éŸ³æ¥½æƒ…å ±ã‚µã‚¤ãƒˆã€Žãƒªã‚¢ãƒ«ã‚µã‚¦ãƒ³ãƒ‰ã€ã«ã‚ˆã‚‹ã‚ªãƒªã‚¸ãƒŠãƒ«Podcast番組『TALK LIKE BEATSã€ã¯ã€åŒã‚µã‚¤ãƒˆã®é€£è¼‰ä¼ç”»ã€Žãƒªã‚ºãƒ ã‹ã‚‰è€ƒãˆã‚‹J−POPå²ã€ã«ã¦å¤šæ•°ã®è¨˜äº‹ã‚’執ç†ã€åŒå書ç±ã‚’刊行ã—ãŸimdkmã¨ã€ã‚¢ãƒ¼ãƒ†ã‚£ã‚¹ãƒˆï¼æ–‡ç†å®¶ã¨ã—ã¦å¤šæ–¹é¢ã§æ´»å‹•ã™ã‚‹å§«ä¹ƒãŸã¾ãŒMCを担当ã™ã‚‹éŸ³æ¥½ãƒˆãƒ¼ã‚¯ç•ªçµ„ã§ã™ã€‚ ミュージシャンやクリエイターãªã©ã®æ—¬ãªã‚²ã‚¹ãƒˆã‚’迎ãˆã€æ˜¨ä»Šã®ãƒ’ットãƒãƒ£ãƒ¼ãƒˆè§£èª¬ã‚„“ゲストãŒä»Šæ³¨ç›®ã—ã¦ã„る楽曲â€ã®ãƒ¬ã‚³ãƒ¡ãƒ³ãƒ‰ã€æ¥½æ›²åˆ¶ä½œã®è£å´ã‚„ルーツミュージックãªã©ã®ãƒˆãƒ¼ã‚¯ã‚’展開ã—ã¾ã™ã€‚
野宮真貴をゲストの迎えた『TALK LIKE BEATS』、後編のテーマはスバリ“令和時代のおしゃれ”。これまで『赤い口紅があればいい』『おしゃれはほどほどでいい』と2冊のエッセイを刊行している野宮と、“おしゃれ”をキーワードに音楽から生活スタイルまで語り尽くしていく。 コロナによって外出する頻度が少なくなり、皆がマスクで顔を覆うようになって2年半あまり。野宮も自宅で過ごす日々が続いたことで、普段使いしやすい服を着る機会が増えたという。だが、そうした生活が続いてもステージの上では別。野宮にとってステージで身に纏う衣装とは、「普段着れないものを着る」「人に夢を与えるものじゃないといけない」ものだと強く語る。その原点はピチカート・ファイヴ時代、小西康陽とのやり取りを起点に、今現在も野宮が貫いているポリシーでもあるようだ。 また、60年代などオールディーズファッションへの傾倒については、自らの好きな音楽、そして母をはじめとした周囲にいた大人な女性への憧れが根本にあるという。 そしてトークは小西の話に。野宮が小西と初対面した時に感じた印象から、小西の歌詞における“女の子/女性の描写”についてまで、改めてそのリリックの素晴らしさを語り合う場面も。 さらに野宮の洗顔に対するこだわり、「メイクについてはテキトー」「でもメイクは好き」という相対する回答まで飛び出した後編トークは必聴です。 <Source> 『赤い口紅があればいい』(幻冬舎)、『おしゃれはほどほどでいい』(幻冬舎)
野宮真貴をゲストに迎えた中編のメインテーマは、「歌」。40年以上にもおよぶキャリアの中で、様々な楽曲を歌ってきた野宮が自身の声や歌にまつわるエピソードを語ってくれた。 まずは、野宮自身の「声」や「歌」への向き合い方について。「ロックは好きだったけど(自分の声質的に)ロックは歌えない」と自らの声に自信が持てなかった中で、ニューウェイブとの出会いで独自のスタイルを築くことに。「淡々と無機質に、正確に歌う」形こそが自分の得意とするボーカル表現であること、小西康陽ら周囲がそうした声を求めていたことが、今に至るスタイルを形成していったという。 話はピチカート・ファイヴ、特に小西による楽曲の”歌うことの難しさ”に。言葉に寄り添うことを重要視している小西だからこそのこだわりとボーカルディレクションもまた、現在の野宮の歌い方に影響を与えていったというエピソードも。そんな野宮が「(歌入れが難しすぎて)怒ろうかと思った!」と呟いた楽曲とは? 数々の歌を歌ってきた野宮だが、曲を自作しようと「思ったことはない」ときっぱり。さらに、自らの声やボーカルの特徴をMC陣に逆質問する展開に。 さらに渋谷系を長く歌ってきた野宮が最新作『New Beautiful』で”新しい曲を歌う”ことを決心した理由、Night Tempoら新世代との交流、そしてフジロックで観た加藤登紀子から受けた影響まで語ってくれた今回の『TALK LIKE BEATS』、必聴です。 <Source> 野宮真貴「美しい鏡」(https://open.spotify.com/track/0TCDkxHthjb7qwro7ubYcH?si=c20116fc44864b87) ピチカート・ファイヴ「東京は夜の7時」(https://open.spotify.com/track/0JhYO042gz7lBj98SCTM5P?si=dd1b5c0c612f45e4) m-flo loves 野宮真貴&CRAZY KEN BAND「Cosmic Night Run」(https://open.spotify.com/track/2UVQ6aMeH88SCkaDo3Cd9X?si=39f47c570dae434e) 野宮真貴「おないどし」(https://open.spotify.com/track/1OH0KHWd6E6rXO9ecBlxmQ?si=f6bdde23355a46fb) 野宮真貴「CANDY MOON」(https://open.spotify.com/track/2zqbFeCXeON4VggxeAatGd?si=07bd388399ef4464) 野宮真貴「東京は夜の七時 (feat. Night Tempo)」(https://open.spotify.com/track/5E7D3qr2nA6qD2CuXubYKE?si=ab4d499e3b254a09)
『TALK LIKE BEATS』記念すべき100回目の配信に野宮真貴が登場! 前編では、1981年のデビューから40年以上に渡り活躍し続けるなかで、特にターニングポイントとなった瞬間について語ってもらった。 「ターニングポイントというのが10年ごとにある。それは私にとってキーパーソンとの出会いでもある」と語り始める野宮。当初はバンド活動を通してYAMAHAのコンテストに応募するなど、デビューに向けて精力的に活動するも結果に繋がらない日々を過ごしていたという。そんな野心に満ちていた時期に出会ったのが、ムーンライダースの鈴木慶一。野宮のデビュー作をプロデュースした鈴木慶一だが、そんな2人の出会いの瞬間と思いもよらぬエピソードが飛び出す。 そうした出会いを経て、デビュー後の1stコンサートにてバックを務めていたのが鈴木智文、中原信雄。この共演をきっかけに1982年に野宮と3人でポータブル・ロックが結成される。鈴木慶一とポータブル・ロック、この2組が揃った流れで小西康陽との対面も果たすのであった。 ピチカート・ファイヴでの活動に一旦区切りが付いたタイミングで出会った川勝正幸も、野宮にとって重要なキーパーソンの1人。川勝が先行で執筆したライナーノーツに合わせて楽曲を制作するスタイルなど、ソロでも人との出会いを通して新たな音楽を創造していく。 ソロ、そしてポータブル・ロックでの活動をきっかけに出会った人物たち。野宮真貴の40年以上におよぶ音楽史に触れられる貴重なトークは必聴です。 <Source> 野宮真貴『New Beautiful』(https://open.spotify.com/album/4BFKguk68XmcaazFf6GU9S?si=rlPd0hrPS064EKRYo5iS8w)、ポータブル・ロック『PAST & FUTURE ~My Favorite Portable Rock』(https://open.spotify.com/album/6tT5WhvpVGULbRq5u20svN?si=StBH88ZATcyqBD1Qyqzxug)、野宮真貴『ピンクの心+2』(https://open.spotify.com/album/0MmPWVLCmLtsc1krDK0Bbq?si=VqN3GZoCQl-2Pwt1iggnSQ)、野宮真貴『Lady Miss Warp』(https://open.spotify.com/album/4dnOPfoJraCg1zjM4FROvu?si=7AOt-23jSPWYFeoFfflGyw)、野宮真貴『30 〜Greatest Self Covers & More!!!〜』(https://open.spotify.com/album/4SP9oZxY2ZCGgPGM8dfhIH?si=0eLmSjyCS1qVMO3SvTccqQ)
つやちゃんをゲストに迎えた後編のテーマは、“ゴス”。ファッション、アート、ネットシーン、そして音楽に至るまで、カルチャー問わず見られる“ゴス”の再解釈と、そこから派生する新たな表現について深く語っていく。 Grimesがその名を冠したプレイリストを作成したことで話題となったEthereal(イーサリアル)という音楽ジャンル(の一種)。グロテクスさ、ナンセンスな表現、そして女性ボーカルの神聖さなどを共通項に挙げながら、“ゴス”感が独自の発展を遂げたことを熱く語る。シンガポール生まれのアーティスト・yeuleが今年2月にリリースしたアルバム『Glitch Princess』などを参考に、そのアートワークやサウンド傾向を分析することでEtherealがどのようなものであるかを考えていく。 今“ゴス”が注目されている理由についても、この“世の中のディストピア感”が影響しているのではないかと説くつやちゃん。単に暗いイメージではなく、そこには希望が感じられるような要素があるという。 また、My Chemical Romanceらが流行した2000年代のビジュアル先行な“ゴス”と違い、今ではタトゥーを入れる若い人が増加している具体例を出し、自らの身体に刻印していくような意味合いで“ゴス”が解釈されているのではないかと考察していく。 MC2人とつやちゃんが紐解いていくEtherealと“ゴス”の再解釈、2022年を振り返った際に必ずや重要なキーワード/テーマとなるはずだ。 <Source> Etherealプレイリスト(https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DXao0JEaClQq9?si=c6845e3b67704db5)、yeule『Glitch Princess』(https://open.spotify.com/album/4MDhB7WPTVs7YAr1EBOApe?si=E-yfIEGHSpCyQkTOLGWC5g)、つやちゃん『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(https://www.amazon.co.jp/dp/486647162X/ref=cm_sw_r_tw_dp_ZKSDFMXFDE4ZN0YRMJQF)
文筆家・ライターのつやちゃんをお迎えしての中編は、フィメールラップについて取り上げた前編からさらに視野を広げ、”ラップから派生する作品”、”ラップからの影響を受けた作品”について紹介。つやちゃんが挙げた作品は宇多田ヒカル『BADモード』、中村佳穂『NIA』、Doul『W.O.L.F』の3作。ヒップホップとポップミュージックの境界線にはなにがあるのかについて、語っていく30分間。 まず、Doul『W.O.L.F』は“音楽を聴き始めたときにDrakeがいた世代”として、歌とラップの境界線が曖昧になった時代のネイティブなアーティストであるが故の表現技法について、実際の楽曲を挙げながら解説していく。imdkmがDoulに感じた“90sロックの文法”とは? 宇多田ヒカル『BADモード』は、つやちゃんいわく“リズムから考えていた”2010年代の作品を経て、“ポストラップ的になった”作品なのだという。さまざまなトレンドと掛け合わせて語りたくなるが、imdkmは”そこから逸脱したようなすごみ”がアルバムの本質ではないか、と掲げる。姫乃は同作や「気分じゃないの」が“調子の悪い時でも聴ける”理由とは? 中村佳穂『NIA』は、姫乃の“身体が楽器みたいなひと”という例えに始まり、各々が彼女の持つアーティストとしての魅力や越境性、そして“語りづらさ”について、頭を悩ませながら述べていくことに、この作品の意義を感じる一幕も。 〈Source〉 Doul『W.O.L.F』(https://open.spotify.com/album/0r1Yl2QyFlTSsGIcxM26bV?si=Ysfr7FHxQ62uQDi48VUfzQ)、宇多田ヒカル『BADモード』(https://open.spotify.com/album/7Kxd4i6FPfW0ZuP3Q96uij?si=LJEmvEVrQhqG2mL68yoCgw)、中村佳穂『NIA』(https://open.spotify.com/album/25MbiBXGBg5L7TyWJINPU7?si=UCxQnylqTsWjli2j4OS4iA)
第33回のゲストには、文筆家・ライターのつやちゃんが登場! 『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』を刊行したつやちゃんに、同著のテーマと共通して、「最近リリースされたフィメールラップ作品」について、選曲した3つの楽曲とともに、彼女たちが“いかにヒップホップであるか”を語ってもらいました。 まずはvalkneeの「Scrapbook」。ヒップホップの作品として中々光が当てられないという葛藤をもとに生み出された作品でありながら、アートワークなども含めいかにボースティングの強い作品でありHyperpop的なアプローチをしているものなのかをつやちゃんが解説。さらにそこから始まる“日本語でラップをすることが定着〜”というありがちな言説をアップデートするimdkm&姫乃&つやちゃんのヒートアップした会話は必聴です。 続いてつやちゃんが紹介するのはヒップホップアイドルユニットとして活動するlyrical schoolの「The Light」と「Find me!」 。KMが手がけた「The Light」の軽重な楽曲と彼女たちのラップの形や一風変わった「Find me!」 を通じてつやちゃんが伝えたい、ヒップホップのトレンドを発信する“ベタさ”と“スレてなさ”、そして人選の絶妙さという点にも注目です。 ラストの楽曲「Tippy Toes」を歌うガールズグループXGは、つやちゃんがミニマル+ウィスパーボイスという特徴と重ねてYing Yang Twinsを例えにあげるなど、渋さの目立つ、良い意味で日本らしくない楽曲とラップがポイントです。 〈Source〉 valknee「Scrapbook」(https://open.spotify.com/track/7ffb4pcISLct97b8Ix468I?si=0a04ac7f036a46fb)、lyrical school「The Light」(https://open.spotify.com/track/2UkMr5h7ogsr5hWzTeyQEr?si=62c53ee3681e40ed)&「Find me!」 (https://open.spotify.com/track/2dNrPqEJvwOQURA0sKx9uG?si=4959bb10f700485a)、XG「Tippy Toes」(https://open.spotify.com/track/1MKmSbQfJpEVnC3XfGywyF?si=690bdab5e08a4ebf)
木下百花をゲストに迎えた『TALK LIKE BEATS』も今回でラストに。後編では、自らMVやジャケットなどを手がける木下のクリエイティビティの源となった「ゲーム」についてトークしていく。 まず木下がピックアップしたのが、「サントラがめちゃくちゃいい!」と熱弁する『クレイマン・クレイマン』。シュールな世界観に魅了されたようで、同じくクレイアニメを用いた『せがれいじり』も通じて、木下の独自の感性の起源に触れられるエピソードが飛び出します。 2月にリリースした「天使になったら」のMVでもオマージュが見られた『ときめきメモリアル』については、同作を「バイブル」と称するほど影響を受けているとのこと。話は『ときめきメモリアル』を介して実の姉との思い出や、アイドル時代含め人との接し方にも影響があったことが明かされるなど、木下を形成してきたゲームトークは、まさにここでしか聴けない内容になっています。 後半には、木下が手がけるMV・ジャケットなど「天使になったら」のビジュアル面でのこだわりについても深くトーク。ゲームから音楽活動へとシームレスに話が展開していく流れから、表現者・木下百花の核心に迫る回となりました。 MC:imdkm、姫乃たま
元NMB48のメンバーであり、現在はシンガーソングライターとして活躍する木下百花をゲストに迎えた今回のテーマは「木下百花が憧れるアーティストとその楽曲」。 アーティスト単位というより楽曲単位で聴いているという木下が、この曲が好き!というものやリファレンス的に素晴らしいと感じる曲を、自身の楽曲とともに紹介していく。 1曲目は、自身の楽曲である「わたしのはなし」におけるリファレンスのひとつになったというラブリーサマーちゃん「あなたは煙草 私はシャボン」。SoundCloudで彼女を知り「歌って、自由でいいんだ」と思ったという木下が語る、ラブリーサマーちゃんや同楽曲の魅力とは。 また、木下が「新たな人が出てきたときに『〇〇っぽい』と言われる風潮」に物申し、MCの2人が大きく同意する一幕も。 2曲目と3曲目は、同じく前回エピソードでも紹介した「えっちなこと」のリファレンスとなった小倉優子「オンナのこ♡オトコのこ」と岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」。「オンナのこ♡オトコのこ」はピンク感を演出する楽曲として、「愛はおしゃれじゃない」はダンサブルな要素として取り入れることで、楽曲をブラッシュアップすることに成功したという。 また、「悪い友達」のアレンジに込めた“曲作りにおける雰囲気の変え方”や、それらを含めて”分析したうえでの曲作り・アレンジ依頼”をするようになってきたこと、FINAL SPANK HAPPYの「エイリアンセックスフレンド」や、TEMPOREXなど、影響を受けた国内外のアーティストについても大いに語る。 そして「人のおすすめは聴かない」という木下百花ならではの音楽Dig論や、vaporwaveへの興味から知った天気予報や豊平区民TOYOHIRAKUMIN、ドラッグストアの音楽など、感度の高いリスナーとしての木下百花の側面を知ることができる回となっています。 MC:imdkm、姫乃たま 〈Source〉 ラブリーサマーちゃん「あなたは煙草 私はシャボン」(https://soundcloud.com/lovely_summer_chan/qhpo1iiswvoe)、岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」(https://open.spotify.com/track/41qLDLiIGI0spshcg8VenA?si=86fc088bc3674ca4)、FINAL SPANK HAPPY「エイリアンセックスフレンド」(https://open.spotify.com/track/4cCGSF0tf7WgmxEo34CbVW?si=085aab8856ca412a)、豊平区民TOYOHIRAKUMIN『DRIVE』(https://open.spotify.com/album/6sOYEVQUGB0A8Rut6fuec4?si=EnBqiFN1QtawBzxEXA9pxA)、
第32回のゲストには、シンガーソングライターの木下百花が登場! 2/14に最新シングル「天使になったら」をリリースしたばかりの彼女とともにお送りする前編では、「自身の転機となった楽曲」を3曲挙げてもらい、様々なトークが展開されました。 まずは自身で初めて作った楽曲で原点でもあるという「わたしのはなし」について。2019年に発表されるまで1年ほど寝かされていた同曲ですが、リリースにいたるまではバンド活動での葛藤など、紆余曲折があったという。そんなアイドルグループから卒業し、自らの足で歩き出す原点が語られます。 続く「家出」では楽曲の話はもちろん、MC含むそれぞれの”家出論”が繰り広げられる内容に。「自由を求めることが”家出”」と語る木下が作った同楽曲は、当初はドリームポップを意識したトラックで、制作面における自信にもなったという。また、サポートメンバーとの出会いについての心温まるやりとりも必聴です。 「えっちなこと」は、実は自分のためではなく”あるアーティスト”のために作ったものだったそう。「とにかくその人に『えっちなこと』って言わせたかった」と真の思いが明かされるなど、木下のこだわりと熱意が感じられるパートになっています。 〈Source〉 「わたしのはなし」、「家出」、「えっちなこと」
今回はMCのimdkmと姫乃たまによる二人トーク回! 二人が最近気になっているコンテンツを賑やかに語っていきます。まずimdkmが挙げたのは『Wordle』。6回のトライの間に隠れている5文字の英単語を当てるというもので、最近ではNewYorkTimesにも買収された激アツコンテンツ。そんなWordleを、imdkmがまったくピンときていない姫乃に解説していきます。乗り遅れた人たちにも優しい設計になっているので、ぜひこの会話を聞いて一度トライしてみてください。 姫乃が挙げたコンテンツは「Yakult(ヤクルト)1000」。知人経由で評判をきき、現在はヤクルトレディに毎週届けてもらっているという姫乃。彼女に現れたあるポジティブな“効能”とは……? (※効果には個人差があります) そこから派生して服用している薬の話や自分に合う薬の話まで。薬もカルチャーだし、睡眠もカルチャーということで、あらゆる深夜ラジオにスポンサーで入っている「ブレインスリープ」の話から、ポケモン社が開発中の『ポケモンSleeP』への話題へ。睡眠がエンタメ化される世の中は怖いのか?二人が真剣に考える。 すべてがエンタメ化されるなら、食事もエンタメになるのでは……と考え、行き着いた先にあったとあるエンタメ企業の名前と施策に震える二人。結論は「Wordleをやって、ヤクルト1000を飲もう!」ということだそうです。 MC:imdkm、姫乃たま 〈Source〉 Wordle(https://www.nytimes.com/games/wordle/index.html)、「Yakult(ヤクルト)1000」(https://www.yakult.co.jp/yakult1000/)、ブレインスリープ(https://brain-sleep.zzz-land.com/)、『ポケモン』新作は睡眠をエンタメ化し、生活の全てに干渉する? 『ポケモンSleeP』の可能性を探る(https://realsound.jp/tech/2019/06/post-369345.html)
今回はMCのimdkmと姫乃たまによる二人トーク回! 2022年初頭の音楽トピックについて話そう、ということで語り始める2人だが、1つ目の話題はまさかのBENNIE K。2022年1月24日に活動終了を発表したBENNIE Kのブレイク当初の話から東海HIPHOPシーンや姫乃が“純粋なリスナー”だったころの記憶にまで遡る。 続いてのお題は「紅白歌合戦」。imdkmが注目した歌唱シーンの演出や藤井風の圧倒的なパフォーマンス、彼の1stアルバムが売れに売れた“紅白効果”、CDを買うというアクションが起こったことの意味について。 最近『アフター6ジャンクション』に出演したimdkmと、それを聴いていた姫乃たまによるトークから、話題はSTUDIO COAST&agehaのクローズ〜米津玄師の新曲「POP SONG」について。2人も年間ベストなどに挙げるなどチェックしていたアーティスト・浦上想起が楽曲に参加していることに対しての2人の感想も。 MC:imdkm、姫乃たま 〈Source〉 BENNIE K「FINALE」(https://open.spotify.com/album/17DddfRDgZPMVbP7VQk8B1?si=xE7VKP2CSDOwgZMLTe87xw)、藤井風『HELP EVER HURT NEVER』(https://open.spotify.com/album/03QiFOKDh6xMiSTkOnsmMG?si=jNvqzztNQqewxp8Bf-jdaQ)、『アフター6ジャンクション』ラジオクラウド「特集:「宇多田ヒカルのニューアルバム『BADモード』を“リズム”の面から掘り下げる」(ライター・批評家/imdkm)」(https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E7%89%B9%E9%9B%86-%E5%AE%87%E5%A4%9A%E7%94%B0%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0-%EF%BD%82%EF%BD%81%EF%BD%84%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%92-%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0-%E3%81%AE%E9%9D%A2%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8E%98%E3%82%8A%E4%B8%8B%E3%81%92%E3%82%8B-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC-%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6-imdkm/id1505337177?i=1000549955029)、米津玄師「POP SONG」(https://open.spotify.com/track/1rdr5D1dSqbEmLa97l36NZ?si=e816252f3f3d41c5)
今回はMCのimdkmと姫乃たまによる二人トーク回! 2月12日が姫乃たまの誕生日ということもあり、「姫乃たまワークス」を振り返っていきます! 12年前の2009年から活動をスタートさせ、姫乃たまに名前を変えてからは10年。現在と全く違う当時の地下アイドルシーンの話など、あらためて自身のキャリアを振り返ります。 姫乃が初めてカバーした楽曲は、当番組にも縁のあるあの人のヒット曲だった、という話や、当時のCD-R文化に対する姫乃の向き合い方、里咲りさの活動に受けた衝撃についても。 姫乃が自身の代表曲としている「ねえ、王子」「恋のすゝめ」「長所はスーパーネガティブ!」の3曲を軸に、界隈の外にも届いたヒット曲「ねえ、王子」と同曲を手がけたSTXことSPACE THUNDER Xとの縁、佐藤優介と金子真由美と結成した「僕とジョルジュ」の結成秘話や、「恋のすゝめ」を含む1stアルバムのリリースイベントを経て感じた“CDを全国流通すること”の意義、メジャーデビューによって生まれた、町あかりとの「長所はスーパーネガティブ」誕生秘話とは? 突如始まった、imdkmへの“人生相談”を含め、2人の楽しい掛け合いをお楽しみください。 MC:imdkm、姫乃たま 〈Source〉 姫乃たま「ねえ、王子」(https://open.spotify.com/track/0Mlx8yqA8mfm6CdonpBvnx?si=eb9899e6cd1f4f42)、姫乃たま『First Order』(https://open.spotify.com/album/7zVm8vbmCXk1fMQ0yyN9H5?si=lsklHU9qRPOgLfOeVjKUyQ)、僕とジョルジュ「恋のすゝめ」(https://open.spotify.com/track/3Btu42pwi2cykBzLQCZ4LH?si=3d827d94e8284ecb)、僕とジョルジュ『僕とジョルジュ』(https://open.spotify.com/album/01VHlc8T49XCkn01GWuTAn?si=eWFFUzlHT3WtkIyTDGgGcg)、姫乃たま「長所はスーパーネガティブ!」(https://open.spotify.com/track/3qL4YDtqzVgNX1BEYdHBwH?si=aa5cf15688274f38)、姫乃たま『パノラマ街道まっしぐら』(https://open.spotify.com/album/6YxViIM0Q1ZDp2cEpRTGtM?si=RolTl-QPRYGsxCLp-L4fWw)
小西康陽をゲストに迎えた後編では「2022年以降も愛していくもの」と題し、小西がいま夢中になっていることについて深く語り合っていく。 小西が真っ先に挙げたのが、今も変わらずに続けているというレコード収集について。毎週レコードサイトをチェックするというが、収集するものにはDJとして使用するアイテムはもちろん、クラブでは回さない小西自身がプライベートな空間で楽しむ作品も多数あるとのこと。そんな小西のレコードへの愛着、「僕は(LPの)重量盤大嫌いだから」と語るなど独自のこだわりも伺えるトークは必聴です。 続いて語られたのが映画、そして映画鑑賞に対する熱い思い。収録前にも「2本観てきた」(この日鑑賞したのは『雲がちぎれる時』、『サーキットの娘』)というほど、日常のサイクルとして根付いている映画鑑賞、そして映画愛についてのエピソードは、小西のクリエイティビティの根源を感じられる深い内容となっています。 また、鹿児島でトークイベントを開催した際、遊びでギターを弾き語りしたという話に。その時の感触が良かったこともあり、いまギターへの興味も抱いているそうで、今後更新されるであろう小西ワークスに何か影響を与える可能性も? 最後には小西自身の“作曲家としての理想”も語れられた後編。前編・中編と合わせてお楽しみください。 〈Source〉 『雲がちぎれる時』、『サーキットの娘』
小西康陽をゲストに迎えた中編では、これまで数々の名曲を生み出してきた小西が制作などを通して“運命的なもの”を感じたアーティストについて、ここでしか聞けないトークを展開。 まず挙げたのが、ピチカート・ファイヴでも活動を共にした野宮真貴。「野宮さんと一緒にグループをやることができたのは僕にとって大きかった」と語る小西だが、特に印象深い楽曲として「サンキュー」と「東京は夜の七時」をチョイスした。『ウゴウゴルーガ2号』(フジテレビ系)のテーマソングとしても有名な「東京は夜の七時」は、小西のプライベートな記憶と共に当時の貴重なエピソードが語られていきます。 野本かりあも、小西とって自らの反省点に気づいた運命的なアーティストだったという。ロシア民謡を下地にした「昨日のつづき」と「一週間」を選曲した小西は、野本の声をプラスティックな魅力があり、重みのないところが魅力だと語る。さらに、野本との作品を通して生まれた筒美京平とのやりとりも明かされ、資料的価値もあるトークは必聴です。 アイドルファン問わず、2013年のリリース時も大きな話題となったNegicco「アイドルばかり聴かないで」については、「家で30分ぐらい横になっていたらできた」という話も。制作当時以上に、今でも「なんていい詞なんだろう」と感じるほど、小西自身にも影響を与えたこの曲でのトークではMC2人も大興奮。 そして最後に挙げたのが矢舟テツロー「ろっかばいまいべいびい」。昨年、小西プロデュースでリリースされたアルバム『うた、ピアノ、ベース、ドラムス。』のオープニングを飾る同楽曲だが、矢舟とのレコーディングを通して「自分も音楽の仕事をしてきて良かった」と、それまでの音楽人生が報われたような気持ちを吐露する場面も。小西が1人のリスナーとして、矢舟に対する憧れと尊敬を明かしたトークもお聞き逃しなく。 〈Source〉 ピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」、ピチカート・ファイヴ「サンキュー」、Negicco「アイドルばかり聴かないで」、矢舟テツロー「ろっかばいまいべいびい」
imdkmと姫乃たまがMCを務め、毎週金曜に新エピソードを配信中のリアルサウンドオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 2021年最後の配信回は、総集編としてMC2人が今年の『TALK LIKE BEATS』を振り返り。1年を通して迎えた16組のゲストとのトークから、imdkm・姫乃たまがそれぞれ印象に残ったエピソードを雑談も交えて語り合いました。 2021年、『TALK LIKE BEATS』に出演いただいた16組のゲストがこちら。 ☆Taku Takahashi(m-flo)、土岐麻子、三浦康嗣 (口ロロ)、中島愛、ermhoi、坂東祐大、オカモトショウ(OKAMOTO'S)、福富優樹(Homecomings)、小出祐介i(Base Ball Bear)、渋谷慶一郎、オノマトペ大臣、田中秀和、佐藤優介(カメラ万年筆)、Buffalo Daughter、パソコン音楽クラブ、高城晶平(cero/Shohei Takagi Parallela Botanica) 姫乃は”今年のベスト回”と称し、オノマトペ大臣をゲストに迎えた回をピックアップ。2011年発表のEP『街の踊り』のリリース10周年を祝した前編、そしてオノマトペ大臣、imdkm、ゲストMCのtofubeatsと共に家電や食べログ、関西ローカルで盛り上がった後編にこの番組ならではの醍醐味をカンタという。 imdkmは、ゲストMCに澤部渡(スカート)を迎えた福富優樹(Homecomings)とのエピソードを振り返る。Homecomings/福富が京都を拠点としていたこともあり、トークは次第に京都についての話に。こちらも2人の脱線トークが味わえます。 また、2人が口を揃えて印象的だったと答えたのが土岐麻子を招いた回。K-POP、シティポップなど今現在盛り上がりを見せるシーンの話も繰り広げられ、資料的な価値も生まれた内容だったと収録時を思い出す場面も。その他、Buffalo Daughter、高城晶平(cero/Shohei Takagi Parallela Botanica)などの収録回では”バンドの良さ”をしみじみと実感したとも。 全16組とのトークを介して様々なトピックスが生まれた2021年の『TALK LIKE BEATS』、収録をきっかけに発展したエピソードも明かされるなど、各本編を聞いた人でも楽しめる振り返り回となっています。 〈Source〉 TALK LIKE BEATS presented by Real Sound:https://open.spotify.com/show/7gK7imw3HjBgkzhVaJJWlA?si=72e99314ef4342b6
ceroの高城晶平を迎えた後編のテーマは、彼らの1stアルバム『WORLD RECORD』について。今年は同作がリリースされてからちょうど10周年目、ということで、改めてこのアルバムについて当時や現在の視点なども踏まえて聞いていく。 『WORLD RECORD』を制作するまでの過程に高木が抱いていた“焦燥感”や、鈴木慶一や本秀康といったキーパーソンとの出会い。2000年代後半〜2010年の東京には、ユートピア的な音楽コミュニティがあった? なぜ高城はceroを「ネオテニー(幼形成熟)なバンド」と称するのか。 2011年の東日本大震災直前にリリースされた同作は、時代のなかでどのような意味を持ち合わせたか。都市や人の心の再生の過程に寄り添った『WORLD RECORD』や『My Lost City』制作時のテンション感や、改めて久しぶりに同作を聴いた高城の感想、中国で「大停電の夜に」を鳴らした瞬間の歓声を浴びて思ったこと。 「落書き帳的なアルバム」と称する『WORLD RECORD』に散りばめた遊びや、今だからこそ認められる『WORLD RECORD』の良さ、10年で変わったものと変わらないもの、アルバムごとに“結成しては解散する”ceroが、ここからの10年に向けて考えているのは「積み上げること」? 高城が“ボーカリスト”として自信を持つまでの過程にあった、ボイトレとのう胞の手術とは。この10年で荒内佑と橋本翼に起こったポジティブな変化と、それによってバンドが進んだ次のステージ、リズムとプレイアビリティの重要性を打ち出すことで進化したceroの音楽。 『Obscure Ride』はリリースが一年遅かったら“ダサい”作品だった? SuchmosやWONKなどの登場〜King Gnuや石若駿の活躍ともリンクする同アルバムの評価や時代性、音楽シーンの流れに先鞭をつけた同作の重要性や、『POLY LIFE MULTI SOUL』までに至る、厚海義朗・光永渉・古川麦・小田朋美・角銅真実という磐石のサポートメンバーの布陣ができるまで。 最後のテーマは『WORLD RECORD』でラベリングされた“シティポップ”というワードとceroの距離について。「シティポップ」という言葉の意味は、ceroへのラベリングで割れてしまった? のちの若手バンドにも影響したこの出来事や、「シティポップ」に抱いている負い目を赤裸々に語る。 最後に明かされた、次への計画やサプライズの発表も必聴です。 〈Source〉 cero『WORLD RECORD』、cero『My Lost City』、cero『Obscure Ride』、cero『POLY LIFE MULTI SOUL』、cero『Fdf』、cero『Nemesis』
ceroの高城晶平を迎えた中編のテーマは「2021年のカルチャー」について。 コロナ禍で映画館に足を運ぶことが難しくなった高城がハマっていたのは「読書」。今回はゼイディー・スミス『ホワイト・ティース』、クレメンス・J・ゼッツ『インディゴ』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、テジュ・コール『オープン・シティ』という海外文学・小説を、ポストイットを“めちゃくちゃつける”ことで生まれる“能動的な読書”の話や、本の選び方、作詞との共通点、言葉と歌の関係性なども交え、独自の視点で紹介してもらった。 ゼイディー・スミス『ホワイト・ティース』は、ドラマ化もされたベストセラー。ロンドン出身の優柔不断な中年男・アーチーと、バングラデシュ出身の誇り高きムスリム・サマード。第二次大戦で親友となったふたりの半世紀にわたる友情を軸に、宗教の違いやLGBTQ+、歴史や言語の壁など、あらゆる要素が複合的に混ざっている作品から、高城はどのような影響を受けたのだろうか。 クレメンス・J・ゼッツ『インディゴ』は、円城塔や山本貴光の帯文からもどこか気味の悪さを感じる一作。文体や文章をサンプリングして表現する技法や、デザインやフォントで表現された世界観、体験するSFとしても意義深く、ある意味コロナ禍とも重なる小説の面白さとは。 テジュ・コール『オープン・シティ』は、マンハッタンでの日々を描いた作品。何が日常で何が非日常なのかを考えながら読む、海外小説の面白さなどについて、高城の“読み方”がわかっていくパートだ。 ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』は、言わずと知れた名作のひとつ。3章構成で同じ人たち・場所を描くことで、直接的ではないが浮かび上がってくる歴史的・政治的なバックグラウンドの面白さ、新作『波』をふまえたウルフの作家性などについて、同じくウルフの小説が好きなimdkmと語り合います。 〈Source〉 ゼイディー・スミス『ホワイト・ティース』、クレメンス・J・ゼッツ『インディゴ』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、テジュ・コール『オープン・シティ』
パソコン音楽クラブを迎えた後編のテーマは「パソコン音楽クラブを構成するカルチャー」。フリートーク回ということで、2人の個性がいかんなく発揮された回となっています。 そんな賑やかなトークの大きなテーマになるのは「ハードオフ」。古いハードウェア独特の音色を新たな感性で鳴らすという、ある種、初期パソコン音楽クラブのアイデンティティともいえるテーマに欠かせなかった場所。 近年ではtofubeatsらが発信している『TTHW』こと『THREE THE HARDWARE』や、ネットレーベル周辺のカルチャーの勃興とも相まって、再評価の機運がぐんぐん高まっているハードオフ。地域などによって品揃えが変わり、いろんな人の中古品=人生が集まる場所である同店舗の魅力や、2人がハードオフと歩んできた人生とは? 西山が語る大阪南部のハードオフ事情、柴田がオススメする東京の大型ハードオフについて、ブックオフ・ハードオフに溢れる正体不明のCDたちなど、もはや情報番組レベルで参考になる2人のトークや、それをクリエイティブにどう活かすかという話は必聴です。 後半では、柴田に影響を与えつづけているという映画『耳をすませば』についてのトークを展開。実際に西山に名言をそのまま話すくらい、発言ひとつひとつに影響されている柴田のエピソードや、同作の持つジュブナイル感、何かを作りたい若者に向けての作品をバキバキに受け止めることの重要性、柴田の持つロマンチックな一面、2人組であることの意義など、彼らの新たな側面を発見できることでしょう。 MC:imdkm、姫乃たま 〈Source〉 『THREE THE HARDWARE』(https://threethehardware.com/)、パソコン音楽クラブ『See-Voice』(https://open.spotify.com/album/0a75zOogyDGl7bwfmSdyHn?si=g4QrxAXhSquSqZ8_3OiAPA)、ハードオフ八王子大和田店(https://www.hardoff.co.jp/shop/detail/?p=201028)
今回はimdkm氏プレゼンツ、オノマトペ大臣『街の踊り』10周年企画! 後編では『トーベヤンソン・ニューヨーク・アワード』や関西ソーカルなど、雑談ワークスの多い大臣&ゲストMCのtofubeatsとひたすらカルチャーに関する雑談をしていこう、という内容。 なぜか“『バイキング』ウォッチャー”のイメージが定着した大臣のパーソナリティで幕を開け、“ダンスをするのが超大事”の人が語るBTS「Permission to Dance」、京都を背負って立つDaichi Yamamotoのすごさといった音楽のトークでアイドリング。 突如tofubeatsの「僕と大臣は音楽関係者で一番TVerを見ている」という宣言から、バラエティ番組への愛を語るパートが爆誕。『やすとものどこいこ!?』(テレビ大阪)に感じるエクストリームな日常性、2人が大絶賛したロングコートダディ&セルライトスパ&ニッポンの社長による『関西コント保安協会』(ABCテレビ)のキャラに頼らないユニットコントの面白さ、コロナ禍でMCUを一気見した大臣の独特な感想、片っ端からTVerでローカル番組を見続けるtofubeatsがおすすめする『千鳥の出没!ひな壇団』(RCCテレビ)と『華丸の「先生!染まりんしゃったね...。」』(RKB毎日放送)はテレビ業界のシカゴハウス? 大臣がいまハマっているのは“時短家電”。サンコーの食洗機「ラクア」を買ったことを発端に、次々に生活を豊かにする家電へ興味を持っている大臣。次に狙っているのはロボット掃除機? 時短家電には加速主義的な快楽がある? 三人とも興味があるのは除湿機? DIMEでガジェットに関する連載『tofubeatsのユルッとガジェット探訪記』をはじめたtofubeatsによる「心が揺らぐ家電プレゼン」も必聴。 食べログを毎日見ている大臣による、ある種のエクストリームさを感じる“楽しみ方”に驚愕するimdkm、大臣がYouTubeで見ている「おのだ/Onoda」の移動をみていると自律神経がととのう? imdkmが見ている「大工の正やんShoyan」もととのうタイプのYouTuber? それを両方理解しているコンテンツマスター・totubeatsのすごさも体感できる45分です。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:tofubeats 〈Source〉 関西ソーカル(https://kansaisocal.org/)、トーベヤンソン・ニューヨーク・アワード2021上半期 中間発表(https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36142)、BTS「Permission to Dance」(https://open.spotify.com/track/0LThjFY2iTtNdd4wviwVV2?si=c6e865222faa472b)、Daichi Yamamoto「Love+」(https://open.spotify.com/track/7J8RJ9ZU06YXZAD6sKFgnR?si=fcf9066fb7534ad7)、Daichi Yamamoto「上海バンド」(https://open.spotify.com/track/7dzjBxDC5R5hxXKV9T6876?si=f20a6fb3b2464095)、Daichi Yamamoto,tofubeats「WEST SIDE」(https://open.spotify.com/track/6Af2DdiokBbsXV8IGlnquU?si=5f0033ccbef74264)、tofubeats「CITY2CITY」(https://open.spotify.com/album/44TpgJfSUlgMMQuNLdYbcs)、食洗機『ラクア』(https://www.thanko.jp/view/item/000000003491)、tofubeatsのユルッとガジェット探訪記(https://dime.jp/genre/tag/2049/)、「おのだ/Onoda」(https://www.youtube.com/channel/UCor-ItevvphIaF0n8CkY-Xg)、「大工の正やんShoyan」(https://www.youtube.com/channel/UCdrVc2ByfvnNW14R6o_WpkA)
今回はimdkm氏プレゼンツ、オノマトペ大臣『街の踊り』10周年企画! 中編では『街の踊り』リリースから大臣&thamesbeatによるPR0P0SEでの活動から、徐々にthamesbeatの才能へフィーチャー。dancinthruthenights(tofubeats&okadada)と楽曲を手掛けたり、tofubeatsがジャケットを手がけた“大臣 feat.ウチの部活”な制作秘話や、tofubeatsが「大臣のベストソングのひとつ」と挙げる「雨模様」の良さ、メロディーメーカーとしてのオノマトペ大臣の才能、突如飛び出した“イノベーションのジレンマ”話と、tofubeatsが経済学部に入ったのは大臣の影響? LPのデザインコンセプト「愛の言葉は左から囁いたほうがいい」は”あえて”だった? tofubeatsの先輩であり、PR0P0SEとも制作を共にしたchoochoogatagotoという“異才”、okadadaと大臣の関係と“東京と大阪”、『ナイトメロウ』や『リズムステップループス』などの地元イベント、in the blue shirt・ゆnovation・ストーンズ太郎や『Potluck Lab.』などの関西新世代の動き、シェンロンさんこと神野龍一氏との『関西ソーカル』やtofubeatsが恐れおののいた『トーベヤンソン・ニューヨーク・アワード』などの大臣の“雑談ワークス”とあわせてお楽しみください。 そして終盤ではPR0P0SEの新作についての最新情報や、トーベヤンソン・ニューヨークの現況話、「ロシアンブルー」の原型を作ったユニークなバンド、大臣のコピーライター的ワードセンスは“ビートたけしっぽい”? 大臣がimdkm『リズムから考えるJ-POP史』のイベントにあわせて執筆した、リア・ディゾンとceroを対比させる「あんまり考えてない人のJ-POP史」という秀逸なコラム、上京しがちな関西トラックメイカーたち、ライブ活動休止以降に大臣が登場したtofubeats・PUNPEE・大臣による「水星」の裏側など、懐かしい人には懐かしく、知らない人たちにとっては何もかもが新しい情報にまみれた45分弱。 配信当日はtofubeatsの新曲「CITY2CITY」の発売日、ということで、同楽曲についてのトークも! MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:tofubeats 〈Source〉 [MARU-113] PR0P0SE - PR0P0SE(http://maltinerecords.cs8.biz/113.html)、[MARU-113] PR0P0SE - PR0P0SE(http://maltinerecords.cs8.biz/113.html)、[MARU-125] tofubeats - lost decade remixes(http://maltinerecords.cs8.biz/125.html)、関西ソーカル(https://kansaisocal.org/)、トーベヤンソン・ニューヨーク・アワード2021上半期 中間発表(https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36142)、imdkm『リズムから考えるJ-POP史』(https://blueprintbookstore.com/items/5f560a229d28421f71f4df20)、tofubeats「CITY2CITY」(https://open.spotify.com/album/44TpgJfSUlgMMQuNLdYbcs)
今回はimdkm氏プレゼンツの企画として、オノマトペ大臣が#67、#68、#69に登場! 盟友・tofubeatsをゲストMCに迎え、前編は「『街の踊り』リリース10周年! 関西インディークラブシーンの10年前を振り返る」として、配信当日である8月20日にリリースから10周年を迎えたオノマトペ大臣の『街の踊り』について話していこうというもの。 大臣やtofubeats、imoutoid、okadada、thamesbeat、Seiho、Avec Avecなど、インターネットミュージック~クラブシーンのキーパーソンが集結した当時の関西インディークラブシーン。これだけ重要な人物たちが集まっているにもかかわらず、なかなか体系立てて振り返られることのなかったシーンについて、前編ではtofubeatsと大臣による当時の思い出をベースに、中編では現在の視点から見ていく。前編の起点はtofubeatsとオノマトペ大臣の出会い(大臣からの視点で語られるのは貴重!)にはじまる。mixiのDM~六甲道のモスバーガー~大臣宅でtofubeatsが大学生の財力や知識量に平伏した話、大臣の日本語ラップや『blast』との出会い、大学のサークルで“コミュニケーション担当”だった話、別の重要人物・西村ツチカとの邂逅、大臣がラップを始めたのは、彼の“タニマチ気質”に起因する? tofubeatsが世に出るきっかけの楽曲には「約束の力で人を動かす男・オノマトペ大臣」の協力が欠かせなかった? そして明かされる「水星」以前の歴史、当時のアンセムは「BIG SHOUT IT OUT」、ダンスをするのが超大事! 「水星 feat.オノマトペ大臣」リリースで変わった景色、“おみやげ”として作った「S.U.B. urban」から始まった大臣のソロ活動の歴史、『街の踊り』を作っていった過程、常に就職を勧めていた大臣に当時からあった“社会人ラッパーとしての片鱗”、「社会人ラッパー」を描くときにありがちな“つらい”をロマン化しないこと、mochilon作曲の「Sence Of Wonder」のカオスなコール&レスポンスはどのように生まれた? 周年を迎えまくるMaltine Recordsのリリース、現在は座談会でもお馴染みのスペシャルバンド、トーベヤンソン・ニューヨーク結成秘話や、オノマトペ大臣の伝説の2コマ漫画、大臣が西村ツチカとガガガDXと生田神社へ行った話から、tofubeatsが初めて行ったPerfumeの握手会も西村ツチカ&森田剛史と一緒だった話へ繋がる最高の余談感、直後にリリースされた『マルチネラップコンピ』について。 最後に振り返られる『街の踊り』の由来。印象派画家・ルノアールの「都会のダンス」からインスピレーションを得ていた? シティポップがバズワードとなる昨今。いちはやくその潮流を感じられた『街の踊り』は、いま聴きなおしてみても新鮮な作品であることがわかる、3者のトークとなっています。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:tofubeats 〈Source〉 [MARU-098] オノマトペ大臣 - 街の踊り(http://maltinerecords.cs8.biz/98.html)、tofubeats「BIG SHOUT IT OUT feat,Onomatope Daijin」(https://www.youtube.com/watch?v=huMLz-h7qkQ)、tofubeats「水星 feat.オノマトペ大臣」(https://open.spotify.com/track/16jZpt2ZoMQO90QPz7jyMe?si=4a6f6d98ac494a88)、
8月21日・22日には新たなアンドロイドオペラ『Super Angels』を開催する渋谷。過去幾度となくアンドロイドと共演してきた渋谷に『Super Angels』を含めた最新のアンドロイド論、またアンドロイドと音楽の関係性について聞いていく。 開発者や技術者など、さまざまな関係者と作り上げることで感じた“アンドロイドの過渡期”、アンドロイドはスケジュール調整が難しい? 考え方を変えたきっかけにある石黒浩との出会い、「わたしとあなた」の二項対立ではないアンドロイドと音楽家の関係性、アンドロイドオペラを世界・日本で開催することになった経緯は“咄嗟に”だった? ベネズエラ人ソプラノ歌手エリカ・コロンとの出会いから生まれた、障がいを持った子どもも参加するホワイトハンドコーラスとアンドロイドのコラボレーション。さまざまな属性を持つ人とアンドロイドが共存することによる音楽的な化学反応、人間と一緒に歌うことで必要になった“声の開発”、表現したかったのは「冷たいオーガニック」。高域を評価する世の中が訪れている? テクノロジーに支配されているかどうかではなく支配されている前提で考える意味、オーケストラという形式を取ることで可視化する「一般的な指揮者と楽団の権力関係」とその対比になる「人間とアンドロイドの権力関係」や、それらの構造に反発する表現ではなく、構造ごと破壊・問題提起する「アンドロイドによる指揮=権力のグランドデザインへの介入」。ボーカロイドでの音楽=幽霊的なテクノロジーの使い方から、アンドロイドとの音楽=テクノロジーに生命を宿すことの違いなど、興味深い話が盛りだくさんです。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:石川真男(音楽ライター・翻訳家) 〈Source〉 『Super Angels』(https://www.nntt.jac.go.jp/opera/super_angels/)、渋谷慶一郎「サティ ジムノペディに合わせて、アンドロイド『オルタ3』即興歌唱を披露」Keiichiro Shibuya with Alter3 showcasing improvisation(https://www.youtube.com/watch?v=mdtkAIwuZ3s)、渋谷慶一郎「アンドロイド・オペラ『Scary Beauty』(新国立劇場)」/ Keiichiro Shibuya - Android Opera "Scary Beauty"(https://www.youtube.com/watch?v=VgFf-9NbftE)、Android Opera “Scary Beauty” Keiichiro Shibuya /アンドロイド・オペラ 「Scary Beauty」 渋谷慶一郎 日本科学未来館公演(https://www.youtube.com/watch?v=ePIYMN6gbzs)
前編に続く中編のテーマは、「渋谷慶一郎の記憶に刻みついた印象的なコラボレーション」。音楽ライター・翻訳家の石川真男氏をゲストMCに迎え、これまで渋谷が手がけてきた先鋭的かつ意欲的なコラボレーションワークの数々に触れていきます。 同テーマについて、渋谷が特に印象的だったコラボレーションとして挙げたのは、初音ミクを用いたことで世界的に話題となった『THE END』、現代美術作家の杉本博司とのコラボ作『ETRANSIENT』、そして高野山真言宗 鷲林寺の住職、藤原栄善とのコラボレーションライブ『Heavy Requiem』の3つ。 発表当時、日本のみならず世界でも話題となった初音ミク『THE END』については、東浩紀との『イニシエーション』と東日本大震災の影響もあったという。特に興味深いのは、それまでボーカロイドに触れてなかった渋谷がなぜ急に初音ミクを用いることになったのか、そして2011年〜2012年当時、渋谷が初音ミクにどのような印象を持っていたのかも明かされます。現在まで続く音楽家としての活動スタイルの礎になったとも言える『THE END』が、いかにして創造されていったのかは必聴です。 続く杉本博司とのエピソードでは、杉本との出会いに始まり、活動のフィールドは違えどどのような部分に共鳴したのかを熱く語っています。杉本がパリのパレ・ド・トーキョーで開催した展覧会のタイトル(「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」)について、これがアルベール・カミュの小説『異邦人』の書き出しをもじったものであることから、文化に対する挑発の重要性を説いています。 藤原栄善と共演した『Heavy Requiem』でのトークでは、声明と西洋音楽が一つとなった際の手応えを始め、藤原に帯同して出演したロサンゼルスでの宗教イベントでの体験、オーストリアのリンツで開催された祭典『アルスエレクトロニカ・フェスティバル』で行った教会でのパフォーマンス、この時のステージで起こった”鐘の音”に関する思わぬ発見など、スピリチュアルな内容にも注目です。 最後には、渋谷がこの8月に開催する新作オペラ『Super Angels』にも影響を与えた意外なアーティストの名前も。後編へ続く流れも生まれた、一秒たりとも聞き逃せない回となりました。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:石川真男(音楽ライター・翻訳家) 〈Source〉 Keiichiro Shibuya 渋谷慶一郎+初音ミク 『ATAK 020 THE END』(https://open.spotify.com/album/4g9LppWLvmEYIOutQfNuuK)、keiichiro shibuya『ATAK018 Soundtrack for Memories of Origin Hiroshi Sugimoto』(https://open.spotify.com/album/0PpGuoYNx8vqCD04CA3ngX)、Heavy Requiem – Buddhist Chant “Shomyo” + Electronics(http://atak.jp/ja/theater/heavy-requiem/)
音楽家・渋谷慶一郎が#64、#65、#66に登場! 音楽ライター・翻訳家の石川真男氏をゲストMCに迎え、前編は「音楽家・渋谷慶一郎、テクノロジーとの出会い」として、彼の活動を通してテクノロジーと音楽について語る、という予定が、次第に東京藝術大学作曲科の話や彼のキャリアの話にシフトするなど、転がっていく話を楽しむ回となりました。 渋谷のテクノロジーに対する考え方は「テクノロジーありき」ではなく「コンセプトや状況に応じて活用する」もの。ショーケース的な作品、テクノロジーファーストなものは世界では評価されないという、実体験に基づいた渋谷の考え方を起点に話はスタートし、彼がテクノロジーを意識し始めた転換点といえるラップトップPCとの出会いや、大学は“譜面を書くところだった”という渋谷の学生時代の話、“(業界を)干されるよ”と言われた先生とのやりとりや、その後のキャリアで当時の恩師たちと絡む上での思い、テクノを“音楽内音楽”とする渋谷の持論、音の質感について目が向けられるようになった時代に現代音楽や音響派が果たした役割、彼がアカデミズムの外側の音楽に興味を抱いた理由、渋谷が音楽家の道を歩み始めた原点にあった母の“音楽に関する考え方”と父の“病気”について。 渋谷が強く惹かれた「高橋悠治の自由さ」と頭の良さ、一つのジャンルを突き詰めることへの懸念、自身の性格を“ギャル男みたい”と形容する彼だからこそテクノロジーに対して取れる「いいじゃん、やろうよ」というスタンスや、困難であることを活動において求める理由、誰でもなんとでも言えるテクノロジーだからこそ、それ以外の価値観を表現しがいがあって真理に近いと思う、制度や形式があるジャンルのほうが“破る人の面白さがある”という視点や、画像からサウンドを生成するMetaSynthとの出会いなど、興味深いトピックが盛り沢山です。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:石川真男(音楽ライター・翻訳家) 〈Source〉 Aphex Twin「Windowlicker」(https://open.spotify.com/track/7H1hBScO9mxAIq40d9fPE8)、keiichiro shibuya + yuji takahashi『ATAK002』(http://atak.jp/ja/recordings/atak002/)
今回のテーマは小出祐介の“「言葉」を構成するもの”。彼と旧知の仲である音楽ライターの金子厚武氏を迎え、Base Ball Bearでは作詞を手がけ、これまでに詩集も発表している小出が“言葉”について語り明かします。 その独特な表現や言い回し、言葉のチョイスが特徴的な小出だが、自らも明確に何に影響を受けたかはわからないと語る。「テクニックや表現は取り入れられても、作品の精神までは完全に模倣できない」と自己分析しつつ、作詞をするようになった動機、Base Ball Bear活動初期におけるNUMBER GIRLなど好きなバンドからの避けられない影響、そして多用する“檸檬”というキーワードに関するエピソードも。 日頃から使いたい言葉をノートに書き溜めていたという小出。今はスマホのメモも活用しつつ、現在進行形での作詞スタイルについても詳細に語っている。今年3月にリリースした「SYUUU」に関して、ここ1年半、毎日行っていたという“一口作曲”をヒントにこのコロナ禍における思いが反映されていること、サビにおける言葉の浸透速度や情報量の調整など、作詞における細かなこだわりを明かしています。 また、これまでで特に言葉の表現において気になった作品について、脚本をコーマック・マッカーシー、監督をリドリー・スコットが務めた映画『悪の法則』(2013年)の魅力を熱弁。小出は、ストーリーはもちろん、登場人物たちのセリフにおける哲学的な表現に魅了され「文字が読みたくて(映画ではなく)脚本を読む」という。その流れから語られる“比喩の濃さ”の調節、荒井由実「中央フリーウェイ」などを例に分析する固有名詞を用いる際のテクニック、キングギドラ「スタア誕生」を入り口に紐解く韻を踏みながらのストーリーテリングの巧みさ、さらに小出の口から最後に飛び出した「ユーミンって宮沢賢治だと思っている」というパンチラインまで、作詞術と言葉の奥深さを同時に味わうことができる回となりました。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:金子厚武(音楽ライター) 〈Source〉 Base Ball Bear「SAYONARA-NOSTALGIA」(https://open.spotify.com/track/424wzTS7OKznw5dIk3CH8V)、Base Ball Bear「SYUUU」(https://open.spotify.com/track/3AR55GPqpv9QU6UVkZyTET)、荒井由実「中央フリーウェイ」(https://open.spotify.com/track/0zqwz1o4l4ltQUxgjyU4oa)、キングギドラ「スタア誕生」(https://open.spotify.com/track/5AzIJwBmIrrUpqNHH45Mbz)
今回のテーマは“歌詞とリズムの関係性”。彼と旧知の仲である音楽ライターの金子厚武氏を迎え、Base Ball Bearやマテリアルクラブで制作してきた楽曲の中でも、リズム面で意欲的な挑戦を行ったのはどんな楽曲なのかを聞いていきます。 このテーマにあわせ、小出がチョイスしたのは「十字架 You and I」(Base Ball Bear/2010年リリース)、「『それって、for 誰?』part.1」(Base Ball Bear/2015年リリース)、「Nicogoly」(マテリアルクラブ/2018年リリース)の3曲。 玉井健二のプロデュースを離れ、自分たちで作ったコンセプトアルバム『DETECTIVE BOYS』『CYPRESS GIRLS』の制作を通して「十字架 You and I」で掴んだ「カッティングギターと16ビートでギターロック的な展開を作り、マイケル・ジャクソンっぽくもする」という手法。小出がMJのスリラーの“リズム”が「本当にすごい」という理由とは? Base Ball Bearの歌詞における「ファンキーな口当たりの良いフレーズ」が生まれる背景も必聴です。 同じくMJ的手法も使われた「『それって、for 誰?』part.1」では、今振り返っても現代にピタリとハマっている歌詞を気持ちいいリズムに乗せることの大事さについてトーク。かつての日本語ラップへの憧れが、徐々に自身の活動にも反映されていく過程や、隙のないかつ意見として捉えられる歌詞の書き方にも注目。 マテリアルクラブ初期に制作し、思ったよりもすぐに書けたという「Nicogoly」は、福岡晃子(ex.チャットモンチー)&呂布(Ryofu/KANDYTOWN)と作った楽曲。彼女の声に感じた”場末のスナック感”の話や、「マテリアルクラブ=Steady&Co.」論、マテリアルクラブ次作の構想なども明らかに。固有名詞を出さないで歌詞を書くことと、出して書くこと=Base Ball Bearとマテリアルクラブの違いや、その垣根を取り払ったことで作詞がスラスラと進んだ話や、自分の話をしていい“ラップ”という表現形態だからこそできたこと、韻を優先するか言葉を優先するかで浮かんでくる言葉の違いなど、ラップの作詞を経験したことで新たな引き出しが開けられた話も盛り上がるなど、創作論として非常に面白い回となりました。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:金子厚武(音楽ライター) 〈Source〉 Base Ball Bear「十字架 You and I」(https://open.spotify.com/track/0ZSg7whag0bRwZYFZo5ijy)、マイケル・ジャクソン「スリラー」、Base Ball Bear「『それって、for 誰?』part.1」(https://open.spotify.com/track/0ocv6ayi076ZY9QSSDFkA4)、ZEEBRA「真っ昼間」(https://open.spotify.com/track/6qdUpyjKfO8OGcs7ZjO6Px)、マテリアルクラブ「Nicogoly」(https://open.spotify.com/track/5rHuF75bklNP9MC13Kxtg9)、
Base Ball Bearの小出祐介が#61、#62、#63に登場! 彼と旧知の仲である音楽ライターの金子厚武氏を迎え、前編は「Base Ball Bear、活動の転換点となった3曲」“活動の転換点となった楽曲”について振り返っていきます。 今回のテーマにあわせ、小出がチョイスしたのは「彼氏彼女の関係」(2005年リリース)、「ドラマチック」(2007年リリース)、「すべては君のせいで」(2017年リリース)の3曲。 バンプ、アジカンやHIGHLINE RECORDSが盛り上がっていた当時の下北沢系ギターロックの思い出や、Base Ball Bearが下北沢GARAGEに出始めたころの“下北に取り残されている感覚”や、初期のベボベが“リズムから考え”はじめ、ディスコ・ファンクを経由して制作した「彼氏彼女の関係」の話からテーマトークはスタート。 日本における四つ打ちギターロックバンドの源流のひとつとされているBase Ball Bear。そのブレーンたる小出の作る音楽の原点はTRICERATOPSでもあるが、ダンサブルなサウンドの素になっているのはthe ARROWSだった? imdkm&金子が唸った「グルーヴィーなロックンロールとファンク・ディスコ経由のポップス~ギターロックの違い」の解説は必聴です。 2つ目の転換点として挙げた「ドラマチック」と合わせて語られるのは、現agehasprings代表・玉井健二との“ポップスを理論的に作る訓練”のエピソード。小出がこの曲のサビ頭に込めた“キャッチーなサビを意図的に作る技法”や、LiSA「紅蓮華」やASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」、サカナクション「アイデンティティ」にも共通する“サビ頭こぼし”の手法、キャッチーなポップスであることへの向き合い方、理論を理解してヒット曲を聴くことで見えてくる世界について。 3つ目の転換点はそこから10年経った2017年の「すべては君のせいで」。3ピース体制になって以降、打ち込みを導入するなどさまざまな試行錯誤を重ねて作った『光源』と、“ギターロックに置き換えて”作ってきたこれまでの考え方から脱却したサウンド作りの延長線上に見えてきた”シティポップ感”、小出が「もう今後やることはないかもしれない」と振り返るくらい異質だった作品の裏側、聴き手との共犯関係で作る最小公倍数のサウンドに気づいた話、3ピースになって意識し始めた”ギターを弾きすぎない”理由、その技法に長けたTRICERATOPSのサウンドの核って? 最後には、最新のBase Ball Bearを体現する新曲「プールサイダー」について。パワーポップを目指したのにダビーなドラム感が加わり、不穏さが随所に出た新曲の背景にある“ジャンルのモーフィング感”って? ラップミュージックが強い2020年代において、それを理解・解釈しながらロックバンドとしてのストレートさを追求するBase Ball Bearのスタンスなど、彼の作る楽曲同様にキャッチーなフレーズが尽きない三者のトークをお楽しみください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:金子厚武(音楽ライター) 〈Source〉 Base Ball Bear「彼氏彼女の関係」(https://open.spotify.com/track/170fglanj5EfvBTwQz1uvp)、TRICERATOPS「Raspberry」(https://open.spotify.com/track/0rxcAhdZp0gFrrUpa814S7)、the Arrows「ナイトコール」(https://open.spotify.com/track/5jN6IQIcBiPsMxDzhy6LvR)、Base Ball Bear「ドラマチック」(https://open.spotify.com/track/6ozetsGsnu3ldFxXoqXddp)、ASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」(https://open.spotify.com/track/1DtySWGOuZ6zXDRE4K8eVs)、サカナクション「アイデンティティ」(https://open.spotify.com/track/0jqGYadZK1V17mTSNy1I73)、Base Ball Bear「すべては君のせいで」(https://open.spotify.com/track/0MPKa5qtzbUK2DNpmp0ypb)、Base Ball Bear「プールサイダー」(https://open.spotify.com/track/5zObbziZzPf2HWUxAFWBBY)
今回のテーマは「福富優樹が今ハマっているカルチャーとは?」。さまざまなカルチャーに精通している福富だが、唯一「美術」をコンプレックスに思っている理由や、京都に住んでいたimdkmと京都のピザ屋で働いていた福富の二人はニアミスしていたという珍エピソードからスタートし、福富が大学時代にニューウェーブやポストロックにハマったのは京都の環境が要因? 原体験として通った“スピッツ”と“ウルトラマン”への思い入れ、母からの影響で聴いたレミオロメン、くるり、スーパーカーから学んだもの、映画や音楽を知るために重要な“CS”という媒体、福富が最近ハマっている“インディーゲーム”とは? 福富が最近読むようになったノンフィクションや、そのなかでも特にお気に入りな佐久間裕美子『Weの市民革命』、彼女が若林恵と一緒に手がけているポッドキャスト『こんにちは未来』を含め、ポッドキャスト文化にハマった話、imdkmのTwitterを介して福富の世界が広がった話、最近面白かった『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』、お笑いカルチャーと好きのバランスが難しくなっていること、M-1準決勝の金属バットから考える「面白いこと」と「言わなくていいこと」。最近聴いている音楽から考える、ポップ・パンクの復権、新たな情報をチェックするためにやっていること、澤部がネットで偶然みつけた「あいみょん」と編曲の話など、話題はつきませんでした。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:澤部渡(スカート) 〈Source〉 レミオロメン『朝顔』(https://open.spotify.com/album/2bzsJ7nmMoS57yu4ZxANK1?si=7O-siGYpT0-ZuE7Nyjlo3w&dl_branch=1)、くるり『THE WORLD IS MINE』(https://open.spotify.com/album/0Z91ZhkeasEIK7iUFKlhU9?si=H3UhDRSqQriBQoHff12KrA&dl_branch=1)、スーパーカー『HIGHVISION』(https://open.spotify.com/album/2OzhJJHLfsmB25z2NNjOWn?si=aJ-lkq4FQqa0mvPG8U7LWA&dl_branch=1)
今回のテーマは「メジャーデビューアルバム『Moving Days』の制作とルーツ」。「Moving Days pt, 2」のルーツになったのはキャロル・キング『Rhymes&Reasons』(AL/1972年)、Rex Orange County「Loving Is Easy feat. Benny Sings」(SG/2017年)。キャロル・キングのなかでも『Tapestry』や『Music』ではなくこのアルバムを選んだ理由や、とある映画の楽曲からインスピレーションを得たこと、サイトウ"JxJx"ジュン(YOUR SONG IS GOOD)をプロデューサーに迎えたことで起こった化学反応、Rex Orange Countyの楽曲を機にリズムから考えたアルバムになったこと、今回の作品における「リズム」の重要性とは? 「Good Word For The Weekend」のインスピレーション源になったのはThe Foundations『S.T』(コンピAL/1968年)や、『The Virgin Suicides』のサウンドトラック。Homecomingsっぽいソウル感を模索するなかでたどり着いた考え方、畳野さんのボーカルスタイルを変えることになった『WHALE LIVING』以降のシフトチェンジ。「Tiny Kitchen」「Pet Milk」のルーツはマック・ミラー『Circles』(AL/2020年)と『君とボクの虹色の世界』のサウンドトラック。4人がBTSにハマったことで『BE』みたいな曲を、という考え方から生まれたこの2曲と「Blanket Town Blues」の話や、打ち込みで曲を作るというバンドの変化に合わせて参考になった『Circles』のインディーポップ感と『君とボクの虹色の世界』のサウンドトラックのアンビエント〜劇伴っぽさ。曲作りと打ち込みから派生して澤部の打ち込みに対する考え方や、SKETCH SHOWのアナログ再発話、「Hurts」で話題になったあと、メジャーデビューの誘いが絶えなかったHomecomingsがついにメジャーデビューを決めた背景にまで、話は及んでいきました。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:澤部渡(スカート) 〈Source〉 Homecomings「Moving Days pt, 2」(https://open.spotify.com/track/3lRpABLg6MogBH0WzRfAmV)、キャロル・キング『Rhymes&Reasons』(https://open.spotify.com/album/3kUmJfZkReqIb3ZqB4Q4kv)、Rex Orange County「Loving Is Easy feat. Benny Sings」(https://open.spotify.com/track/5EYi2rH4LYs6M21ZLOyQTx)、Homecomings「Good Word For The Weekend」(https://open.spotify.com/track/3VH1lMCmKyA0hK714BNH1p)、BTS『BE』(https://open.spotify.com/album/2qehskW9lYGWfYb0xPZkrS)、『The Virgin Suicides』サウンドトラック(https://open.spotify.com/album/4On4MmdpNT3ro3mder5uVN)、Homecomings「Tiny Kitchen」(https://open.spotify.com/track/2Q1JVUjV3fczIKWS2Aa5Ix)、「Pet Milk」(https://open.spotify.com/track/50evZwo4PvlaMRIUe2SKYc)、マック・ミラー『Circles』(https://open.spotify.com/album/5sY6UIQ32GqwMLAfSNEaXb)、『君とボクの虹色の世界』サウンドトラック(https://open.spotify.com/album/2zSEO4AtvmYZfwVuen0VaV)
Homecomingsの福富優樹が#58、#59、#60に登場! ゲストMCには福富と旧知の仲であり、現在はレーベルメイト&同事務所となったスカートの澤部渡を迎え、“活動の転機となった楽曲”について振り返っていきます。 冒頭は福富と澤部が初めて出会った京都のクラブ『METRO』での思い出に始まり、imdkmも当時は住んでいた京都トークに発展。 今回のテーマにあわせ、福富がチョイスしたのは「You Never Kiss」(2013年リリース)、「Songbirds」(2018年リリース)、「Cakes」(2019年リリース)の3曲。ネットレーベル〈Ano(t)raks〉のコンピレーション『Soon V.A.』に収録され、Kyoto Indie Villageなどのイベントへ出演するなど、バンドの初期における名詞代わりの1曲となった「You Never Kiss」に関する思い入れと、“インディーバンドのアルバムの1曲目”のジンクスをめぐる葛藤、「チャットモンチーの『シャングリラ』」基準で考える構成のわかりやすさ、ノルマを払わないでライブに出ることについて。 京都アニメーションが手がける映画『リズと青い鳥』の主題歌として高い評価を獲得した「Songbirds」の裏側にあった、東京インディーシーンの風が凪いだ期間とバンドの疲弊、澤部が提唱する「アルバム3枚がある種のリミット」説、そんななかで山田尚子監督からの指名を受けて決まった『リズ青』主題歌の制作秘話、imdkmが抱える『リズ青』への思い入れの強さ、京都で活動していてよかったと思えた瞬間。 拠点を東京へ移すことをテーマに制作されたアルバム『Moving Days』の収録曲でもある「Cakes」は、『WHALE LIVING』で日本語詞へ挑戦したことから、改めて日本語で歌詞を書くことについて考え、ある種の答えに辿り着いた楽曲。センセーショナルにせず、スムースに日本語詞へシフトした背景、メッセージを込めた歌にしたいという思いの膨らみ、今泉力哉監督の『愛がなんだ』に書き下ろしたことで生まれた化学反応、澤部と語り合う“タイアップ曲”を書くことの重要性、「歌詞を書くことは相手を抉ること」とする澤部の作詞論、畳野と福富という二人のソングライターを抱えるHomecomingsのパワーバランスの変化など、楽曲の話だけではなくそれぞれの表現論にまで深く言及された音楽トークをお楽しみください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:澤部渡(スカート) 〈Source〉 Homecomings「You Never Kiss」(https://open.spotify.com/track/5OXAZpWKbZBwy7EwZj0Ple?si=7f90b167ba7f4ad3)、Ano(t)raks『Soon V.A.』(https://anotraks.bandcamp.com/album/soon-v-a)、Homecomings「Songbirds」(https://open.spotify.com/track/61YXwDxkckZISqPHxUl2qs?si=3c5e404a7cd943f4)、映画『リズと青い鳥』主題歌に抜擢 Homecomingsが語る「Songbirds」に託したメッセージ(https://realsound.jp/2018/05/post-192031.html)、Homecomings『WHALE LIVING』(https://open.spotify.com/album/1AW8j5cdsTlZD6Je7fBHtx?si=9G7WugH5QoenrnAIK6AMPw&dl_branch=1)、Homecomings「Cakes」(https://open.spotify.com/track/1h1X8b4mOiHBjBbRO3KRhx?si=37714cbc7a2a49ac)、Homecomings 福富優樹&畳野彩加インタビュー “引っ越し”がバンドの制作に与えた影響、新たな始まり告げる充実作を語る(https://realsound.jp/2021/05/post-762841.html)
今回のテーマは「いまハマっているカルチャー」について。漫画週刊誌5誌を12年毎週欠かさず読み、リアルサウンドブックでも「月刊オカモトショウ」を連載中のオカモトショウが語る「紙の雑誌への愛着」や、ゲーム『サイバーパンク 2077』や映画『メッセージ』小説『クララとお日さま』といった作品から考える「各ジャンルでSF作品が増えた理由」、ゲームではなくゲーム実況にハマったオカモトショウが、2BRO.の実況動画だけを見るようになった理由は「イライラせず、ゲームの楽しさを伝える才能」にあり? また、ストリートミュージシャンと素人系YouTuberに通ずるものと、そこに明確なボーダーラインを引くショウの“主義”や、何かを作るときに考えるべき「未来への責任」、何でも手軽に発表できるハードルの低くなった時代だからこそ大事にしたい“態度”と、あえて私服バンドが多い時代にステージ衣装を最初から用意し、レコード会社からのリリースが決定するまでCD-Rを作らなかったOKAMOTO`Sに共通する“美学”についても、MC陣が思わず唸りを上げる持論を繰り広げています。 ほかにも、最近ハマった音楽の話として、ドイツのクラブで出会ったDJ・Schackeの「Kisloty People」や、バンドシーンの現在を鑑みてOKAMOTO`Sが最新曲「Band Music」に込めた想いなど、アーティストとしてのスタンスとコンテンツへの向き合い方に一貫したアティチュードを感じ、改めて世の中のあらゆる表現への態度について考える契機となる40分弱をお楽しみください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:森朋之(音楽ライター) 〈Source〉 「月刊オカモトショウ」(https://realsound.jp/tag/月刊オカモトショウ)、2BRO.(https://www.youtube.com/channel/UC2GuoutVyegg6PUK88lLpjw)、Schacke「Kisloty People」(https://open.spotify.com/track/0JK5Dq2DioG900WJ7PvDni?si=9cfa7f047b034f9d)、OKAMOTO`S「Band Music」(https://open.spotify.com/track/49Qy8nWmcMYL6Dz12lXrKm?si=95fb4735684c45da)
ロックバンドOKAMOTO'Sのフロントマン・オカモトショウが#55、#56、#57に登場! ソロ作からロックの歴史、果ては漫画などのカルチャーについても語り尽くしてもらう3回となりました。今回のテーマは「いま聴き返したいロックの名盤」について。 オカモトショウが改めて聴き返したことでインスピレーションを受けたというロックアルバム3枚を紹介。アンドリュー・ウェザオールやジ・オーブ、ジミー・ミラーがプロデュースしたことで、当時の最先端のサウンドに振り切っていたPrimal Scream『Screamadelica』は、なぜ今も普遍的な魅力を放つのか。コロナ禍の今、ドキュメンタリー『ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間』を通して感じる、ジャンルや国境を越えたカルチャー変遷の軌跡とは。The Velvet Undergroundが生み出した実験的でノイジーなロックアルバム『White Light/White Heat』、モー・タッカーやジョン・ケイルの“予想だにしないサウンド”に興奮する理由とは。ロックというジャンルを超えて、「生活を捉え直す」カルチャー鑑賞の在り方についてアツい議論を展開。マッドチェスター直撃世代だったというライター 森朋之氏のコメントにもご注目ください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:森朋之(音楽ライター) 〈Source〉 Primal Scream「Loaded」(https://open.spotify.com/track/7zxDWJtcsVvXsbMBxxbSba?si=e795a0195d9a4e46)、サンタナ「Soul Sacrifice」(https://open.spotify.com/track/7zAoVpCLJFsyRfCbGUIAFf?si=65168845ee084c8e)、The Velvet Underground「Sister Ray」(https://open.spotify.com/track/53koL7u0ReekbPHEXIfqGb?si=600a0cf653064e0b)
ロックバンドOKAMOTO'Sのフロントマン・オカモトショウが#55、#56、#57に登場! ソロ作からロックの歴史、果ては漫画などのカルチャーについても語り尽くしてもらう3回となりました。今回のテーマは「初ソロアルバム『CULTICA』での新たな挑戦」について。 ニューヨーク在住のスタッフが繋いでくれたLast Dinosaursとの縁、ギタリストのラックラン・カスキーとじっくり濃密に作り上げた楽曲の制作秘話、コロナ禍によって変化したパーティーチューンのリリック、初めて世界中の人が同じ状態になり“通じ合った”ことで進んだコライト。長年ファンなうえ、近所の友達でもあったAAAMYYYと作った“OKAMOTO'Sなら照れちゃう”壮大なナンバーの裏側、バンドではなく打ち込みだからこそできた譜面や2人の共通点、バンドのフロントマンとしてやってきたからこそ感じる「クリックに沿って歌う」ことの難しさも。同じく“近所メン”の踊Foot Works・Pecoriと作った3曲のなかから「Replay (feat. Pecori)」をチョイスした理由、ヨーロッパでの体験で突如テクノに目覚めたからこそ作れた新ジャンル“ウエスタン・トランス”誕生の経緯など、ロックだけに止まらない音楽トークをお楽しみください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:森朋之(音楽ライター) 〈Source〉 『CULTICA』(https://open.spotify.com/album/4Sn95QTLsjO0BTDa5HMdMG?si=EMzEiVL2QhKlgRTTl1amVA)、「Slider (feat. Last Dinosaurs)」(https://open.spotify.com/track/0SzNxwdDnA5zoyTIvuckGd?si=740284968a944c14)、「GLASS (feat. AAAMYYY)」(https://open.spotify.com/track/70PfxrXWTXaxq2HxaIqpaS?si=1043c4c464324226)、「Replay (feat. Pecori)」(https://open.spotify.com/track/7K23P438WDbRiWdCKOOHTl?si=0b54b307e58449f8)
今回のテーマは「坂東祐大が注目する秀逸なポップス」。前中編の2回はかなりアカデミックな内容をお送りしていましたが、そんな雰囲気から一転、imdkmと三浦康嗣(口ロロ)、坂東祐大の3人がポップスをテーマにフランクなトークを繰り広げる回となりました。坂東が挙げたのはCHAI「Nobody Knows We Are Fun」、Hiatus Kaiyote「Get Sun (feat. Arthur Verocai)」、Igorrr「Very Noise」の3曲。CHAIが持つ“日本のバンドっぽくないグルーヴ”についての考察や海外人気についての解説、CHAIとYaejiの共通点や、坂東とも交流のあるBIGYUKIを迎えた「チョコチップかもね (feat. Ric Wilson)」に宿るメッセージ性の強さとポップなコーティングの見事さ、流し聴きさせてくれないHiatus Kaiyoteの“カロリーの高さ”とかっこよさ、ネオ・ソウルを更新するバンド〜Brainfeeder周辺のアーティスト〜坂東がそれらと親和性を感じるサウスロンドンのHONNEやMoonchildに感じることは? Igorrr「Very Noise」に潜む”メタルと実験音楽の相性の良さ”や、ごった煮だけど美学を感じる部分、果ては坂東の“インスタでのディグり方”からバラク・オバマのプレイリストにまで話が及びました。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:三浦康嗣(口ロロ) 〈Source〉 CHAI「Nobody Knows We Are Fun」(https://open.spotify.com/track/4WTvCDUAwAcLomV5qf8xwU?si=0a1257a839f64a9f)、Yaeji『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』(https://open.spotify.com/album/2WCnWcLzQj6nXIdJNeVUjM?si=v8bCQOnfSoiiQoMIwXBg7g)、CHAI「チョコチップかもね (feat. Ric Wilson)」(https://open.spotify.com/track/29kwQO60aYLtj5dkhqhT9k?si=5ceb7a8391a24a5c)、Hiatus Kaiyote「Get Sun (feat. Arthur Verocai)」(https://open.spotify.com/track/4WdUMgVMYdn1xeu3X2z9Ai?si=84dba2f0bd6f4e63)、Igorrr「Very Noise」(https://open.spotify.com/track/4A0ZIhDd8607zlXZzxAl9A?si=c808dff4fa9346e9)
今回のテーマはクラシックと現代音楽。小さい頃から音楽を学んでいたものの、建築家になりたかったEnsemble FOVEの主宰・坂東祐大と、imdkm・ゲストMCの口ロロ三浦が音楽と建築の共通性について話すところからスタートし、クラシックで使われる“数学”はあくまで“算数”という話や、テクノロジーで発展する文化、学んできたクラシックとは別にある好きなクラシックとは? オリヴィエ・メシアンにハマった高校時代や、ショパンなどのパフォーマー系の作曲家にハマらなかった理由、ジョン・ウィリアムスを5倍くらいドープにした音楽家、カロル・シマノフスキの魅力や、教科書的には繋がっているクラシックと現代音楽だが、最近はそうでもないという坂東の持論がドライブしはじめる中盤以降の展開ーー総ピタゴラスイッチ化する最近の現代音楽、メトロポリタン美術館に行くがMOMAには行かない人たちから考えるジャンル分けもハイライトのひとつ。 また、4月に配信された坂東の新作『ドレミのうた/Do Re Mi』について、盤として記録することを決めた理由や、京都での公演をきっかけに全てを脱構築することや正確な演奏と不正確な演奏の違いから生まれた作品の制作秘話、“下手な演奏”を脱構築した結果見えてきた“幼児にドレミのグリッドが後天的にインストールされる現象”というヒントに対する坂東と三浦の解釈がクロスオーバーする部分も、この番組ならではの化学反応となりました。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:三浦康嗣(口ロロ) 〈Source〉 『ドレミのうた/Do Re Mi』(https://open.spotify.com/album/18s7rym6kFzwSeBXhBTbAA?si=4jwG--TtR5KU1fAYYx-bzQ)、
Ensemble FOVEの主宰であり、J-POPシーンでは米津玄師や嵐、宇多田ヒカルの編曲でも話題を呼んでいる、現代音楽・クラシック作曲家シーンの若手筆頭格・坂東祐大が#52、#53、#54のゲストに登場! 先述した活動に加え、現在放送中のヒットドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』でも劇伴を手がけてる坂東と“劇伴”をテーマにトークしていきます。 あえて劇伴・作曲などマルチに活動するのは“居心地の良さ”を求めてのことだった? Childish Gambino・HAIMのプロデュースや『ブラックパンサー』楽曲を手がけたLudwig Göranssonを活動の参考にしている坂東。彼の目標は「最終的にクラシックに還元する」こと。武満徹・黛敏郎・池辺晋一郎といった現代音楽の作曲家が、90年代以降劇伴を手がけなくなった理由と、坂本龍一が最近“攻めた劇伴”を作っていることには共通点がある? アメリカの劇伴シーンに起こっている“ポスト・クラシカル勢躍進”の理由は? フィルムスコアリングで制作している『大豆田とわ子と三人の元夫』の劇伴で”歌もの”を多用している背景にある“世界の劇伴トレンド”や話題を呼んでいる主題歌との関連性、本編3話の“ダンスシーン”へ事前に書き下ろしたワルツの制作秘話、演奏・録音時に行った工夫、石若駿・BIGYUKIの参加背景、東京芸術大学の作曲家を首席で卒業した坂東が「楽譜に書けないこと=バイブス」を求めて作曲する理由などについて、音楽史や国境を跨いだ思考の繋がりを楽しんでみてください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:三浦康嗣(口ロロ) 〈Source〉 『ユーリ!!! on CONCERT』(https://open.spotify.com/album/1YCzHcY9H5X6309OyGCEQ3?si=2SN78jP4QKe_FlXxPaJ7Ng)、Ludwig Göransson『Black Panther(Original Score)』(https://open.spotify.com/album/7KDslrXaOYS28ferZi5UVK?si=i5jjXPiYRVaUPNUVXKhC7A)、
今回のテーマは「ermhoiが“今ハマっているカルチャー”」。『アンダー・ザ・シルバーレイク』『燃ゆる女の肖像』『セブン』『マニアック』など、映画やドラマが好きだというermhoiが、オススメの作品を紹介していきます。ヒッチコックっぽい序盤からリンチ的なテイストに変わり、ミステリーなのか何なのか?と戸惑ったという『アンダー・ザ・シルバーレイク』や、光の使い方に「こんなに美しい映像があるのか」と感動した『燃ゆる女の肖像』、劇伴を担当した映画『ホムンクルス』の参考にと常田大希から紹介された『セブン』、『ホムンクルス』のイメージに近いと、とにかく知人にオススメしまくったという『マニアック』や犯罪ノンフィクション作品の魅力、オーストラリアのお笑いコンビ・Hamish & Andyのポップで笑える動画、パートナーであるマーティ・ホロベック(SMTK)との出会い、オススメの音楽として挙げたSerpentwithfeetやFloating Points&Pharoah Thunders、Lido Pimientaの作品、改めて勉強している「プロテスト・ソング」や「愛国ソング」から考える“政治と音楽”、そして作り手と音楽は切り離して考えるべきなのか?という大きなテーマに帰結していくパートなど、多岐にわたるトークをお楽しみください。 MC:imdkm、姫乃たま(休養中) ゲストMC:小熊俊哉(編集者) 〈Source〉 『アンダー・ザ・シルバーレイク』(https://gaga.ne.jp/underthesilverlake/)、『燃ゆる女の肖像』(https://gaga.ne.jp/portrait/)、『ホムンクルス』(https://homunculus-movie.com/)、『マニアック』(https://www.netflix.com/jp/title/80124522)、Hamish & Andy(https://www.youtube.com/channel/UC4lJTrjdcIbXqbRK1ZTYgxA)、Serpentwithfeet『Deacon』(https://open.spotify.com/album/15i2CVbvZzxiv9LfUkl2wU?si=ogYEgy2yRJ-XxOm4Cm5smQ)、Floating Points&Pharoah Thunders『Promises』(https://open.spotify.com/album/1LqgEMQNmL2yvjsGpihGee?si=SSl2MxF0REy27xslfRpGNQ)、Lido Pimienta『Miss Columbia』(https://open.spotify.com/album/6H6MZ54B5FLBLXXxWGEl7y?si=1YPeGOLRR7mA84hxsSI6Bw)、Lido Pimienta『Tiny Desk (Home) Concert』(https://www.youtube.com/watch?v=YEnY43csEG0)
音楽サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。今回(#49、#50、#51)のゲストは、「ermhoi」。姫乃さんが休養中のため、今回はゲストMCに編集者の小熊俊哉氏をお迎えしています。今回は「ソロアーティスト ermhoiの“表現の深化”」をテーマに、ソロ名義の楽曲から「新しいチャレンジや表現の深化につながった」と感じる3曲「Second thought」(『Junior Refugee』/2015年)、「E」( EP『E』/2021年)、「Thunder」(EP『Thunder』/2021年3月)をピックアップし、楽曲の制作秘話についてトークします。細かい小技を駆使して作り、トラックだけではなく声の表現も徹底的に工夫した「Second thought」や、声の使い方についてヒントを与えてくれたFaistやCocteau Twinsの存在、そしてermhoiの発言を機に改めて考えるリラクゼーションミュージックではないEnyaの凄さ。トラックメイカーとしてのスタート地点には即興演奏家・山田光の存在もあった? Jo Motoyoが監督した、三吉彩花出演の「ELLEgirl」とMCMのコラボ動画に書き下ろした新曲「E」の制作に影響を与えた“限られた存在”、ミックスを他者に委ねたり、これまで使ってこなかった”転調”を使ったことで生まれたもの、ermhoiがフェティッシュを感じる音とは? 「Thunder」制作にあたって掘り返した昔のデモへの思い、今だからできた“言葉を捨てる”という判断、「Second thought」と共通するが差異もある“ギミックへの向き合い方”、制作中のフルアルバムに関する構想や最新情報などについても話してもらいました。 〈Source〉 ermhoi「Second thought」(https://open.spotify.com/track/7xuaV8EOzxyMvPyxOoYKUY?si=e4a98efb81ec47db)、ermhoi「E」(https://open.spotify.com/track/21wXCpWHhImzz4KYHxQ71q?si=2ee5522d5f9d4ae8)、ermhoi「Thunder」(https://open.spotify.com/track/3IBMmtVRhZZ7GvLE3LyUPS?si=1f70f93e73d545f3)、Faist『Pleasure』(https://open.spotify.com/album/6nuvV7px4PYAytokaJryE4?si=tYghuZgSRQ-xulPvVez3AQ)、Cocteau Twins『Heaven or Las Vegas』(https://open.spotify.com/album/5lEphbceIgaK1XxWeSrC9E?si=jtKEeubvShmr_-uL9z1fjw)、ermhoi「Thunder」(https://youtu.be/liR1ZffAGxU
音楽サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。今回(#49、#50、#51)のゲストは、「ermhoi」。姫乃さんが休養中のため、今回はゲストMCに編集者の小熊俊哉さんをお迎えしています。今回は「ermhoiの多彩な音楽表現に迫る」をテーマに、Black Boboi、millenium paradeをはじめ、様々なバンド、作品、プロジェクトに参加している彼女が、印象的なプロジェクトに関する3曲としてmillennium parade「Bon Dance」、Black Boboi「Initialization」、石若駿「Rest for Now」をピックアップ。これらの楽曲の制作秘話についてトークします。ラップだった箇所を歌に変更する、ということで常田大希から作詞と歌を依頼されたermhoiが、どのようにこの楽曲とテーマに向かい合ったのか、なぜ“お盆”を題材に楽曲を作ったのか、millennium parade楽曲の制作手順や、洋楽の入り口としてmillennium paradeが果たす役割とは? ermhoiから見た「常田大希」という人物は“ナチュラルでキュートな人”? また、小林うてな・Julia Shortreedと活動しているBlack Boboiの曲作りに対するスタンスと、思い入れの強い曲である「Initialization」がほか2人の手によってさらにブラッシュアップされた経緯や、3人の性格における共通項、石若駿の『Songbook』プロジェクトに参加して思うこと、かつてないくらいの感情が込もった「Rest for Now」という大切な曲への想いなどについてのトークも必聴です。 〈Source〉 millennium parade「Bon Dance」(https://open.spotify.com/track/5qSXYD0fEuTOHfXZxH8arx?si=OZZdpZg7SC6CDYNPQpRyhw)、ドクター・キャピタル「millennium parade の BON DANCE - Dr. Capital」(https://www.youtube.com/watch?v=Sg_7Ov5myJM)、プレイリスト「we are millennium parade」(https://open.spotify.com/playlist/5ezpdNfbXUcGHPhXNliPa7?si=CERbTIhmQpC87WLCyrXkmw)、Black Boboi「Initialization」(https://open.spotify.com/track/4JdnJZvY6jjg5XekVXlQsp?si=1GNlWvsvR_2ilIezcGlZbw)、石若駿『Songbook3』(https://open.spotify.com/album/1ogQJ3CsjZpMItO5ZHq2LX?si=YG7NQkIPR6C_zeujtXIx8w)、
音楽サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。今回(#46、#47、#48)のゲストは、「中島愛」。今回は特別編として、ゲストMCに『TALK LIKE BEATS』第2回ゲストのTAKU INOUEをお迎えしています。前編ではキャラソン、中編ではレコードについて存分に語ってもらいましたが、後編となる今回のテーマは「作家陣とのコラボ」。テーマに沿って中島が選んだ楽曲は「ゆびさきの雨」(1stアルバム『I love you』収録/作詞:松井五郎、作曲・編曲:山川恵津子)、「TRY UNITE!」(6thシングル『TRY UNITE!/Hello!』収録/extended ver.は2ndアルバム『Be With You』に収録/作詞:サエキけんぞう、作曲・編曲:Rasmus Faber)、「Over & Over」(5thアルバム『green diary』収録/作詞・作曲・編曲:三浦康嗣)の3曲。 ソロ名義での活動初期に「ゆびさきの雨」で松井五郎・山川恵津子という大御所とコラボしたことで付いた度胸、初代ディレクターとの雑談から生まれたサプライズ起用、『メロディ』~『Thank You』までのディレクターから突如聴かされたハウスミュージックがラスマス・フェイバーだったという「TRY UNITE!」のエピソードや、彼とのコラボから生まれたその後の関係性、作家陣へのオファーの際に意識している“方向性”、歌手活動休止直前からオファーしたかったという三浦康嗣との念願のタッグが叶った「夏の記憶」と、その後に生まれた「Over & Over」や、菅野よう子と三浦康嗣の共通点、中島がラップに抵抗感を持ったある曲から、改めてそこに向き合った「Over & Over」の制作秘話まで、各作家陣との制作秘話が目白押しです。 〈Source〉 中島愛「ゆびさきの雨」(https://open.spotify.com/track/5FCc9ZA5w9RQ2kWdVeWqiN?si=GkrpD_s7ThS_O40Gf_B9nA)、中島愛「TRY UNITE!」(https://open.spotify.com/track/6C3eQebZNtoeBZMx4jVxSr?si=ysinQbM5QfimkIRr-_qc8w)、中島愛「夏の記憶」(https://open.spotify.com/track/4x9yOEcKoVk9ps8qec5dur?si=HC6vnGaeRNyrYYSoi0O48A)、中島愛「Over & Over」(https://open.spotify.com/track/1ceMpckNKb5xKSoHd02JKy?si=7gEaE3MmRIWyxJwPdiez6g)、中島愛『green diary』(https://open.spotify.com/album/2hx1SE7aH9NC1CL8BQ3EsY?si=PTywKJ3RRzKoq4shwVCxhw)、網守将平とバクテリアコレクティヴ 「Climb Downhill 1」| Live at 《パタミュージッキング》(https://www.youtube.com/watch?v=RjJb0hvZqkA)
音楽サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。今回(#46、#47、#48)のゲストは、「中島愛」。今回は特別編として、ゲストMCに『TALK LIKE BEATS』第2回ゲストのTAKU INOUEをお迎えしています。前編ではキャラソンについて存分に語ってもらいましたが、中編となる今回のテーマは「レコード」。13歳からアナログレコードの魅力に気づき、ディガーとして成長してきた彼女はなぜ、レコードを聴き続けるのか。「中古レコード」にしか醸し出せない魅力や、初めて買ったレコードである河合その子『その子』からハマっていった「おニャン子クラブの“沼”」、その極北といえる名曲「夏休みは終わらない」をレコードで聴くべき理由、前編で語った菅野よう子との意外な繋がり、桜田淳子『化粧』をいま聞きたいレコードとして挙げた理由、「女優のうた」に宿るバイブス、レコードで聴いてみたいのはゼロ年代J-POP?……など、レコードをめぐるトピックを情熱的に語る様に胸を打たれることでしょう。 〈Source〉 河合その子『その子』(https://open.spotify.com/album/4NvywfR7UUvGBFk6pvpKDz?si=_NhKS6HFR3WnCh4F-GpHOw)、桜田淳子『化粧』(https://open.spotify.com/album/063mB8mQtYsIS5kdykaO37?si=wCwPRqXESa-pYGT1u_0SFA)、おニャン子クラブ「夏休みは終わらない」(https://open.spotify.com/track/22eWayDtthMpRxde0hQwri?si=LLxPpB62QziNr59wVTaqZw)
音楽サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。今回(#46、#47、#48)のゲストは、「中島愛」。今回は特別編として、ゲストMCに『TALK LIKE BEATS』第2回ゲストのTAKU INOUEをお迎えしています。2020年に初のキャラクターソング集『キャラクターソング・コレクション FULL OF LOVE!!』をリリースした中島愛ですが、今振り返ってみると特に印象的だったキャラソンはどんな楽曲になるのだろうか。キャリアの始まりになった大名曲「星間飛行」での松本隆・菅野よう子との知られざる制作秘話、「いにしえの歌」での“憧れのポケモン映画歌唱”エピソード、「勇気が生まれる場所」で気づいた“グループ歌唱の魅力”など、貴重なトークが満載になりました。 ランカ・リー=中島愛「星間飛行」https://open.spotify.com/track/0qHT5elQ5RNmTA7oDKgb1m?si=qTSdGSDdQoSwzIv60At8Jw、メロエッタ(CV:中島愛)「いにしえの歌(キラキラVer.)」https://open.spotify.com/track/4RuzpFmhDKwqENyP8upsBL?si=HzY6voJGQqarUi0a3eXbRQ、キュアラブリー・キュアプリンセス・キュアハニー・キュアフォーチュン「勇気が生まれる場所」https://open.spotify.com/track/6CMV4VwzYMq9r61jH9F5gG?si=e5ilxKuaQtipHsHMQABqXQ
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#43、#44、#45)のゲストは、「三浦康嗣(口ロロ)」。今回は特別編として、親交のあるimdkmとの“サシトーク”形式で進行しています。後編である#45は、時折ある『TALK LIKE BEATS』の“趣味回”のなかでも、番組の根本を揺るがすほど音楽の話をしない珍味回となりました。番組が2人に与えたテーマは「三浦康嗣が“今ハマっているカルチャー“とは?」なのですが、カルチャーと文脈は切り離せないものなのか?という問いに始まり、三浦がハマり続けているカルチャーとして挙げたのは“食”。同じく食を趣味のひとつし、三浦から店を紹介された経験のあるimdkmと、ひたすら食について語り合います。 三浦が食材の流通にまで思いを馳せる理由や、料理人・飲食店プロデューサーの稲田俊輔に感じる「ウマいものだけが好きじゃない」というシンパシー、九州の寿司はタイトで江戸前寿司はファット? YouTubeでおなじみ「津本式」の血抜きはタイトとファットが両立する画期的な手法? 三浦が面白さを感じる新宿の“モンドな寿司屋”、imdkm・網守将平と食べた“Moodymannのような一皿”、imdkmとデザート盛りを食べた“「瞬間speechless」タイプのお店”、良い店での経験はコンビニスイーツへの理解も深める、音楽も食も理想はポップでクレイジーなもの? 三浦が好きなレシピ本に高山なおみを挙げる理由と料理本シーンの変化、土井善晴は丁寧系と気ぬけ系のハイブリッド? 三浦が料理に求める「everyday diner is a symphony」感、白ごはん.comが掲げる時短へのアンチテーゼなどなど、従来とは違う『TALK LIKE EATS』的な流れになりましたが、非常に濃密な回となりました。 〈Source〉 津本式(https://tsumotoshiki.com/)、Sushi Barにぎりて(https://www.nigirite.com/)、旬菜料理 山灯(https://yamabikojp.jimdofree.com/)、御徒町ワイン食堂パパン(https://okachimachi-papan.gorp.jp/)、高山なおみ(http://www.fukuu.com/)、白ごはん.com(https://www.sirogohan.com/)、白ごはん.com(https://www.youtube.com/c/sirogohancomChannel/featured)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#43、#44、#45)のゲストは、「三浦康嗣(口ロロ)」。今回は特別編として、親交のあるimdkmとの“サシトーク”形式で進行しています。中編である#44は「三浦康嗣に聞く“音楽を解体する“ということ」をテーマに、三浦の音楽制作における“解体と再構築”ーーヒップホップにおけるサンプリング的手法が存分に発揮されている3曲と、その制作秘話について語る回となりました。三浦がピックアップしたのは、イヤホンズ「あたしのなかのものがたり」、□□□「合唱曲 スカイツリー」、MEG「WEAR I AM」の3曲。中学時代をアメリカで過ごした三浦が出会った解体と再構築のルーツから、それを日本の歌ものとして取り入れた背景、ガンダム的楽曲と語る「あたしのなかのものがたり」と、そのアイデア元となった声優ボーカル曲「あたらしいたましい feat.金田朋子」、意外な制作背景を持つ「合唱曲 スカイツリー」、MEGからのリクエストと、□□□のボーカルがいとうせいこうであることの必然性、音楽の中に「うたとラップと会話」を入れることなどについて、存分に語ってもらいました。 〈Source〉 イヤホンズ「あたしのなかのものがたり」(https://open.spotify.com/track/6muF9nUQm89PaVSdaMJJvU?si=yJcAL9GHTv6n3IitB53Jrg)、□□□「あたらしいたましい feat.金田朋子」(https://open.spotify.com/track/6KQm1ROviMmd6VV5rwLiW4?si=-byW23-kQlGunZUImfiBoQ)、□□□「合唱曲 スカイツリー」(https://open.spotify.com/track/0Ei2AITYVRRGYS2QJuzySU?si=WTC8n0rYSv6nVtZPjduCfw)、MEG「WEAR I AM」(https://open.spotify.com/track/61QHeDEPA4PtpiGWIAjAP2?si=mmVtjmx1RnOma_iqP4IhBg)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#43、#44、#45)のゲストは、「三浦康嗣(口ロロ)」。今回は特別編として、親交のあるimdkmとの“サシトーク”形式で進行します。口ロロのメンバーとして、一人の音楽作家として、さまざまなフィールドで曲を書いている三浦は、過去のインタビューで「ポップとかキャッチーであることって、マナーみたいなものだと思っているんです」と語るなど、独自のポップス観を持つ。そんな彼に「理想」とするポップソングを3曲選んでもらい、その理由や背景とともに、彼の音楽観に迫っていく。三浦がピックアップしたのは、KREVA「瞬間speechless」、D'Angelo「The Root」、Curtis Mayfield「Move On Up」の3曲。ド定番から意外な選曲まで、それぞれの楽曲に宿る“ポップさ”について語り合います。 〈Source〉 KREVA「瞬間speechless」(https://www.youtube.com/watch?v=_Vct0sg_cz4)、D'Angelo「The Root」(https://open.spotify.com/track/2Qmkg3JVW6e0w55HQudjSW?si=vHcYdc0XRtillDLq1E4oKQ)、Curtis Mayfield「Move On Up」(https://open.spotify.com/track/0MHXrqn909p0LRTPsNsGEi?si=fy2eK7DtRnCjgl-JCdONlA)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#40、#41、#42)のゲストは、「土岐麻子」。K-POPとシティポップについて話してもらった前中編を経て、後編は土岐の最新作『HOME TOWN ~Cover Songs~』を軸にした「最新作『HOME TOWN』から紐解く“カバーアレンジの在り方”」がテーマ。珠玉のカバー曲群のなかから土岐がチョイスしたのは「ソラニン」「Jubilee」「I Miss You」の3曲。新型コロナウイルスの影響で外出することが多くなったことや、街ではなく町の音楽について考えることになり、スタッフの提案もあって『HOME TOWN ~Cover Songs~』を作ったという土岐。彼女が「これまでの自分だったら絶対にカバーしなかった」と話す、ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」についてのエピソードや、「ヒントみたいな歌詞が多い」くるり「Jubilee」についての解釈、土岐がいたく感動したという韓国ドラマ『トッケビ』主題歌のソユ「I Miss You」をカバーするまでの話など、作品の制作秘話や、カバーについてのスタンスを聞くことのできる回になっています。ほかにも、姫乃が土岐の“歌うこと”や「コピーとカバーの違い」といった歌の核心に迫るパートも必聴です。 〈Source〉 土岐麻子 『HOME TOWN ~Cover Songs~』(https://open.spotify.com/album/2zICjNYAAbuutU66vI6svi?si=AWqVDsl-QTqwO-NhQ8Uxeg)、ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」(https://open.spotify.com/track/6j0QZZa5O2LqSl1lWgypOw?si=RfQqL-GfTLWS9EKqHhnfYg)、くるり「Jubilee」(https://open.spotify.com/track/6vxcD5sh9fX4PdgIxYzTzo?si=mMSgxk4CSJGPlfIZekvsoQ)、ソユ「I Miss You」(https://open.spotify.com/track/3SfbB0Y3saMIQnNctxMVhj?si=n60WUO2pQFOhFkpfDtRk1Q)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#40、#41、#42)のゲストは、「土岐麻子」。前回はK-POPの魅力を存分に語ってもらいましたが、今回は「シティポップ」についてのトークをお届けします。“シティポップの女王”の二つ名を持ち、近年も2017年の『PINK』、2018年の『SAFARI』、2019年の『PASSION BLUE』と”シティポップ三部作”をリリースしてきた土岐は、なぜ“シティポップ”を冠に掲げ始めたのか? 2010年代の“シティポップ”を冠する音楽やCDショップの棚の並びに感じた先人たちへの敬意とのズレ、そこから”焼き直しではない挑戦的な音楽”として、トオミヨウとFunkstörungをリファレンスにして『PINK』をはじめとする三部作が生まれた経緯、都会で暮らしていくことの特殊さを描いた音楽としてのシティポップ、深夜2時に家を訪ねてきた謎の女性との”都会ならではのエピソード”、堂島孝平から受けている影響など、土岐にとってのシティポップ像が、時間を追うごとにクリアになっていく回となっています。 ほかにも「シティポップは若者の孤独や不安と自由の高揚感の共存を肯定する?」「韓国やインドネシアをはじめとした“海外でのシティポップ人気”に対して思うことは?」「都市の音楽には”冷たさ”が宿る?」など、挙げるべきトピックが盛りだくさん。 東京で育ってきた姫乃と土岐が織りなすハーモニー、山形在住・imdkmの視点から見た“都会とシティポップの捉え方”など、MC2人のフィルターを介したシティポップ観も様々。聴き手のみなさまも、それぞれの立場から考えるシティポップ像と照らし合わせながら、思い思いの考え方をSNSで話してもらえると嬉しいです。 〈Source〉 土岐麻子『PINK』(https://open.spotify.com/album/6nws9VsVysrP1DvIjnBSyD?si=vHjFxAxDQoG_2ebwEQ_CMQ)、土岐麻子『SAFARI』(https://open.spotify.com/album/20a00LhcTYGLNrbqP0HN9Z?si=v7ThnRVtR5Wlf6jsk4TZUw)、土岐麻子『PASSION BLUE』(https://open.spotify.com/album/5Uw0bIdxo5S10PmE3jJ5Pk?si=ccqexOPEQ9iG-F0jFyh1Xg)、
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#40、#41、#42)のゲストは、「土岐麻子」。前編では、音楽ナタリーの連載『大人の沼 ~私たちがハマるK-POP~』(https://natalie.mu/music/serial/45)など、K-POP好きとして各方面でアーティストの魅力を発信している彼女が、いま注目するアーティストを紹介していきます。今回ピックアップしたのはMAMAMOO 「HIP」、MONSTA X「Middle of the Night」、NCT U「Make A Wish」の3曲。土岐がK-POP沼に落ちるまでのエピソードや、MAMAMOOが表現するカッコ良さ、自分らしくあることの大切さや、土岐が最推しであるMONSTA Xの魅力を熱弁するパート、NCT Uのユニットならではの面白さや、話題になった日本人メンバー・ショウタロウについての話など、熱量の高いトークは必聴です。 〈Source〉 MAMAMOO 「HIP」(https://open.spotify.com/track/6Jj5jqglkS6Pm1gXo5eiyA?si=1omquv0pTS-zt7snMaH53w)、MONSTA X「Middle of the Night」(https://open.spotify.com/track/2QqHAiFdDZKFJkr1xCV9dG?si=yDitzamLR6uimkzri2icnw)、NCT U「Make A Wish」(https://open.spotify.com/track/1Q5SpQeocfNXefx76svqkl?si=-OVi8skNTA-vndsv301yLw)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#37、#38、#39)のゲストは、「☆Taku Takahashi(m-flo)」。後編となる#39では「☆Taku Takahashiがいま注目する音楽家」をテーマにトークを繰り広げる。2020年は制作とオンライン音楽フェス「BLOCK.FESTIVAL」の運営に奔走。これまで以上に楽曲を聴いていたという彼がピックアップしたのは、変態紳士クラブのGeG、韓国のDPR LIVEとSeori、ノルウェーのLido。トッププロデューサーになると確信をもってオススメするGeGの才能や、歯切れが良いというDPR LIVEのラップ、チェット・ベイカーのようなジャズとエレクトリックなボコーダーが同居しているSeoriに感じた悔しさ、最近Takuが影響を受けているというLidoとMURA MASAの音作り、日本ではGeGのほか、Yaffleのワークスや彼の手掛けた藤井風「青春病」=「ENDLESS SUMMER NUDE」説、Shin Sakiuraの快進撃についてなど、若い世代について存分に語ってもらいました。 〈Source〉 GeG「I Gotta Go feat. kojikoji, WILYWNKA & Hiplin」(https://open.spotify.com/track/5EBsireOwbvRqFb0md9BDu?si=RqvM8VOORFeEsGwAPDkOqQ)、 DPR LIVE『IS ANYBODY OUT THERE?』(https://open.spotify.com/album/6j8x8zBChjzCn0FD7KJB7p?si=J3B4SA0NSpWjE0b8Zd2WhA)、DPR LIVE「Playlist」(https://open.spotify.com/track/172yFZLpVdoUmTvWivZ2Rq?si=Pxv3Pjg7RnWBRuFh90Tnzw)、Lido at Lollapalooza 2020(https://www.youtube.com/watch?v=sd3F2iqPKI4)、Seori「HairDryer」(https://open.spotify.com/track/3Pcc8lL4JEXtKvyCfh3bsB?si=bbyH0kXGSQ24fXwGJSQ3BQ)、藤井風「青春病」(https://open.spotify.com/track/4EwKtJQT2ZHKzECGH3EjLx?si=FqZRh8h8S9uFsno25imzHw)、Shin Sakiura feat. AAAMYYY「NIGHT RUNNING」(https://open.spotify.com/track/1U1hHDgjZC1WbZ7aVR2mMf?si=z7kVQherQymL1xDl8Wg0ng)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#37、#38、#39)のゲストは、「☆Taku Takahashi(m-flo)」。中編となる#38では「m-flo「loves」シリーズから考える“コラボレートの在り方”」をテーマにトークを繰り広げる。☆Taku Takahashiが「loves」シリーズで印象的だった3曲として選んだのは、m-flo feat.Towa Tei, Bahamadia & Chops「EXPO EXPO」、m-flo loves Crystal Kay「REEEWIND!」、m-flo loves 野宮真貴 & CRAZY KEN BAND「Cosmic Night Run」の3曲。「loves」シリーズの成り立ちから、各楽曲の制作秘話、3曲の共同作業者であるプロデューサーやボーカリストについての印象、復活した「loves」シリーズのいまとこれからについて、存分に語ってもらっています。 〈Source〉 m-flo feat.Towa Tei, Bahamadia & Chops「EXPO EXPO」(https://open.spotify.com/track/0GgYfmaSnh74MRlW4f27Vp?si=9S0dcrIpT-m7aPpwv0EAvQ)、(2001) m-flo loves Crystal Kay「REEEWIND!」(https://open.spotify.com/track/2l3fvF6ailCu8lXhihGTTi?si=MiT8srmzT0CcvZAcYuYzIg)、m-flo loves 野宮真貴 & CRAZY KEN BAND「Cosmic Night Run」(https://open.spotify.com/track/6IE0uWGUWQ2r8un4nOYhce?si=QW8EE786TtmsB8R3Yw6lHQ)
音楽情報サイト『リアルサウンド』による、imdkmと姫乃たまがMCを務めるオリジナルPodcast番組『TALK LIKE BEATS』。 今回(#37、#38、#39)のゲストは、「☆Taku Takahashi(m-flo)」。imdkmの単著『リズムから考えるJ-POP史』において、m-floに言及した章があることから、前編となる#37では「リズムから考える、J-POPとクラブミュージックの融合」というテーマで、☆Taku Takahashiが象徴的だとする3曲ーーPIZZICATO FIVE「東京は夜の七時」、TOWA TEI feat. Chara「LET ME KNOW」、MONDO GROSSO feat. bird「LIFE」をピックアップ。これらの楽曲や洋楽らしさとJ-POPらしさの違い、そこを越境するクラブミュージックを踏襲したJ-POPについて紹介していく。注目ポイントは、☆Taku Takahashiが“音楽キャリアにおけるメンター”として挙げる3人のプロデューサー、小西康陽(と福富幸宏)・TOWA TEI・大沢伸一の分析。それぞれの音楽的特徴やプロデューサーとしての色についての的確な批評は、音楽好き・クラブミュージック好きに刺さる内容となっています。 〈Source〉 PIZZICATO FIVE「東京は夜の七時」(https://open.spotify.com/track/0JhYO042gz7lBj98SCTM5P?si=ySnyUTTSQzGDgSUMUwpa4Q)、TOWA TEI feat. Chara「LET ME KNOW」(https://open.spotify.com/track/4LKOusBuafldk15QTjj4xj?si=l92-WbLcQf6AQ9occGVjwQ)、MONDO GROSSO feat. bird「LIFE」(https://open.spotify.com/track/7D3ipcDrLfKcveXyZdJdbD?si=rv9wN01iRmyOAX22aeHOTw)