手に何度も決定機を許し、失点寸前の場面が相次いだ。 同メディアによると、リンセンは「自分たちのミスから多くのチャンスを与えた。終盤には決定機があったが決めきれなかった。あれを決めていれば“試合を盗めた”が、逆に“ほぼ盗まれた”ような試合内容だった」と語り、勝ち点2を逃した現実を悔やんだ。 試合後、NECのディック・スロイデル監督はミックスゾーンで不満を示し、リンセンも「監督は怒っていて当然だ。自分たちはもっと良いサッカーができるのに、それを出せなかった」と述べたと同メディアは伝えた。 またリンセンは「監督に“お前たちは油断しているように見える”と言われたが、全員が100%を出している。ただ今日は悪い試合だった」と認めた。 NECは今2025/26シーズン第2節のヘラクレス戦以来、アウェーで勝利していない。それでもリンセンは、攻撃的な戦術を貫くスロイデル監督の方針を支持し、「守りを固めるより攻めるサッカーの方が楽しい」と強調した。

「J2降格…アルビレックス新潟ゲリアが移籍へ「最適な環境を…」」 アルビレックス新潟は10月26日に行われる明治安田J1リーグ第35節で、ヴィッセル神戸と対戦。試合前日にJ2降格が決まっているが、この降格がオーストラリア代表DFジェイソン・ゲリアの去就に影響を与える可能性も。同選手はすでに今冬移籍へ向かっているという。 米メディア『ESPN』は10月21日の時点で「ゲリアはJリーグの秋春制移行により、2026年1月の移籍市場で短期的な移籍を検討している」とリポート。「2025シーズン終了から2026/27シーズン開幕までの間、長期間の空白が生じるため、FIFAワールドカップ出場を目指す選手たちにとって不利にある可能性がある」と背景を説明している。 また、ゲリア本人は自身の去就について「今後について慎重に評価し、オーストラリア代表のメンバー枠争いに残るための最適な環境を選ぶ必要がある」とコメント。すでに移籍に向けて動いているとみられ、Jリーグを離れる見込みだという。 現在32歳のゲリアは、2018年から3シーズンにわたりジェフユナイテッド千葉に在籍。J2リーグ通算57試合の出場で2ゴールをマークも、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2021年3月に母国復帰。パース・グローリーFCで2020/21シーズン残り期間を過ごすと、2021/22シーズンから再びメルボルン・ビクトリーでプレーしていた。 その後、2024年10月に8年ぶりとなる代表復帰を果たすと、2025年1月には新潟へ移籍。再びJリーグの舞台に立ったが、今季はJ1リーグ戦20試合の出場に。6月以降は出場4試合とプレータイムを減らしている。所属クラブのJ2降格が2025シーズン終了後の移籍に拍車をかける可能性も考えられるところだ。

「元川崎フロンターレ山田新にセルティック監督「納得していない」移籍報道も」 2025年夏に川崎フロンターレからスコットランド1部セルティックへ完全移籍した日本代表FW山田新は、アルビレックス新潟から加入のDF稲村隼翔と同様、新天地で出場機会が少ない状況。日本代表FW前田大然の負傷離脱もあり、26日開催のスコットランド1部リーグ戦(対ハーツ)で出場する可能性も取りざたされているが、依然としてブレンダン・ロジャーズ監督からの評価は厳しい模様。移籍の可能性も報じられている。 英紙『デイリーレコード』は25日、ハーツ戦で前田、FWアダム・イダなど複数のアタッカーがコンディション不良による欠場見込みだとした上で、「山田に出番があるかもしれない」とリポート。山田は直近数試合でベンチ外が続いており、ハーツ戦でのパフォーマンス次第では評価を上げる可能性も考えられるが、記事では「ロジャーズ監督は毎日トレーニングで山田を見ているが、まだ納得していない」と辛辣な言葉が並んでいる。 そんな山田の去就を巡っては、現地メディア『celts are here』が10月12日に「山田や稲村は出場機会が少なく、期限付き移籍の可能性がある」と報道。『Hit The Byline』は20日に「彼はセルティックにいる他のストライカーとは全く異なるものをもたらす。絶えず走り回り、驚異的なスピードを持ち、素晴らしいスペースを見つけ出す。セルティック在籍時の古橋に似ているのに、ほとんど起用されないのは不思議だ」と指摘している。 セルティックでは山田と同様、稲村も出場機会を得られていない。それだけに、現地メディア『67 Hail Hail』は「セルティックによる才能の無駄遣いだ。この状況が続くと、日本人選手はもうセルティックへの移籍を拒否するだろう」と警告している。 山田にとってハーツ戦は、自身の存在価値を示すラストチャンスとなるかもしれない。限られた出場機会の中で結果を残すことは容易ではないが、ここで輝きを見せられれば、監督の評価や立場を一変させる可能性もある。 一方で、チームとしても日本人選手の能力を正当に評価し、適切に活かす姿勢が問われている。もしこのまま起用機会が与えられない状況が続けば、セルティックにおける日本人選手の信頼構築そのものが揺らぎかねない。

「J2長崎から海外移籍。STVV松澤海斗の現在「かなり厳しい」Jリーグとの違い明かす」 MF松澤海斗は2025年夏、V・ファーレン長崎からベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)へ移籍。新天地で出場機会に恵まれないなか、本人が自身の現状を明かしたほか、日本とベルギーのサッカーの違いについて私見を述べている。 現地紙『Het Belang van Limbur』で10月25日に掲載されたインタビュー記事によると、松澤は「もちろん、もっとプレーしたいです」と切り出すと、海外移籍後に抱えている自身の困難についてこう語ったという。 「ここに来た時点で、すぐにスタメンに定着とはならないと分かっていました。それは長崎でも同じ状況でした。僕のポジションでのライバルは21歳の選手で、すごく調子が良かったので、途中出場でのプレーが中心です。今はここで自分自身の力を証明することを目指しています」 レギュラー定着に向けて日々鍛錬を積んでいる松澤だが、早くも日本とベルギーのスタイルの違いを感じている模様。「ベルギーではフィジカルの面でかなり厳しいです。日本では技術重視のサッカーが多い。その違いに慣れなければなりません。だから毎試合後ジムに行っています。強くならなければならないですね」と語ると、「帰宅したら英語の勉強もしています。皆と話せるようになりたいので。そしてオランダ語も学習しています。今のところ知っている言葉はひとつだけ: “dankjewel”(ありがとう)です」と、現地の環境に慣れるための取り組みも語った。 松澤は今、欧州という新たな舞台で結果を出す難しさと向き合っている。出場機会が限られる状況は決して楽ではないが、それでも彼は前を向き、フィジカル面や語学の習得など、着実に自らを磨く努力を続けている。 その姿勢は、単なる選手としての成長を超え、異文化の中で生き抜く覚悟を物語るものだ。日本で培った技術に、ベルギーで求められる強さと逞しさを加えることで、彼は新たなステージへの扉を開こうとしている。異国での挑戦が、松澤海斗という選手をより大きく成長させるきっかけとなるだろう。

「FC東京から海外移籍。野澤大志ブランドンの現在とは?「不満あった」と激白も」 日本代表GK野澤大志ブランドンは2025年夏、FC東京からロイヤル・アントワープへ完全移籍。新天地でレギュラー定着のチャンスが訪れているなか、本人が自身の心境を明かしている。 現地紙『GVA』で10月25日に掲載されたインタビュー記事によると、野澤は「僕は自分自身の成長に集中している」と前置きした上で、スタメン定着のチャンスが訪れている現状についてこう語ったという。 「不満はありましたが、監督が状況に応じて別の選手を起用したことも、チームのためだと理解できます。僕とヤンニクの間でも明確な役割分担があった。今もパフォーマンスの改善に努めることに変わりはない」 チームは11試合を終えて2勝5分4敗と、16クラブ中14位に低迷。野澤は「ここ数試合の結果に対して、非常に不満が溜まっている」とした上で、「26日の試合がビッグマッチであることは分かっており、非常に楽しみだ。我々は(直近の不振を)取り返すことに飢えている」と巻き返しを誓っている。 野澤は新天地でのプレシーズントレーニングに途中から参加すると、ベルギー1部リーグ開幕戦でベンチ外。正守護神のセンヌ・ラマーズが退団した後もバックアップ1番手という立場だったが、10月以降は全2試合でフル出場している。チームが巻き返しを図る上でのキーマンになるかもしれない。

「日本代表の上田綺世がケイン、ハーランド、エムバペと並び欧州得点数で上位に」 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、欧州主要リーグで高い得点記録を残している。今2025/26シーズンのエールディビジで9試合に出場し、11ゴールを挙げている上田は、欧州ゴールランキングで上位に名を連ねている。 オランダメディア『Voetbal International』は、欧州の主要10リーグにおけるゴールランキングで、上田が第3位に位置していると伝えた。上田の得点数はプレミアリーグのマンチェスター・シティ所属のFWアーリング・ハーランドと同じ11ゴールで、その数字を上回っているのはブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン所属FWハリー・ケインのみである。ケインはブンデスリーガで7試合に出場し、12ゴールを決めている。一方、ハーランドは8試合で11ゴールを記録した。 上田は9試合で11ゴールを挙げ、両者と比べても遜色ない数字を残している。さらに、ラ・リーガのレアル・マドリード所属のFWキリアン・エムバペが10ゴールで続いており、この4選手が欧州主要リーグの得点上位を形成している。 なお、この記事で言及されている「欧州10大リーグ」とは、UEFAランキング上位の主要リーグを指す便宜的な表現であり、公式な区分ではない。 また、PKによる得点を除外した場合、上田とハーランドが欧州主要リーグにおけるトップスコアラーとなる。2人はいずれもPKからのゴールが0であり、すべて流れの中から得点を挙げている。対照的に、ケインの12ゴールのうち4ゴールはPKによるものであり、エムバペも2ゴールをPKで決めている。 上田は今シーズンの得点効率でも高い数値を示しており、713分の出場で11ゴールを記録している。1ゴールあたりの平均出場時間は65分で、ハーランドの62分、ケインの49分に次ぐ結果となっている。

「チェルシー、バイエルンのスター選手獲得をめぐりリバプールと争奪戦か」 プレミアリーグのチェルシーは、エンツォ・マレスカ監督の下で若手主体の長期的な補強方針を明確に打ち出している。今2025年夏には若手中心の補強を行い、将来を見据えた陣容づくりを進めた。しかし、DFブノワ・バディアシル、DFリーバイ・コルウィル、DFマロ・ギュストの離脱が相次ぎ、守備強化の必要性が高まっている。 この状況の中、UKメディア『EPL Index』は、チェルシーがブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのDFダヨ・ウパメカノの獲得を検討していると報じた。 同選手の契約は今2025/26シーズン終了時に満了予定であり、同国メディア『Football London』によれば、チェルシーは来2026年夏の移籍で約5,200万ポンド(約104億円)を節約できる可能性があるという。 ドイツメディア『Bild』はこの交渉を「クラブと選手のポーカーゲーム」と表現し、バイエルンは契約延長を望んでいるが進展は少ないと伝えている。 一方でウパメカノは『Bild』に対して「バイエルンでは快適に過ごしており、良い監督や優れた選手たちと働けて嬉しい。代理人がクラブと話し合っている。交渉は続いている」と語り、冷静な姿勢を保っている。ただし契約最終年に入った選手の去就が未定のままであれば、交渉の主導権は移籍先候補へと移る傾向がある。 『EPL Index』によれば、プレミアリーグのリバプール、ラ・リーガのレアル・マドリード、セリエAインテルも同選手の動向を注視しており、とくにリバプールは守備陣の補強を急いでいるとも伝えている。 マレスカ監督の戦術は、後方からのビルドアップと技術的安定性を重視するものであり、ウパメカノのプレースタイルは理想的に合致する。 チェルシーが来夏まで待つか、1月に動くかの判断は難しいが、この交渉はマレスカ監督政権の補強戦略を象徴する案件となるだろう。

「レアル・マドリードの選手たちは、バルセロナ・ヤマルの発言に「うんざり」している」 今2025/26シーズン最初のエル・クラシコを前に、スペイン国内では両クラブを巡る緊張が高まっている。ラ・リーガのレアル・マドリードはリーグで開幕8試合中7勝を挙げ首位に立ち、バルセロナは2ポイント差で追っている。昨2024/25シーズン、バルセロナは対マドリードの公式戦4戦全勝と優位に立ったが、今シーズンはマドリードが勢いを取り戻しつつある。 UKメディア『Football365』によると、マドリードの選手たちはバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルの発言に強い不快感を示しているようだ。ヤマルが「彼ら(マドリード)は盗んで文句を言う」と語ったことで、マドリードのクラブ内では「大きな不穏な空気」が生じ、「立場をわきまえさせるべきだ」との意見が出ているという。 マドリード寄りのスペインメディア『Marca』は「ヤマルの発言は極めて重大で、バルセロナは公にせよ非公開にせよ警告を与えるべきだ」と報じた。また同国メディア『El Chiringuito』もヤマルの「衝撃的な言葉」を非難し、「ヤマルは自分をサッカー界の王だと思っているが、クリスティアーノ・ロナウドのレベルにも達していない」と皮肉を交えた批評を行った。さらに同国メディア『Defensa Central』も「ヤマルは口が過ぎる。もう一度立場をわからせるべきだ」と伝えている。 一方で、バルセロナのDFロナウド・アラウホは、マドリードやFWビニシウス・ジュニオールについて前向きに語っている。アラウホは「ビニシウスは本当に素晴らしい選手で、彼との対戦は常に試練だ。彼は対戦相手の力を最大限に引き出す」と述べ、ライバルに対しても敬意を示した。

「室屋成、岡山戦前に激白!FC東京復帰時に「難しいことがあった」」 元日本代表DF室屋成は2025年夏、ドイツ2部ハノーファーを契約満了により退団してFC東京へ復帰。古巣で主力選手として活躍しているなか、25日のファジアーノ岡山戦を前に復帰の裏側を明かした。 ハノーファー公式サイトで10月24日に掲載されたインタビュー記事によると、室屋は「FC東京は僕をとてもポジティブに受け入れてくれて、両腕を広げて迎えてくれた。とても素敵な“帰るべき家”への帰還でした」と感謝のメッセージを伝えた上で、こう語ったという。 「(古巣復帰は)まさに良いタイミングでした。息子が6歳になり、ハノーファーでは幼稚園でしたが、こちら(東京)では小学校に入りました。そういう意味で非常にタイミングが良かったです。ただ一つだけ難しいことがありました」 「ハノーファーでは郊外に素敵な家があって、良かったんです。ただ、東京の住宅市場はもちろん違います。ちょうどいい規模・条件の物件を見つけるのは本当に難しい。なのでそれが悩みでした。それでも総じて本当に幸せです。“正しいタイミング”だったと思っています」 都内の生活環境でやや困っていたという室屋だが、6月14日のセレッソ大阪戦以降、リーグ戦13試合でプレーすると、シーズン序盤にJ1残留争いに巻き込まれていたチームも11位まで浮上。経験豊富なサイドバックの貢献度が大きいことは確かだ。 なお、室屋は2025年5月はじめの時点では、現地メディア『HAZ』のインタビューでハノーファーと契約延長の可能性を示唆。1年後に控えるFIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを目標に、海外でのプレー続行を望んでいたが、およそ1週間後にJリーグ復帰が決定的と報じられていた。

「フェイエノールト上田綺世に移籍報道!移籍金18億円超。プレミア勢も関心」 フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世は、10月19日に行われたオランダ1部リーグ戦でハットトリックを達成。本人がDF渡辺剛に対する感謝のコメントを残した一方で、プレミアリーグ移籍の可能性が取りざたされている。 現地メディア『フットボール・トランスファーズ』は21日、上田のパフォーマンスを特集。オランダ1部リーグでゴールを量産している日本人ストライカ-について、「64分に1ゴールを挙げるほどの好調ぶりだ」と評した上で、「フェイエノールトとの契約は2028年6月まで残っていることにより、彼の移籍金は1040万ユーロ(約18億1,000万円)にまで上昇している」とリポート。「エバートンなどオランダ国外の複数クラブが関心を寄せている」などと、移籍の可能性を報じている。 上田は2024/25シーズン途中までベンチ要員だったものの、ロビン・ファン・ペルシ氏が監督に就任した2025年2月以降はスタメン出場の機会が増加。渡辺が2025年夏にKAAヘントから加入したこともあり、今季はここまでリーグ戦9試合の出場で11ゴールをマーク。オランダ1部リーグの得点王争いに絡んでいる。 森保ジャパンでも絶対的ストライカ-として活躍している上田だが、米メディア『ESPN』のインタビューでは「彼(渡辺)は僕のことを非常によく気にかけてくれています。ここ(オランダ)で一緒に暮らしているからそれが可能なんです。彼は優しい“お兄さん”のようです。外食するときは、彼が奢ってくれます。食事代だけでなく、駐車代もです」などと、先輩に感謝している。 上田はオランダ1部リーグでのゴール量産と渡辺との良好な関係を背景に、フェイエノールトで確かな存在感を示している。その活躍は単なる個人の能力にとどまらず、チーム内での信頼関係や生活面でのサポートが支えとなっていることがうかがえる。一方で、契約の長期性と高額な移籍金により、海外クラブからの関心も高まっており、将来的なプレミアリーグ移籍の可能性は十分に現実味を帯びている。

「アーセナル選手が移籍報道を一蹴 「どこにも行かない、クラブでタイトルを狙う」」 プレミアリーグのアーセナルに所属するブラジル人FWガブリエウ・ジェズスが、自身の将来をめぐる報道に沈黙を破ったようだ。ブラジルへの復帰説が過熱する中で、本人は明確な姿勢を示し、クラブへの集中を強調している。ジェズスは1月のマンチェスター・ユナイテッドとの試合で膝を負傷して以降、長期離脱を余儀なくされており、現在は復帰に向けた最終段階に入っている。 ブラジルメディア『Placar』のインタビューによれば、ジェズスはブラジル1部のパルメイラスやフラメンゴ、グレミオなど複数のクラブと結びつけられてきた移籍報道をすべて否定した。 ジェズスは「今の自分の最大の目標は復帰して良い形でチームに戻ること」と述べ、移籍交渉ではなくアーセナルでの再起に専念していると語った。また、「ミケル・アルテタ監督もクラブの首脳陣も復帰を楽しみにしている。自分がチームの計画から外れているとは思わない。契約は2027年まであり、ここにいる」と語り、移籍の可能性を完全に排除した。 ジェズスは古巣パルメイラスへの愛情も隠さなかった。同選手は「パルメイラスの関心は常にある。彼らからも、僕からもだ」と語りながらも、「正式な話は何もない。それはアカデミー出身者として、いつか戻りたいという夢にすぎない」と説明した。さらに、ブラジルの他クラブでプレーする意向はなく、「心はパルメイラスにしかない」と断言した。 ジェズスはマンチェスター・シティ時代(2017-2022)を含め、プレミアリーグでのプレーが9年目に入り、ケガに悩まされながらも、今2025年夏に加入したMFエベレチ・エゼやFWビクトル・ギェケレシュらとの競争を恐れていないという。 同選手は「ラ・リーガやセリエAの試合はよく観る。どちらのリーグも美しいサッカーをしているが、今の願いはアーセナルでタイトルを獲ること」とも同インタビューで述べ、アーセナルへの強い忠誠心を示した。 これらの発言によって、当面のブラジル復帰の可能性は完全に否定された。噂が続く中でも、ジェズスはアーセナルでの成功を目指し、クラブとともに栄光をつかむことに全力を注いでいるようだ。

「アーセナルのDFガブリエウが「ある問題」を抱え、パレス戦への出場は?」 プレミアリーグのアーセナルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で勢いのある戦いを続けているが、その裏で守備陣に新たな懸念が生じたようだ。10月22日に行われたCLのアトレティコ・マドリード戦では、チームが4−0で快勝を収めた一方で、主力選手の一人が試合途中でピッチを後にした。 アーセナルに所属するDFガブリエウが、26日に行われるクリスタル・パレス戦を前に負傷の疑いが浮上している。UKメディア『Metro』によるとアーセナルのミケル・アルテタ監督は、CLのアトレティコ戦において、同選手が「ある問題」を抱えたことを明らかにした。同指揮官によると、ガブリエウは試合中に違和感を訴えて交代し、それ以降はチーム練習に参加できていないという。 アルテタ監督は24日の記者会見で「ガブリエウはアトレティコとの試合中に問題を抱えて途中交代し、それ以降はまだ練習ができていない。今後24時間でどのように回復するかを見て、26日の試合に出場できるかを判断することになる」と説明し、パレスとの一戦で同選手を起用できるかどうかは直前まで不透明なままとなる見通しだ。 27歳のガブリエウは、今2025/26シーズンのアーセナルにおいて最も安定したパフォーマンスを見せている選手の一人であり、ここまでプレミアリーグで5試合のクリーンシートに貢献している。守備ラインの柱として信頼を得ている同選手の状態は、首位争いを続けるチームにとって大きな関心事なのは間違いない。 またアルテタ監督は、FWノニ・マドゥエケ、FWカイ・ハフェルツ、MFマルティン・ウーデゴールの3選手についても言及し、少なくとも今後1週間以内に復帰する見込みはないと明言した。複数の主力が欠場する可能性がある中、アーセナルは日本代表のMF鎌田大地が所属する難敵パレスにどう戦うのか注目が集まっている。

「リバプールのイサクが鼠径部負傷で、ブレントフォード戦出場に疑問符」 プレミアリーグのリバプールは、UEFAチャンピオンズリーグで10月23日に行われたブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト戦で5-1の勝利を収めたが、その快勝の裏で主力選手に負傷者を抱える結果となったようだ。 リバプールに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクは、フランクフルト戦で鼠径部を痛め、前半終了時に交代した。クラブは勝利を飾ったものの、リバプールのアルネ・スロット監督は同試合後に「イサクはそれほど悪くないが、次戦はまだ分からない。経過を見よう」と述べ、26日に行われるブレントフォード戦への出場に関して慎重な姿勢を示した。 UKメディア『Daily Mail』によれば、この負傷によりイサクの次戦出場は「疑問視されている」と報じられている。 イサクは今2025年夏に同リーグのニューカッスル・ユナイテッドから移籍金約251億3,145万円でリバプールに加入したが、今2025/26シーズンはここまで公式戦11試合で1ゴールにとどまっている。スウェーデン代表としても結果を残せておらず、新天地でのスタートは苦戦気味だ。 一方、同メディアによると、リバプールではMFライアン・フラーフェンベルフも不調を理由にフランクフルト戦を欠場し、次戦の出場が不透明な状況にある。さらに、DFジェレミー・フリンポンはハムストリングを痛めており、スロット監督は「フリンポンは良い状態ではない。今日も明日も来週もプレーできない。回復には時間がかかる」と説明している。 また、FWモハメド・サラーも直近6試合で無得点と得点力に陰りが見えるが、スロット監督は「サラーがまたゴールを決めることを心配していない。彼は常にそうしてきたし、これから数週間、数か月のうちにまた決めてくれると信じている」と語り、エースへの信頼を示した。

「日本代表の鈴木彩艶「英語を勉強してます」、チェルシーやミランから関心と報道」 イタリア1部セリエAのパルマでプレーする日本代表GK鈴木彩艶が、自身の成長や取り組みについて語ったようだ。鈴木はイタリアでの生活や日々のトレーニング方法、そして語学学習にも言及し、プロとしての意識の高さを示した。 イタリアメディア『TuttoSport』によると、プレミアリーグのチェルシーが鈴木に注目しており、同クラブのスカウトが10月25日に行われるパルマとコモとの試合で鈴木のプレーを視察する予定だという。鈴木はセリエAのミランのGKマイク・メニャンの代替候補としても名前が挙がっており、イタリア国内で評価が高まっている。これに関して同国メディア『Corriere dello Sport』の取材に応じた鈴木は、将来について慎重な姿勢を見せながら、自らの目標を明確に語った。 鈴木は、チェルシーやミランからの関心について問われ、「世界でもトップクラスのGKになりたい。今はパルマと2026FIFAワールドカップ(W杯)に集中している」と答えた。鈴木は移籍の噂に左右されず、現所属クラブと日本代表の活動に全力を注いでいることを強調した。 さらに同インタビューで鈴木は、英語とイタリア語の両方を勉強していることを明かし、フィジカルトレーニングを重視しているとも話した。 「トレーニングをしています。たとえば今日は、反射神経を高めるために特殊なメガネと点滅するライトを使った練習を行いました。そうやって身体を鍛えて、それから英語とイタリア語の勉強をしています」 鈴木は、今2025/26シーズンのセリエAでここまで7試合に出場し、2試合でクリーンシートを記録している。重要なセーブを見せる一方で、飛び出しの判断などに課題を残しており、まだ成長の余地があるのも事実だろうとUKメディア『Sport Witness』は伝えている。

「横浜FM・G大阪・磐田・SC相模原に在籍。ファビオが今冬移籍」 SC相模原、横浜F・マリノス、ガンバ大阪、ジュビロ磐田在籍歴のあるブラジル人DFファビオは、10月23日までに2025シーズン終了後の移籍が正式決定。ブラジル国内で古巣復帰を果たしている。 現在36歳のファビオは、2012年にECイピランガから当時関東1部リーグに所属していたSC相模原へ期限付き移籍。来日1年目は5試合の出場だったが、翌2013シーズンに横浜FMへ移籍すると、出場機会が増加。2015シーズンにはJ1リーグで33試合に出場するなどレギュラーに定着していた。 そして2017年1月に横浜FMからG大阪へ完全移籍。加入1年目は公式戦25試合でピッチに立ち、2018シーズンには38試合に出場していたが、同シーズン限りで退団すると、しばらく無所属状態が続いていた。 2019年夏にトレーニング参加を経て磐田へ加入したファビオだが、度重なる監督交代もあり、わずか3試合の出場に。2020年1月に契約満了を告げられチームを離れた後は、1年以上にわたりフリーの身となっていた。 2021年3月にサンパイオ・コヘイアFCへ加入し、再出発を図ると、その後はASA、Altosとブラジル下部リーグ所属クラブを渡り歩いていたファビオ。2023年4月にサンパイオ・コヘイアFCへ復帰しているが、2025シーズンはブラジル4部リーグ戦で4試合の出場。プレータイムを確保できず、23日にASAが同選手の再獲得を公式発表している。

「日本代表MF鎌田大地が斬る!「天才と呼ばれている日本人は活躍していない」」 クリスタル・パレス所属の日本代表MF鎌田大地は先日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)ブラジル戦での勝利に大きく貢献。プレミアリーグの舞台でも活躍するなか、スポーツ界における“天才”という言葉を巡り持論を展開している。 テレビ朝日スポーツの公式YouTubeチャンネルでは、10月23日に日本代表の応援番組「絶対に負けられない座談会!」が公開。鎌田へ単独インタビューした時の様子をアップしているが、その中で本人は周囲から天才と称されていることや、天才という概念についてこう斬っている。 「そもそも、まず天才タイプではない。日本人の天才と呼ばれている人は活躍していないじゃないですか。日本人の言う“天才”というのは、あまり良い言葉ではないと思っていて。僕自身も本当に天才と言われるようなタイプとは程遠いと思う」 鎌田が言う「日本人の天才と呼ばれている人」が誰を指すのかは不明だが、自身は「オフの時にやっているのは、トレーニングというよりも苦行。僕ぐらいトレーニングをしている人はいないと思う」と、努力家としての一面があることをアピールしている。 日本では、突出した個性や才能を持つ人に対して天才という称号を与えつつも、同時にそれを特別視し過ぎるあまり、継続的な努力や試行錯誤の価値を見落としがちだ。鎌田はその固定観念を否定し、天才と呼ばれるよりも努力を積み重ねて結果を出す人間であることを望んでいるはずだ。

「U15日本代表撃破も!C・ロナウド息子、ポルトガルなど“5か国”の代表選択可能」 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)の息子であるロナウド・ジュニアは、2025年5月の国際大会でU15日本代表と対戦したことで話題に。世界屈指の有望株として期待される一方、ポルトガルをはじめA代表チームの選択肢が多いことでも話題を呼んでいるという。 ロナウド・ジュニアは5月、U15ポルトガル代表の一員としてクロアチア開催の国際大会『ヴラトコ・マルコビッチ2025』に参戦。4試合の出場で2ゴールを挙げているほか、日本戦では自身の活躍もあり4-1とチームの勝利に貢献している。 そんなロナウド・ジュニアの今後について、海外メディア『Voetbal』は10月23日に「ロナウドの息子は5か国でプレーすることが許可されている点でユニークだ」とリポート。「父親の出身国であるポルトガルに加えて、さらに4カ国でプレーできる」とした上で、こう伝えている。 「彼はカリフォルニア州生まれなので、アメリカ代表としてプレーする可能性がある。父親のキャリアの影響で育ったスペインや、父親とともにマンチェスターで長年過ごしたイングランドも選択肢の一つだ。母親の故郷であるカーボベルデも選択肢に含まれる」 クリスティアーノ・ロナウドはスポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユベントスと欧州の複数クラブでプレーしてきた。その父親のキャリアと同様、息子も様々な場所で育っただけに、A代表の選択肢が広いとみられる。

「元鹿島・石井正忠のタイ代表監督解任は不当!現地で抗議デモ発生「まだ…」」 タイサッカー協会(FAT)は10月21日、同国代表監督の石井正忠氏を電撃解任。本人がFATの決定に憤りを見せる中、元鹿島アントラーズ、大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)指揮官の解任に対する不満の声はタイ国内でも挙がっているという。 現地メディア『タイラット』が10月23日に伝えたところによると、タイ国内では石井監督の解任を受けて一部サポーターによる抗議デモが発生。FATの施設前で「なぜFATは石井監督を解雇したのか?」というプラカードを掲げたほか、11月開催の国際Aマッチの観戦放棄を表明するファンもいるという。 また、一部サポーターは現地メディアのインタビューで「誰もが混乱している。なぜこのタイミングで解任したのか?まだAFCアジアカップの予選は終わっていないが…」とコメント。タイ代表はアジア杯予選のグループDで3勝1敗と、首位のトルクメニスタンと勝ち点9で並んでおり、依然として本戦出場のチャンスが残されている。 今回の解任について、FATは「チームの近年のマネジメント手法が技術チームの評価と一致しなかった」「タイ代表監督就任以降の成績が30試合で16勝に低迷している」と理由を挙げている。 一方、石井氏は公式発表後にインスタグラムを更新。ストーリーズで「(台湾戦の)振り返りが終わった後、『本日契約を解除する』と突然言われた。理由は『各年代の代表スタッフを変えたいから』?という理由で。気持ちの整理が出来ないので『また次回話をしましょう』と同意とサインはしなかった」という。「そして午後に解任の発表。何て不誠実な人達なんだろう。タイ代表を応援してくださった皆様。本当にありがとうございました」と、不満をあらわにしている。

「リバプール遠藤航級!オランダ1部で1位の佐野航大、移籍濃厚か「1年後…」」 NECナイメヘンでFW小川航基やFW塩貝健人とチームメイトのMF佐野航大は、オランダ1部リーグを代表するボランチとして話題に。ブンデスリーガ時代に“デュエル王”という異名をとったリバプール所属MF遠藤航に匹敵するまでに成長し、すでにMF三笘薫所属のブライトンやDF板倉滉所属のアヤックスへ移籍する可能性が取りざたされているが、欧州5大リーグへのステップアップ移籍が濃厚との見方が広まっているという。 海外メディア『ネクストフッティースタッツ』は10月22日、佐野のパフォーマンスや将来性を分析。ボール奪取能力、ドリブル能力などを強み、前方へのパス本数、直接的なゴールへの脅威を伸びしろとして紹介しているが、同選手の去就について、こう記している。 「1年後、ボックス・トゥ・ボックスタイプのミッドフィルダーとしてオランダ1部リーグで常時スタメン出場する。3年後、欧州5大リーグクラブ(ブンデスリーガやセリエAの中堅など)でスタメンを張る。5年後、欧州5大リーグ上位クラブのベンチ入りメンバーに名を連ねる」 その上で、『ネクストフッティースタッツ』は佐野のパフォーマンスについて「ダイナミックで高いボール奪取能力を兼ね備えるセントラルミッドフィールダーであり、ポジションにおけるリカバリーとドリブル成功率の指標がエリートレベルだ」と絶賛。「攻撃の量と縦の動きを増やすことに焦点を当てれば、欧州5大リーグでのスタメンを張るだけの選手になる」と将来性を高く評価した。 佐野の去就を巡っては、すでにアヤックス、PSV、フェイエノールト、それにドイツ、イングランド、フランス、スペイン国内クラブからの関心が報じられている。また、ブライトン、アストン・ヴィラ、ドイツ国内クラブのスカウト陣がナイメヘンの公式戦を視察。オランダ『Rood Groen Zwart』は9月時点で「ナイメヘンは2026年夏、佐野の獲得を狙うクラブに2,000万ポンド(約40億円)を要求する可能性がある」と報じたほか、ブライトンが同選手の獲得に動く可能性もあわせて伝えている。 10月の代表ウィーク期間まで、オランダ1部リーグ戦で130回のボール奪取を記録し、リーグ1位に輝いている佐野。今後のパフォーマンス次第では、ステップアップ移籍が現実味を帯びそうだ。

「G大阪とACL2対戦相手会長に特別な縁が!「ゲームでガンバを…」「30年経ち…」」 ガンバ大阪は10月2日に行われるAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループステージで、タイ1部ラーチャブリーFCと対戦。アウェイでの一戦を前に、ラーチャブリーFC会長とG大阪の関係性が現地で話題を呼んでいる。 タイ『ボールタイ』は9月30日、ラーチャブリーFC対G大阪のプレビュー記事を掲載。両チームの成績やグループFの順位などを振り返っているが、その中でラーチャブリーFCのタナワット会長にまつわるエピソードが以下のように記されている。 「タナワット会長は小学生の頃、Jリーグのサッカーゲームで遊んでいたが、ガンバを使っていた。それから30年が経ち、ゲームで使っていたチームがホームで我々と対戦することになった。会長はこの歴史的なホームゲームを楽しみにしている」 ラーチャブリーFCにはかつてGK赤星貴文が在籍していたほか、ガンバ大阪、浦和レッズ、アビスパ福岡などJリーグ複数クラブ所属歴を持つMF田中達也が、2024/25シーズンにプレー。タイ1部リーグ戦30試合中19試合の出場で9ゴール6アシストと結果を残したが、同シーズン限りで退団している。 なお、G大阪はホーム開催のACL2グループステージ初戦で、香港1部の東方足球隊に3-1で勝利している。10月5日にはJ1リーグ第33節の鹿島アントラーズ戦を控えているが、過密日程の中タイで勝ち点を取りこぼさないことが求められる。

「日本代表戦で再会!?長友佑都の元同僚がブラジル代表にサプライズ招集か」 インテル時代にDF長友佑都(現FC東京)とチームメイトだったFWフィリペ・コウチーニョ(現ヴァスコ・ダ・ガマ)に、ブラジル代表招集の可能性がある模様。リバプール、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなど欧州強豪クラブを渡り歩いてきたスター選手は、母国で驚異的なパフォーマンスを発揮している。 現在33歳のコウチーニョは、インテル在籍時の2010年10月にA代表デビューして以降、国際Aマッチ68試合の出場で21ゴール11アシストをマーク。2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会で準々決勝までの全5試合に出場するなど実績を積み重ねてきたが、2022年6月の国際親善試合・日本代表戦を最後に代表から遠ざかっている。 しかし、ブラジル『correio da manha』は9月30日に「カルロ・アンチェロッティ監督は、コウチーニョのブラジル代表再招集を検討している」とリポート。2025シーズンの公式戦41試合の出場で11ゴールを挙げているだけに、記事では以下のように綴られている。 「ヴァスコ・ダ・ガマの10番であるコウチーニョは、今季ここまで3,050分間プレーしている。これほど長くプレーしたのは、バルセロナ在籍時の2018/19シーズン以来であり、好調を維持している。10月1日に発表する韓国と日本との親善試合に向けた招集メンバーリストに、サプライズとして加わる可能性がある」 なお、現在39歳の長友は2011年1月末から5年以上にわたりインテルでプレー。コウチーニョとはおよそ1年半チームメイトの関係だった。長友が精神的支柱として森保ジャパンに必要不可欠な存在であり、10月の国際親善試合でも招集見込みであるだけに、両者の再会が期待される。

「板倉滉は「アヤックス移籍で失敗」CL大敗後・日本代表招集前に批判噴出」 アヤックス所属の日本代表DF板倉滉は、9月30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のオリンピック・マルセイユ戦でフル出場。チームが0-4と大敗を喫しただけに、現地では同選手のアヤックス移籍が失敗だという論調も沸き起こっている。 オランダ『voetbal primeur』は試合後、板倉に対して10点満点中「4」と及第点未満の評価を与えた上で、「初のCLアウェイゲームだったが、悪いプレーに終始した。ファウルが多すぎたため、主審はイエローカードを提示せざるを得なかった」と指摘している。 また、日本人選手の情報に詳しい海外メディア『Fútbol de Samurais』は試合後、板倉について「残念だが、彼はアヤックス移籍で失敗に終わったと言わざるを得ない。シャルケやボルシアMGで見せたすべての技術は、守備力の欠如と度重なる集中力の欠如によって台無しにされている。アヤックスでのパフォーマンスは不振を極めている」と切り捨てている。 板倉はボルシアMG守備陣の中心選手として活躍した後、2025年夏にアヤックスへ完全移籍。今季ここまでオランダ1部リーグ戦5試合のスタメン出場で1ゴールを挙げているが、チームは第7節終了時点で4勝3分。9月27日の第7節終了後には、オランダ『アヤックス・ショータイム』が「板倉の補強は失敗」と厳しい評価を与えていた。 10月のキリンチャレンジカップ2試合(対パラグアイ代表、ブラジル代表)へ臨む日本代表への招集を前に、欧州最高峰の舞台で低調なパフォーマンスを露呈した板倉。日本国外で批判が相次ぐなか、同選手にとっては今後の試合で評価を覆せるかどうかが大きな分岐点となるだろう。

「U20日本代表FW高岡伶颯は「浦和や鹿島など…」高卒海外移籍巡り異論噴出」 イングランド2部サウサンプトンからフランス3部ヴァランシエンヌFCへ期限付き移籍中のU20日本代表FW高岡伶颯は、10月1日開催のFIFA U20ワールドカップ・グループステージ第2戦(対チリ代表)でスタメン出場。日章学園高校からJリーグクラブを経由せず海外移籍したことで一時話題を呼んでいたが、今もなお一部から浦和レッズや鹿島アントラーズなどJクラブでプレーすべきだったという意見が挙がっている。 日本人選手の情報に精通している海外メディア『Jリーグインサイダー』は、チリ戦前半途中に高岡の移籍を特集。「彼は日本の有望株のひとり」とした上で、こう綴っている。 「彼は代理人に騙されて、あまりにも早いタイミングでヨーロッパへ移籍した。浦和や鹿島など、規模の大きいJリーグクラブで、慣れ親しんだ環境で成長できたはずだ。それにもかかわらず、そうしたチャンスを捨ててサウサンプトンへ行き、結局フランス3部へレンタルされた」 高岡は高校1年時から全国高校サッカー選手権の舞台に立ったほか、2023年開催のFIFA U17ワールドカップで4ゴールを挙げると、翌2024年には飛び級でU19日本代表に選出。世代屈指のストライカーとして評価され、浦和のトレーニングに参加していたが、2024年6月にサウサンプトンへの加入が内定していた。 海外での活躍が期待された高岡だが、2024/25シーズンのトップチーム公式戦で一度もベンチ入りせず。U21チームでも目立った結果を残せず、2025年8月6日にヴァランシエンヌFCへ期限付き移籍している。 そのヴァランシエンヌFCでは、リザーブチームに合流し6部リーグでプレーする予定だったが、合流直後のトレーニングで好パフォーマンスを発揮。監督から高い評価を受けてトップチーム昇格を勝ち取ると、8月15日に行われたフランス3部リーグ戦で移籍後初ゴールを挙げている。

「W杯で堂安律ら着用か!日本代表の新アウェイユニフォームがリーク」 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、10月の国際親善試合(キリンチャレンジカップ)でパラグアイ代表、ブラジル代表と対戦。2日の会見でMF三笘薫(ブライトン)、MF遠藤航(リバプール)、MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)らの招集メンバー入りが決定的とみられるなか、FIFAワールドカップ北中米大会で着用するものとみられる新アウェイユニフォームのデザインが、日本サッカー協会(JFA)の公式発表前にリークされている。 海外メディア『Opaleak』は9月30日、公式Xアカウントで「Japan x adidas」「New 2026 World Cup Away Kit!」と、日本代表の新アウェイユニフォームの画像をアップしている。このユニフォームは、クラシカルな要素とモダンなセンスが融合したデザインに。ベースカラーはクリーンなホワイトでまとめられ、ピッチ上での爽やかな印象を強調している印象だ。 最大の特徴は、フロント全体に走る繊細なマルチカラーのストライプ。黄色、緑、赤、青といった細いラインが等間隔で配置されており、遠目ではシンプルながら、近くで見ると個性が際立っている。襟元と袖口はブラックのリブ仕立てで引き締められ、肩にはおなじみのアディダスのスリーストライプが配されている。 また、左胸には「JAPAN」の文字とともにモノトーン仕様のJFAロゴが配置され、従来のカラフルなエンブレムとは一線を画すシックな印象を与えている。そして右胸にはアディダスのトレフォイルロゴ、中央には太めの書体で背番号がプリントされており、レトロなサッカーユニフォームを彷彿とさせている。 日本代表の選手たちは現在、日本を代表するデザイナーであるヨウジヤマモトとアディダスのコラボレーションブランド「Y-3」のユニフォームを着用。海外メディア『フッティ-・ヘッドラインズ』が伝えたところによると、ユニフォームの変更時期は2026年3月になる見込みだという。

「アーセナルのアルテタ監督、ウーデゴールに関して厳しい決断を下すよう指示された」 プレミアリーグ第6節で、ニューカッスル・ユナイテッドと9月29日に対戦したアーセナルは、2-1で勝利を収めた。この試合でアーセナルは後半に逆転し、勝点3を積み上げて首位リバプールとの差を2ポイントに縮めた。アーセナルにとって重要な結果となったが、その一方で厳しい指摘も出たようだ。 アーセナルのレジェンドであるペリー・グローブス氏(1994年引退)は、ミケル・アルテタ監督が主将であるMFマルティン・ウーデゴールを控えに回すことを検討すべきだとの見解を示したとUKメディア『Mirror』が伝えた。 ウーデゴールは今2025/26シーズン序盤で思うように結果を出せず、ここまでアルテタ監督の下で5試合に出場し、記録したのは1アシストにとどまっている。 ただしその1アシストは、ニューカッスル戦でのDFガブリエウの決勝ゴールを演出する形で生まれた。北ロンドンのサポーターは、このプレーをきっかけにウーデゴールが復調することを期待している。 しかし、同メディアによるとグローブス氏はウーデゴールについて「努力を怠っているわけではないが、ケガの影響で本来の姿を発揮できていない。持ち味である自由な発想や創造性が欠けている」と指摘した。 そのうえで、控えに回ることが逆に刺激となると述べた。さらに「ニューカッスル戦では途中出場後すぐ試合に適応し、コーナーから見事なボールを供給してゴールをアシストした。トップ選手はベンチに座ることで新たなレベルに到達できる」と語っている。 また同氏は「今のアーセナルは層が厚く、控え選手が投入されてもクオリティが落ちない。残り25分や30分で出場すれば、むしろチーム全体のレベルが上がる。対戦相手からすれば休む間もなく容赦ない展開が続き、全盛期のマンチェスター・シティと同じだ」とも述べ、アーセナルの選手層が生む競争がウーデゴールを含めたチーム全体を引き上げると強調した。

「日本代表MF田中碧の弱点が露呈、「ポジションを奪うのは極めて困難」」 プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドでは、MF間のポジション争いが激化しているようだ。9月28日に行われたボーンマス戦は2-2の引き分けに終わったが、リーズに所属する日本代表MF田中碧は試合終盤の3分間のみ出場し、右サイドという慣れないポジションで起用された。 田中は昨2024/25シーズン、EFLチャンピオンシップで最も注目されたMFのひとりとして評価され、リーズのプレミアリーグ昇格に大きく貢献した。しかし今2025/26シーズン序盤に膝を負傷して離脱し、その間にMFショーン・ロングスタッフが中盤の定位置を確立。復帰後も田中はスタメンに戻れず、定位置奪回は極めて困難な状況となっているとUKメディア『The Leeds Press』が伝えている。 同メディアによれば、今シーズンのプレミアリーグを戦うにあたり、田中が屈強な選手たちに対抗できるかどうかは一貫して懸念されていた。ジャーナリストのグレアム・スミス氏はポッドキャスト『Square Ball Podcast』で「田中に対する懸念はプレミアリーグでのフィジカルだ。昨2024/25シーズン終盤には、チャンピオンシップの試合でも何度か押し切られていた」と述べ、プレミアレベルの選手との対戦での課題を指摘している。 一方のロングスタッフについては、「別のレベルの選手に見える。負傷でもしない限り、今シーズンのチームでポジションを手放すような選手には見えない」と同メディアで評価されている。 元ニューカッスル・ユナイテッド所属(2017-2025)のロングスタッフはリーズの中盤に必要な強度と闘志をもたらしている。その活躍もあってか、ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督も試合後に「リーズは我々より一段上だった」と認めた。 同メディアは、ロングスタッフがリーズを次のレベルへ引き上げているとし、田中の立場がさらに厳しくなっていると報じている。

「上田綺世のおかげ?渡辺剛を補強したフェイエノールトの手法はアヤックスから学んだ」 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトは、ベルギー1部のセルクル・ブルッヘから、移籍金約1,000万ユーロ(約17億円)で日本代表FW上田綺世を2023年8月に獲得した。だが最初の2シーズンではゴール数が伸びず、批判を受ける場面も多かった。 その一方で、フェイエノールトが日本代表DF渡辺剛を獲得する際には、この上田の存在が大きな役割を果たしたとオランダメディア『voetbalzone』が伝えた。 同メディアによるとオランダのサッカージャーナリスト、ウィレム・フィッサース氏がオランダのESPNの番組『Voetbalpraat』でこの内容を明かしたことを伝えている。 上田は昨2024/25シーズン終了後の今2025年夏の移籍リスト入りしていたが、最終的にロビン・ファン・ペルシ監督がクラブに引き留めた。その結果、上田の残留が渡辺獲得に有利に働いたと同氏は示唆している。 同番組に同席した元アヤックスMFケネス・ペレス氏も、この考え方に同意した。ペレス氏は過去の事例として、FWルイス・スアレス(現インテル・マイアミ)がアヤックスに在籍(2007-2011)していた際に、数年後に同じウルグアイ人であるMFニコラス・ロデイロ(現オーランド・シティ)が加入したケースを挙げた。 この手法を例にとり、ペレス氏は今回のフェイエノールトの渡辺補強の判断も賢い策だと認めつつ、「渡辺は単なる戦略ではなく、本当に優れた選手だ」とも同番組で強調している。 また、フィッサース氏によれば、ファン・ペルシは自身がストライカーとしての経験を持つため、上田に多く関わってきたという。そして現在では、日本語で会話できる仲間(渡辺)ができたことで上田がより明るくなったと語られている。環境が改善されたことが精神面に好影響を与えた形だ。

「アーセナルとアルテタ監督へ激怒、ニューカッスルの選手が試合後に」 プレミアリーグ第6節、ニューカッスル・ユナイテッドはホームのセント・ジェームズ・パークでアーセナルと9月29日に対戦し、1-2で敗れた。ニューカッスルは前半にFWニック・ウォルテマーデのゴールで先制したが、後半に逆転を許し、サポーターは失望感に包まれた。 この試合後、ニューカッスルのMFジョエリントンが怒りを爆発させたとUKメディア『NewcastleWorld』が伝えた。同メディアによると『Arsenal Fan TV』が公開した映像では、ジョエリントンがアーセナルのミゲル・モリーナ助監督と口論し、その後ミケル・アルテタ監督とも激しい言葉を交わす場面が映し出されている。 ジョエリントンが冷静さを失った理由は明確にされてはいないが、この試合の激しい展開を考えれば驚くことではない。判定のいくつかは物議を醸し、両チームがPKを主張する場面もあった。 ニューカッスルは後半39分にアーセナルのMFミケル・メリーノのゴールで追いつかれると、後半アディショナルタイムにDFガブリエウのゴールで逆転を許した。ガブリエウはウォルテマーデへの行為で退場となってもおかしくない場面があった一方、ジョエリントン自身も終盤にボールを蹴り飛ばした行為で警告を受けている。 同メディアによるとニューカッスルのエディ・ハウ監督は試合後、「終盤に2ゴールを奪われたのは痛い。努力不足ではなかったが、内容が十分ではなかった。アーセナルのMFマルティン・ウーデゴールが試合を変えた」と述べ、コーナーキック数の差や細部の対応が敗因となったと認めた。 ニューカッスルはここまで6試合で勝ち点6、今シーズンのプレミアリーグでの勝利数は1にとどまっており、結果が出ない状況にチーム内はギクシャクとしているのかもしれない。

「ガンバ大阪ヒュメットのゴール直後!新潟戦ゴール裏での撮影行為が話題に」 ガンバ大阪は9月27日に行われた明治安田J1リーグ第32節で、アルビレックス新潟に4-2で勝利。FWデニス・ヒュメットのゴールシーンやゴール後のパフォーマンスが反響を呼ぶ一方、パナソニックスタジアム吹田のホームゴール裏における一部観客の様子が話題になっている。 Xでは、ヒュメットが75分にゴールを決めた直後、ホームゴール裏の観客とともにバットマンのまねをする「バットマンポーズ」で喜びを分かち合う時の様子がアップ。同選手とサポーターの一体感に注目が集まっているが、ゴール裏最前列でG大阪のユニフォームを着用した観客が、カメラ撮影を行う様子も捉えられている。 この撮影行為を巡り、ネット上では賛否含めて様々な意見が噴出。特定の観客を批判するSNS投稿への反論も相次ぐなど、ゴール裏における観戦の在り方がクローズアップされているが、同様の行為を巡る議論は2025年8月9日に行われたJ1第25節の横浜FC対浦和レッズでも発生。浦和所属FW小森飛絢がゴールを決めた直後、アウェイゴール裏最前列で浦和のユニフォームを着用した一部の観客がカメラ撮影を行っていた。 このカメラ撮影の可否について、G大阪が定める試合管理規定の禁止事項には記載されていない。また、Jリーグが定める「Jリーグ公式試合における写真・動画のインターネット上での使用ガイドライン」では、試合中の様子を捉えた写真はSNSへの投稿が認められているが、「他者の迷惑になるような撮影行為又は投稿」「他者の肖像権を侵害する、又は侵害のおそれがある投稿」などは認められていない。 SNSの普及により、観客が撮影した写真や動画が即座にネット上で共有される時代になった。その結果、ルール上は許される行為でも、文化的には敬遠される、個人の行為が容易に拡散・批判されるなど、摩擦が生まれやすい状況になっている。観戦文化の多様性が広がる中で、スタジアムをともに楽しむためには、ルールの明確化と観客同士の思いやりが改めて求められている。

「湘南U20日本代表FW石井久継は「過小評価されている」海外移籍の可能性は?」 湘南ベルマーレ所属のU20日本代表FW石井久継は、9月28日に行われたFIFA U20ワールドカップ・グループステージ初戦(対エジプト代表)で1ゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献したが、早速オランダ方面から注目されている。 オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏は、石井に注目。同選手のゴールシーンをアップした上で、「彼は非常に過小評価されている。所属先の湘南でもっと出場機会が与えられるべきだ」と指摘すると、「“10番”ではなく、ストライカーの背後で“偽9番”の役割を担った。スペースをうまく活用し、この試合で素晴らしいインテリジェンスを披露した」と伝えている。 現在20歳の石井は、2023年2月に湘南の2種登録選手となると、2024年にトップチームへ昇格。プロ1年目からJ1リーグ戦14試合の出場で1ゴールを挙げており、今季もここまで11試合の出場で1ゴールをマーク。ただ全11試合で途中出場とレギュラー定着には至っていない。 U20日本代表は石井、MF大関友翔(川崎フロンターレ)やDF市原吏音(RB大宮アルディージャ)といった有望株を擁している。ヘラルド氏が9月12日のU20日本代表メンバー発表後に「U20日本代表には多くの才能ある選手がいる。近いうちに欧州移籍を果たす可能性がある」と伝えている。 また報道によると、エジプト戦では一部海外クラブのスカウト陣が視察に訪れていた模様。追加点を奪った石井のプレーに、スカウトが目を留めた可能性も考えられる。

「ヴァンフォーレ甲府、補強禁止処分が解除!ジェトゥリオの移籍金支払い完了か」 明治安田J2リーグ所属のヴァンフォーレ甲府には、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を科されていたが、9月29日までに解除された模様。ブラジル人FWジェトゥリオの移籍金の支払いが完了したとみられる。 甲府は9月24日付けでFIFAの選手登録禁止リスト入り。同日に「国際サッカー連盟(FIFA)からの通達に関する件について」と題した声明を発表し、2022年8月から2023年12月31日までブラジルのトンベンセFCから期限付き移籍で加入していたジェトゥリオの移籍金に関する問題であることを明らかにしていた。 この先3度のウィンドウで新戦力の獲得ができないとみられていただけに、ジェトゥリオの移籍金に関する問題の行方に注目が集まっていたが、30日5時までにFIFAの選手登録禁止リストから除外された模様。FIFAが甲府からトンベンセFCへの移籍金支払いを確認したと考えられる。 なお、ジェトゥリオは右利きの大型ストライカー。トンベンセFCからアヴァイFCやプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のFCパソス・デ・フェレイラへレンタル移籍すると、2021シーズンにはブラジル2部リーグで7ゴール5アシストをマークしてアヴァイFCの1部昇格に大きく貢献していた。 2022年1月には日本やUAE国内クラブからのオファーが伝えられる中、ブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマへレンタル移籍。しかし、2022シーズンのブラジル2部リーグ戦で1ゴールにとどまり、シーズン途中でヴァスコ・ダ・ガマとのレンタル契約を解除し、甲府へ加入していた。

「リーズ田中碧に今冬移籍報道「代理人が…」プレミアで「不安」と指摘も」 リーズ・ユナイテッド所属の日本代表MF田中碧は、9月27日に行われたプレミアリーグ第6節ボーンマス戦で、自らのミスから同点ゴールを献上。キリンチャレンジカップ2試合(対パラグアイ代表、ブラジル代表)を前に、現地で同選手の不安材料がクローズアップされているほか、移籍の可能性も取りざたされている。 田中は2-1とリードで迎えた後半42分からプレーも、後半アディショナルタイムに自らのボールロストからFKを献上。リーズはこのFKからMFエリー・ジュニオール・クルピに同点ゴールを決められ、土壇場で勝ち点2を落とす結果に。現地メディアは一斉に日本代表ミッドフィルダーのプレーを批判している。 そんななか、英紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』のグラハム・スミス記者は、田中の問題点を指摘。「彼に関して懸念していたのは、プレミアリーグで求められるフィジカルの強さだ。昨シーズン終盤、2部リーグでさえ何度かフィジカル勝負で苦しんでいた。トップレベルの選手たちを相手に、プレミアリーグで不安を感じている」と述べている。 また、同紙は「田中はプレミアリーグで苦戦すれば、リーズを退団する」と報道。「リーズはフィジカルの強さを重視しており、彼はチームにフィットしていない」とした上で、田中の去就についてこう伝えている。 「彼はリーズが昨シーズン昇格できなかった場合、既に退団の意向を示していた。田中の代理人が『彼にプレミアリーグの舞台は完璧だ』と述べているが、ダニエル・ファルケ監督は彼をベンチに置いている。まだシーズン序盤だが、早ければ2026年1月には、複数クラブが田中を獲得候補として検討するだろう」 なお、『ヨークシャー・イブニングポスト』は9月下旬の時点でFW前田大然所属のセルティック、MF三笘薫擁するブライトン、ボーンマス、ブンデスリーガ所属複数クラブからの関心を伝えている。ただ、スミス記者の見解を踏まえると、再びプレミアリーグ以外でプレーする可能性も考えられる。

「ソシエダ久保建英、日本代表招集外&ブラジル戦欠場へ…ネイマールらも不在」 レアル・ソシエダ所属MF久保建英が、10月14日開催のキリンチャレンジカップ(国際親善試合)ブラジル戦を欠場する見込み。日本代表とブラジル代表の直接対決では、FWネイマール(サントス)やFWラフィーニャ(バルセロナ)も怪我で出場しないとみられる。 久保は24日に行われたラ・リーガ第6節のマジョルカ戦でスタメン出場し、スルーパスから決勝ゴールを演出。ただ、試合後には左足首をアイシングする姿が確認されており、スペイン『アス』は「久保は代表戦で負った捻挫の影響がまだ残っている」と報じていた。 左足首の状態が悪化している可能性も考えられるところだが、一部報道によると本人は「代表ウイークも含めて治せる時に治したい」などと治療に専念する方針を明かしたとのこと。キリンチャレンジカップ2試合(対パラグアイ代表、ブラジル代表)へ臨む日本代表のメンバー発表は10月2日に控えているが、招集外となる見込みだ。 一方、ネイマールは、9月中旬のトレーニング中に痛みを訴えると、19日の検査で負傷が判明。大腿四頭筋に問題があるというが、ブラジル『ge』は同選手の離脱期間が1か月程度になると報道。10月14日の日本戦に間に合わないとみられる。 また、ラフィーニャは25日に行われたラ・リーガ第6節で21分に途中交代。バルセロナの公式発表によると、右足大腿二頭筋に問題を抱えており、全治約3週間と診断されたとのこと。ネイマールと同じく、日本戦を回避することが濃厚だという。

「アーセナルのアルテタ監督が不満を表明、ニューカッスル戦での物議を醸す判定に」 プレミアリーグのアーセナルは、アウェイのセント・ジェームズ・パークで行われた今2025/26シーズンのニューカッスル・ユナイテッド戦で試合終盤にゴールを挙げ勝ち点3を獲得した。試合は2-1でアーセナルが勝利し、ニューカッスルにとっては直近ホーム3試合で2度目の終了間際の敗戦となった。 この試合を巡っては、判定に強い不満を示したアーセナルのミケル・アルテタ監督の発言が注目を集めたとUKメディア『Shields Gazette』が以下のように伝えた。 この試合の序盤にアーセナルに与えられたPK判定がVARによって取り消された場面について、アルテタ監督は「生で見ても映像で見てもPKだと分かった。明白かつ重大な誤審でない限りVARが介入しないと説明を受けていた」と述べ、納得できない姿勢を示した。さらに「難しい状況や判定に直面しても冷静に戦い抜き、勝利する方法を見つけた選手たちを誇りに思う」と語った。 この場面は前半、アーセナルFWビクトル・ギェケレシュがGKニック・ポープのチャレンジを受け倒れ、主審がアーセナルにPKを与えたが、VARレビューでポープが先にボールに触れていたことが判明し、判定は取り消された。その後ニューカッスルはFWニック・ウォルテマーデが先制したものの、後半残り6分にMFミケル・メリノが同点ゴールを決めた。 直後にはニューカッスルにもPKを求める場面があった。MFアンソニー・エランガのクロスが、アーセナルのDFガブリエウの腕に当たったとして抗議したが、VARは「すねに当たってから腕に当たった」と判断し、主審のノーペナルティ判定を支持。結局このガブリエウが後半アディショナルタイム96分にヘディングで勝ち越しゴールを決め、アーセナルが勝ち点3を持ち帰った。 試合後、ニューカッスルのエディ・ハウ監督は「VARを信じるしかない。腕が上がっているのは見えたが、すねに当たったという説明はその場では知らなかった」とコメント。両監督の発言は、物議を醸した判定を巡る議論の象徴となった。

「「多くの人が見限っている」マンチェスター・ユナイテッド監督の解任圧力が強まる」 プレミアリーグでは監督の明暗が分かれているようだ。クリスタル・パレスを率いるオリバー・グラスナー監督は就任直後から成果を挙げ、昨2024/25シーズンのFAカップ優勝や公式戦18試合無敗といった実績を残している。 一方、マンチェスター・ユナイテッドでは混乱が続いており、指揮官ルベン・アモリム監督の手腕に疑問が突きつけられている。 ユナイテッドは今2025/26シーズン序盤、プレミアリーグで14位に沈み、さらにカラバオカップからも敗退した。アモリム監督は冷静さを保っているが、クラブ内外から解任を求める声が強まっている状況だ。 元ユナイテッドのスカウトであるミック・ブラウン氏はUKメディア『Football Insider』を通じて「多くの人がすでにアモリムを見限っている」と指摘しており、ファンや中立的な立場の人々だけでなく、ユナイテッドの一部スタッフも失望していると語った。 同メディアによると、ブラウン氏はさらに「アモリム監督の会見には希望を与える要素がなく、勝っても負けても暗い雰囲気だ」と批判し、ピッチ上でも同じ失敗を繰り返していると指摘した。アモリム監督は3-4-3のスタイルに固執しているが、結果が出ていないのは明らかであり、今2025年夏の移籍市場で十分な補強資金を与えられたにもかかわらず改善は見られていない。こうした状況から、現時点での巻き返しは不可能だとの見方が広がっている。ブラウン氏は「唯一の巻き返しの方法は試合に勝ち続けることだが、その兆しは見られない」とも述べている。クラブ首脳陣は依然としてアモリム監督を支えているが、現実的には解任は避けられないとの見解が強まっている。

「日本代表の上田綺世、フェイエノールトでベンチ待機から得点王へ」 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世は、リーグ第7節終了時点で得点ランキング首位に立っている。7試合で6ゴールを挙げ、フローニンゲンのFWブリュニョールブル・ウィルムソンを1点上回った。9月28日のフローニンゲン戦(1-0)でも決勝ゴールを決め、チームに勝ち点3をもたらしている。 2023年夏に上田はベルギー1部セルクル・ブルージュからフェイエノールトへ移籍した。移籍金は800万ユーロ(約14億円)で、当時の移籍金クラブ歴代最高額を更新した。加入当初は期待値が大きかったものの、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(現ミラン)が不動の1トップを務めていたため、上田は長期間ベンチで出番を待つ状況が続いた。 転機は昨2024/25シーズンの2月、ヒメネスがセリエAのミランへ移籍した時に訪れた。上田はここで真の1トップを任されることになったが、昨シーズン後半戦はまだぎこちない場面も見られた。しかし今2025/26シーズンに入り状況は大きく変化している。NACブレダ、エクセルシオール、スパルタ・ロッテルダム、フォルトゥナ・シッタート、フローニンゲンを相手に立て続けにゴールを記録し、安定感を示している。 上田の決めたゴールはいずれも派手さはなく、世界中で拡散されるようなスーパーゴールではない。しかしストライカーに求められるのはゴールを奪うことであり、上田はその役割を確実に果たしている。右足で3ゴール、左足で2ゴール、さらにヘディングでも2ゴールを記録し、まさに万能型のフィニッシャーだ。 オランダメディア『1908.NL』では上田について、「プレーの幅が広がっている。ポストプレーで身体の使い方が向上し、相手を背負いながら展開を作る動きがスムーズになった。ハードワークを惜しまず、試合を広げる働きもこなし、何よりゴールでチームを勝利に導いている」と評価した。 上田がクラブへの適応に時間を要した時期は過ぎ去り、今の上田はリーグ戦やKNVBカップだけでなく、欧州の舞台や日本代表でも重要な役割を担える存在となりつつあると期待されている。

「アーセナルの監督「傑出していた」選手を称賛、ニューカッスル戦での劇的逆転勝利で」 プレミアリーグのアーセナルは、9月29日にアウェイのセント・ジェームズ・パークでニューカッスル・ユナイテッドとの試合に臨み、終盤に劇的な展開を見せ2-1で勝利した。敗戦濃厚な展開に思えたが、交代出場の選手たちが劇的な逆転勝利に大きく貢献した。 この試合は今2025/26シーズン第6節として行われ、アーセナルは後半84分にスペイン代表MFミケル・メリノが同点ゴールを挙げ、後半アディショナルタイム96分にはブラジル代表DFガブリエウが決勝ゴールを記録した。アーセナルは直近2試合連続でニューカッスルに勝利し、苦手としていたチームを相手に結果を残すと同時に、首位リバプールとの差を2ポイントに縮めた。 同試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は交代選手の働きを高く評価したとUKメディア『LondonWorld』が伝えた。アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリについて「投入直後から脅威を示した」と語り、フランス代表DFウィリアン・サリバについては「45分間のプレーで傑出していた」と称賛した。さらにアーセナルの主将ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの復帰後の貢献や、メリノがボックス内で大きな脅威となり勝利を決定づけた点を挙げ、全員に賛辞を送った。 また同メディアによると、アルテタ監督は、逆境をはね返したチームの姿勢についても言及した。「過去から学び、苦い経験を生かさなければならない。今シーズンの序盤に難しい経験を数多くしてきた中で、我々がどんなチームなのかを示す機会だった。チームはそれを見事に示した」と強調した。 さらにクリスタル・パレスがリバプールを破ったことでアーセナルは首位との差を縮めることができたが、アルテタ監督はあくまでこの試合そのものに焦点を当てた。「我々にはさまざまな試合に対応でき、説得力のある勝利を収められる自信がある。今日は最も難しい会場のひとつだったが、チームは試合を別のレベルに引き上げた」と語り、ニューカッスルの戦いぶりに敬意を示しつつ、自軍の成果を誇った。

「アーセナル退団・冨安健洋の過去が話題!アビスパ福岡加入前に「バルセロナ育成組織へ…」」 アビスパ福岡出身の日本代表DF冨安健洋は2025年7月、プレミアリーグ所属アーセナルを契約解除により退団。FW前田大然ら擁するスコットランド1部セルティック、MF三笘薫擁するブライトンなど複数クラブからの関心が報じられているが、ラ・マシア(バルセロナの育成組織の総称)への加入が幻に終わった同選手の過去がクローズアップされている。 英メディア『ロンドンワールド』は28日、冨安の過去と現在を特集。記事では「かつてバルセロナの下部組織に所属していたトミヤスは、バルサアカデミー福岡校で2年間プレーしていた。ラ・マシアへ加わる話もあったが、最終的にはアビスパへ加入することになった。その後、ベルギーのシント=トロイデンVVやボローニャでの活躍を経て、22歳のトミヤスはプレミアリーグへのステップを踏むことになった」と、アーセナル加入に至るまでの経緯が記されている。 アビスパ福岡ではなく、バルセロナでキャリアアップする可能性もあったという冨安だが、アーセナルでは度重なる負傷離脱により、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。アーセナル退団から数か月が経過しているが、同選手の去就については「ミランが注視しており、セリエA復帰の可能性があると報じられた。ラ・リーガ昇格組のレアル・オビエドも彼の獲得を検討しているという。完全復帰すれば、オファーが殺到することが予想される」と綴られている。 冨安はかつて2018年1月に福岡からSTVVへ移籍。MF遠藤航(現リバプール)やMF鎌田大地(現クリスタル・パレス)ら現在の日本代表の主力選手とともにベルギー1部リーグの舞台で結果を残し、順調にステップアップしていた。 なお、英メディア『ヨークシャーイブニングポスト』は28日、MF田中碧所属のリーズ・ユナイテッドが獲得可能な無所属選手として冨安をリストアップ。『マンチェスターワールド』も、マンチェスター・ユナイテッドに同選手の獲得を勧めるなど、アビスパ福岡出身の逸材に対する注目度は今もなお高い。

「ジュビロ磐田ファンデンベルフ、ハッチンソン監督に「無視された」解任報道も」 ジュビロ磐田は9月27日に行われた明治安田J2リーグ戦で、RB大宮アルディージャに3-4と逆転負け。ジョン・ハッチンソン監督が解任される見込みだが、ベルギー人DFヤン・ファンデンベルフは以前、指揮官との間に意見の相違があることを明かしていた。 ファンデンベルフは2025年夏、オランダ1部NACブレダから磐田へ完全移籍。6月28日のベガルタ仙台戦でデビューすると、7月6日のロアッソ熊本戦以降は7試合でスタメン出場。RB大宮戦では1ゴールを挙げているが、米メディア『ESPN』で8月17日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手はハッチンソン監督の戦術に対して、完全に同意しているわけではないようだ。 「僕は今でもロングスローが得意だけど、監督が好まないんだ。だから、まだ公式戦で使えていないんだ。練習で何度か試したけど、効果がない。きちんと伝えたつもりだけど、監督に無視されたと思う」 また、Jリーグのプレースタイルについては「Jリーグは多く点でレベルが高く、驚いている。インテンシティとプレスの強度が高い。90分間全力を尽くし、正しい姿勢でプレーできる、フィジカルの強い選手がたくさんいるが、戦術面ではまだ改善の余地がある」と分析。「多くのチームがマンツーマンでのプレーを好んでいるようだ。守備のカバーや連動を期待できない。攻撃時もマンツーマンだが、それほど単純なものではない」と私見を述べたという。 J2第31節終了時点で、J1自動昇格ラインの2位V・ファーレン長崎から勝ち点8差の8位と、J1昇格争いでやや遅れをとっている磐田。監督交代は決定的とみられるが、一部選手がハッチンソン監督のやり方に違和感を感じていた可能性も考えられる。

「ベガルタ仙台サポ団体関係者の投稿に反発!?札幌戦で震災関連の不適切投稿が波紋」 明治安田J2リーグの北海道コンサドーレ札幌対ベガルタ仙台が、9月27日に大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で開催。仙台サポーター団体の関係者による一部のSNS投稿が物議を醸す一方で、仙台サポーターに対する東日本大震災関連の不適切な投稿も波紋を呼んでいる。 サポーター団体の関係者は試合終了後にXを更新。大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)のアウェイゴール裏で大勢の仙台サポーターが集まる時の様子をアップすると、「札幌、EASY通り越してチョロゲーでした!」「AZS」と綴ったが、対戦相手へのリスペクトを欠いた表現だとして、当該投稿のコメント欄には批判メッセージが多く寄せられている。そのコメント欄の中に、震災に関するワードを用いた仙台サポーターへの攻撃的なメッセージも確認されている。 仙台戦前後での東日本大震災に関連するSNS投稿では、2025年6月28日開催のJ2第21節・ジュビロ磐田対仙台でも話題に。この一戦では津波を思い起こすポストが確認されていたが、投稿主は28日深夜に「ジュビロ磐田から削除の要請が来たので件のポストは削除いたしました」と報告した上で、一部仙台サポーターからの磐田に対する『くそったれ』コールへの不快感をあらわにしていた。 その後、磐田は7月2日に声明を発表。仙台戦に関連してSNS上で磐田サポーターとみられるアカウントによる極めて不適切な投稿が確認されたことを受けて、「弊クラブのホーム試合およびアウェイ試合への入場禁止」と「ファンクラブ会員資格の取り消し」の処分を決めたことを明らかにしている。 このような一部サポーターによる不適切なSNS投稿は、試合の楽しさを損なうだけでなく、震災の記憶に触れる敏感な問題にも波及する可能性がある。今一度クラブ等が適切なマナーと責任ある発信を促し、健全な応援文化の維持する必要があるかもしれない。