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「ユベントス、ユナイテッドで構想外のラッシュフォード獲得を模索?」 ユベントス(イタリア1部)は昨季チアゴ・モッタ前監督体制でスタートしたものの、勝ちきれない試合が続いたこともあり、シーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督がバトンを受け継ぎ、最終的にセリエAで4位フィニッシュを果たして今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。 イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ポルト(ポルトガル1部)からポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの完全移籍切り替えが有力視されているなかで、ユベントスはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得の可能性を探り始めているという。 下部組織時代から生え抜きで背番号「10」だったラッシュフォードだが、昨季途中から就任したルベン・アモリム監督の構想から外れたことから昨季後半戦はアストン・ビラ(イングランド1部)にレンタル移籍。公式戦17試合で4ゴール6アシストを記録していた。 アストン・ビラから今夏にユナイテッドへレンタルバックしたラッシュフォードは、追加の休暇が与えられていたにもかかわらず、クラブの施設でリハビリ調整を行っているとのこと。しかし、トップチームとは距離を置いている状況だという。 ユナイテッドは今夏に保有権を持つ5選手が退団を希望しているとみられており、ラッシュフォードもその1人だという。「新しい挑戦」を求めているラッシュフォードにはバルセロナ(スペイン1部)も関心を示しているものの、現時点では公式オファーは届いていないようだ。
「アンデルソン・ロペス激白!横浜FMからシンガポール移籍のワケ「知らなかったが…」」 横浜F・マリノスは7月17日、ブラジル人FWアンデルソン・ロペスがシンガポール1部ライオン・シティ・セーラーズFCへ完全移籍すると公式発表。現地メディアが移籍金額やシンガポール移籍の決め手を報じている。 シンガポール『Straits Times』が伝えたところによると、ロペスの移籍金は150万ユーロ(約2億6,000万円)より低いとのこと。ブラジル1部ボタフォゴFRや、サウジアラビア、UAE国内クラブからのオファーを拒否して、シンガポールに新天地を求めたというが、本人はセーラーズ加入の理由をこう語ったという。 「オファーを受けた時はもちろん、シンガポールについてあまり詳しく知らなかった。だけど、まわりの人に聞いてみるうちに、家族にとって良い場所だと気づきました。クラブとも(彼らのプロジェクトについて)話し合った後、これが正しい選択だと確信しました」 妻、5歳の息子、1歳の娘にとって、シンガポールの生活環境が良いと思ったというロペス。横浜FMでは2022シーズンのJ1優勝に貢献したほか、2023シーズンから2年つづけてJ1リーグ得点王のタイトルを獲得。結果を残し、2024シーズン終了後には新たに複数年契約を結んでいた。 しかし、2025シーズンはリーグ戦20試合の出場ながらもわずか2ゴール。4月の浦和レッズ戦後、スティーブ・ホランド元監督のスタイルを批判したことは大きな話題になったが、Jリーグの情報を専門に扱う海外メディア『japaofc』は横浜FM退団の理由について「西野努氏がスポーティングダイレクターに就任して以降、役員からの評価低下が移籍決断の大きな理由のひとつだ」「横浜FM退団という決断は、主に経営陣との軋轢、そして長年の貢献と献身的なプレーに対するクラブ内部での扱いの悪さによるものだ」などと伝えていた。
「古巣・鹿島戦を視察!日本人選手獲得も?レネ・ヴァイラーがMLSクラブ監督に」 鹿島アントラーズ元監督のレネ・ヴァイラー氏は、2024/25シーズン限りでスイス1部セルヴェットFCのスポーツディレクター(SD)を退任。7月17日にMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)DCユナイテッドの監督に就任したが、セルヴェットFC時代と同じく日本人選手の獲得を狙うかもしれない。 ヴァイラー氏はベルギー1部アンデルレヒトやエジプト1部アル・アハリの監督を務めた後、2022年には鹿島を指揮したが、シーズン途中の同年8月に契約解除。わずか8カ月でチームを去ると、2023年3月にセルヴェットの指揮官に就任する。 セルヴェットでは、2023/24シーズンに鹿島時代の教え子であるDF常本佳吾や、横浜F・マリノスから期限付き移籍加入のFW西村拓真(現町田ゼルビア)を指導。2024/25シーズンから同クラブのSD職を務めており、退任直前には再来日。鹿島戦を視察したほか、スイス『4-4-2』ではFW田川亨介やFW師岡柊生(いずれも鹿島)がセルヴェットの獲得候補だと取りざたされていたが、日本人選手獲得報道からわずか数日後に退団が正式決定していた。 ヴァイラー氏の今後については、6月時点でDCユナイテッド行きの可能性が報じられていたが、クラブは17日になって招へいを公式発表。現時点でDCユナイテッドが日本人選手の獲得を狙う可能性はアメリカ国内で報じられていないが、5月の時点で鹿島戦を視察していただけに、新監督が鹿島をはじめJ1所属クラブの日本人選手をリストアップするようDCユナイテッド幹部に求める可能性は十分考えられる。 なお、DCユナイテッドにはFWクリスティアン・ベンテケやMF木島萌生らが在籍。2025シーズンはここまでイースタン・カンファレンスで23試合を終えて15クラブ中14位に沈んでいる。
「川崎の山田新の加入をセルティック監督が認めるも、他選手獲得を目指すと主張」 7月16日にポルトガルで行われた親善試合で、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックはポルトガル1部のスポルティングCPに2−0で勝利した。 セルティック所属の日本代表MF旗手怜央の得点もあったこの試合後に、同クラブのブレンダン・ロジャーズ監督は、J1の川崎フロンターレからFW山田新がセルティックに加わる予定であることを明らかにした。 山田の移籍金は約130万ポンド(約2億5,790万)と格安で、数日以内にメディカルチェックが予定されている。ロジャーズ監督は同試合後に山田について質問されると「チームは得点力を失っており、それを補う必要がある。彼がその一人になれることを願っている」と語った。 さらに「(山田には)インテンシティとワークレートがある。スカウト陣もその点を評価している」とし、「年齢はやや高めだが、今すぐにでもチームに貢献できる存在だと思う。フィジカルも強く、プレッシャーをかけられるタイプだ」と評価した。 一方で、「山田がチームに合流してから、実際に見て判断したい。前線にはまだ補強を加えたい」と述べ、さらなるストライカー獲得の意向も示した。 またロジャーズ監督は、同試合後に記者から問われた元セルティック所属でプレミアリーグのクリスタル・パレス退団が噂されるFWオドソンヌ・エドゥアールについては、「(獲得する選手が)ビッグネームであることにこだわりはない。ただ我々が必要とするのはハングリーさ、得点力、ワークレート、そしてインテンシティだ」と述べたうえで、「エドゥアールは私の補強リストには入っていない。重要なのはチーム構造に適合するかどうかだ」と獲得に興味を持っていない様子を見せた。
「堂安律の将来はどうなる?今夏のブンデスリーガ移籍市場で高い注目」 ブンデスリーガのフライブルクに所属する日本代表のMF堂安律は、7月12日にドイツで行われたフライブルクのプレシーズン初戦には出場せず、一般客と同様の服装で観戦しながらファンにサインをするなど穏やかな姿を見せていた。チーム合流も他の各国代表選手と同様となり、オーストリアのシュルンスで行われる恒例のトレーニングキャンプにも帯同している。 ドイツメディア『Kicker』によると、堂安の去就は今2025年夏のブンデスリーガ移籍市場において大きな関心を集めており、とりわけアイントラハト・フランクフルトが有力な移籍先候補として浮上しているという。フライブルクは移籍金について明確な方針を持っており、少なくとも2,000万ユーロ(約34億2,182万円)超を想定している。 堂安は2022年にオランダ1部のPSVアイントホーフェンから移籍して以降、公式戦123試合に出場し、26ゴール24アシストと安定した成績を残してきた。昨2024/25シーズンもブンデスリーガで10ゴール8アシストを記録。同メディアのポジション別ランキングでも、攻撃的ウイング部門で2位に選出される実力を持っている。ただ現時点では、フランクフルトを含め正式なオファーは届いていないという。 フライブルクの幹部や監督陣は堂安の残留も視野に入れており、本人も2026FIFAワールドカップ出場を見据えた上で、定位置確保を最優先に考えているという。フライブルクは堂安の退団を見据え、今夏すでに異なるタイプの攻撃的選手を4名加えるなど、例年にない積極的な補強に踏み切っている。ただし、これはあくまで備えであり、堂安が残留したとしても過剰戦力になることはないとみられている。 また、堂安とクラブとの契約は2027年6月末まで残っており、クラブとしては今夏に無理に売却する必要はないという余裕を持っている。
「宮代大聖は「ヴィッセル神戸だと…」日本代表OB辛辣評価!E-1国内組に警告も」 日本代表は7月15日に行われたE-1選手権・決勝大会の最終節で、韓国代表に1-0で勝利。国内組のみのメンバー構成ながらも、同大会を全勝で終えて優勝したが、日本代表OBから辛辣な意見が噴出。FW宮代大聖(ヴィッセル神戸)のFIFAワールド北中米大会日本代表入りが厳しいという意見も上がっている。 日本代表OBの城彰二氏は16日に自身のYouTubeチャンネルを更新。森保ジャパンのE-1選手権における戦いぶりを総括しているが、後半ほぼ自陣でのプレーを強いられた韓国戦の試合展開を踏まえた上で、「(海外組中心の)フル代表と差があるという感じがする。(フル代表に)食い込む選手がいるかという部分に関して、色々考えるとなかなか難しい」と首を捻る。 「早いプレスとフィジカルという部分に関しては、怒涛にそういうされるとやっぱりミスが起きる」などと、韓国戦でプレーした選手の改善点を指摘した城氏。「厳しいこと言うと、このレベルだとW杯メンバーに入れない」と斬ると、64分で途中交代となった宮代について、こう語っている。 「宮代選手はヴィッセル神戸だとすごい良い活躍する。(大迫勇也や酒井高徳など、)まわりにいい選手がいるしね。そうなると、彼の得意なドリブル、突破力、シュート力などが発揮できるけど、やっぱり代表に来るとなかなか難しい」 2024シーズンのJ1リーグ戦32試合出場で11ゴールと、一気にブレイクを果たした宮代。2025シーズンもここまで8ゴール3アシストと、神戸攻撃陣の中心選手として結果を残している。しかし、E-1選手権では初戦の香港戦でスタメン出場し1アシストをマークも、韓国戦では64分までのプレーで攻守に精彩を欠いていた。
「リバプール、イサク獲得断念でフランクフルトFWエキティケにターゲット変更か」 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は昨夏に就任したアルネ・スロット監督のもとで昨シーズンは5年ぶりにプレミアリーグを制覇。連覇を目指す新シーズンに向けて大型補強を敢行している。 エジプト代表FWモハメド・サラーとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの契約延長に成功したリバプールは、クラブ史上最高額でドイツ代表MFフロリアン・ビルツを獲得。さらに、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズとオランダ代表DFジェレミー・フリンポンも獲得するなど、両サイドバックの補強にも成功している。 イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、リバプールは当初、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得に動いたものの、門前払いをくわったことを受けて、ターゲットを変更したという。 そのターゲットがアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でプレーするフランス人FWウーゴ・エキティケだという。ただ、同選手にはニューカッスルも関心を示しており、移籍金7000万ポンド(約139億円)のオファーを提示したが、フランクフルト側は8500万ポンド(約168億8,000万円)を求めているようだ。 下部組織からプレーしたスタッド・ランス(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたエキティケは、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)などでのプレーを経て、2024年1月にフランクフルトへ加入。昨季はブンデスリーガ33試合で15ゴール8アシストの好スタッツを残していたが、ステップアップはするのだろうか。
「インテル、アタランタ主砲ルックマンを狙う?すでに個人合意か」 インテル(イタリア1部)は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗戦。セリエAでも2位に終わると、コッパ・イタリアでも準決勝でミラン(イタリア1部)に敗れて最終的に無冠に終わってきた。 昨季限りでシモーネ・インザーキ監督が退任したインテルは、アルゼンチン代表FWホアキン・コレアとオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが契約満了に伴い退団。さらにはトルコ代表MFハカン・チャルハノールにも退団の可能性が浮上している。 そのなかで、イタリア『スカイ』によれば、インテルはアタランタ(イタリア1部)でプレーするナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンを最終戦ターゲットに設定しているという。クリスティアン・キブ新監督は既存選手とは異なるスタイルのアタッカーを強く求めているようだ。 そして、インテルはすでにルックマンの獲得に向けて個人合意に至ったとのこと。クラブ間ではすでに非公式な初期接触があり、インテルはルックマンに対して4000万ユーロ(約68億8,000万円)のオファーを提示する一方で、アタランタ側は現時点で5000万ユーロ(約86億1,000万円)を求めているようだ。 昨季のセリエA31試合で15ゴールを記録したルックマンにはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)も関心を示しているとのこと。インテルはそのほかにもマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が保有権を所持するイングランド代表FWジェイドン・サンチョなども代替案として考えているようだ。
「リバプール、レアル・マドリードのロドリゴ獲得に本腰か」 ラ・リーガのレアル・マドリードは、ポルトガル1部のベンフィカからDFアルバロ・カレーラスの獲得を完了し、今後は保有選手の整理を開始するようだ。現在、マドリードが新たな補強を実現するには既存戦力の放出が不可欠であり、その中で最も移籍の可能性が浮上しているのが、ブラジル代表FWロドリゴだ。 ロドリゴにとって2025年は厳しい年となっており、シャビ・アロンソ監督就任後も状況は改善されていない。FIFAクラブ・ワールドカップ2025では1試合しか出場機会が与えらておらず、今2025/26シーズンの出場時間はさらに限られる可能性がある。こうした背景から、ロドリゴの去就を巡る協議が近くマドリードで行われる予定となっているようだ。 ロドリゴには、プレミアリーグのアーセナルが継続的に関心を示してきたが、ここに来て同リーグのリバプールも争奪戦に加わったようだ。スペインメディア『Diario AS』によれば、ラ・リーガのバルセロナやブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンから関心を寄せられているリバプールのFWルイス・ディアスの退団が「五分五分」と見られる中、リバプールは代役としてロドリゴをリストアップ。ディアスが退団する場合、正式にマドリードへ獲得オファーを提示すると報じられている。 ただし、移籍は一筋縄ではいかない。ロドリゴには長期契約が残っており、マドリード側は売却の義務も緊急性も感じていない。さらに、同クラブは移籍金として1億ユーロ(約171億8,455万円)を要求しており、この金額はリバプールがディアスに設定している評価額と同水準とされる。交渉の主導権はマドリードにあり、リバプールにとって厳しい展開が予想されている。
「旗手怜央、山田新について「彼のことは正直知らない」」 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックがJ1の川崎フロンターレに所属するFW山田新の獲得に迫っており、数日以内にも契約がまとまる見通しだと様々なメディアで報じられている。これが実現すれば、同クラブにとって新たな攻撃陣の補強となる。 スコットランドメディアの『Celts Are Here』によると旗手は、山田に対して個人的な接点はなく、選手としての詳細な情報も持ち合わせていないとしたうえで、それでもセルティックへの移籍は大きなステップになると前向きに捉えている。 スコットランド『Record Sport』の取材に対し、旗手は「正直、彼(山田)のことは知らない。どういう選手かも分からないが、セルティックに来るというのはどの選手にとっても評価を高める良い移籍になると思う。リーグでタイトルを争い、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも戦うクラブだから、もし彼が加入するならピッチ上で良い関係を築いて、彼へのチャンスを創出したい」と語った。 旗手は山田とこれまで共にプレーした経験はないものの、新加入選手のチームへの適応を手助けする姿勢を見せている。 セルティックは過去数年、日本人選手の獲得で一定の成功を収めてきた。旗手自身もその例の一人であり、山田がそれに続く存在となれるかが注目される。スコットランドのスタイルへの適応は容易ではないが、同クラブはすでにその環境を整備してきた実績がある。 山田の正式加入が決まれば、旗手とのコンビネーションがどこまで高まるかに注目が集まる。ピッチ内外で2人の相互理解が深まれば、セルティックの新たな武器となるのは間違いないだろう。
「マンU、今夏ストライカー2人補強で立場危ういチェルシーFWジャクソンを注視?」 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨シーズンのプレミアリーグで史上最低順位を更新する15位でフィニッシュ。来たる新シーズンに向けて、得点力不足を解決するためにすでにブラジル代表FWマテウス・クーニャを補強している。 イギリス『タイムズ』によれば、獲得を標榜しているブレントフォード(イングランド1部)のカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得交渉が難航しているなかで、ユナイテッドは今夏にチェルシー(イングランド1部)でプレーするセネガル代表FWニコラス・ジャクソンの動向をチェックしている模様だ。 チェルシーは今夏にイプスウィッチ・タウン(イングランド2部)からイングランド人FWリアム・デラップ、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)からブラジル代表FWジョアン・ペドロを獲得。両者ともに今夏にチェルシーが優勝したクラブ・ワールドカップ(CWC)ではゴールという結果をすでに残している。 この状況にアストン・ビラ(イングランド1部)などとともにユナイテッドも目を光らせているとのこと。なお、セルガル代表FWに対して、チェルシーはミラン(イタリア1部)が関心を示していると報じられた際に1億ポンドを求めているとほうじられている。 ジャクソンはビジャレアル(スペイン1部)から2023年夏にチェルシーへ加入。爆発的なスピードやポジショニング能力の巧みさを武器に昨季もプレミアリーグ30試合で10ゴール5アシストを記録していたなかで、ユナイテッドに加わることはあるのだろうか。
「バイエルン、レアルで出場機会減少のロドリゴに注目?高額移籍金も準備か」 バイエルン(ドイツ1部)は昨シーズン、バンサン・コンパニ監督のもとでブンデスリーガのマイスターシャーレを2年ぶりに奪還。今夏にアメリカで開催されているクラブワールドカップでは準々決勝でパリ・サンジェルマンに敗れていた。 新シーズンに向けて左ウイングの補強に乗り出しているとされているバイエルンだが、ここまでは獲得が難航。ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)でプレーする日本代表MF三笘薫などをリストアップしたとされているなかで、ここまでは移籍プランが思うように進んではいないとみられている。 スペイン『アス』によれば、新シーズンから背番号「10」を背負うドイツ代表MFジャマル・ムシアラが長期離脱となってしまったバイエルンはレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーしているブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスの獲得に興味を持っているようだ。 ただ、バイエルンの本命ターゲットはリバプール(イングランド1部)でプレーするコロンビア代表FWルイス・ディアスであり、その動向がカギを握っているとのこと。それでも、バイエルンはブラジル代表FWに対して1億ユーロ(約172億7,000万円)のオファーを出す準備があるようだ。 カルロ・アンチェロッティ前監督体制ではレギュラーだったものの、シャビ・アロンソ新監督体制では出番が減少しているロドリゴ。アーセナル(イングランド1部)やリバプール(同1部)からの関心も浮上しているなかで、どのような結末を迎えるのだろうか。
「鈴木彩艶の獲得は34億円では安過ぎ?ウエストハム移籍は難航か」 プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは今2025年夏、主力選手の契約満了に伴い複数の選手を放出した。守備陣ではGKウカシュ・ファビアンスキがチームを離れ、グレアム・ポッター監督はGKアルフォンス・アレオラを支える新たな守護神の獲得を急いでいる。 その候補のひとりが、セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶だ。ウェストハムは今夏の移籍市場で鈴木側と接触したが、その後の交渉は一時的に停滞していた。しかし、ウエストハムは選手の売却により移籍金を得たことで、その資金を鈴木獲得に充てる動きが再浮上しているようだ。 しかし、イタリアメディア『Gazzetta di Parma』によれば、パルマは鈴木を放出する意思がなく、報道されている約2,000万ユーロ(約34億円)という評価額では到底足りないという。クラブは鈴木を今後の構想に不可欠な存在と見ており、放出の可能性は低いと報道されている。 一方で、同報道によると鈴木本人が移籍を希望しているのかも不透明な状況なようだ。ウエストハムの現状況では、アレオラが正守護神の座を維持しており、2026FIFAワールドカップ(W杯)を控えている中で、鈴木が同クラブで正守護神の座を確保できるかは不透明であり、出場機会を求める鈴木が移籍に難色を示している可能性も指摘されている。 移籍交渉の行方は今後のウエストハムの動き次第だが、金銭面でも出場機会の面でも、難航することが予想される。
「バルセロナのドイツ代表GKに何が?単独でトレーニングを行う」 ラ・リーガのバルセロナは7月13日にメディカルチェックを完了し、14日からハンジ・フリック監督のもとでプレシーズンに臨んでいる。24日にはアジアツアーに向けて日本へ出発し、27日にJ1のヴィッセル神戸と戦い、その後は韓国でもプレシーズンマッチを行う予定だ。 そんな中、同クラブに所属するドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、チームとは別にジムで単独トレーニングを続けている。クラブは14日と15日のチームセッションにも同選手が参加していないと発表しており、アジア遠征への帯同も現時点では未定のようだ。 テア・シュテーゲンは2014年にバルセロナへ加入し、2016年以来、正守護神として定着していた。しかし今2025年夏、同リーグのエスパニョールから移籍金2500万ユーロ(約43億円)でGKジョアン・ガルシアが加入したことで、GKの序列に変化が生じた。クラブはテア・シュテーゲンに退団を打診していると報じられているが、本人は残留と正GK奪還を希望しているようだ。 しかし、クラブはテア・シュテーゲンが、来年の2026FIFAワールドカップ(W杯)でドイツ代表の正GKを目指すためには継続的な出場機会が必要であることを踏まえ、今後、自身が起用されないことが明確になれば、現在の残留希望から一転して移籍を受け入れる可能性があると見ている。 今2025/26シ-ズン、クラブはガルシアを正GK、GKボイチェフ・シュチェスニーを第2GKに据える方針で、テア・シュテーゲンは出場機会を得るのは困難な状況だ。
「冨安健洋、アーセナル退団後ウエストハム・ユナイテッドの補強候補に?」 プレミアリーグのアーセナルは、今2025年夏に日本代表DF冨安健洋との契約を2026年を待たず、早期終了することで合意に達した。2021年にセリエAのボローニャから加入した冨安は度重なる負傷で思うように出場機会を得られず、昨2024/25シーズンも序盤から膝の負傷で離脱し、2月に受けた手術で5カ月以上戦線を離れた結果、公式戦出場はわずか6分間にとどまった。 そんな中、プレミアリーグのウエストハム・ユナイテッドは、冨安獲得に動くよう関係者から提案されているようだ。 ウエストハムはDFアーロン・クレスウェルが、EFLチャンピオンシップのストーク・シティへの移籍により守備陣の補強が急務となっている。同クラブにとって、右サイドバック、左サイドバック、センターバックの3ポジションでプレー可能な冨安は魅力的な選択肢となっている。 過去に数々のイングランドのクラブで監督を務めた経験のあるマーティン・アレン氏は、ウエストハムに冨安の獲得を推奨している。 同氏はUKメディア『West Ham Zone』に対し「冨安は速く、強く、素晴らしい姿勢を持っている。私は彼がアーセナルで左サイドバックやセンターバックとして時々プレーするのを見た。彼は非常に万能だ」と多ポジションでプレー可能な対応能力を評価している。 一方で「怪我の記録は問題だ」と懸念を示すと同時に、昨シーズンの同クラブで最高の選手の一人だったDFアーロン・ワン・ビサカの存在により、冨安は右サイドバックとしての起用は困難になるとの見解を示した。 ウエストハムのグラハム・ポッター監督の戦術的な柔軟性を考慮すると、冨安のような万能選手は理想的な補強となる可能性がある。ポッター監督は試合中にフォーメーションを変更することで知られており、3バックと4バックシステムを使い分ける際に、冨安の存在は最終ラインでの重要なカバーを提供することが期待される。 プレミアリーグでの豊富な経験と守備的知性を備えた冨安は、ウエストハムにとって賢明な補強となるかもしれない。
「「韓国代表は日本の4軍」と中国煽る!「日韓戦3連敗は…」香港も比較対象に」 韓国代表は7月15日に行われたE-1選手権・決勝大会の最終節で、日本代表に敗北。日韓戦3連敗という結果に終わったが、中国メディアが決勝点を挙げたFWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)の一部経歴に触れた上で、日本戦の結果を揶揄している。 『知報』は試合後、「韓国は優勝するためには勝たなければならなかったが、ホームで敗れた」と切り出すと、「最近、日本に影を落とされがちな韓国サッカーの課題が露呈した。韓国代表は日本代表の4軍に匹敵するレベルだった」と酷評している。 ただ、中国代表はE-1選手権で韓国に0-3、日本に0-2で敗北。15日に行われた香港(ホンコン・チャイナ)戦では1-0とかろうじて勝ち点3をつかんだが、3位という結果に終わった。それでも『知報』は、韓国が日韓戦で史上初となる3連敗を喫したことについては「日韓戦3連敗は、中国がE-1選手権で3位に終わったことにより屈辱的かもしれない」と開催国を煽ると、日韓戦で決勝ゴールを決めたジャーメイン良についてこう綴っている。 「ジャーメインは韓国戦で決勝ゴールを奪ったが、E-1選手権まで代表デビューしていなかった。30歳でデビューした選手だ。そのジャーメインにやられた韓国は、日本に対して攻撃を仕掛けることができなかった。香港は日本相手に1点を挙げている」 なお、今大会は予算不足を理由にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されなかったことでも話題に。このVARなしという条件を巡っても、中国メディアは「VARがない運営は、韓国の無責任さを象徴する」「開催国に有利なジャッジという疑いは避けられない」と対戦国への敵意をむき出しにしていた。
「韓国代表ムン・ソンミンの“演技”でファウル「何かした?」日本代表OB異論」 韓国代表は7月15日に行われたE-1選手権・決勝大会の最終節で、日本代表に敗北。「3軍メンバー」と揶揄してきた森保ジャパン相手に日韓戦3連敗を喫したが、過去にJリーグのファン・サポーターから怒りを買っていたFWムン・ソンミンのシミュレーションが酷いと話題になっている。 ムン・ソンミンは0-1とビハインドの後半19分からプレー。敵陣左サイドでボールを回収した際、FW原大智(京都サンガ)と接触したか微妙に見えたが、しばらくドリブルした後に自ら転倒。主審はホイッスルを吹き、韓国にフリーキックを与えた。 シミュレーションであることが明確であるにもかかわらず、日本のファウルをとった主審のジャッジを受けて、日本代表OBによるフジテレビ系の解説陣から「触っていました?今、何かしました?」と異論が湧き起こった。また、Xでは当該シーンのみを切り取った動画が拡散。ファウル判定に対する疑問の声が挙がっているほか、ムン・ソンミンによる主審を欺く行為が批判の対象になっている。 韓国開催の今大会では、予算不足を理由にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されず。ムン・ソンミンがシミュレーションを犯したシーンはVARの対象外であるが、それでもVARがないことにより試合結果を左右するだけの誤審が生じる可能性もあっただけに、開催国の準備不足は否めない。 なお、ムン・ソンミンは2022年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・ヴィッセル神戸対全北現代でも話題に。飛び跳ねて喜びを表現するゴールパフォーマンスを見せたが、これが神戸サポーターや日本のサッカーファンの間でウザイと否定的な声が挙がっていた。
「移籍先は町田ゼルビア?セルビア人Jリーグ移籍報道も「まだ秘密」」 セルビア1部FKヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド所属の元U19セルビア代表FWラザル・ロマニッチは、Jリーグ移籍に向かっている模様。移籍先のクラブ名が明かされていないが、町田ゼルビアである可能性が考えられる。 現地メディア『zurnal』は7月9日に「クラブ名はまだ秘密にされているが、ロマニッチが日の出ずる国に向かう可能性は刻一刻と高まっている」とリポート。ヴォイヴォディナは同選手を移籍金60万ユーロ(約1億1,000万円)で獲得したが、180万ユーロ(約3億1,000万円)で日本国内クラブへ売却する見込みだという。 そのロマニッチのエージェント会社は『BSR Management Agency』であるが、過去にコソボ代表DFイブラヒム・ドレシェヴィッチの町田ゼルビア移籍を手掛けていた。そのドレシェヴィッチは2025シーズンもJ1リーグ戦でほぼ全試合スタメン出場と、町田の主力選手として活躍しているだけに、町田が同社の顧客であるロマニッチに関心を寄せている可能性は十分考えられる。 現在27歳のロマニッチは、セルビア1部レッドスター・ベオグラードの下部組織出身。セルビア、ギリシャの複数クラブを渡り歩き、2023年にセルビア1部FKジェレズニチャル・パンチェヴォへ移籍すると、公式戦56試合の出場で19ゴールと結果を残し、2025年1月にヴォイヴォディナへ完全移籍。ヴォイヴォディナ移籍後、2024/25シーズンの後半戦でも公式戦17試合の出場で5ゴール5アシストと結果を残している。 なお、ヴォイヴォディナは過去にMFミロサヴリェヴィッチを鹿島アントラーズへ完全移籍により放出。ロマニッチの移籍先候補には鹿島の名前も挙がっているが、ミロサヴリェヴィッチの獲得を手掛けた吉岡宗重フットボールダイレクターが2024年10月に退任していることを踏まえると、鹿島移籍の可能性は低いとみられる。
「バイエルン、リバプールのスター選手獲得に向け交渉継続中」 プレミアリーグのリバプールに所属するコロンビア代表のFWルイス・ディアスは昨2024/25シーズン全公式戦50試合に出場し17ゴールを記録。同クラブの強力な攻撃陣の中でも存在感を示した。 そのディアスは、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの今2025年夏の補強最優先選手とされているが、リバプールは放出を拒んでいるようだ。 ドイツのジャーナリスト、クリスティアン・ファルク氏は同国メディア『CFBayern』を通じて、バイエルンがディアスとの交渉を継続中であること、そして選手本人はすでに移籍に合意していることを報じた。しかし、リバプールはディアスをアルネ・スロット監督のチームにおける中心戦力と位置づけており、簡単には手放さない構えだ。 また、UKメディア『The Athletic』によると、バイエルンはディアス獲得に対し、リバプールに5200万ユーロ(約89億6,332万円)の提示を7月頭に行ったようだが、同クラブはこれを拒否、さらに金額を追加し6750万ユーロ(約116億3,391万円)のオファーも提示したが、リバプールはこれも即座に拒否したとのことだ。 リバプールはディアスを1億ユーロ(約173億円)以上と見積もっているが、実際には9200万ユーロ(約156億6,541万円)程度であれば交渉成立の可能性があると予測されている。 一方でバイエルンは、FWレロイ・サネ(ガラタサライ)、FWトーマス・ミュラー(無所属)の退団を受けて攻撃陣の補強を急いでおり、今後再び条件を見直した上でリバプールに再度オファーをする可能性がある。また、プレミアリーグのアーセナルに所属するMFレアンドロ・トロサールやブンデスリーガの RBライプツィヒに所属するMFシャビ・シモンズといった他候補への関心も噂されている。
「リバプールのキエーザ、ポジションを変更し残留か」 昨2024/25シーズン公式戦の先発出場がわずか4試合にとどまったプレミアリーグのリバプールに所属するFWフェデリコ・キエーザが、クラブでの生き残りをかけてポジション変更を受け入れる可能性が浮上している。リバプールはストライカー獲得に難航しており、キエーザを前線の緊急オプションとして起用する方針を検討しているようだ。 キエーザは本来ウインガーだが、クラブのアルネ・スロット監督は今2025/26シーズンに向けて、同選手を中央で起用する可能性を視野に入れているようだ。 キエーザはセリエAのユベントス時代(2022-2024)およびイタリア代表でも偽9番としてプレーした実績があり、スロット監督はそのテクニック、オフ・ザ・ボールの動き、シュート精度を評価している。 現時点では短期的な代替策としての起用が想定されているようだが、出場機会が限られていた昨シーズンの状況を考慮すれば、キエーザ本人もこのポジション変更に前向きなようだ。 リバプールは今2025年夏、MFフロリアン・ビルツ、DFジェレミー・フリンポン、DFミロシュ・ケルケスらに総額2億ポンド(約394億2,642万円)超を投じて補強を進めているが、センターフォワードの補強は未完了のままだ。 リバプールは同リーグのニューカッスル・ユナイテッドに所属するスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクを最優先の補強ターゲットとしているが、獲得の見通しは立っていない。 その一方で、代替候補とされるブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属するFWウーゴ・エキティケについては、ニューカッスルが交渉を先に進めていると報じられており、この様な補強が進まない状況の中で、キエーザを中央で起用する案が浮上してきたようだ。
「ランス降格で…伊東純也巡りセリエAで争奪戦!プレミア・Jリーグ移籍報道も」 スタッド・ランスはリーグアンから2部への降格が正式決定したことにより、複数選手を放出する見込み。日本代表FW中村敬斗の残留が報じられる一方、MF伊東純也にはセリエA所属の複数クラブが関心を寄せているという。 フランス『フットメルカート』は7月15日、独自に入手した情報として「伊東がセリエAでますます注目を集めている」とリポート。これによると、DF冨安健洋の古巣であるボローニャが同選手の獲得にむけて、6月にランスと接触。スイス代表FWダン・ンドイがナポリ移籍に近づいており、右サイドの強化が急務だという。 伊東にはボローニャにくわえて、フィオレンティーナやジェノアも歓心を寄せているとのこと。「伊東はイタリアで高く評価されており、リーグアンでの安定したプレーとヨーロッパでの経験が高く評価されている」というが、現時点でクラブ間交渉は進んでおらず、ランスはまだ正式なオファーを受けていないという。 伊東の去就を巡っては、日本サッカーの情報に精通しているジャーナリストのダニーロ氏が6月に「Jリーグ復帰の可能性がある。町田ゼルビアが関心を示しているとの噂もある」とリポート。プレミアリーグ所属クラブからの関心も伝えていた。 また、FIFAクラブワールドカップ開幕前にブラジル1部ボタフォゴFRやオリンピック・リヨンからの関心が取りざたされていたが、7月以降は音沙汰なし。フランス『L'union』は7月4日に「伊東の去就は不透明。契約期間が残り1年であるため、移籍の可能性もある」と伝えている。
「リバプール、全線補強に動く?現実的なターゲットはパレスFWマテタか」 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は昨夏に就任したアルネ・スロット監督のもとで昨シーズンは5年ぶりにプレミアリーグを制覇。連覇を目指す新シーズンに向けて大型補強を敢行している。 エジプト代表FWモハメド・サラーとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの契約延長に成功したリバプールは、クラブ史上最高額でドイツ代表MFフロリアン・ビルツを獲得。さらに、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズとオランダ代表DFジェレミー・フリンポンも獲得するなど、両サイドバックの補強にも成功している。 しかし、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスにナポリ(イタリア1部)移籍の可能性。そのなかで、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクなどに関心を示していたものの、高額な移籍金が必要になるとみられている。 そして、代替案としてクリスタル・パレス(イングランド1部)でプレーするフランス人FWジャン=フィリップ・マテタを現実的な選択肢とみなしている模様。パレスと2027年夏まで契約を結んでいることから移籍金5000万ユーロ〜6000万ユーロが必要になるとみられている。 オリンピック・リヨン(フランス1部)やマインツ(ドイツ1部)などでプレーし、2021年1月にクリスタル・パレスへ加入したマテタ。昨季のプレミアリーグ37試合で14ゴールを記録した同選手にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も興味を持っているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。
「広島の1.7億円オファー拒否も?E-1選手権韓国代表DF、欧州移籍志向露骨か」 サンフレッチェ広島は韓国1部FCソウル所属のEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジア選手権)韓国代表DFキム・ジュスンを巡り、海外複数クラブと争奪戦を展開。獲得の可能性は不透明だという。 韓国メディア『スポーツ朝鮮』は7月9日の時点で、「広島が移籍金100万ドル(約1億4,600万円)、ドイツ2部FCニュルンベルクが40万ユーロ(約6,800万円)でオファーを提示」「中東方面からは100万ドル以上のオファーが届いている」と報道。選手サイドの意向について「欧州移籍を最優先にしている。それが実現しない場合は、Jリーグへ行く」と伝えていた。 同メディアの記者が15日に伝えたところによると、FCソウルには広島の他にベルギー1部SVズルテ・ワレヘム、デンマーク1部ミッティランがオファーを提示。イングランド2部、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属クラブもソウルにキム・ジュソンの獲得を打診したという。 また『フットボールアジアン』は「広島はキム・ジュソンの獲得へ120万ドル(約1億7,000万円)のオファーを提示」とリポート。選手サイドは15日のE-1選手権・日本代表戦終了後に決断を下す見込みだという。 現在24歳のキム・ジュスンは、身長186センチで左利きのセンターバック。FCソウルの下部組織出身であり2021年3月から1年半にわたり韓国国軍傘下の金泉尚武でプレー。2022年9月に兵役期間を終えてFCソウルに復帰すると、同クラブの主力選手として活躍。2025シーズンもリーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場している。 E-1選手権決勝大会最終節の日本戦でもスタメン出場しているキム・ジュソン。欧州方面からの関心が強まっているだけに、選手本人が広島からのオファーを拒否する可能性も考えられる。
「畑大雅が激白!湘南からSTVV移籍の裏側「独・米・ポーランドからも…」」 DF畑大雅は先日、湘南ベルマーレからベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)へ完全移籍。海外挑戦をするにあたり、STVV移籍以外の選択肢があったことを明かしている。 現在23歳の畑は、市立船橋高校時代に第98回全国高等学校サッカー選手権大会に出場、2019年にFIFA U17ワールドカップ参戦と10代から頭角を現し、2020年に湘南へ加入。プロ1年目からJ1リーグで15試合に出場すると、2年目以降もプレータイムを確保。在籍5年半でリーグ戦通算128試合出場と実績を積み重ねた上で、2025年7月に欧州へ渡っている。 ベルギー紙『HBVL』が7月12日に伝えたところによると、同選手は「今シーズンは5ゴール5アシストを目標にしたい」とコメント。新天地での活躍を誓っているが、「実はSTVVの他にドイツ、アメリカ、ポーランドからもオファーが届いていた」と、他クラブ移籍の可能性があったという。 STVVは12日実施のトレーニングマッチでフォルトゥナ・シッタートに1-2で敗れているが、この一戦ではV・ファーレン長崎から加入したMF松澤海斗とともに畑が新天地デビュー。日本代表DF谷口彰悟がキャプテンマークを巻いてプレーしている。 MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF遠藤航(リバプール)、DF冨安健洋(無所属)、GK鈴木彩艶(パルマ)など、日本代表選手を多く輩出しているSTVV。年代別代表招集歴のある畑としては、ベルギー1部の舞台で結果を残し、欧州でさらなるステップアップを果たしたいところだ。
「広島スキッベ監督は不満…清水幹部は「当たり前」過密日程巡り意見相違」 Jリーグでは、以前から過密日程による選手のコンディション悪化が問題視されている。サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督をはじめ一部クラブの指揮官から異論が沸き起こっているが、清水エスパルスの反町康治GM(ゼネラルマネージャー)はこうした声を否定的に捉えている。 テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで15日に公開された『サカろう』では、日本サッカー協会(JFA)のスポンサーであるホテル業界大手『アパグループ』の元谷一志社長兼最高経営責任者(CEO)や反町氏らが出演。同氏は日本サッカー界における過密日程の捉え方について、こう持論を述べている。 「Jリーグでも(試合が)週中に入ってくると連戦だって言葉を使うが、ヨーロッパではもう週中にほとんど試合が入っていることが多い。日本もそういうのが当たり前という感覚でないといけない。中2日だと、インタビューされた監督さんが『この連戦でJリーグはどう考えているんだ?』というインタビュー記事が出るじゃないですか。でも、海外はそんなの当たり前。そんなこと言う監督はひとりもいない」 「ヨーロッパは年間60試合くらいやっている。日本はミニマムで38試合。プラスアルファでルヴァンカップと天皇杯。それでもだいたい50試合。それで苦労しているとか、疲弊しているとかと言うのはおかしい」 過密日程を巡っては、2024年9月に広島が正守護神のGK大迫敬介を日本代表招集により欠く中、YBCルヴァンカップ準々決勝第2戦(対名古屋グランパス)、天皇杯準々決勝(対ガンバ大阪)、J1リーグ第30節(対鹿島アントラーズ)に中2,3日で臨み、ルヴァンカップと天皇杯で敗退という結果に終わった。 スキッベ監督は鹿島戦後のインタビューで「日本サッカー協会、Jリーグにうまく日程を組んでもらえなかった」などと不満を漏らしていたが、過密日程の捉え方で反町GMとは大きく異なっている。
「日本代表に敗れた中国は特別扱い?香港主力のみ離脱…露骨な戦力ダウン工作物議」 中国代表は7月12日に行われたE-1選手権・決勝大会の第2戦で、日本代表に0-2で敗北。15日に香港代表(ホンコン・チャイナ)との一戦を控えているが、中国国内クラブによる露骨な香港代表の戦力ダウン工作が話題になっている。 香港サッカー協会は13日、MF陳晋一が中国戦を前にチームを離脱し、中国1部の上海申花へ復帰すると公式発表。主力選手の早期離脱により、香港は不利な状況となっているが、同クラブはMF高天意、DF朱辰杰、DF蒋聖竜といった中国代表に招集されている主力選手は呼び戻していない。 香港代表選手と中国代表選手への対応の違いが明確であるだけに、中国が香港戦で勝利する可能性を高めるためという観点で、上海申花による陳晋一の呼び戻しは意図的なものであるとの見方が広まっており、物議を醸している状況だ。 しかし、中国『捜狐』はE-1選手権が国際Aマッチデー期間外の開催であることを理由に「上海申花の陳晋一呼び戻しは、この規則に完全に準拠している」などと正当性を主張。上海申花が7月19日に北京国安との上位対決を控えていることも強調したが、同クラブ所属で中国代表に招集されている3選手には一切触れていない。 現在22歳の陳晋一は、東京都出身であり、日本と香港のハーフ。2019年6月に香港A代表でデビューを飾るなど、早い時期から頭角を現したことで注目を集めており、2023年1月には香港の傑志からスペインのレアル・ウニオンへ期限付き移籍。上海申花では2024年6月からプレーしており、左サイドバックでレギュラーに定着。2025シーズンは中国1部リーグ戦で2ゴール4アシストを挙げている。
「Jリーグ移籍は?元清水・鳥栖・G大阪・岡山・徳島チアゴ・アウベスがフリーに」 かつて清水エスパルス、サガン鳥栖、ガンバ大阪、ファジアーノ岡山、徳島ヴォルティスでプレーしていたブラジル人FWチアゴ・アウベスが、タイ1部ウタイターニーFCを退団。再びフリーとなっただけに、Jリーグ復帰が期待される。 現在32歳のアウベスは、2017年3月から12月まで清水でプレー。清水退団により一度Jリーグを離れたが、韓国1部の全北現代を経て、2019年7月に鳥栖へ移籍。2021年以降はG大阪、岡山と渡り歩き、2023年12月にブラジル2部シャペコエンセへ加入していた。 母国復帰を果たしたアウベスだが、わずか3か月で徳島へ移籍。2024シーズンはJ2リーグ戦19試合の出場で1ゴール1アシストをマークしたものの、同シーズン限りで契約満了によりチームを離れ、2025年1月にウタイターニーFCと短期契約を結んでいる。 そのウタイターニーFCでは、公式戦17試合に出場し、4ゴール2アシストをマーク。攻撃陣の主力選手として活躍したものの、同クラブは7月14日に退団を公式発表。「アウベスのプロ意識、献身性、そしてクラブとファン・サポーターへの努力に感謝している。今後のサッカー人生における幸運を祈っている」と声明を発表したが、移籍先は明かしていない。 J1リーグで通算51試合出場9ゴール、J2リーグで通算61試合出場22ゴールと、日本で十分な実績を残しているアウベス。現時点でJリーグ再挑戦の可能性がタイや母国ブラジルで報じられていないとはいえ、同選手の去就に注目が集まりそうだ。
「VARなしで日本代表に「激しくいけ」中国代表選手ラフプレー推奨が波紋」 日本代表は7月12日に行われたE-1選手権・決勝大会の第2戦で、中国代表に2-0で勝利。中国のラフプレーを警戒する声が挙がっていたが、中国代表選手による試合前の発言が話題を呼んでいる。 中国最大のソーシャルメディア『微博(ウェイボー)』では、同国代表による日本戦前のロッカールームの様子が動画で拡散されて波紋を呼んでいるが、キャプテンのFWジャン・ユーニン(北京国安)がチームメイトに対して、こう檄を飛ばしたという。 「日本と対戦するのに特別に気持ちを高める必要なんてない。血気を持って臨め。彼らは容赦してこない。体をぶつけるときは必ず全力でいけ。激しくいくんだ。ひるむな」 中国代表選手のラフプレーにより日本代表選手が負傷することはなかったが、ジャン・ユーニンのコメントは日本戦で積極的に激しくコンタクトするよう呼び掛けていたものである。それだけに、中国側がラフプレーを企てていた可能性も考えられる。 また、中国メディア『雷速体育』によると、今大会のE-1選手権では予算不足を理由にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されず。VARが無い状況で、一部の韓国代表・中国代表選手によるラフプレーを予想する声が挙がっていただけに、中国戦後に怪我人が出なかったことは朗報と言える。 なお、中国は7日に行われた韓国戦でも0-3と敗北。すでに優勝の可能性が消滅しているなか、15日に香港(ホンコン・チャイナ)との一戦に臨む。
「意外な人物の決断でアーセナルがギェケレシュを遂に獲得へ、移籍金総額は?」 プレミアリーグのアーセナルが今2025年夏の補強ターゲットとして注目していたスウェーデン代表のFWビクトル・ギェケレシュに関して、ポルトガル1部スポルティングCPとの合意に達したと様々なメディアで報じられている。難航していた交渉の決め手となったのは、何だったのだろうか。 スポルティングは当初7000万ポンド超(約139億円)を要求しており交渉は難航していた。しかし、交渉進展した背景には、ギェケレシュの代理人が本来受け取るはずだった移籍金の10%を放棄するという異例の決断があった。これにより、移籍金は基本5500万ポンド(約109億2,145万円)に加え、確約された成果ボーナス860万ポンド(約16億8,113万円)を含む総額6360万ポンド(約126億3,055万円)で合意に至ったとされている。 プレシーズン初日にギェケレシュがスポルティングへの合流を拒否したことで、同選手とクラブの関係は悪化していた。一方で、アーセナルのスポーツディレクターであるアンドレア・ベルタ氏は一貫してギェケレシュの獲得を推し進め、交渉が困難な局面でも誠実な対応を続けてきたようだ。 ギェケレシュはアーセナルと5年契約で合意し、今週中にも移籍が完了する見通しとなっている。 ギェケレシュはスポルティング加入後、公式戦102試合で97ゴールを記録しており、より大きな舞台のプレミアリーグでのプレーを求めていた。 なお、アーセナルはすでにスペイン代表MFマルティン・スビメンディ、元ブレントフォード主将MFクリスティアン・ノアゴール、GKケパ・アリサバラガを合計7100万ポンド(約140億8,512万円)で獲得している。
「SC相模原のホームゲーム来場せず…相模原市長の対応が話題。スタジアム移転計画に苦言」 SC相模原はホーム移転報道で注目を集めるなか、7月12日に相模原ギオンスタジアムで行われた明治安田J3リーグ第20節で福島ユナイテッドと対戦。『相模原市ホームタウンデー』と銘打って開催された一戦で、相模原市の本村賢太郎市長が来場しなかったことも話題を呼んでいる。 福島戦では、相模原市に在住・在勤・在学の方から抽選で1,000名を無料招待する企画を実施。スタジアム外周エリアでは「さがみはらブース」が設置されるなど、相模原市に関するイベントが実施された。その『相模原市ホームタウンデー』では、試合前に相模原市の石井賢之副市長から激励の挨拶が。SC相模原後援会会長でもある本村市長は、2025シーズンのJ3開幕戦と同じくスタジアムに姿を現さなかった。 SC相模原は相模原駅北口地区土地利用計画で多目的スタジアムを含む提案が見送られたこともあり、海老名市内を候補地とするスタジアム整備計画をJリーグに提出。報道によると、本村市長はクラブの対応に苦言を呈したというが、同市長が相模原のホームゲームに来場しなかったことを巡っても、賛否含めて様々な意見が沸き起こっている状況だ。 新スタジアム構想を巡っては、SC相模原、三菱重工相模原ダイナボアーズ、ノジマステラ神奈川相模原、ノジマ相模原ライズの4チームと、他のステークホルダーと形成したコンソーシアムが複合施設構想を提案。しかし、市は「民設民営による実現」「民間事業者への用地の無償貸し付け不可」といった前提条件を満たしていなかったとして、同コンソーシアムの提案を見送っている。 なお、相模原ギオンスタジアムは収容人数およそ6,000人と、J2ライセンスの交付基準(1万人以上)を満たしていない。SC相模原は6月30日までにスタジアム整備計画を提出したことにより、J2ライセンス交付の条件を満たしたが、依然として相模原市との関係は良好とは言えなさそうだ。
「広島FW加藤陸次樹、試合中に「一番ムカつく」ことは?「切り抜かれるとね…」」 サンフレッチェ広島所属FW加藤陸次樹が、セレッソ大阪や広島移籍の過去について語ったほか、試合中に腹立つ出来事に言及。チームメイトのMF菅大輝も反応している。 広島所属FW加藤陸次樹の双子の兄である加藤威吹樹は、7月13日に自身のYouTubeチャンネル『加藤ツインズ』を更新。双子兄弟と菅によるドライブトークの様子がアップされているが、話題が菅の外面に及ぶと、同選手は「(試合中にオラッと)していない。あまり削られていないです」とコメント。すると、威吹樹氏は弟に対して「最近削られたりして。オラッとしているシーンが切り抜かれるじゃん」と言葉をかける。 これに陸次樹は「たまたま切り抜かれるとね…」と反応。「最近後ろから削られることが多い。その時は頭に血がのぼっているから、(あの近い距離感で相手選手と話していて)何も考えていない。後ろから来られたら、一番ムカつく。結構後ろから来られるとウザくない?無抵抗だし、正面じゃないからやり返せない」と、試合中に腹立つことを明かすと、菅も「(後ろから削られるのは)ウザいですね」と同意している。 広島株式会社出身の加藤は、2020年にツエーゲン金沢でプロ入りすると、わずか1年でセレッソ大阪へ完全移籍。C大阪では在籍2年半でJ1リーグ通算78試合の出場で16ゴールと結果を残したが、2023シーズン途中でユース時代以来となる広島への復帰を果たした。 2024シーズン終了後に北海道コンサドーレ札幌を契約満了により退団し、プロキャリアで初めて移籍を経験した菅の前で、加藤は「移籍はちょっと気まずいよね。俺はちょっと特別だった。(広島では)知り合いも多かったし、とても楽だったけど、C大阪へ移籍した時は結構きつかった」とコメントしている。
「アーセナルのベルギー代表スターがバイエルンへ移籍か?」 ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが今2025年夏の移籍市場で複数のターゲット獲得に難航している。選手が同クラブへの移籍を拒否するケースに加え、高額な移籍金や他クラブへの移籍決定など、様々な要因が重なり、補強計画は停滞している。 そんな中、ドイツメディア『Sport Bild』によると、バイエルンはウイングの新たな補強候補として、プレミアリーグのアーセナルに所属するベルギー代表MFレアンドロ・トロサールの獲得を検討しているという。バイエルンのスポーツディレクターであるマックス・エバール氏は、同リーグのリバプールに所属するFWルイス・ディアスに対して5200万ユーロ(約89億6,332万円)のオファーを提示していたが、リバプール側が放出に応じる姿勢を見せなかったため、トロサールが代替案として浮上している。 トロサールはベルギー代表として45キャップを誇る攻撃的MFで、現在30歳。アーセナルは契約延長を望んでいるが、選手本人はまだ判断を保留しているという。その背景には、トロサールが7月に代理人を変更したことや、バイエルンを含む複数のビッグクラブからの関心をうけていることが挙げられている。 バイエルンは今夏のターゲットにしている選手の多くが若手中心である中で、30歳のトロサールは例外的な存在だが、その分移籍金は比較的抑えられる可能性がある。また、バイエルンへの移籍が噂されているシュトゥットガルト所属のFWニック・ウォルトメイドの移籍金がさらに高騰した場合、クラブは費用対効果の観点からトロサールの獲得を本格的に検討する可能性がある。
「札幌復帰の可能性に言及!広島・菅大輝「契約が…」両クラブの共通点も語る」 サンフレッチェ広島所属MF菅大輝が、自身の去就に言及。北海道コンサドーレ札幌復帰の可能性に触れた一方、広島残留への想いも明かしている。 広島所属FW加藤陸次樹の双子の兄である加藤威吹樹は、7月13日に自身のYouTubeチャンネル『加藤ツインズ』を更新。双子兄弟と菅によるドライブトークの様子がアップされているが、話題が菅の将来に及ぶと、加藤陸次樹が「まだまだ広島にいて、俺と一緒に遊びに行こう」「引退まで俺と一緒に広島にいたいね」と残留を懇願。菅は「(広島は)俺を残してくれるかな?」「契約がまだ一応あるので…」などと答えると、「あるとすれば、札幌に引き取ってもらう」とコメントしている。 これに対して、加藤陸次樹は「それはもう無理。もう札幌もダメ。戻せない」と断言。菅が「広島に残れたら、一番最高ですけどね」と残留を望んでいることを明かすと、「もう広島以外に行ったら、やっていけないよ」と言葉を返されている。 現在26歳の菅は、下部組織時代から札幌一筋のキャリアを歩んでいたが、2024シーズン終了後に契約満了で退団し、広島へ移籍。OBの河合竜二が着用していた背番号「4」を引き継ぐなど、札幌のバンディエラになり得る存在として期待を寄せられていただけに、同選手の退団に対する異論が相次いでいた。 新天地の広島でタイトル獲得を望んでいるという菅だが、両クラブの共通点も説明。加藤威吹樹氏から「オフの日、広島の選手みんな集まり良くない?」「広島は遊ぶ場所が固まっているかもしれないけど、誰も連絡とっていないのに、試合できる人数くらい集まることがある」と訊かれると、「札幌もそんな感じでしたね。他(のクラブ)から来たら、みんな『札幌はヤバい』みたいな。最終的にみんな集まるし、めっちゃ仲良いと言われていたけど、広島もめっちゃ仲良いと思っている」と語っている。 移籍1年目にここまでJ1リーグ戦5試合のスタメン出場、12試合の途中出場で1ゴールを挙げている菅。札幌と同じく、広島でもチームメイトと良好な関係を築き、居心地の良さを感じているだけに、残留を望んでいるが、2025シーズン終了後に契約更新を勝ち取ることはできるのだろうか。
「元磐田のU-23インドネシア代表監督「2位は許容しない」全勝宣言」 U-23インドネシア代表のジェラルド・ファネンブルグ監督(61歳)が、7月15日~29日の日程でインドネシアで開催されるASEAN U-23選手権2025での優勝を宣言した。 Jリーグ草創期にジュビロ磐田(当時JFLのヤマハ発動機1993-1996)でプレーした元オランダ代表のファネンブルグ監督は、2025年1月にU-23インドネシア代表監督に就任していた。 7月10日にジャカルタでの練習を取材に訪れた地元メディアに対し、ファネンブルグ監督は、年内に開催される3大会(ASEAN U-23選手権、U-23アジアカップ予選、東南アジア競技大会)での全勝を目指すと、以下のように大会への意気込みや勝者のメンタリティの重要性を説いている。 「我々の目標は全ての試合で勝つこと。年内に3つの大会に参加するが、この全てで勝つ。常に勝利を目指すのは当然だ。戦う前から負けることを考えることはない。参加する大会では全て優勝を狙う。簡単なことではないが、目標達成のために最善を尽くすのみ」 「私は2位では決して満足しない。U-23インドネシア代表も同様。2位になるために試合をするわけではない。勝利への渇望。これこそがチームに必要な精神だ」 現役時代には、オランダの強豪アヤックス(1980-1986)やPSVアイントホーフェン(1986-1993)で活躍したファネンブルグ監督。磐田時代には、ブラジル代表MFドゥンガ、イタリア代表FWスキラッチとともに、チームの主力として活躍した。オランダ代表でも42試合に出場し、ユーロ1988ではオランダの初優勝に貢献した。
「アーセナルがバルセロナの若手有望株MFの電撃獲得を打診」 今2025年夏の移籍市場で活発な動きを見せるプレミアリーグのアーセナルが、さらなる中盤の補強に向けて注目選手への接触を開始したことが明らかになった。 UKメディア『CaughtOffside』によると、アーセナルはラ・リーガのバルセロナに所属するMFマルク・カサドの獲得について打診したという。バルセロナ側はこの21歳の有望株に対し、移籍金として約4300万ポンド(約84億5千万円)を希望しているとのことだ。 カサドは守備的な中盤の選手として活躍しており、相手の攻撃を寸断するインテリジェンス性や運動量、そしてボール奪取後に即座に前線へ展開できるパス能力に定評がある。 また、本職の中盤だけでなく、右サイドバックやセンターバックとしてもプレー可能な柔軟性を持ち、こうした特徴がアーセナルのミケル・アルテタ監督に評価されている模様だ。 アーセナルはすでに今夏、GKケパ・アリサバラガ、MFマルティン・スビメンディ、MFクリスティアン・ノアゴールの3選手を確保済み。チーム全体の選手層を厚くし、複数の大会で戦える体制構築を目指している。そうした中で、さらなる中盤強化策としてカサドをリストアップしたとみられる。 一方で、プレミアリーグの他クラブもカサドに関心を示している。マンチェスター・ユナイテッドは、パフォーマンスが伸び悩んでいるMFマヌエル・ウガルテの後釜としてカサドを検討しており、チェルシーも負傷離脱中のMFロメオ・ラビアに代わる人材として、同選手の動向を注視しているという。 カサドの評価は欧州内で急上昇しており、特に守備意識の高さと広いパスレンジはスカウト陣の間でも注目の対象となっている。今後の交渉次第ではプレミアリーグの舞台へ移る可能性があるのかもしれない。
「チェルシー、PSG守護神ドンナルンマを狙う?現行契約は来夏まで」 チェルシー(イングランド1部)は昨夏から指揮するエンツォ・マレスカ監督のもとで、プレミアリーグ4位フィニッシュで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。カンファレンスリーグ(ECL)でも初優勝を飾った。 現在開催されているクラブワールドカップでは決勝戦まで勝ち進み、現地時間13日に今季のCLを制したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)と対戦予定となっている。そのなかで、チェルシーはPSGから選手補強を目論んでいるという。 フランス『レキップ』によれば、チェルシーはPSGと来夏に契約満了を迎えるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(26)の獲得に興味を持っている模様。チェルシーは前述した試合後に同選手を獲得したいと考えているようだ。 一方、今季の公式戦46試合でゴールマウスを守り、17回のクリーンシートを達成しているドンナルンマはパリとの契約延長を検討しているものの、決断を保留している状態だという。この状況を受けて、チェルシーのほかに、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)や、マンチェスター・シティ(同1部)も目を光らせている模様だ。 なお、チェルシーは今夏にミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表GKマイク・メニャンの獲得に動いたものの、移籍金に隔たりがあったことから最終的に実現せず。CWCでの賞金が1億ポンドに迫る可能性もあるチェルシーだが、どのような動きを見せるのだろうか。
「マンU、ウイング補強にレアル退団噂のロドリゴを以前から高評価?」 マンチェスター・ユナイテッドは昨季のプレミアリーグで史上最低となる15位でフィニッシュ。シーズン途中にエリック・テン・ハグ前監督を解任して、ルベン・アモリム監督を招へいしたが、最後まで立て直すことはできなかった。 すでにブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得しているユナイテッドは、ブレントフォード(イングランド1部)のエジプト代表FWブライアン・ムベウモの獲得を標榜。獲得に近ついているとされているなかで、さらなるウイング補強を画策しているようだ。 移籍市場に精通するスペイン人ジャーナリストのホルヘ・ピコン氏によれば、ユナイテッドはレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス(24)を以前から高く評価しているようだ。 カルロ・アンチェロッティ前監督体制ではレギュラーだったロドリゴだが、6月から新指揮官となったシャビ・アロンソ新監督体制では出番が減少。クラブワールドカップでは出番が限られており、スタメン出場は1回しかなかったことから今夏の退団が取り沙汰されており、アーセナル(イングランド1部)などからの関心も浮上している。 なお、ユナイテッドは捲土重来を目指す来季に向けて攻撃陣の刷新を行なっており、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードやブラジル代表FWアントニー、イングランド代表MFジェイドン・サンチョ、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョの退団が決定的な状況となっている。
「日韓戦で鹿島対決?キム・テヒョンが語った森保ジャパン、E-1サッカー選手権」 7月15日に開催されるEAFF E-1サッカー選手権の最終節の日韓戦を前に、J1の鹿島アントラーズ所属のDFキム・テヒョンが「鹿島対決」への意欲を語った。日本代表には同じく鹿島所属のGK早川友基とDF植田直通が名を連ねており、クラブチームの同僚との対戦が注目されている。 キム・テヒョンは7月11日に行われた韓国対香港の試合で先発フル出場し、チームの2-0勝利に貢献。鹿島所属選手が韓国代表としてA代表戦に出場するのは、2018年11月のDFチョン・スンヒョン(蔚山現代)以来6年7か月ぶりとなった。 同試合後のミックスゾーンでの取材に応じたキムは、代表デビューについて「光栄だが落ち着いて臨んだ」と語り、自身の長所には「左利きによるビルドアップ能力とキック精度」を挙げた。 また、韓国メディア『スポーツソウル』は、J1での対戦経験を踏まえ、日本代表のFWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)とFW山田新(川崎フロンターレ)の2人を、キムが特に警戒すべき選手として挙げたことを伝えた。 さらに同メディアによると、ジャーメインについてキムは、鹿島のJ1リーグ後半初戦が広島戦だったこともあり、その特徴をよく理解しており、チームメイトに情報を共有しているという。山田についてもキムは「賢くて力のある選手」と評価しつつ、「2人に限らず、すべての選手への警戒が必要だ」と述べた。 森保一監督率いる日本代表は、今回全員が国内組で、そのうち12人が初招集メンバーだ。こうした中、J1で対戦経験のあるキムが持つ日本選手に関する知識は、韓国代表にとって有益な情報源となっているようだ。 鹿島のチームメイトからも注目されている日韓戦。キムはチームメイトのMF柴崎岳から「“バチバチやってこい”と言われた」と語りつつも、「互いに尊重した上で激しくぶつかれれば」と冷静な姿勢を見せたことを同メディアは伝えている。 試合は15日19時24分にキックオフ予定となっており、久しぶりの日韓戦という事で開催前から高い注目を集めているようだ。
「元横浜FCの斉藤光毅、チャンピオンシップで上位10%に入った記録とは?」 昨2024/25シーズンにEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)へレンタル移籍していたMF斉藤光毅は、6月に期限満了で退団し、ベルギー2部のロンメルSKに復帰した。 J1横浜FC出身の斉藤光毅は、QPRへの完全移籍やレンタル延長が現時点では報じられていないものの、そのパフォーマンスには注目すべき点があった。 ノルウェー発のサッカー専門データ配信メディア『Fotmob』によると、斉藤は昨シーズンチャンピオンシップの左ウイングにおいて「ファウル獲得数」で上位10%に入る数字を記録した。ドリブル成功40回、敵陣ペナルティエリア内でのボールタッチ104回をマークし、サイドバックにとって厄介な存在であったことがわかる。 守備面でもウイングでのタックル成功41回、デュエル勝利186回を記録しており、攻守にわたる粘り強いプレーがデータで示されている。 斉藤は昨シーズンのチャンピオンシップでは39試合に出場。うち25試合で先発し、3ゴール2アシストを記録した。出場停止と負傷の影響で最後の8試合中6試合を欠場したことが、契約延長判断に響いた可能性も否定はできない。 それ以前の試合で斉藤は、チャンピオンシップで優勝しプレミアリーグに昇格したリーズ・ユナイテッドや、古豪ダービー・カウンティとの試合でゴールを決めるなど、先発定着の兆しを見せていた。 新たな国への移籍は、どの選手にとっても慣れるまでには時間を要するものだ。斉藤も昨シーズン開幕直後は調整に苦しみ、初出場のリーグ戦では途中出場からアシストを記録したものの、その後は19試合にわたりゴール関与がなかった。しかし、時間とともに環境に適応し、徐々に本来のパフォーマンスを取り戻した。 現在はロンメルに戻っている斉藤だが、チャンピオンシップでの経験は今後のキャリアにおいて重要な材料となるはずだ。
「大分トリニータの対戦相手に誹謗中傷被害再び…サガン鳥栖・山田寛人の行為が話題」 サガン鳥栖は7月12日に行われた明治安田J2リーグ戦で、大分トリニータに2-1で勝利。九州勢同士の対決を制したが、試合終了直後のFW山田寛人の振る舞いが話題に。同選手に対する一部からの批判投稿にも注目が集まっている。 山田は大分戦でスタメン出場すると、18分にPKを決めて先制ゴールを奪取。57分にベンチへ退いたが、試合終了のホイッスルが鳴った直後、ピッチサイドで相手ベンチの方向に顔を向けて二言三言叫んでおり、後ろからチームメイトに制止されている。 同選手はイエローカードを貰っているが、試合終了直後の行為が大分ベンチへの煽りという見方が広まっている。また、Xではインターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像から試合終了直後のシーンのみを切り取った動画が拡散。「馬鹿」という表現が盛り込まれた山田に対する誹謗中傷メッセージも確認されるなど、ファン・サポーター等の間で議論が白熱している。 大分の公式戦では、7月5日のV・ファーレン長崎戦で対戦相手クラブ所属選手に対する誹謗中傷メッセージが確認されたばかり。クラブは「SNS投稿に関してクラブからのお願い」と題して声明を発表しているが、その中で「内容は極めて悪質なものであり、クラブとしてこのような行為は卑劣であり到底許されるものではありません」と一部のSNS投稿を批判。 「大分トリニータは、いかなる誹謗中傷や差別的な言動を決して容認いたしません。今後もこのような行為が確認された場合、関係機関と連携し、法的措置を含めた厳正な対応を検討いたします」と注意喚起している。再び大分の対戦相手を標的とした心ないSNS投稿が確認されただけに、関係各所の対応に注目が集まりそうだ。
「3軍の日本代表に「十分通用」町田ナ・サンホ豪語「日韓戦への闘志を…」」 町田ゼルビア所属FWナ・サンホは、2025年7月のE-1選手権・決勝大会で韓国代表に招集。15日の日本代表戦を前に一定の手ごたえを覗かせている。 同選手は12日、大韓サッカー協会公式チャンネルのインタビューに出演。韓国代表入りについて「自分の名前が発表された時、とてもうれしかったし、ワクワクしながら準備した。代表から遠ざかっている時はテレビで応援し、復帰したらどんなプレーをするのかずっと考えていた」とコメント。「監督が変わって、全然違う感じがします。ここにいると、選手たちと一緒に楽しく練習できていると感じます。試合への取り組み方も以前と変わりません」とチームの雰囲気にも言及している。 およそ2年ぶりに韓国代表に招集されたナ・サンホだが、FWオ・セフン(町田)をはじめポジション争いのライバルは多い。FWソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)など欧州組の主力選手が招集されていないだけに、E-1選手権でのアピールは必至だが、本人は「良い選手がたくさんいるので、そのポジションに入るにはリーグ戦で良い成績を残し、監督が代表チームに求めるプレーを見せなければならない」と気を緩めていない。 ただ一方で、韓国メディアが盛んに「3軍のメンバー構成」「FIFAクラブワールドカップ出場の浦和レッズから招集されていない」と報じている日本代表については、「Jリーグには良い選手が多いので警戒は必要だが、今の代表チームの選手たちであれば、十分通用する。彼らを抑え、突破し、試合で良い結果を出せると信じている」と豪語。「これまで準備してきたように、韓国代表の誇りと日韓戦への闘志を持ってピッチに立てば、良い結果につながる」と強気のコメントを残した。 なお、韓国はE-1選手権の初戦で中国を3-0で下すと、2戦目では香港相手に2-0で勝利している。優勝をかけた日韓戦では、2025シーズンのJ1リーグ戦で4ゴールを挙げているナ・サンホをはじめ、Jリーガーのパフォーマンスにも注目が集まりそうだ。
「有料会員の可能性?サンフレッチェ広島ホームゲーム3試合でチケット転売確認」 サンフレッチェ広島は8月にエディオンピースウイング広島でホームゲーム3試合を開催。いずれの試合も全席チケット完売となっているが、一部チケットの転売が確認。クラブはチケット転売に関して声明を発表している。 広島は8月10日に清水エスパルスと対戦するほか、16日にはガンバ大阪、20日にはヴィッセル神戸を迎え撃つ。クラブの発表によると、7月11日時点で3試合いずれも全席完売により、当日券の販売は実施しないとのこと。一般発売前の時点で、車いす席、思いやりシート、ビジターシート(自由席・指定席)、チチヤスカウンターシート(ビジター)をを除く全席種が完売するなど、有料会員の中でもチケット争奪戦が激化しているとみられる。 チケット仲介アプリ『チケジャム』では、7月13日の時点で清水戦のチケットが3件、G大阪戦のチケットが9件、神戸戦のチケットが2件出品。サポーターシート(ホームゴール裏自由席)が1枚12,000円、カテゴリー4(バックスタンド南側)が1枚12,000円と、定価を上回る価格での出品も散見されているが、一般発売前に有料会員がチケットを転売した可能性も考えられる。 この事態を受けて、広島は7月11日に観戦チケットの転売行為に関する声明を発表。「サンフレチケットサービス利用規約およびサンフレッチェクラブ会員規約において、観戦チケットの転売行為を固く禁止しております」と警告したほか、「転売サイト上での取引(入金)成立後、出品者がQRチケットの譲渡を意図的に取り止め、連絡手段を絶つ行為」「弊クラブにて転売者を特定し、個別に注意喚起の連絡を行っているにも関わらず、悪質な転売を繰り返す行為」「転売チケットを大量に入手し、更に高額で転売を行い利益を得ようとする行為」が相次いでいる現状を報告。 「転売の確認がとれた場合には、返金を伴わない当該チケットの無効化のみならず、返金を伴わない会員資格の無効化および強制退会処分、当該チケット購入者が保持する全てのチケット(シーズンチケットを含む)の返金を伴わない無効化措置等を講じてまいります。悪質な事案に対しては、顧問弁護士、警察とも連携し、然るべき対応をしてまいります」とファン・サポーター等に案内している。
「横浜FMイスラエル代表デイビッド獲得で「外国人ファンが応援やめる」理由とは」 横浜F・マリノスは7月12日、イスラエル1部マッカビ・ハイファから同国代表FWディーン・デイビッドを完全移籍により獲得したと公式発表。J1残留へのキーマンとして期待を寄せられる一方で、イスラエル人選手の獲得に対する批判が相次いでいるという。 Jリーグの移籍市場に精通しているジャーナリストのダニーロ氏は、横浜FMの公式発表後にXで「多くの横浜FMの外国人ファンがデイビッドの獲得を受けて、ボイコットを望んでいる。デイビッドがイスラエル人であるからだ」とリポート。「しばらく休むと決めた人もいれば、マリノスの応援をやめることを選んだ人もいる」と、外国人サポーターがチームから離れている現状を伝えている。 これらの外国人サポーターは、イスラエルが長年にわたりパレスチナ問題を抱えているほか、イランと紛争状態にあることを深刻に受け止めている模様。横浜FMの情報を発信してきた「横浜F・マリノス フランス」というフランス語のSNSアカウントでは、「デイビッドの獲得はパレスチナ人を支援するためのものだ」と皮肉を交えた上で、「この選手がクラブにいる限り、私はもうクラブのニュースを取り上げない。経営陣の恥だ…。J2に落ちてほしい!」とまくし立てている。 現在29歳のデイビッドは、身長184センチで右利きのストライカ-。イスラエルのFCアシュドッドでプロデビューを果たし、2021年7月にFCアシュドッドからハイファへ完全移籍。ハイファでは4年プレーしているが、通算184試合出場で76ゴール15アシスト。2024/25シーズンもリーグ戦とプレーオフあわせて30試合出場で14ゴール4アシストと結果を残していた。 なお、デイビッド本人は横浜FM公式サイトを通じて「横浜F・マリノスに加入し、とてもうれしく、ワクワクしています。すばらしいファン・サポーターの皆さんについて、SNSなどでチェックしていました。近く皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントしている。
「アーセナルへ移籍したクリスティアン・ノアゴールが持つ唯一無二の記録とは?」 MFクリスティアン・ノアゴールは7月10日、プレミアリーグのブレントフォードからアーセナルへ完全移籍した。移籍金は1,000万ポンド(約20億円)と報じられている。契約は2年+1年の延長オプション付き。MFジョルジーニョ(フラメンゴ)およびMFトーマス・パーティ(無所属)の退団に伴い、中盤の再編が急務となっていたアーセナルは、このタイミングで経験豊富なノアゴールを獲得した。 ノアゴールは31歳のデンマーク代表MFで、プレミアリーグ通算122試合以上の出場歴とブレントフォードでキャプテン経験を持つベテランだ。アーセナルのミケル・アルテタ監督も、彼のリーダーシップ、戦術眼を高く評価し、若手への影響力も期待しているようだ。 そのノアゴールは唯一無二の記録を保持しているとして、UKの『Arsenal Media』が報じた。同選手はプレミアリーグで「ペナルティキックを除くセットプレーからの得点割合がMFで最も高い」という記録を保持しているようだ。 ノアゴールはブレントフォード在籍時(2019-2025)にプレミアリーグで11ゴールを挙げ、そのうち9ゴール(81.8%)がセットプレーによるものだった 。この記録はアーセナルのセットプレーに新たなオプションをもたらすことが期待されている。 同選手がアーセナルのセットプレーにおいてどのような役割を与えられるかは、現時点では不明だが、必要とされればその任務を完璧にこなすことはデータが物語っている。 アーセナルにはすでにMFデクラン・ライスという素晴らしいフリーキッカーが存在しており、ノアゴールの出番は少なそうだが、貴重な中盤のバックアッププレーヤーとして注目が集まりそうだ。
「ユベントス、ウルブスMFアンドレに注目?獲得に動ける条件は…」 ユベントス(イタリア1部)は昨季チアゴ・モッタ前監督体制でスタートしたものの、勝ちきれない試合が続いたこともあり、シーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督がバトンを受け継ぎ、最終的にセリエAで4位フィニッシュを果たして今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。 イタリア『スカイ』によれば、ユベントスは今夏に中盤の刷新を検討している模様。そのターゲットとして、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)でプレーしているブラジル代表MFアンドレ(23)をリストアップしているという。 ただ、昨夏にアストン・ビラ(イングランド1部)から移籍金5000万ユーロ(約85億7,000万円)を投じて獲得したものの、最後までチームにフィットできなかったブラジル代表MFドウグラス・ルイスを売却できた場合のみ、アンドレの獲得を目指すようだ。 ブラジル代表として12キャップを誇るアンドレは下部組織から育ったフルミネンセ(ブラジル1部)でプロキャリアをスタートさせると、2024年夏にウルブスへ完全移籍。豊富な運動量と推進力溢れるプレーを武器に昨季はプレミアリーグ33試合に出場していた。 なお、ウルブスは同選手に移籍金3000万ユーロ(約51億4,000万円)を要求するとみられている。今夏にアメリカで開催されたクラブ・ワールドカップ(CWC)ではラウンド16でレアル・マドリード(スペイン1部)に敗れてしまったユベントスだが、どのような動きをみせるのだろうか。
「バルセロナ、バイエルンと契約延長交渉難航のウパメカノに注目?」 バルセロナ(スペイン1部)は昨季から指揮したハンジ・フリック監督のもとでラ・リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成。連覇を目指す新シーズンに向けてエスパニョール(スペイン1部)からスペイン代表GKジョアン・ガルシアを獲得している。 ドイツ『FT』によれば、バルセロナは次なる補強としてバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するフランス代表DFダヨ・ウパメカノの獲得に興味を持っているという。同選手の市場価値は5000万ユーロ(約85億7,000万円)と見積もられているようだ。 そのウパメカノはバイエルンとの現行契約が来夏に満了となるものの、契約延長には消極的だという。バイエルンは来夏にフリーでの流出を避けるために条件次第では同選手を売却を検討する可能性があるものの、バルセロナが獲得するにはウルグアイ代表DFロナルド・アラウホを売却できるかどうかにかかっているようだ。 レッドブル・ザルツブルク(オーストリア1部)のリザーブチームであるリーフェリングでプロキャリアをスタートさせると、姉妹クラブであるライプツィヒ(ドイツ1部)でのプレーを経て、2021年夏にバイエルンへ加入。対人守備などの強さを武器に昨季も公式戦38試合に出場していた。 なお、バイエルンは9月にフランス代表DFとの契約延長を再開する予定であるとのこと。今夏に獲得したジョアン・ガルシアを選手登録をまだ登録できていないなど、財政難を抱えていることから補強政策にも影響しているなかで、バルセロナはどのような動きをみせるのだろうか。
「高井幸大加入のトッテナム、ブラジル代表の実力派MFを狙う」 日本代表のDF高井幸大が、J1の川崎フロンターレからプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへ今2025年夏に完全移籍で加入した。高井がクラブの将来を担う存在として注目されている中、クラブはさらなる補強を進めている。 そんな中、様々な報道によると、トッテナムはノッティンガム・フォレストに所属するMFモーガン・ギブス=ホワイトの獲得を画策したが、フォレスト側がトッテナムがホワイトに違法に接触したとして反発。これを受けて、トッテナムは他の選手の獲得を最優先に据えた。 その筆頭候補とされているのが、セリエAユべントスに所属するブラジル代表MFドウグラス・ルイスだ。ルイスは2019年から2024年までプレミアリーグのアストン・ビラに所属し、リーグ通算150試合以上に出場。昨2024年夏にユべントスへ移籍したが、セリエAで期待されたパフォーマンスを発揮できず、クラブは放出に前向きな姿勢を見せている。本人もトーマス・フランク新監督の下で進行するトッテナムのプロジェクトに強い関心を示しているという。 UKメディア『TEAMtalk』によれば、ユべントスはルイスの移籍金として、昨夏に支払った5000万ユーロ(約86億円)の半額にあたる2500万ユーロ(約43億円)での売却を検討中。エバートンが正式に照会を行っており、マンチェスター・ユナイテッドやリーズ・ユナイテッドも関心を示しているようだ。 また、ルイス獲得が不調に終わった場合に備え、トッテナムはブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャを代替候補としてリストアップしているようだ。
「韓国代表キム・ミンジェがバルセロナから関心を受けている?」 ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは現在、DFダヨ・ウパメカノ、DFキム・ミンジェ、DFヨナタン・ターの3名がセンターバックの主軸とされているが、それぞれが課題を抱えており、今2025/26シーズンの序列に不透明さが残る状況だ。 ドイツメディア『Tz』のフィリップ・ケスラー記者によれば、ラ・リーガの昨シーズンの王者バルセロナがウパメカノとキムに注目しており、すでに両者について問い合わせを行ったという。 バルセロナのスポーツディレクターであるデコ氏は、ウパメカノとキムの両名について、高い位置での守備やビルドアップ能力を評価しているようだ。これはバルセロナのハンジ・フリック監督が採用する戦術スタイルとも一致している。ただし現時点で具体的な移籍交渉には至っておらず、バルセロナのDFロナルド・アラウホが退団する場合に限り、どちらかの選手の獲得に動く可能性があるという。 しかし、バイエルンのビンセント・コンパニ監督はウパメカノを今シーズンのレギュラーとして構想していると同時に、キムの実力も高く評価しているようだ。 ただ、ウパメカノは現行契約が今シーズンの終了時までとなっている。そんな中、延長に向けた話し合いは行われておらず、契約延長交渉が進まない場合は放出のタイミングと見られている。 一方で、ターのFIFAクラブワールドカップ2025でのパフォーマンスが安定感を欠いたことで、バイエルンとしては、計算できるウパメカノをこのタイミングで失うことは避けたいところのようだ。
「チェイス・アンリ、ザルツブルク移籍へ「W杯日本代表入り目標」も下部組織合流か」 元U20日本代表DFチェイス・アンリは、ブンデスリーガ所属VfBシュツットガルトを退団する模様。FW北野颯太、日本代表MF川村拓夢所属のオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ移籍することが決定的だという。 同選手はトップチーム昇格1年目の2024/25シーズンにブンデスリーガ12試合でプレーも、2025年3月に内転筋の筋繊維断裂という大怪我を負い、一足早くシーズン終了。ドイツ紙『キッカー』は5月はじめの時点でシュツットガルト退団が既定路線と報じていた。 その後、コンディション不良が原因でザルツブルク移籍が破談に終わる可能性が6月はじめに報じられたものの、オーストリア紙『ザルツブルガー・ナハリヒテン』は7月11日に「アンリはザルツブルクへの移籍がほぼ完了」と報道。シュツットガルトでの出場機会の少なさに触れた上で、「FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表に招集されることを目標にしている中で、出場機会を求めている」と選手サイドの意向も伝えている。 一方でオーストリア『Krone』は6月24日に「ザルツブルクは日本人の才能豊かなセンターバックがトライアルを経て近日中に契約を結ぶ見込みだ」とリポート。ザルツブルクのセカンドチームにあたるリーフェリングに合流するというが、当該選手がアンリである可能性も考えられる。 直近1年間でA代表入りがないものの、北中米W杯でのプレーを目標にしているアンリ。UEFAチャンピオンズリーグで、レアル・マドリード所属FWビニシウス・ジュニオールとマッチアップするなど、大舞台で経験を積んでいるとはいえ、ザルツブルクでセカンドチーム合流となれば、目標達成への道のりはより険しくなるかもしれない。
「横浜FMサポーター、横浜FC戦違反行為巡り…両クラブ声明で差異「異常事態」」 横浜F・マリノスと横浜FCは11日、7月5日に行われた明治安田J1リーグ第23節の横浜ダービーで発生した違反行為に関する声明を発表。ニッパツ三ツ沢球技場で行われた一戦では、一部の横浜FMサポーターが花火・発煙筒などを使用したことにより、アウェイ側の開門時刻が遅れたが、両クラブの声明内容に違いが見られる。 発表によると、20~30人程度の横浜FMサポーターが試合前に三ツ沢公園で花火・発煙筒を使用。覆面での顔隠し、横浜FCサポーターへの挑発行為、グッズ規制エリアへの侵入、警備スタッフへの抵抗などの違反行為に及んだという。また、一部サポーターは発煙筒や花火を投擲。一部の発煙筒がベビーカーをひいた親子のそばに投げ込まれる時の様子が、動画によりXで拡散されるなど、波紋が広がっている。 両クラブの声明では、横浜FMサポーターの違反行為について時系列順に説明されているほか、三ツ沢公園の利用者やダービーマッチ来場者に対する謝罪の文言が記されているが、違反行為そのものに対する非難で表現の違いがみられる。 横浜FMは「これらの計画的で非常に悪質な行為については、多くの皆さまに多大な不安と恐怖を与えることとなり、決して許されるものではありません」と、一部サポーターの行為を非難しているが、横浜FCは「これらの行為は計画的かつ悪質であり、Jリーグの安全理念に反するものです。日本サッカーおよびスポーツ文化振興の根幹を揺るがす異常事態であり、許されるものではありません」とコメント。日本サッカー界全体に与える影響について強い表現を用いているのが大きなポイントだ。 なお、この一部サポーターの違反行為により、横浜FMサポーター全員の入場が完了したのは、前半終了時の19時50分に。チケットの扱いについては、両クラブとJリーグが協議・調整を進めているという。
「ジェフ千葉の収入額は?サウダーニャ、内野貴史放出の中東クラブへ移籍」 ブラジル人FWマテウス・サウダーニャは7月12日、ハンガリー1部フェレンツヴァーロシュTCからUAE1部アル・ワスルSCへの完全移籍が正式決定。古巣のジェフユナイテッド千葉へ連帯貢献金が支払われる見込みだ。 サウダーニャは2023年夏、千葉からセルビア1部パルチザンへ期限付き移籍すると、2023/24シーズンのセルビア1部リーグで17ゴール4アシスト。同シーズン途中で完全移籍へ移行したが、セビージャやフェネルバフチェなど欧州複数クラブからの関心が報じられるとわずか1年でフェレンツヴァーロシュTCへ完全移籍する。 そのフェレンツヴァーロシュTCでも、ハンガリー1部リーグ戦22試合の出場で10ゴール、UEFAヨーロッパリーグ10試合の出場で1ゴールを挙げるなど、絶対的ストライカーとして活躍。ハンガリーメディア『blikk』は7月5日、サウジアラビア国内クラブへの移籍で口頭合意に達した可能性を報じていたが、アル・ワスルSCが12日に同選手の獲得を公式発表している。 『blikk』によると、サウダーニャの移籍金は500万ドル(約7億2,200万円)にのぼるとのこと。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、サウダーニャの移籍により、千葉は連帯貢献金として3万ドル(約430万円)を得るという。 なお、アル・ワスルSCは10日、パリ五輪U23日本代表DF内野貴史がUAE1部ディーヴァFCへ期限付き移籍すると公式発表。同選手は2024年8月にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからアル・ワスルSCへ完全移籍し、2024/25シーズンのUAE1部リーグ戦11試合でピッチに立っていた。