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アクセシビリティーの情報サイトAccSellがお送りする、アクセシビリティーに関する様々な話題を取り上げるポッドキャストです。アクセシビリティーと言うとWebのアクセシビリティーが注目されることが多いですが、AccSellはWebだけに限らず、アクセシビリティーに関する話題全般を扱っています。Web制作者だけでなく、アクセシビリティーに興味があるというユーザーや研究者にもお楽しみいただける内容を目指しています。 原則として毎月第1・第3水曜日に配信しています。

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    • Jun 26, 2019 LATEST EPISODE
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    第161回: 「空気みたいな存在なんです、ポッドキャストというのは」

    Play Episode Listen Later Jun 26, 2019 30:35


    2ヶ月ぶりの配信となった今回は、アクセシビリティーに関する雑談にほぼ終始しています。そして、今後のポッドキャスト配信についてお話ししています。 カバー画像:なんとなくキーボードの写真。そうそう令和初なんですよ。 主な内容 AccSellの3人の近況 最近のアクセシビリティー関連イベント イベントのアクセシビリティーと情報保障 AccSellポッドキャストの製作体制 今後のポッドキャストの配信について 収録後記 というわけで、ほぼ7年間2週に1度のペースで配信してきたこのポッドキャスト、今後は不定期配信になりますが、引き続きよろしくお願いします。 (中根 雅文) なにかおもしろそうなこと(おもしろそうじゃなくても)があれば、お気軽にお声がけください(にこ) (山本 和泉) 次回配信までには~、2千万円をぉ~(略)というわけで、今年の後半はあちこちのセミナーイベントに出没できそうなので、見かけたときには気軽にお声をかけてください。これからもヨロシクお願いいたします! (植木 真)

    第160回: 「私調べでは全国で2番目なんじゃないかな」

    Play Episode Listen Later Apr 30, 2019 63:12


    今回はSAWADA STANDARD DESIGNの澤田 望さんをゲストにお迎えして、澤田さんが岡山の専門学校で担当しておられるWebアクセシビリティーの授業、澤田さんも企画に参加しておられる勉強会「リーダブルな夜」、岡山でのWebアクセシビリティー関連の動きなどについてお話しを伺っています。 カバー画像:岡山で開催されている「リーダブルな夜」の会場風景。ワークショップ中かな? オープニング・トーク 平静最後の配信となるはずの今回のizuizuからのお題は、「平成元年で覚えていること」です。 澤田 望さんを交えて 今回のゲストは、岡山を拠点にSAWADA STANDARD DESIGNとして活動されている澤田 望さんです。 まず、澤田さんが岡山の専門学校岡山情報ビジネス学院で担当しておられる、Webアクセシビリティーの授業についてじっくり伺っています。 続いて澤田さんも企画に関わって岡山で開催されているWebアクセシビリティーの勉強会、リーダブルな夜について、開催に至った経緯や勉強会の内容などについてお話しいただいています。 なお、次回のリーダブルな夜は、「色」をテーマに5月17日 (金) に開催予定だそうでてす。 リーダブルな夜 on 2019/05/17 そして澤田さんも登壇される、6月1日に開催される「CSS Nite LP62「Webアクセシビリティの学校」特別授業」について紹介しています。 最後に、岡山のWebアクセシビリティーに関する動き、澤田さんの最近のお仕事についても伺っています。 今回のゲスト 澤田 望 (さわだ のぞみ) さん SAWADA STANDARD DESIGN/デザイナー キヤノンWebサイトデザイン制作統括/運用を担当後、2014年起業。Webアクセシビリティ検証、イラスト制作等に従事。ウェブアクセシビリティ基盤委員会委員。岡山情報ビジネス学院非常勤講師。リーダブルな夜共同主宰。okawebアワード(2016グランプリ、2017アクセシビリティの普及に頑張ったで賞、2018アクセシビリティと勉強会頑張ったで賞)、CSS Niteベストセッション2016 ベストイラスト、大都会Awards2017受賞。 URL: https://sawada-std-design.com/ Twitter: @SawadaStdDesign 澤田 望さんご出演の過去のポッドキャスト 第87回: 「今年の岡山の動きにどうぞご注目ください」 (2016年2月17日) 収録後記 澤田さんが担当しておられる事業のお話し、大変興味深く伺いました。Webアクセシビリティーに興味がある人を対象とした授業や研修というのは、これまで多くの人がいろいろな工夫をして作り上げてきていると思います。その一方で、必ずしも興味を持っているわけではない人たちにどう伝えていくかという点をがんばらないと、なかなかWebアクセシビリティーの考え方は広まらないだろうし定着しないだろうという感覚があるのですが、こういった取り組みについてはまだまだノウハウが蓄積できていないように思います。今回の澤田さんのお話から、多くのヒントをいただいた気がします。 (中根 雅文) そういえば、岡山で「Webアクセシビリティの学校」を開催したとき、懇親会に地元の専門学校の先生がいらして、教科書に使えそうな良い本はないですかね?と聞かれて、ピンク本の出版社さんに献本していただいたのを思い出しました。あれから数年、今でも授業が続いているというのを聞くと、何だか自分のことのように嬉しいのであります。澤田先生が若者たちに「愛」の大切さを伝えているというウワサの授業、いつかこっそり潜入してみたいです(笑) (植木 真) 澤田さんが出しているセミナー・イベントのスライド資料が実は大好きで。イラストや色使いや言葉使いとかいつも素敵だなぁ、ってうっとり眺めています。澤田さんのイラストのテイストが大好きすぎてもっともっと見たいです。あ、澤田さんが作った「リーダブルな夜のテーマ」の動画のアニメーションも大好きです。 (山本 和泉)

    第159回: 「生きてたんだ!!おー、ひさびさ!!」

    Play Episode Listen Later Apr 17, 2019 35:44


    今回はAccSell瓦版で、プレゼンテーション資料のアクセシビリティー、iOS 12.2で加わったaccessibility event、アメリカのアクセシビリティー関連の訴訟について話しています。 カバー画像:今回とりあげたサイトのキャプチャーだよ オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「新幹線での忘れ物」です。 AccSell瓦版 最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。 パワポじゃなくても参考になりすぎる PowerPoint プレゼンテーションのアクセシビリティを向上させるためのベスト プラクティス (izuizu) スライド資料を作るときのポイントがまとめられていて、パワポの機能でいろいろ解決できるのを改めて知ったので紹介しました。 Appleよ、なぜ今さらこんな機能を? iOS 12.2で追加された「アクセシビリティー・イベント」が物議 (中根) "Apple’s new feature a step towards digital apartheid"という、iOS 12.2で追加された「アクセシビリティー・イベント」について書かれた記事を取り上げて、この機能に対する懸念などを話しています。 なお、収録後にこの機能についてAppleが公開している情報を発見しました。合わせてご覧ください。 アメリカの皆さん、実際のところ、どうなってますのん? 2019 CSUNATC DIGITAL ACCESSIBILITY LEGAL UPDATE (植木) 近年、アメリカで激増中のウェブサイトに対する提訴件数について、デジタル分野のアクセシビリティ問題を扱う弁護士Lainey Feingoldさんの「CSUNカンファレンス」でのセッションをフォローするエントリーを紹介しながら話しています。 アメリカの人たちの話を聞いていると、障害当事者が権利を主張しはじめた一方で、金銭だけを目的にした"悪質な"弁護士が絡んだ提訴も少なくないようで、当面この増加傾向は続きそうな状況です。 中根が言及していた書籍はこちら: 収録後記 ご紹介したように、ずっとよく分からずにいた "structured negotiation" の実体が分かって僕は大変すっきりした気分です。日本で同じ事をやろうと思ってもなかなか大変かも知れないという気がする一方、日本で訴訟を起こしてさらに勝訴することはもっと大変でしょうから、実質的な結果を得る方法として充分に参考にできるのではないかという気もしています。まずはちゃんと本を読んで勉強しようと思います。 (中根 雅文) 3月の「CSUNカンファレンス」、そして4月の「アクセシビリティキャンプ東京 2019」と、立て続けにアメリカの現地の声を聴くことができました。法整備が進んでいるアメリカ、法整備が進んでいない日本、それぞれの前提は異なるものの共通項があったり、やはり日本が後れをとっている側面があったりしますが、今後も海外諸国の動向はウォッチし続けていきたいと思います。 (植木 真) ポッドキャストでも話をしましたが、スライド資料はKeynoteで作ってますが、そろそろ別のツールをいろいろ試してみようと思っています!!おすすめスライドツールがあったらぜひ教えてくださいー。 (山本 和泉)

    第158回: 「徒歩5秒から10秒くらい」

    Play Episode Listen Later Mar 27, 2019 59:01


    今回は、アイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんをゲストにお迎えして、来る5月16日に開催される「アクセシビリティの祭典2019」のお話しを中心に伺っています。 カバー画像:2019年5月16日(木)神戸で開催される「アクセシビリティの祭典」のウェブサイトのキャプチャー。いろいろな人が楽しく過ごしているカラフルなイラストが素敵! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「Uber Eats」です。 板垣 宏明さんを交えて 今回のゲストは、4回目のご出演となるアイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんです。 初めてご出演いただいた時に「サイバスロン」というイベントについてご紹介いただきましたが、なんでもそのサイバスロンが5月に日本で開催されるとのこと。前回のサイバスロンをスイスまで見に行かれたという板垣さんに、サイバスロンについて改めて伺っています。関連して、電動車椅子についてもあれこれと話しています。 続いて、今年もGlobal Accessibility Awareness Day (GAAD) である5月16日に開催される「アクセシビリティの祭典2019」について詳しくお話しいただいています。順調な準備状況、そして既に内容が決定しているセッションや展示について、盛りだくさんの内容をご紹介いただいています。 また、昨年のアクセシビリティの祭典を受けて開催されたアイデアソン・ハッカソンについて伺っています。このイベントから通して視覚障害者のニーズから生まれたアイディアもご紹介いただいています。 なお、アクセシビリティの祭典についてより詳しくは、以下の公式サイトをご覧ください: https://accfes.com/2019/ 今回のゲスト 板垣 宏明 (いたがき ひろあき) さん NPO法人アイ・コラボレーション神戸 理事長 2005年に入社。神戸のポートアイランドに事務所を構え、スタッフの大半が当事者で、主にウェブサイト制作/システム開発/DTP制作/アクセシビリティ診断業務を行っている。 Webアクセシビリティに関してはJIS試験/ユーザ評価/職員研修なども行っている。2015年より開催している「アクセシビリティの祭典」を主催。 板垣 宏明さんご出演の過去のポッドキャスト 第136回: 「カセットテープやったらもうすり切れるくらい見てるかも知れないんですけど」(2018年3月21日) 第112回: 「もうなんか出る僕がどきどきします、ほんとに」(2017年3月15日) 第103回: 「サイバスロンって、何ですのん?」(2016年10月19日) 収録後記 アクセシビリティの祭典、すっかり定着した感がありますね。そして昨年も同じようなことをこの欄で書きましたが、障害当事者の声がしっかりと取り上げられるこのようなイベントはやはり意義深いものだと思います。今年のGAAD、僕はまだどうするか決めかねていますが、何らかの形でGAADを盛り上げられるようなことをしたいと思っています。 (中根 雅文) 5月の第3木曜日は、GAAD(Global Accessibility Awareness Day)。これまで毎年、神戸で開催される「アクセシビリティの祭典」をお手伝いしてきましたが、今年はフツーのおじさんに戻って、「Awareness」だけに来年はまた場所を変えてとか、この日は日本各地でより多くの人たちが「Awareness」する日にしていきたいなと思ったりしてます。で、エンディングでは各地をネット中継でつないで、全国一丸となる!みたいな。はい、まだ妄想のレベルですけど、いろいろ考えたり、考えなかったり、ラジバンダリ。 (植木 真) 去年ようやく参加できた「アクセシビリティの祭典」は、新しい視点をみせてもらえてとても楽しかったです!!今年は仕事でどうしても行けないのだけど、以前板垣さんから聞いたサイバーな車椅子とかで競技する「サイバスロン」が5月に東京でやるって聞いて、こりゃ行きたい! (山本 和泉)

    第157回: 「年度末が終わったらちょっと新しいUI練習してみようかな」

    Play Episode Listen Later Mar 6, 2019 22:24


    今回はAccSell瓦版で、色のコントラスト、音声が自動再生されるWebページに、WebAIMによるアクセシビリティー調査について話しています。 カバー画像:今回とりあげたサイトのキャプチャーだよ オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「行ってみたい国」です。 AccSell瓦版 最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。 iPhone SEのシェアと同じぐらいなんだって! コントラスト比が低いUIは20人に1人以上に影響! 対策をまとめてみた (izuizu) コントラストのガイドラインとチェック方法の紹介だけでなく、いろいろな色の組み合わせのレポートもとても興味深いです。 もっと早くそうして欲しかった感じもするけれど…… サイトを開くと突然流れる動画の音楽、「Firefox 66」ではデフォルトで無効に (中根) 今月リリースが予定されているFirefox 66での仕様変更について紹介した記事を取り上げて、1年前に同様の仕様変更をしていたGoogle Chromeについても紹介しています。 アメリカのWebAIMが、1,000,000のWebサイトのHOMEページをチェック。 The WebAIM Million: What we learned analyzing 1,000,000 web site home pages (植木) 100万ものWebサイトのHOMEページをチェックした結果をまとめたThe WebAIM Millionを紹介。HOMEページだけとはいえ、画像の代替テキストをきちんと提供していないケースが目立つなど、アクセシビリティ確保の基本の「キ」がまだまだ定着していないという厳しい現実が突き付けられました。 収録後記 さて、来週はCSUNです。今年は僕も久々に行くことにしたため、その前に確定申告を終わらせないといけなかったり、その他年度末の案件があったりでかなりバタバタとしていて、今回のポッドキャストの配信ができるかどうか怪しかったのですが、なんとかなりました。CSUNに関しては、適宜感想など発信していこうと思っています。がメルマガがない今、良い媒体があんまりないんですよね。放置してある個人ブログを復活させなきゃ……。 (中根 雅文) 今年は植木さんと中根さん2人ともCSUNに。いいなぁ。一度行ってみたいCSUN。誰か連れていってCSUN。英語できないけど。それとは別にAccSellで「この記事とかニュースを取り上げてほしい!」というのがあれば、ぜひご紹介くださいー。 (山本 和泉) 今回の収録は、ワケあって、テンポよく短時間で済ませました。皆さん、どうでしたか? このくらいコンパクトなほうがいいかも! いつものように、もっとおしゃべり聞いていたい! などなど、皆さんのご感想をお聞かせください。そして、気がつけば3月。年度末案件に追われまくり、来週はアメリカで発表。でも、まだスライドが1枚もできていない!! さあ、どうなる!? その結果は、次回の放送で!(違) (植木 真)

    第156回: 「ほんとに問い合わせていただいてありがとう」

    Play Episode Listen Later Feb 27, 2019 80:11


    今回は、株式会社サイバーエージェントの土岐 真里奈さんへのインタビューをお送りしています。先月リリースされた「こえのブログ」について、サイバーエージェント社内でのアクセシビリティーに関する取り組み、先月開催された次世代Webカンファレンスについてなど、たっぷりお話しを伺っています。 カバー写真:ゲストのときまりちゃんと中根さんのツーショット。かわいい...! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「北海道」です。 土岐 真里奈さんを交えて まず、土岐さんのフロントエンド・エンジニアとしてのお仕事の内容、サイバーエージェント社内でのアクセシビリティーの啓発活動について簡単にご紹介いただいています。 次に、土岐さんも開発に関わって先月リリースされた新機能、「こえのブログ」について詳しく伺っています。 続いて、1月13日に開催された「次世代Webカンファレンス」の中で土岐さんがセッション・オーナーを務められたアクセシビリティーのセッションについて、そしてそれに関連してメディアの代替情報の「主観」と「客観」ということについて話しています。さらに話題は転回して、広告とアクセシビリティーについてもあれこれ話しています。 そして、製品開発におけるユーザー・テストについて伺っています。 最後に、3月8日に開催が予定されているイベント、「CA11Y #1 〜アクセシビリティはじめて物語〜」をご紹介いただいています。このイベント、収録時に残席わずかという状況で、現在は定員に達してしまっていますが、興味がある方はぜひキャンセル待ち登録をしていただきたいということです。 今回のゲスト tokimariri: 土岐 真里奈 (とき まりな) さん 株式会社サイバーエージェント フロントエンドエンジニア。 大学でデザインを学び、入社後フロントエンドエンジニアとしてメディアサービスの開発に従事。社内でアクセシビリティ勉強会を始めたことをきっかけに、アクセシビリティ啓発&改善活動をはじめる。 収録後記 久しぶりにSkypeではないインタビューをしましたが、やはりオフラインの方がやりやすい点も多いなあと思いました。それはそうと、今や僕はサービス提供事業者に関わっているという立場もあって、今回のインタビューは自然とそういう視点での話にもなり、個人的にはすごく勉強になりました。サービス提供事業者のエンジニアの横のつながりを強化していけると良いなと思いました。 (中根 雅文) ときまりちゃんかわいい、かわいいときまりちゃん。中根さんとのお話を聞きながら、いろいろ素敵だなぁって改めて思いました。いつもご挨拶ぐらいしかできてないから、今度ゆっくりお話をしたいです!!! (山本 和泉) 収録日に都合がつかなかったのが非常に悔やまれる、とても興味深い内容のインタビューでした。個人的には、ユーザーテストをどんなふうにやっているのかとか、一度ゆっくりお話を聞いてみたいです。中根さんがとても楽しそうだったので、次はワタクシの番だ! (植木 真)

    第155回: 「プロジェクターは用意したけどスクリーンがねえな」

    Play Episode Listen Later Jan 30, 2019 51:23


    今回は、先日開催したAccSell Meetup 014を振り返って、イベントの内容やUDトークの活用について話しています。 カバー写真:AccSell Meetupで中根のデモの手元とリアルタイム字幕がスクリーンに。これがUDトーク の画面すごい。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「2018年、19年の電話について」です。植木の前世紀の思い出話も合わせてお楽しみください。 AccSell Meetup 014振り返り 『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』と題して1月19日に開催したAccSell Meetup 014について、まず簡単に内容を紹介しています。 そして、今回初めて挑戦したUDトークを活用したリアルタイムの字幕提供について詳しく話しています。 事前準備、会場での運用、実際に使ってみての感想など、お聞きください。 関連リンク UDトーク UDトーク – オンラインマニュアル 収録後記 UDトークいつも見てるだけだったけど、はじめて管理画面に入ってみたり、編集作業をしてみたけど、画面とか作業でとまどうことが少なかったのがすごいなぁ。。。って思いました。あと、UDトークで気になることがあったときに、UDトークの青木さんが「それできますよ」って何度も言っているのも相変わらずすごかったなぁ。とりあえずUDトークおすすめすぎます。 (山本 和泉) UDトーク、すごかった、よかった、コレはいい! というわけで、初のトライでしたが、青木さんにサポートしていただいたおかげで、バッチリでした。今後のセミナーでも、コレをデフォルトとすべく、経験と場数を踏んでいきたいと思っております。そういえば、青木さんが「スマイリンガル」という新しいアプリもリリースしたみたいですよ! (植木 真) 今回は僕はしゃべってばかりでUDトークの運用という部分については青木さんをはじめとする皆さんに任せっぱなしだったので、自分自身でどれだけ運用できるのかというのがよく分からないのですが、いずれ機会を見つけて挑戦して、そして僕のプレゼンテーションは誰にも頼まれてないのにデフォルトで字幕付きにする、なんてことを目指してみようかなと思いました。 (中根 雅文)

    第154回: 「眼が見えないからといって企業のWebサイトしか使わないわけでもないですからねぇ」

    Play Episode Listen Later Jan 16, 2019 41:57


    今回はAccSell瓦版で、いわゆる安全色に関するJIS企画の改正、本の内容を手話にするStorySign、ビヨンセのサイトに関する提訴について話しています。また、今週末開催のAccSell Meetup 014のご案内もしています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「正月の過ごし方」です。 AccSell瓦版 最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。 いろいろな色をいろいろみてみる 一般色覚者にはほぼ分からない“小さくて大きな違い” JIS改訂で「日本社会における色のルール」はどう変わったのか (izuizu) 一般色覚者にはほぼ分からない“小さくて大きな違い” JIS改訂で「日本社会における色のルール」はどう変わったのかを紹介しています。記事の中にある赤色の使い方だけでなく、テキストを強調するときのマークアップについて中根さんからスクリーンリーダーでの読み上げのことなどを聞きました。 こういう仕組みがあれば真のバイリンガルになれるのかも 本の内容を手話で伝える「StorySign」アプリ、ファーウェイが提供 (中根) ファーウェイのStorySignの紹介記事を取り上げて、手話と音声言語の読みの獲得について話しています。 ついにここまできたか、アメリカ! ビヨンセのサイトを視覚障害者が提訴。“クレーマー”と言う日本人の無知コメントも (植木) ビヨンセのサイトが提訴された背景を解説するYahoo!ニュースの記事を紹介して、2019年の年明け早々にアメリカから入ってきたニュースについて話しています。 AccSel Meetup 014のご案内 そして最後に、いよいよ今週末、1月19日に開催が迫ったAccSell Meetup 014『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』のご案内をしています。ぜひ以下のお知らせページをご覧いただき、ご参加ください。 AccSell Meetup 014『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』 収録後記 あけましておめでとうございます。2019年はダイレクトに商売につながっている小さめのウェブサイトを運営している中小企業や個人商店さんにウェブアクセシビリティを伝えていくのに力を入れていこうと思っています。やってやるぜぃ。 (山本 和泉) 新年明けましておめでとうございます。今年は、僕にとってはいろいろと変化の年になりそうです。健康第一でがんばってみようと思っています。ことしもAccSellをよろしくお願いします。 (中根 雅文) あけましておめでとうございます。ここ数年の勢いをしっかりと追い風にすべく、2019年もWebアクセシビリティ確保の基本の「キ」を全国各地でコツコツと伝えていきます。今年もヨロシクお願いいたしますっ! (植木 真)

    第153回: 「日本語になってるの知らなかったみたいです」

    Play Episode Listen Later Dec 30, 2018 84:29


    今回は年末恒例、太田 良典さんをゲストにお迎えして2018年のアクセシビリティー関連の話題を振り返っています。そして最後に、2019年1月19日開催予定の、AccSell Meetup 014についてお知らせしています。 カバー画像:2018→2019も太田さんと一緒にアクセシビリティあれこれ(どれ?)をドーンと。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「クリスマスの鶏」です。 太田 良典さんを交えて 毎年、年末にお送りするポッドキャストでは恒例になっていますが、今年も太田 良典さんに参加していただいて、この1年のアクセシビリティー関連の話題を振り返っています。 以下のような話題を取り上げています: Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1 Webサービス事業者の取り組み Webフロントエンドの技術的動向 AppleのWebサイトのアクセシビリティーの問題と、増加するアクセシビリティー関連の訴訟 Webアクセシビリティーの啓発を目的とした各種資料 AI技術の一般化 そして、出演者4名がそれぞれ、2019年へ向けて一言ずつ話しています。 AccSell Meetup 014 最後に、2019年1月19日 (土) に都内で開催を予定しているAccSell Meetup 014『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』について紹介しています。 今回のゲスト 太田 良典 (おおた よしのり) さん 弁護士ドットコム株式会社 エキスパートエンジニア ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 翻訳作業部会主査 HTML仕様の翻訳や解説といった個人活動をしながら、2001年よりビジネス・アーキテクツで大規模企業サイトの制作や管理に従事。 Web技術の分野で幅広い専門性を持ち、セキュリティ分野においては「第二回IPA賞(情報セキュリティ部門)」を受賞。 アクセシビリティ分野では、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員として活動している。 2017年12月より、アクセシビリティエンジニアとして弁護士ドットコムに所属。 著書(共著)に「デザイニングWebアクセシビリティ」など。 太田 良典さんの過去の出演回 第130回: 「ただね、エグいね、かなりエグいねこれ」 第122回: 「監訳している立場としてはまあ面白いなと思いながらやってます」 第107回: 「2017年中にはなんとか……」 第84回: 「風が吹いてるねえ」 第66回: 「押すなよ、絶対に押すなよ!」 第23回: 前編: 「めっちゃ数値に踊らされました、わたし!」 後編: 「まったく何もやらないということ自体むしろできない」 収録後記 こうして振り返ってみると、2018年もいろいろなトピックスがありましたね。そして、ここ数年で明らかにアクセシビリティ熱はあちらこちらで高まってきているけど、全体から見ればそれはまだまだほんのひと握りであって、まだまだ大多数には知られていないという現実も目の当たりにしてきたりして...。とはいえ、ここ最近の勢いがしっかりとした追い風になるように、2019年も基本の「キ」を広くしっかりと伝えていきます! (植木 真) 今年はいままで以上にアクセシビリティの話題を「アクセシビリティ界隈(どこ)以外」で聞くことができたのがとても印象的でした。アクセシビリティビギナーの案内役(自称)として、私自身ももっともっと勉強していかないとなぁ、、、と改めて思ったしやっていきたいので、今年できなかったゆるふわ勉強会を来年はもっとやっていきたいので一緒にやってください。 (山本 和泉) 今年のAccSellにとって、メール・マガジンを休刊する決断をしたというのが大きな出来事でした。 (正確には、僕にとって、ですが。) AccSellを始めてから6年が経って、アクセシビリティーに関する情報も、求められているものや求める人が変わってきているような気がしている、そんなこともこの決断に至った理由の1つです。2019年も、AccSellがどうあるべきか、考えながら進んでいきますので、よろしくお願いします。 良い新年をお迎えください。 (中根 雅文)

    第152回: 「ポッドキャストを聴いて行ったつもりになっていただくっていうことでも」

    Play Episode Listen Later Dec 12, 2018 41:23


    今回はAccSell瓦版で、いらすとやの素材と色覚障害、サイトワールド2018、そしてアドベント・カレンダーについて取り上げています。また、2019年1月19日に開催予定の次回AccSell Meetupについても紹介しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「バッテリー」です。 AccSell瓦版 最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。 すいません、なめてました…… 『いらすとや』の素材を色覚障がいの視点から見てみた (izuizu) CUD(カラーユニバーサルデザイン)な視点で「いらすとや」のイラストを調べてみたブログ記事を紹介しています。ウェブやIT界隈でネタにされまくりの「いらすとや」さんのイラストは、実はかなり考えられまくっていた話にかなり衝撃をうけました。 注目の新製品や新技術も、今年も大盛況 JBICTポッドキャスト、サイトワールド2018特集 (中根) 毎年11月1日から3日にかけて東京で開催される資格障碍者向け総合イベント「サイトワールド」で、今年も取材をしました。 その中でも特に興味深かった展示について紹介しています。 日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) が配信する全18回のポッドキャストの中で、今回取り上げているのは以下の2本です: サイトワールド2018特集第2回: プログレス・テクノロジーズ株式会社 サイトワールド2018特集第8回: 株式会社システムギアビジョン も~う いくつ寝るとぉクリスマス~♪ 今年も始まりましたアドベントカレンダー、そして24(Twenty Four:トゥエンティフォー) (植木) 早いもので、2018年も12月。平成最後の12月。12月といえば、すっかり定着した感のあるアドベントカレンダー。「Webアクセシビリティ」と「Webじゃないアクセシビリティ」、どちらも読みごたえのあるエントリーが続いています。そして、英語の勉強も兼ねて、「24 Accessibility」もチェックしてみてはどうでしょうか? Webアクセシビリティ Advent Calendar 2018 Webじゃないアクセシビリティ Advent Calendar 2018 24 Accessibility 収録後記 どこに行ってもクリスマスソングが流れていて、否応なしににクリスマス感を味わうことができています。年末に突入しいつもよりもなんだか慌ただしい感じもするので、お互い体に気をつけつつ過ごせるようにしたいですね!!! (山本 和泉) というわけで、今回ご紹介した「オーカムマイアイ」、かなり興味深い製品です。ここで飛びついておくべきか、もう何年か後にもっと高性能だったり安かったりする類似品が登場することに期待して待つべきか、かなり悩ましい感じです。 (中根 雅文) さあ、今年もまた年末、そして年度末というダブルの大きなシメがやってきます。おかげさまで、年度末が納期のお仕事もいつもより早めに入ってきてますが、気分よく除夜の鐘を突くことができるように、しっかりスケジュールを管理していきます。みんなも風邪には気をつけてね! (植木 真)

    第151回: 「なんで聴くっていう行為だけ時間軸に制限があるのかなって風な感じなんですよね」

    Play Episode Listen Later Nov 21, 2018 86:13


    今回は青木 秀仁さんをゲストにお迎えして、Code for Nerimaの取り組みやUDトークについて伺いながら情報保障のことなどについても話しています。 カバー写真:ゲストの青木さんが主宰するCode for Nerimaの定例会の写真。もちろんUDトークがー! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「ファストフード」です。 青木 秀仁さんを交えて まずは、UDトークの開発者である青木さんに、UDトークについて、そしてUDトーク開発の経緯などをお話しいただいています。 関連して情報保障についてもあれこれ話しています。 そして、青木さんが「アクセシブル」や「インクルーシブ」の実践の場として取り組みを進めておられるというCode for Nerimaについて紹介していただいています。 テキスト版について ポッドキャストの最後の方で言及されていた今回のポッドキャストのテキスト版ですが、青木さんがUDトークでテキスト化したものを編集してくださったものがあります。 音声の長さの1.5倍くらいの時間で、UDトークによる認識と編集ができたということでした。 また、このテキストを基にして、久しぶりにYouTube配信分にははリアルタイムのキャプションを付ける予定です。 今回のゲスト 青木 秀仁 (あおき ひでひと) さん 一般社団法人Code for Nerima代表理事、UDトーク開発者。 聴覚障害者との出会いから自身のコミュニケーションスキル不足をテクノロジーで補えないかと考え、UDトークの開発に着手。現在は東京都練馬区でITを活用して地域課題を解決するシビックテックの活動に注力している。 収録後記 音声エンジンを問わず、最近は本当に音声認識の精度が上がってきて、いよいよUDトークのような仕組みを本格的に活用できる時代になってきたなという気がしています。今回のお話しを伺っていて、無料で高精度の音声認識エンジンを使えることでユーザーが増え、その結果音声認識エンジンの学習のために使えるデータが増加してさらに精度が上がる、そしてその結果ユーザーが増えて……、という好循環が起こっているのかなと思いました。これがもし、お金を払った人しか音声認識エンジンを使っていない、という状況だったとしたら、こんな急速な進化はしなかったのかも知れません。「安かろう悪かろう」というのとは正反対のことが起こっている、なんだか面白いことになっているなあと独り感心してしまいました。 (中根 雅文) 「筆談ホステス」という本を書いた女性が東京の区議会選挙で当選したときに、議会で「UDトーク」を使っている様子がテレビなどで紹介されて以来、セミナーや研修などでアプリを紹介してきました。これまでセミナーでは聴覚に障害のある方に対する情報保障が十分できない制約にジレンマを抱き続けてきたのですが、9月に開催したセミナーで「UDトーク」を試したらすごくイケてました。これからはみんなでしっかり活用していきましょう! それにしても、青木さんのトークが軽妙で、ずっと聞き入ってしまった。次の機会を楽しみにしています!! (植木 真) 今年の5月にあった「アクセシビリティの祭典」で、はじめてUDトークを見たときの衝撃がいまも忘れられません。前でしゃべった内容がそのまま文字でスクリーンに出るってめっちゃ未来!!!チョー未来!って。あの感動をあなたにもわけてあげたい(昭和感) (山本 和泉)

    第150回: 「個人的にもモヤモヤしてみたいし黙々してみたい」

    Play Episode Listen Later Nov 7, 2018 32:55


    今回はAccSell瓦版で、Mac OSのVoiceOver、視覚障害者と楽しむ美術鑑賞、Webコンテンツの視覚的なデザインについて取り上げています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今月中に引っ越さないといけないというizuizuからの今回のお題は「鍋」です。 AccSell瓦版 最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。 難しいことを考えずに使ってみるのは大事! macOS の VoiceOver で Web サイトのスクリーンリーダー対応をはじめよう (中根) Webサイトのチェックという用途に絞ってMac OSのVoiceOverの使い方を紹介する記事を紹介しています。これまでMac OSのVoiceOverを使ってみようとしたけどどうもよく分からなかった、というような方はぜひ参考にして再挑戦してみてください。 「ひょろってなっててピューンからのどーんな感じです」 体験を共有することーー「明るい地上には あなたの姿が見える」 (izuizu) 美術館で視覚に障害がある人との鑑賞ツアーに参加した間島さんのブログ記事を紹介しています。視覚に障害がある方と一緒だと、なんだかちゃんと説明しないといけないような気がしてしまうけれど、普段から美術館とかで「わー!」「ひょえー」とかの感想でもいいんじゃないかと思いました。 これ、とっても大事だと思う。日本語の場合はどうなんだろう? Designing Accessible Content: Typography, Font Styling, and Structure (植木) タイポグラフィやフォントのスタイリング、文書構造といった視点からアクセシビリティを考察している記事を紹介しています。筆者は、A11Y Style Guideの運営者でもある、キャリー・フィッシャーさん。文章の読みやすさに大きな影響を与えるポイントについて、「WCAG」などのガイドラインに書かれていないことも紹介されていて興味深いです。日本語ではどうなのかも、じっくり考察してみたいですね。 収録後記 というわけで今年も視覚障害者向け総合イベントサイトワールドの取材に行ってきました。3日間で16社の方にインタビューさせていただきました。そしてなぜか毎日取材後は飲み会が発生して、なにやらくたくたになった3日間でした。 (楽しかったですが) 取材の成果は、日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) のサイトワールド2018特集のページで順次配信予定ですので、こちらもぜひアクセスしてみてください。 (中根 雅文) 引っ越し先がやっと決まったよー!とはいえ、引っ越しが終わるまで落ち着かないー!そんなこんなで(引っ越しとは関係ないけど)今年もサイトワールド行けなかったのが残念すぎ・・・。来年こそは・・・! (山本 和泉) 先週末は、青森でセミナーを開催してきました。おかげさまで、会場は満員御礼でした! 今回も「最初は身構えていたけど、そんなに特別なことじゃないんだって分かりました。」とか、「普段やっていることにそんな意味があったとは知りませんでした!」といった感想をいただきました。うーむ、やっぱり何か特別なコトみたいなイメージが根強いんですかね。来年も各地を回ります! (植木 真)

    第149回: 「プラマイ、プラスになることめっちゃありますね」

    Play Episode Listen Later Oct 31, 2018 48:12


    今回は伊敷 政英さんをゲストにお迎えして、最近NVDAを以前よりも利用することが多くなったという伊敷さんの近況、明日から開催されるサイトワールド2018などについて話しています。 カバー写真:ゲストの伊敷さんが手がけているノート、KIMINOTE(きみのて)の写真。数年前にはじめて見せていただいたときからバリエーションがめっちゃ増えてる!!! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「天才」です。 伊敷 政英さんを交えて 最近以前よりもNVDAを利用することが多くなったという伊敷さん、どういった場面でNVDAが便利なのかといったことを伺っています。 続いて、数ヶ月前から始めたという2つの趣味についてお話しいただいています。 そして明日から都内で開催される視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド2018」にも出展予定の、ロービジョンの子供たちのためのノートKIMINOTEの最近の動向についても伺っています。 そして最後に、今年のサイトワールドについて、伊敷さんと中根の注目ポイントを話しています。 今回のゲスト 伊敷 政英 (いしき まさひで) さん Cocktailz (カクテルズ)代表。 1977年東京生まれ。ロービジョン。 大学卒業後、ITコンサルティング会社で主に自治体ウェブサイトのアクセシビリティ改善業務に従事。 2010年8月にCocktailzとしてフリーランスで活動を開始。 企業や自治体ウェブサイトのアクセシビリティチェック、ウェブアクセシビリティ方針策定支援、研修講師などを務める。 また、2014年からはロービジョンの子供たちにも使えてかわいい、かっこいいノートKIMINOTE(きみのて)の企画制作を行っている。 KIMINOTEサイト(リニューアルのためメンテナンス中): https://kiminote.shop/ ウェブアクセシビリティ基盤委員会 WG2主査 伊敷 政英さんの過去の出演回 第132回: 「深い沼に我々は落ちていく感じが若干しなくもないですけど」 第43回: 「おお、ノートだ!」 収録後記 というわけで明日からサイトワールドです。僕は今年も3日間会場で取材する予定です。国内では最大級の視覚障害者関連のこのイベント、毎年技術の進歩を感じられるイベントですので、皆さんもぜひ足を運んでみてください。 (そして会場で僕を見かけたらぜひ声をかけてください。) なお取材の模様は、日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net)の特集ページで配信しますので、会場に行けないという方はこちらにぜひアクセスしてみてください。 (中根 雅文) 今日で10月も終わり。ということは、明日から11月。つまり、2018年も残り2か月! もはや毎年のことですが、1年なんてあっという間ですね。今週末、ワタクシはセミナー講師のため、青森に出張です。サイトワールドに行かれる方は、ワタクシの分までいろいろ見聞きしてきてください! (植木 真) ハッピーハロウィーン♪お菓子をくれなかったらいたずらしちゃうゾ♡ それはさておき、伊敷さんの趣味の話はとても楽しすぎました。わたしもなにかはじめたいな。 (山本 和泉)

    第148回: 「アーカイブ残ったら自分でタグ付けするよ」

    Play Episode Listen Later Oct 17, 2018 34:30


    今回は、新企画「AccSell瓦版」として、映画「カメラを止めるな!」のバリアフリー上映、Google Slidesのクローズド・キャプション機能、マラケシュ条約について取り上げています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 「ハッピーマンデー非推奨派」を自認するizuizuからのお題は、「お金を貯めるとか隠すとか」です。と言いつつ、実際には主にハッピーマンデーについて話しています。 AccSell瓦版 最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。 もう一度観に行かねば!! 「カメラを止めるな!」バリアフリー上映決定 (izuizu) 『カメラを止めるな!』バリアフリー上映決定! 2018年話題まくりのカメトメが満を持してUD Cast(画面と連動して音声解説するスマホアプリ)に対応したそうです。すでに一度観ているのですが、あれをどう音声解説するのかとても楽しみすぎるのでなにがなんでももう一度観に行きます!!! 後からUD Castに対応にもできるのねぇ・・・。そこらへんも今後チェックしてみたいですです。 ばあさんや、長生きしてみるもんだーねー 「Googleスライド」にクローズドキャプション機能--プレゼンを即時に分析して字幕に (植木) 「Googleスライド」にクローズドキャプション機能--プレゼンを即時に分析して字幕にという記事を紹介しました。Googleスライドを使ってプレゼンをするときに、リアルタイムでキャプション(字幕)を画面に表示するというスグレモノの機能が登場しました。まずは米国英語だけの対応のようですが、記事中に「Googleによると、今後はより多くの国や言語に対応していく計画だという。 」とあるように、日本語への対応もそう遠くはないかもしれません。いや、そうあってほしいと願いたいです。セミナーなどでは、これまでコストや物理的なスペースなどの制約が大きな原因となって、聴覚障害のある人に対する情報保障がなかなかできないというジレンマがありました。それを解決する手段の一つとして期待せずにはいられません! 特に英語の書籍へのニーズがある視覚障害者の期待が高まる 日本、EU、アメリカがマラケシュ条約を批准、締結へ (中根) 10月1日に日本と欧州連合 (EU)がマラケシュ条約の加入書をWIPOに寄託、アメリカも10月9日にトランプ大統領がマラケシュ条約を批准するための法律に署名したというニュースを受けて、マラケシュ条約 (PDF)について紹介して、その影響について話しています。 収録後記 Webよりも遙かに前から存在している書籍、このアクセシビリティーについてはまだ「アクセシビリティー」という言葉や考え方が生まれる前から多くの人が取り組んできた問題です。今回紹介したマラケシュ条約は、「元祖情報アクセシビリティー」とも言えるこの書籍のアクセシビリティーに大きな変化をもたらすものになるのではないかと、一人の当事者として大きな期待をしています。誰でも当たり前のように情報にアクセスできるという状況を、あらゆる分野で定着させていくことが、結果として社会全体の空気を変えていくことにつなげられるのではないかと考えています。 (中根 雅文) セミナーのスライドには、できるかぎり文字を入れるな!という鉄則のようなものがあるようですが、個人的には自分の話の情報保障という観点から、文字を多めにしていました。もうずいぶん前ですが、聴覚障害のある人に感謝されたことがきっかけで、もう何年もずっとそのスタイルでやってきたのですが、時には文字を入れることによって見ている人がスライドの文字を読んでしまうというデメリットもあり、これがなかなかのジレンマだったわけですが、こういった技術の進化に今後も大いに期待しています。 (植木 真) UD Cast対応した映画が増えまくっていますが、最近は通常の音声解説バージョンだけでなく、監督や出演者があれこれ撮影秘話などをしゃべる副音声バージョンも出てきて、すごいことになってきたな、、と。 (山本 和泉)

    第147回: 「エモさが出るところでもあり、エゴさが出るところでもあり」

    Play Episode Listen Later Sep 19, 2018 60:16


    今回は、有限会社ユニバーサルワークスの清家順さんをゲストにお迎えして、9月1日に公開された「自治体サイトWebアクセシビリティ調査」の結果について、詳しくうかがっています。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「名字」です。非常に多い名字、まあまあ多い名字、結構少ない名字の出演者でお送りしています。 清家 順さんを交えて 毎年9月1日に調査結果が公開される、有限会社ユニバーサルワークスによる「自治体サイトWebアクセシビリティ調査」、今年もこの内容について清家順さんに詳しくうかがっています。 まず、今回の調査がどのような観点で行われたかを説明していただいています。 続いて、清家さんに特徴的なものをいくつかご紹介いただきながら、AccSellの3人が気になったものなども取り上げながら、altテキストについてあれこれと話しています。 ぜひ調査概要のページからリンクされている結果や各サイトを見ながら聴いてみてください。 最後に、清家さんも企画に関わっておられるWAICによる「アクセシビリティセミナー2018」、そして清家さんが講師をされる「やさしく学ぶ「自治体と住民のデジタルコミュニケーションの在り方」」というセミナーをご紹介いただいています。 今回のゲスト 清家 順 (せいけ じゅん) さん 有限会社ユニバーサルワークス代表取締役 地域ISPでウェブ制作に携わっていたが、妻の失明を機にWebアクセシビリティへの取り組みを開始する。 毎年9月に「自治体サイトアクセシビリティ調査」を実施し、2018年9月1日には通算16回目となる調査結果を発表。現在は、自治体を中心に、サイト構築に関するコンサルティング、アクセシビリティガイドラインの策定、ウェブサイトの評価・診断業務を行っている。 現在、月刊「広報」誌上にて「ドクターSのサイト診断」連載中。 公益社団法人日本広報協会広報アドバイザー。 ウェブアクセシビリティ基盤委員会WG1主査。 修士 (情報保障学)。 清家 順さんの過去の出演回 2017年9月20日配信: 第124回: 「そのぐんまちゃんだけはどうしても僕には止められないんですよ」 2016年9月21日配信: 第101回: 「コンテンツがそんなに面白くなかったとしても割と行きたくなるんですよね」 2016年5月18日配信: 第93回: 「僕はそこでなにが話されているかもまったく分からない」 2015年9月16日配信: 第77回: 「病気ですねえ、もうこれねえ」 2014年9月17日配信: 第53回: 「日本で5人しかいませんよ」 2013年9月18日配信: 第28回前編: 「夏の終わりの風物詩、秋の始まりの風物詩」 第28回後編: 「清家のSです、あくまでも」 収録後記 ポッドキャストの中でも申し上げましたが、僕はWebアクセシビリティーの問題の半分くらい (たぶんもっと?) は適切なaltが付けられることで解決すると思っています。ただ、他の問題の中には技術者だけががんばれば解決できるものもある中で、altは技術者というよりコンテンツにたずさわる人全員が意識しないと解決しないものだと思うので、単純な割に解決が大変な問題なのだなと改めて感じています。今回の調査結果を拝見して、altについてはしつこいくらいに言い続けないといけないのだなと改めて感じました。 (中根 雅文) 9月ということで、毎年恒例の清家さん登場! 今年の調査テーマは「代替テキスト」ということで、ダメなaltには典型的な「あるある」もあれば、「え?なんで?」というのもあり、今年も興味深く拝見しておりました。つい先日、某案件で説明するのが難しい画像の代替テキスト案作成をお願いされたのですが、半分以上は専門知識がないと説明できない図だったので、担当部署の方にもご協力いただいてゴニョゴニョしました。特に、図の説明となると、うーん、難しいですね。というか、奥が深いですね、やっぱり。 (植木 真) みなさんの名字は何位ですか?名字といえば読めない漢字の人もいますよね。そういうときのaltはやっぱり漢字だけでなくて、ひらがなも一緒に入れるといいんじゃないかな!って思って、山本和泉(やまもといずみ)って入れたりしたりしてます。あて字の商品名とか会社名とか地名とか固有名詞とかもよみがな重要!よみがな最高! (山本 和泉)

    第146回: 「なんか考えてるその企みを知りたい」

    Play Episode Listen Later Sep 5, 2018 34:12


    今回は、AccSellの3人が最近気になったアクセシビリティー関連の話題として、Webサイトのアクセシビリティーの問題でAppleが告訴されたというニュース、観光地の音声ガイドを提供するTOURIST Guide、新しい点字PDA「ブレイルセンスポラリス」について話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 当初の収録開始予定時刻の40分後に目覚めたizuizuからの今回のお題は、「目覚まし時計」です。 アクセシビリティー・ウォッチ (仮) いつもならAccSellクリッピング拾い読みをお送りしている毎月1回目の配信ですが、最近AccSellクリッピングの更新が滞っていますので、今回はAccSellクリッピングへの掲載には関係なく、AccSellの3人が気になったアクセシビリティー関連の話題を紹介しています。 まず植木が、「Apple公式サイトは視覚障がい者差別?米女性がAppleを提訴」という記事を取り上げています。 続いてizuizuが、TOURIST Guideというサイトが観光地の音声ガイドコンテンツの第2弾を公開したという話題を紹介しています。 最後に中根が、「エクストラの最新支援機器セミナーに参加しました」というブログ記事を取り上げて、点字PDAの新製品について話しています。 収録後記 早いもので、もう9月。よい子のみんなは夏休みの宿題、ちゃんと終わったかな? いやあ、しかし、台風21号、ものすごかったですね。四国、関西をはじめ、北は北海道まで、全国各地で甚大な被害を与えた台風というのは、ちょっと記憶がないかも。テレビのニュースでも、とんでもない映像が次から次へと流れていて驚きました。全国各地の一日も早い復旧を切に願います! (植木 真) 9月に入りましたねぇ。なんとなく秋っぽい空気を感じながらもまだまだ暑くてもうやだ・・・。とはいえ、暑さにかまけてダラダラしすぎていたからちょっとずつ動き出していきましょうかねぇ。。。新学期だし! (山本 和泉) 少し涼しい日があって9月に入ってもうぼちぼち秋かな、と思っていたら、台風がやってきて、今日の東京は台風一過で真夏が戻ってきたような天気になっています。おそらくまだ何日かは暑い日があって、もしかするとまだいくつかは台風が来るのかも知れません。自然が相手なのでどうしようもない部分もありますが、秋本番まで (たぶん) もう少し、体調に気を付けないといけないですね。 そして今回の台風の影響を受けられた皆さんには、謹んでお見舞い申し上げます。 (中根 雅文)

    第145回: 「気づいたのならもっと早くできなかったのかな?」

    Play Episode Listen Later Aug 15, 2018 37:02


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、WCAG 2関連文書の日本語訳の更新、環境省の熱中症予防情報サイトの色弱者対応 (の予定)、高齢者とスマートフォンについて取り上げています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク いわゆる「全録」ができるレコーダーが欲しいというizuizuからの今回のお題は、「刺身」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になった話題を紹介するAccsellクリッピング拾い読み、まず植木が、最近更新されたWCAG 2.1関連文書について、特にWCAG 2 クイックリファレンスについて話しています。 つづいてizuizuが、環境省熱中症予防情報サイトが色弱者に配慮した色使いに変わる予定、という話題を取り上げています。 最後に中根が、「らくらくスマホって本当に必要か」という記事を紹介しています。 収録後記 ここのところの暑さに体が少々まいっている、という自覚はあまりないのですが、どうも何をするにもいつもの勢いがなくて、おそらくくは少し疲れがたまってきているのだと思います。そんなこともあって、ポッドキャストの中でもお知らせしましたが、今月のポッドキャストの配信はこの1回だけです。皆さんどうぞご自愛ください。 (中根 雅文) お盆休み、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? ワタクシは親戚の新盆ということで、ほんの数日だけ田舎のお盆の行事(?)に参加してきて、日本人としてのDNAを確認してきました。親戚やご近所の人たちが入れ替わり訪れて挨拶していくというのは、やはりいいものですね。東京で生活しているとそういう感覚を失ってしまうだけに、何となく懐かしく、どことなく新鮮でした。 (植木 真) 毎年お盆の時期は酷暑大阪に帰省し、お盆行事のあれこれでぐったりです。みなさんはどのようなお盆を過ごされましたか?とにかく猛暑すぎるのでみなさま熱中症に気をつけてくださいね。 (山本 和泉)

    第144回: 「皆さんもぜひ参戦しないかい?」

    Play Episode Listen Later Jul 18, 2018 66:25


    今回は辻 勝利さんをゲストにお迎えして、主に視覚障害者のiPhone活用についてあれこれと話しています。 カバー画像:ゲストの辻さん。ポッドキャスト内で話が出ていたヘッドフォン「QC30」を着けて、手には点字ディスプレイを持っていらっしゃいます。なるほどー。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「飛行機の機内サービス」です。 辻 勝利さんを交えて 今回は、ゲストに辻 勝利さんをお迎えしています。 辻さんも中根も、iPhoneにVoiceOverが搭載された直後くらいのタイミングでiPhoneを使い始めたということで、まずその当時のiPhoneが使いにくかったということや、この2人がiPhoneのどんな点を便利と感じているのか、どんな機器を接続して使っているかなど話しています。 つづいて、スクリーン・リーダーのユーザーがWebアクセスなどに必要なスキルをどうやって向上させていけるのか、といった点について話しています。 そして最後に、最近辻さんがはまっているというiOS上で遊べるゲームについて紹介していただいています。 今回のゲスト 辻 勝利 (つじ かつとし) さん 2006年よりアクセシビリティ・エンジニアとしてミツエーリンクスに勤務。スクリーン・リーダーなどの支援技術の知識を生かして様々な企業サイトのアクセシビリティを高めるためのコンサルティングを行ったり、「おちゃのまにアクセシビリティを!」をモットーに、アクセシビリティBlogやセミナーなどを通して様々な啓蒙活動を行っている。 辻 勝利さんご出演の過去のポッドキャスト 第8回: 「音次郎を覚えていますか?」 (2012年12月 5日) 収録後記 iPhone購入直後は、「これは面白いけど別になくても困らないよね」という感じだったんですが、今やないといろいろと困ってしまうものになりました。全盲のユーザーがタッチ・スクリーンを使うことが決して珍しくないことになるなどとは、10年前の僕は全く考えていなかったわけですから、世の中何が起こるか分からないものだなあと思います。次に訪れるこういう驚きはどんな技術の進化によるものなのか、なんだかわくわくします。 (中根 雅文) 皆さんは「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」をご存知ですか? 今回のゲストの辻さんとワタクシが4年近く共演していた、今や伝説のポッドキャストです。2007年9月から2011年5月まで制作されていたんですが、今でもアーカイブがちゃーんと残ってますので、よろしければどれか聞いてみてください。今回の収録では、そのポッドキャストで定番だった辻ちゃんの小話が少し聞けたので、個人的には満足してます(笑) アディオス、アミーゴス! (植木 真) 久々の辻さん!!!いつも新しいデバイスを試しているという印象があります。というか、最近のテレビの話を聞くのを忘れた!!!!!今度ぜひテレビの音声解説の話とかしたいですですです! (山本 和泉)

    第143回: 「担当者の中の担当者、出てこいやぁ!!」

    Play Episode Listen Later Jul 4, 2018 23:03


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、文字サイズ変更ボタンなどのWebサイトの閲覧支援機能、Webサイトのアクセシビリティーのための基本的なガイドライン、アメリカで増加するWebアクセシビリティー関連の訴訟について話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク モモの季節が到来して浮かれているizuizuからの今回のお題は、「暑さ対策」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になった話題を紹介するAccSellクリッピング拾い読み、まず植木が、文字サイズ変更ボタンなどのWebサイト閲覧支援機能の実装状況を政府系サイトについて調査してまとめている記事を取り上げています。関連して、これらの機能が本当に必要なのかという点について話しています。 つづいてizuizuが、Designing for accessibility is not that hardという記事を紹介しています。 最後に中根が、[アメリカで増加しているWebアクセシビリティーに関する訴訟について、超党派の下院議員が懸念を表明する書簡を司法長官に送付した[(https://www.adatitleiii.com/2018/06/member-of-congress-urge-doj-to-declare-that-private-website-accessibility-lawsuits-violate-due-process/)という話題を取り上げています。 収録後記 今回紹介したアメリカでの訴訟の話、正直この数値には驚きました。情報アクセシビリティーは今や基本的人権を守る上で不可欠なものですから、アクセシビリティー改善の手段の1つとして訴訟提起ができるということはすごく重要なことで、現実的な選択肢として訴訟という手段がある状況を羨ましいと感じたりもします。が、その一方で、その手段が乱用されることで、本当に重要なケースが埋もれてしまうのではないかという心配もあります。今後気アメリカの動向を見つつ、日本ではどうしていくべきなのかという事も考えたいものです。 (中根 雅文) 今回の収録時、諸事情からお預かりしていた甥っ子が隣の部屋でスヤスヤ...。朝からプラレールや水鉄砲合戦などで一緒に遊びまくった後、お昼寝タイムに突入したばかりだったので、いつもより声のトーンを若干落としての収録でした。もうすぐ4歳になる甥っ子、この子が大人になる頃、日本のアクセシビリティはどうなっているのかなと思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ。 (植木 真) にくい!湿気がにくい!!!気温よりも湿度が高いのなんとかしてほしい・・・ということで、首巻きタオルが離せないので、おしゃなタオルを探し中です。そして、最近アクセシビリティな講座をやることが増えてきて、なんというかもうね、プレッシャーしかないよ!!!(がんばりまふ) (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 文字拡縮ボタンや読み上げツール実態調査 #a11y (#a11y tips:PDFとウェブアクセシビリティ by moya) Members of Congress Urge DOJ to Declare That Private Website Accessibility Lawsuits Violate Due Process (ADA Title III) Designing for accessibility is not that hard (UX Collective)

    第142回: 「間違えた振りしてちょっと電源入れてくれないすかって」

    Play Episode Listen Later Jun 20, 2018 53:33


    今回は、デザイナーの北村 崇さんをゲストにお迎えして、グラフィック系デザイナーとアクセシビリティーやユニバーサル/インクルーシブ・デザインについて、そして先頃北村さんが企画されたイベントについて話しています。 カバー画像:6月2日に行われた「『誰か』ではなく『みんな』のためのインクルーシブデザイン・ユニバーサルデザイン」の模様です。前であいさつをしているのが、今回のゲストの北村さんです。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「雨」です。 北村 崇さんを交えて 今回は、デザイナーの北村 崇さんをゲストにお迎えしています。 まず、北村さんがどのような立場でデザイナーとして活動されているのかといった点を伺っています。 そして、北村さんが企画されて去る6月2日に開催された『誰か』ではなく『みんな』のためのインクルーシブデザイン・ユニバーサルデザインというイベントについてご紹介いただきながら、アクセシビリティー、ユニバーサル・デザイン、インクルーシブ・デザインなどについて考えています。 なお、話題に上っていた北村さんにお世話になった公開録音イベントは、以下の2本のポッドキャストとして配信していますので、こちらもぜひ聴いてみてください: 第6回 (前編): デザイン勉強会 @赤羽 (前編) (2012年11月 7日配信) 第6回 (後編): デザイン勉強会 @赤羽 (後編) (2012年11月 7日配信) 今回のゲスト 北村 崇 (きたむら たかし) さん TIMING DESIGN Adobe 公認:Adobe Community Evangelist デザイナー/Adobe Community Evangelist 1976年生まれ、神奈川県秦野市出身。 ロゴやグッズなどのグラフィックデザインや、Webディレクター、デザイナーとしてデザインからCMS構築まで一貫した制作業務を得意とし、コンサルタント/アドバイザーとしてデザインやプロジェクトのサポートも行う。 また勉強会やセミナー、企業研修など、年間数十回の登壇と、書籍執筆など制作業務以外の活動も行なっている。 主な書籍 『世界一わかりやすいAdobe XD UIデザインとプロトタイプ制作の教科書 』(技術評論社) 『現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド[アップデート版] 』(MdN/共著) 『Webデザイン必携。-プロにまなぶ現場の制作ルール84』(MdN/共著) 『ゼロからはじめるデザイン』(SBクリエイティブ) 『ビジネスサイト制作で学ぶWordPress「テーマカスタマイズ」徹底攻略』(マイナビ/共著) 『プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典』(MdN/共著) SNS Website timing.jp/ Facebook takashi.kitamura.99 Twitter @tah_timing Instagram tah_timing Amazon著者ページ 収録後記 グラフィック寄りの方の話が久々だったので本当におもしろかったなぁ・・・。 (山本 和泉) 今回いろいろとお話ししていて、これまで僕は「アクセシビリティー」という言葉が定着することの重要さだけに注目しすぎていたのかも、というようなことを考えました。言葉が広まって定着することは確かに大事で、そのためにはその言葉を繰り返し続けるような努力も必要なのは間違いないと思うのですが、実はその言葉が示す考え方が定着するなら、別に言葉が定着することは大して重要ではないような気がしてくるのです。もちろん言葉も概念も両方定着するのが良いのですが、言葉だけが定着して概念が定着しないような状況ができないように、努力しないといけないなあと思わされました。 (中根 雅文) 北村さんに企画していただいた赤羽での公開録音形式でのセミナーが、今でも忘れられずにしっかりと記憶に残っています。参加者の顔ぶれも明らかに普段とは違って、とても楽しかったです。UIやUXのデザイナーさんたちの間で「ユニバーサルデザイン」が知られていないのは、ちょっと意外でした...。今度はポッドキャストとはまた違うカタチで、北村さんとご一緒できるチャンスが来ることを楽しみにしています! (植木 真)

    第141回: 「ゴレンジャーっぽいよね」

    Play Episode Listen Later Jun 6, 2018 36:16


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、MicrosoftやGoogleのアクセシビリティーに関する取り組み、路線図のカラー・ユニバーサル・デザイン、「人事労務freee」について話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 最近「コンビニ焼きそばハック」なるものにはまりかけているというizuizuからの今回のお題は、「お稽古事」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載したものの中からAccSellの3人が気になった話題を取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まず植木が、MicrosoftとGoogleがそれぞれ行った年次開発者会議で取り上げられたアクセシビリティーの話題を紹介する記事を取り上げています。 つづいてizuizuが、「東京メトロの路線図に潜む「しま模様」の謎」という記事を取り上げて、路線図を見やすくする工夫について話しています。 なお、izuizuが触れている立体路線図についてはこちら: 東京メトロの立体路線図を“ガシャポン”で再現!担当者「今から10年ほど前に思いついた」 | ホウドウキョク 最後に中根が、「freee が「人事労務freee」のモバイルアプリをリリース」というプレス・リリスを取り上げています。VoiceOverを公式サポートしているというiOS版について、試そうと思ってもなかなか試す機会はないはずなのに、なぜか中根が早速試してみた、という話をしています。 収録後記 収録時にはまだ見れていなかったGoogleの基調講演を収録後に見ました。いやあ、スゴイですね、やっぱり。このテクノロジーの進化スピードはハンパないなと改めて実感した次第です。テクノロジーが進化すればするほど、例えば自動化できる部分が増えれば、提供者はコンテンツの品質向上に集中できるようになるし、利用者はコンテンツをよりアクセシブルに利用できるようになる。これまで不可能だったことが可能になる瞬間にこれから立ち会える機会が増えるような気がして、ワクワクしております! (植木 真) というわけでfreee株式会社で働き始めました。とはいえ、転職というわけではなくてこれまでの仕事も続けながらパートタイムで働く、という形にさせてもらえたので、これまでの活動も継続します。ただ、どれも中途半端にならないように、かなりがんばらないといけないなと覚悟しています。 (中根 雅文) 路線図はおもしろすぎてどうしましょう・・・路線図ラブ♡ あと焼きそばは太麺派です! (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 東京メトロの路線図に潜む「しま模様」の謎 (ITmedia) 「障害のある人にAIができること」 MicrosoftとGoogleのアクセシビリティ最前線 (ITmedia) freee が「人事労務freee」のモバイルアプリをリリース (freee株式会社)

    第140回: 「こういうもの俺自分で作らなくて良い時代になったんだ」

    Play Episode Listen Later May 30, 2018 75:43


    今回は、NVDA日本語チームの西本 卓也さんをゲストにお迎えして、最近のNVDAの動向、NVDAチートシートとアクセシビリティの祭典、子供向けプログラミング教室などについて話しています。 カバー画像:今回のゲスト西本さん(広島在住)から届いた厳島神社の赤い鳥居。ちょうど干潮のときで鳥居の近くに人がたくさんいますね。私(いずいず)が数年前に行ったときは満潮時だったので、次回は干潮時間にいくぞー!!! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「掃除機」です。 西本 卓也さんを交えて 今回のゲストはNVDA日本語チームの西本 卓也さんです。 まず、近日中のリリースが予定されているNVDA 2018.2の情報を中心に、最近のNVDAの動向を紹介していただいています。NVDAのユーザー数について、NVDA 2018.2での変更点などについて話しています。 つづいて、去る5月17日に神戸で開催された「アクセシビリティの祭典」に併せて作られたという、NVDAチートシートについてお話しいただいています。関連して、今年のアクセシビリティの祭典について、そしてGlobal Accessibility Awareness Dayなどについても話しています。 そして最近西本さんが関わっておられる、PCN広島の子供向けプログラミング教室について伺っています。 最後に、今年2月に西本さんが設立された株式会社シュアルタについてお話しいただいています。 今回のゲスト 西本 卓也 (にしもと たくや) さん NVDA 日本語チーム代表として NVDA の日本語化と翻訳を担当。 大学教員として京都と東京で機械学習、福祉情報工学などの研究に従事したのち、2011年より故郷の広島県広島市にてソフトウェアの受託開発やコンサルティングなどを始める。 2012年より支援技術開発機構 主任研究員(現在は非常勤)。 2015年より広島市立大学 協力研究員、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 実装ワーキンググループ (WAIC-WG2) 委員(現在は招聘専門家)。 2017年より「PCNひろしま」運営メンバー。 2018年に株式会社シュアルタ設立。 博士(工学)。 西本 卓也さんご出演の過去のポッドキャスト 第75回: 「世界のみんなと仲良くする方が大事」(2015年8月19日) 収録後記 ポッドキャスト後半に出てきた子供向けプログラミング教室の話とペットの話を改めて聴いてみると、一見無関係な物事の間に共通しているものだったり考え方だったり構造だったりを見抜く力というのが、あらゆる問題に取り組んでいく上で非常に重要なのだろうという気がしてきます。「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃないですが、「これがアクセシブルになったらなにがどうなる」ということをちゃんと語れるかどうかがすごく重要で、そのためにはそういう異なる物事をしっかりと見る力が必要なのだと思います。 (中根 雅文) 西本さんって今年年男なんですって!24歳なのか36歳なのか48歳なのか60歳なのか確認をするのを忘れたことが悔やまれてやみません。。。あと欲しいものを「作れてしまう」のがすごいすぎてどうしよう、かっこいい。 (山本 和泉) 17日の神戸での「アクセシビリティの祭典」、19日の広島での「Webアクセシビリティの学校」、そして今回の収録と立て続けに西本さんとご一緒させていただきました。いろいろなお話を聴くことができて、とても楽しかったです。広島でのコミュニティ、少しずつでいいのでイイ感じにカタチになっていくといいな~。 (植木 真)

    第139回: 「ついて行けるかどうか不安になってくるくらいみんなやる気満々」

    Play Episode Listen Later May 16, 2018 28:34


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、映画の音声解説、Googleが開発予定の視覚障害者支援アプリケーション、MicrosoftのAI for Accessibilityについて話しています。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「アイスクリーム」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング、まずizuizuが「特集 音声ガイドの今 現状と課題探る シネマ・デイジーとユーディーキャスト」という記事を取り上げています。関連してシネマデイジーや飛行機の中のエンターテインメント・プログラムについても話しています。 次に中根が、「Googleが視覚障害者の代わりに「目」となって周囲の情報を的確に伝えてくれるアプリ「Lookout」を発表」という記事を取り上げています。 最後に植木が、「Microsoft、障害者向けAI開発プログラム「AI for Accessibility」に2500万ドル投入」という記事を取り上げています。 収録後記 UDCastで音声解説が提供されている映画が増えていることはすばらしいことだと思うのですが、その一方で、例えば僕のような全盲の視覚障害者がヒトリデ映画館に行く場合の映画館そのもののアクセシビリティーは最近どんな感じなんだろをとふと気になりました。映画館に比較的よく足を運んでいた時期も、基本的には晴眼の友人と一緒に行っていたのであまり気にしたことがないのですが、アクセシビリティーが高い映画がこれだけ増えてくると、やはり独りで観に行きたいと思うものもあってその点が気になります。時間と気持ちに余裕がある時に、一度行ってみようと思います。 (中根 雅文) ゴールデンウィークもあっという間に終わって、またいつもの慌ただしい日常に戻りました。しかし、まあ、ホントに、技術の進歩ってすごいですね。次から次へと、これまで不可能だったことが可能になって。GoogleやMicrosoftやAmazonなんかの話を聞いていると、もはや不可能なことはなくなるんじゃないかという勢いを感じる今日この頃です。さあ、次は何が出てくるのかな? (植木 真) みんなUD Castで映画をたのしもうぜ!たのしいぜ!画面ではわからない情報盛りだくさんで衝撃もあるぜ!テレビの字幕もおもしろいぜ!やー! (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 Microsoft、障害者向けAI開発プログラム「AI for Accessibility」に2500万ドル投入 (ITmedia) 特集 音声ガイドの今 現状と課題探る シネマ・デイジーとユーディーキャスト (毎日新聞) Googleが視覚障害者の代わりに「目」となって周囲の情報を的確に伝えてくれるアプリ「Lookout」を発表 (GIGAZINE)

    第138回: 「実は障害だったものが障害じゃなくなるかも知れない」

    Play Episode Listen Later Apr 18, 2018 71:06


    今回は、視覚や聴覚に障害がある子供たちも遊べるおもちゃ、共遊玩具に関する取り組みなどを玩具メーカーでされている高橋玲子さんをゲストにお迎えして、共遊玩具や共用品などについて話しています。 カバー画像:ゲストの高橋玲子さん。大きな蝶々のイラストがある壁の前に立っていて、まるで高橋さんに蝶々の羽が生えているよう!かわいい!赤のコートもかわいいなぁ。 オープニング・トーク izuizuが最近今年初めてミョウガを食べたという話から、そうめんの話をしています。 そしてそんなizuizuからのお題は「歯」です。 高橋 玲子さんを交えて 今回のゲストは、玩具メーカーで共遊玩具などに関する取り組みをされている高橋 玲子さんです。 まず、障害がある子供たちも遊べるおもちゃを実現するための高橋さんのお仕事の内容も交えて、最近のおもちゃ事情についてお話しいただいています。 そして、視覚や聴覚がある子供たちも一緒に遊べるおもちゃ、共遊玩具について伺っています。 関連して、共用品や広くアクセシビリティーに関連するJIS規格などについても話しています。 最後に、来週発行予定のメール・マガジンに寄稿していただく予定の高橋さんに、寄稿内容の予告をしていただいています。 今回のゲスト 高橋 玲子 (たかはし れいこ) さん 玩具メーカーで、目や耳の不自由な子どもたちもいっしょに楽しめるように工夫された一般市場向けおもちゃ「共遊玩具」の開発促進と普及の仕事を長年続けている。 収録後記 お話の中で出てきたメロディーボール、小学生の時に誰かが持っていて少し遊んだのを急に思い出しました。乱暴な小学生にかかると驚くほど早く壊れてしまったのですが……。 それはそうと、高橋さんと知り合ったのはかれこれ25年以上前のことなのですが、おもちゃについてじっくりとお話ししたことはこれまでほとんどなかったので、個人的には大変勉強になりました。 (中根 雅文) 高橋さんとは今回このポッドキャストの収録がはじめましてだったのですが、声や話し方を聞きながら「なんてかわいらしい方なんだぁぁぁ!」っていうのが第一印象でした。そしておもちゃの今昔のお話はとても興味深くて楽しすぎました!!! (山本 和泉) 高橋さんと初めてお会いしたのは、今から15年くらい前。全盲の方たちばかりが集まるパソコン教室でした。明るく朗らかにお話をされていた高橋さんのことを、今でもしっかり覚えています。2月に開催したMeetupの懇親会で久しぶりにお話をする機会があり、そして今回のポッドキャスト収録と、共遊玩具の世界にますます関心が高まりました! (植木 真)

    第137回: 「その後の進歩とか発展に気づかないっていうケースは多いんですよね」

    Play Episode Listen Later Apr 4, 2018 36:40


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、NHK技研が手がけているスポーツ中継の自動実況、AbemaTVアプリケーションのアクセシビリティーの改善、Windows 10のアクセシビリティー機能について話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「あんパンやパンについて」です。が、そこにたどり着く前の世間話で、ドラマの音声解説などについて長々と話しています。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からこの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuが平昌オリンピックの際に提供されたというNHKによる自動音声実況について取り上げています。なおこの話題については、昨年のNHK技研のオープン・キャンパスの際に中根が聞いた話をメール・マガジン第115号で紹介しています。 関連リンク: NHK技研公開2018-よりリアルに、スマートに、あなたとつながる つづいて植木が、AbemaTVのスマートフォン向けアプリケーションのアクセシビリティー改善について取り上げています。 最後に中根が、Windows 10のアクセシビリティー機能について紹介しているブログ記事に関連して、Windows 10のセーフモードをNarratorで音声化できるようになるという話を取り上げています。 収録後記 ポッドキャストの中で少し紹介したNHK技研の公開イベント、僕はここ7・8年ほぼ毎年足を運んでいます。「放送技術」を扱う様々な研究に触れられるわけですが、放送技術というのは非常に広い範囲をカバーするもので、IT関連に興味がある人なら何かしら興味深いものを見つけられるのではないかと思いますし、例年「情報アクセシビリティー」という観点でも興味深いものがいろいろと展示されていますので、皆さんもぜひ足を運んでみてください。 (中根 雅文) 怒涛の年度末に、今年はアメリカでのカンファレンス「CSUN」の開催時期が重なり、時差ボケがまだ残ったままの状態で徹夜作業を余儀なくされ、3月31日には身体に重たいダメージが残る羽目に。日曜日にマッサージで身体をほぐしてもらって、だいぶ楽にはなりましたが、年度末案件が実はまだ終わっていないという現実...。今年の3月は、31日では終わらず、43日くらいまでありそうな雰囲気の今日この頃です。皆さんは、どんな年度末を過ごされたでしょうか? (植木 真) きづけば4月!!おもいのほか桜さんがが早く咲いてしまって、おいおいおい、って感じですが、ちらりとみれたので、今年のミッションも完了です。来年のさくらまで楽しみに生きていきます。 (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 AbemaTVのアクセシビリティ 小さな一歩 (しゅんすけ | AbemaTV|note) Windows 10 Accessibility: What to expect in the year ahead (Windows Experience Blog) 技研だより 第156号 2018/3 (NHK放送技術研究所)

    第136回: 「カセットテープやったらもうすり切れるくらい見てるかも知れないんですけど」

    Play Episode Listen Later Mar 21, 2018 49:56


    今回はアイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんをゲストにお迎えして、来る2018年5月17日に神戸で開催される「第4回アクセシビリティの祭典」について伺っています。 カバー画像:ゲストの板垣さんが主催する「アクセシビリティの祭典」特設サイトのキャプチャー画面(2018年3月21日現在)。近々特設サイトがリニューアルされるらしいので楽しみだなぁ!(いず) オープニング・トーク izuizuからの今回のお題は、ちょうど12年前に最初のツイートが投稿されたことにちなんで「Twitterについて」です。 板垣 宏明さんを交えて 今回が3回目のご出演となる板垣さん、まずは近況を伺っています。 そして世間話は早々に、今年もGlobal Accessibility Awareness Day (GAAD) に併せて5月17日に神戸で開催予定の、4回目となる「アクセシビリティの祭典」についてじっくりご紹介いただいています。 4回目を迎えて新たなテーマを掲げたこと、障害当事者も登壇することがよていされているセッションについて、今年予定されている新たな試みについてなど、現時点でお話しいただけことをたっぷりと話していただいています。 「アクセシビリティの祭典」について詳しくは、ホームページ (新サイトもこのアドレスで公開予定)、Twitter、Facebookページからご覧ください。 今回のゲスト 板垣 宏明 (いたがき ひろあき) さん NPO法人アイ・コラボレーション神戸 理事長 2005年に入社。神戸のポートアイランドに事務所を構え、スタッフの大半が当事者で、主にウェブサイト制作/システム開発/DTP制作/アクセシビリティ診断業務を行っている。 Webアクセシビリティに関してはJIS試験/ユーザ評価/職員研修なども行っている。2015年より開催している「アクセシビリティの祭典」を主催。 板垣 宏明さんご出演の過去のポッドキャスト 第112回: 「もうなんか出る僕がどきどきします、ほんとに」(2017年3月15日) 第103回: 「サイバスロンって、何ですのん?」(2016年10月19日) 収録後記 今年で4回目となる「アクセシビリティの祭典」。毎回、企画から運営までお手伝いしているのですが、年を追うごとに参加者数も増えていて、セッションや展示ブースなど、イベントとしても成長し続けています。今年は、念願だった手話教室を実現できるのが、個人的には嬉しいことであり、目玉企画の一つです。関西の皆さん、今年も会場でお会いしましょう!! (植木 真) やっといける!やっといけるの「アクセシビリティの祭典」!!。VRのやったりなんか動かしたりするやつするのー!テクノロジーばんざーい!楽しみだなぁ! (山本 和泉) 「アクセシビリティー」をテーマにしたイベントはここ数年かなり増えた印象ですが、僕はそのほとんどに2つの点で大きな不満を感じています。1つはWebアクセシビリティーに偏っていること、そしてもう1つは障害当事者の肉声が伝わることが少ないということです。しかし、アクセシビリティの祭典に関しては過去3回はこのどちらの不満も感じさせないものだったようですし、今回も全くそんな不満を感じないものになりそうで非常に楽しみです。やはり当事者が主体的に企画していることが大きいのかなと思ったりします。今年は行けると良いのですが……。(中根 雅文)

    第135回: 「曲はもちろん『ダンシング・ヒーロー』です」

    Play Episode Listen Later Mar 7, 2018 36:19


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、音声解説や字幕付で2017年中に公開された映画、マイクロソフトの新しい視覚障害者向け歩行支援アプリケーション、CSUN Conferenceについて話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回は、去る2月24日に開催したAccSell Meetup 013 『ユーザーと一緒に試してみよう! ~あの○○はどこまで使えるのか~』について話しています。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuが2017年度 日本語字幕・音声ガイド作品一覧を取り上げています。関連してオリンピックのテレビ中継の音声解説などについても話しています。 つづいて中根が、Microsoftがアメリカとイギリスで公開したSoundscapeという3Dオーディオを用いた視覚障害者向け歩行支援アプリケーションについて取り上げています。 最後に植木が、来る3月19日から23日にかけてアメリカで開催されるCSUN Conferenceのセッション一覧を取り上げて、このカンファレンスについてあれこれと話しています。 収録後記 今年もCSUNの季節がやってきました。僕の周囲の人たちはWebアクセシビリティーの話題に注目する人が多いこのカンファレンスですが、それだけでなく支援技術全般にかんして広く扱うカンファレンスです。個人的には新しい支援技術やその活用に関する話にもっと興味があって、たまには行きたいなと思っているのですが、経済的にも日程的にもなかなか難しいのが現実です。今年も日本からTwitterなんかで流れてくる情報を眺めていようと思います。 (中根 雅文) 年度末突入! というわけで、例によって今年も土日も関係なく、曜日の感覚がなくなる日々を過ごしております。しかも、今年は「CSUN」カンファレンスが3月下旬に開催されるという酷な日程...。せめて期間中はカンファレンスに集中できるように、しっかり仕事を終わらせてから空港に向かえるようにがんばります! (植木 真) 気づけば3月!わたしはあまり年度末進行みたいなことはないですが、今年はなんだかばったばたしています。なぞ。川津桜も咲いてきたし、お花見を楽しみにがんばりまっしゅ! (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 CSUN Conference 2018 View Sessions (CSUN) 2017年度 日本語字幕・音声ガイド作品一覧 (メディア・アクセス・サポートセンター) Soundscape app empowers people who are blind or have low vision to explore the world (Microsoft Accessibility Blog)

    第134回: 「勝手にやるとか黙ってやるとか」

    Play Episode Listen Later Feb 21, 2018 54:54


    今回は、有限会社 時代工房の柴田 宣史さんをゲストにお迎えして、柴田さんがアクセシビリティーに興味を持ち、そして時代工房を起業された経緯、『JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0早見表/逆引き表』や『きけるおしながき「ユーメニュー」』を含む同社の取り組みなどについて伺っています。 カバー画像:ゲストの柴田さんの会社 時代工房さんのサービス「ユーメニュー」のキャプチャーと、WCAG2.0早見表下敷き。今回はゲストの柴田さんがカバー画像を作ってくださいました。か、、、かっこいい! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「シングルCD、シングル・レコードの思い出」です。 柴田 宣史さんを交えて まず、柴田さんがアクセシビリティーに興味を持って取り組まれるようになった経緯、そして時代工房がどんな取り組みをされているのかを伺っています。 つづいて、PDF版も公開されているJIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0早見表/逆引き表作成の経緯についてお話しいただいています。関連してアクセシビリティーが高いPDF製作、CMSのアクセシビリティーなどについてもあれこれと話しています。 そして最後に、飲食店のメニュー情報を提供している『きけるおしながき「ユーメニュー」』について、サイトを始めた経緯や今後計画していることなどをご紹介いただいています。 今回のゲスト 柴田 宣史 (しばた のぶふみ) さん 有限会社 時代工房代表取締役。 1974年生まれ。京都精華大学人文学部および人文学研究科(大学院)で、一般意味論と現象学について学ぶ。2000年から同大学でウェブサイト制作業務に関わるようになり、人文学部などのウェブサイト制作業務をする。2004年に有限会社時代工房設立。アクセシブルなウェブサイトの構築を心がけて、事業を続ける。 「きけるおしながきユーメニュー」の責任者。 WordPress用アクセシビリティ確保プラグインjwp-a11yの開発者。 収録後記 あなたもわたしも柴田さんもみんな太田さんから学んだ太田チルドレン。ユーメニューがしっかりビジネスになるといいなぁ。 (山本 和泉) 柴田さんとは、セミナーなどで何度かお会いしたりしていたものの、あまりゆっくり話したことがなかったので、いろいろなお話が聞けて楽しかったです。関西はアクセシビリティ熱が高いんですけど、もっともっと熱くしてもらえたらと! (植木 真) 柴田さんがアクセシビリティーに関わるようになった経緯を伺っていると、1990年代に感じていたことを急にはっきりと思い出しました。あの頃の僕が感じていた興奮にも似た感覚を、障害当事者ではない人とこれほど共有できたような気持ちになったのは初めてかも知れません。そんな人がアクセシビリティーに積極的に取り組まれているというのはすごく心強いことですし、僕もまだまだがんばらないといけないなあと思いました。 (中根 雅文)

    第133回: 「そろそろ真剣に自分と向き合う必要があるんじゃないでしょうか」

    Play Episode Listen Later Feb 7, 2018 43:18


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、HTMLの自動コーディング、浅川賞、Firefox最新版とNVDAについて話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 最近ANAの整備工場に見学に行ったというizuizuからの今回のお題は、「98年と言えば、もしくは長野と言えば、もしくはオリンピックと言えば」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からこの3人が気になるものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まず植木が、画像から自動的にHTMLを作成するプログラムが登場したという話題を取り上げています。 つづいてizuizuが、アクセシビリティーが優れたWebサイトに送られる浅川賞について話しています。 そして中根が、「NVDA and Firefox 58 - The team is regaining strength」という記事を取り上げて、最近のNVDAとFirefox、そしてNVDAとGoogle Chromeについて話しています。 AccSell Meetup 013 最後に、来る2月24日(土)の午後、都内で開催予定のAccSell Meetup 013 『ユーザーと一緒に試してみよう! ~あの○○はどこまで使えるのか~』について紹介しています。 収録後記 しかしまあ、テクノロジーの進化が止まらないですね。5年後とか、2~3年後とかではなく、1年後がどうなっているかも予想しづらいくらいの勢い。でも、それでハッピーな人が増えるのであれば、もちろん大歓迎。と同時に、特にこのWebの世界、少し先を見据えて今何をすべきかを常に考えていないといけないですね。さあ、冬季オリンピックがそろそろ開幕。ふ、船木~(違) (植木 真) 本当に技術が進む速度が速いなあと感じさせられることが多くなってきた印象です。今回取り上げたFirefoxとNVDAの話なんかも、ちょっと前だとこういうことが起こると結構長い間改善を期待できないなとあきらめていたところですが、最近だと気づくと状況が大いに改善したりしていることがしばしばです。ありがたいなと思う一方で、支援技術の開発者も大変だろうなあと心配になってしまいます。 (中根 雅文) Webグランプリってすでに私のなかでは、高額な応募費用と高い受賞率で有名な「モンドセレクション金賞(笑)」ぐらいのものかと思っていたりもします。 (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 web制作の自動化が進む! 画像から自動コーディングする深層学習プログラムが公開 (Ledge.ai) NVDA and Firefox 58 - The team is regaining strength (Marco's Accessibility Blog) 第5回Webグランプリ 浅川賞、スチューデント賞、審査委員特別貢献賞発表! (Web広告研究会)

    第132回: 「深い沼に我々は落ちていく感じが若干しなくもないですけど」

    Play Episode Listen Later Jan 31, 2018 52:52


    今回は伊敷 政英さんをゲストにお迎えして、ロービジョンの子供たち向けのノート KIMINOTE の製作プロジェクトなど伊敷さんの取り組みの近況、WCAG 2.1で加わったロービジョンのユーザーを意識した達成基準、そして伊敷さんにもご出演いただくAccSell Meetup 013などについて話しています。 カバー写真:ゲストの伊敷さんが2018年1月18日に札幌で行われた「弱視教育研究全国大会」でKIMINOTE(きみのて)ノートの出展ブースの模様 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「俺の嫁のここがかわいい!!」です。 伊敷 政英さんを交えて まず、伊敷さんご自身の近況について伺っています。 公益社団法人NEXT VISIONによる2018 isee! “Working Awards” のMost Edgy Technology Player賞の受賞、ロービジョンの子供たちも使えるノートを製作するKIMINOTEプロジェクトなど伊敷さんが行っておられる取り組みなどについてご紹介いただいています。 つづいて、昨日勧告候補となったW3CのWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1 (収録時点では最終草案) で新たに追加されたロービジョンのユーザーを意識した達成基準を紹介しながら、ロービジョンのユーザーのWebアクセスについてあれこれと話しています。 AccSell Meetup 013開催のお知らせ 最後に、伊敷さんにもご出演いただく、2月24日 (土) 都内で開催予定の「AccSell Meetup 013 『ユーザーと一緒に試してみよう! ~あの○○はどこまで使えるのか~』」について紹介しています。 ちなみにその中で触れていたのが以下の動画です。 今回のゲスト 伊敷 政英 (いしき まさひで) さん Cocktailz (カクテルズ)代表。 1977年東京生まれ。ロービジョン。 大学卒業後、ITコンサルティング会社で主に自治体ウェブサイトのアクセシビリティ改善業務に従事。 2010年8月にCocktailzとしてフリーランスで活動を開始。 企業や自治体ウェブサイトのアクセシビリティチェック、ウェブアクセシビリティ方針策定支援、研修講師などを務める。 また、2014年からはロービジョンの子供たちにも使えてかわいい、かっこいいノートKIMINOTE(きみのて)の企画制作を行っている。 KIMINOTEサイト(リニューアルのためメンテナンス中): https://kiminote.shop/ ウェブアクセシビリティ基盤委員会 WG2主査 伊敷 政英さんの過去の出演回 第43回: 「おお、ノートだ!」 収録後記 今回WCAG 2.1の達成基準についていろいろと話していて、特定の障害のみにしか影響しないような達成基準というのはやはり少ないのだなあということを改めて感じました。急速に技術が進歩していて、Web上での表現の手段は益々多様なものになっていくでしょうから、(アクセシビリティーに限った話ではありませんが)常に知識をアップデートしていかないといけないなあと痛感しました。 さておき、2月24日のAccSell Meetup 013では、そんな技術の進歩を意識しながらWebアクセシビリティーについて皆さんと考えることができればと思っています。ぜひご参加ください。 (中根 雅文) 今回のゲストは、伊敷さん。2月24日のAccSell Meetupでは、ライブでユーザーテストを実施するセッションにユーザー役でご出演いただきます。ワタクシが用意しているシナリオで、伊敷さんがどのようにウェブページを閲覧、操作するのか、今から楽しみです。そして、視線追跡のデバイス操作もしっかりデモの練習をしておかねば! (植木 真) 伊敷さんと「ますっ!」を一緒にできたのうれしかったです!今度はもっと食べ物のことをいろいろ話したいです。あ、AccSell Meetupで聞いてみよう!そうしよう! (山本 和泉)

    第131回: 「誰かに洗脳されているのか知らないんですけど」

    Play Episode Listen Later Jan 17, 2018 68:44


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、総務省の「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」(案)、Screen Reader User Survey #7の結果、音声入力について話しています。また、WCAG 2.1やJIS X 8341-3についていただいたご質問についても取り上げています。そして来る2月24日に開催が決定したAccSell Meetup 013についても紹介しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 最近電子レンジで卵をゆでているというizuizuからの今回のお題は、「おむすび」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になった話題を取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuが、総務省が1月30日まで意見募集を行っている「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」(案)を取り上げています。 つづいて植木が、「スクリーンリーダー利用に関するトレンド : 2017年10月実施の WebAIM 調査より」というブログ記事を取り上げて、WebAIMのScreen Reader User Survey #7の結果について話しています。 そして中根が、「実用レベルに達している日本語音声入力」というブログ記事を取り上げて、実際に音声入力を試してみた経験を話しています。 お便り紹介 つづいて、WCAG 2.1、ISO/IEC 40500、JIS X 8341-3の関係などについていただいたご質問を紹介して、植木が解説しています。 AccSell Meetup 013 最後に、来る2月24日(土)に都内での開催が決定したAccSell Meetup 013についてお知らせしています。 収録後記 AccSellを始めて5年半、今回初めてポッドキャストの音声編集に今までとは違うソフトウェアを使ってみました。使い勝手が違うソフトでの編集にかなり四苦八苦したものの、1本仕上げてようやく慣れてきた感じです。「聴いている分には特に違いは感じない」、「音質が悪くなった」などなど、ご意見をお聞かせいただけるとありがたいです。 (中根 雅文) 2018年が始まりましたね。今年も皆さんと一緒に、いろいろな角度や切り口から「アクセシビリティ」を考えていけたらと思っております。やっぱり気になるのは、AIとか、VRとか、それに音声ユーザーインタフェース(VUI)あたりでしょうか。今までならできなかったことを、できるようにしてくれるテクノロジーの進化に注目しています。それでは、今年もよろしくお願いいたします! (植木 真) あけましておめでとうございます!ことしもどうぞよろしくお願いいたします!!!いやー、わたしの周りですこーしずつ「アクセシビリティ」が認知されてきていて2018年はわくわくしかないです。そしてどんどん新しいテクノロジーがやってきていて未来が実際に目の前にでてきてもうどうしよう! (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 Screen Reader User Survey #7 Results (WebAIM) スクリーンリーダー利用に関するトレンド : 2017年10月実施の WebAIM 調査より (Website Usability Info) 「視聴覚障害者等向け放送に関する研究会」報告書の公表 (総務省) 「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」(案)に対する意見募集 (総務省) 実用レベルに達している日本語音声入力 (むらログ)

    第130回: 「ただね、エグいね、かなりエグいねこれ」

    Play Episode Listen Later Dec 27, 2017 67:58


    今回は、太田 良典さんにも加わっていただいて、2017年のアクセシビリティー関連の話題を振り返っています。 カバー写真:収録場所の会議室。大きなモニター画面の左右にゲストの太田さんといずいずが立って「モニターに注目!」ポーズ。そのモニターにはSkypeで遠隔参加した植木 with 老眼鏡が映ってる(もちろん合成)。そして手前のテーブルには収録準備中の笑顔の中根。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「今年東京で出会った外国からのお客様」です。が、お題に沿った話をしているのはizuizuだけです……。 太田 良典さんを交えて まず、最近転職されたという太田さんに新しいお仕事について伺っています。 つづいて、太田さんも交えて今年、2017年のアクセシビリティーに関する話題を振り返っています。以下のような話題を取り上げています。 イベント関連 Japan Accessibility Conference Vol. 1 アクセシビリティの祭典 アクセシビリティキャンプ東京 #10「ビデオゲームとアクセシビリティ」 -- 目が見えなくてもスト2はできる。全盲ゲーマーと対戦! -- イベント以外の話題 Window-Eyesが開発終了 テレビ番組の音声解説や字幕について Yahoo! JAPANによる「きこえる選挙」 「インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」の出版 Windows 10のアクセシビリティー関連機能の強化 Web Content Accessibility Guidelines 2.1 最終草案の公開 スマート・スピーカーなどに見るボイス・インターフェース そして最後に、2018年へ向けた展望についても話しています。 今回のゲスト 太田 良典 (おおた よしのり) さん 弁護士ドットコム株式会社 エキスパートエンジニア ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 翻訳作業部会主査 HTML仕様の翻訳や解説といった個人活動をしながら、2001年よりビジネス・アーキテクツで大規模企業サイトの制作や管理に従事。 Web技術の分野で幅広い専門性を持ち、セキュリティ分野においては「第二回IPA賞(情報セキュリティ部門)」を受賞。 アクセシビリティ分野では、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員として活動している。 2017年12月より、アクセシビリティエンジニアとして弁護士ドットコムに所属。 著書(共著)に「デザイニングWebアクセシビリティ」など。 収録後記 今年もたいへんたいへんたいへんお世話になりました!例年以上に今年のアクセシビリティは楽しかったなぁ。来年はもっともっとなんかやってみたいでっすでっす!みなさま良いお年をお迎えくださいませませまっせー! (山本 和泉) ここ数年Web関連技術の進歩の速度がどんどん早くなっている印象がありますが、今年はアクセシビリティー関連技術の変化も加速してきたなあという印象を持っています。来年も引き続きアクセシビリティー界隈の話題をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします。 なお、収録時には公開されていなかったWebAIMのスクリーン・リーダー・ユーザーを対象とした調査結果が公開されています。AccSellクリッピングにもリンクを掲載していますのでどうぞご覧ください。 それでは皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。 (中根 雅文) もういくつ寝ると~お正月~♪ ということで、来週はもう2018年! 2017年もあっという間でした。皆さん、今年もありがとうございました。今年、アクセシビリティにはビッグウェーブが来ていましたが、来年もこのビッグウェーブにみんなで乗っていきましょう! よいお年を!! (植木 真) AccSellクリッピングの関連記事 Window-Eyes to JAWS Migration (Ai Squared) 視覚障がい者向けの選挙情報サイト「Yahoo! JAPAN 聞こえる選挙」を公開 (ヤフー株式会社) [新刊書籍] インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン (Amazon.co.jp) 視覚障がい者向けの衆院選の情報サイト「Yahoo! JAPAN 聞こえる選挙」を公開 (ヤフー株式会社) Control your PC with your EYES with the Windows 10 Fall Creators Update (YouTube) NVDAからWindows10のOCR機能を呼び出して、NDLデジタルコレクションを読み上げて使ってみる (kzakza's Blog) モリサワ「Windows 10 Fall Creators Update」での「UDデジタル教科書体」正式採用を発表 (株式会社モリサワ) スクリーンリーダー利用に関するトレンド : 2017年10月実施の WebAIM 調査より (Website Usability Info) Final WCAG 2.1 Working Draft (w3c-wai-ig@w3.org)

    第129回: 「ふぉんんとだよね」

    Play Episode Listen Later Dec 6, 2017 38:56


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、モリサワのUDフォント、ロボホン向け手話通訳アプリケーション、AndroidのアクセシビリティーAPIの利用制限について話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は、「思い出の録音再生機器」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuが先頃モリサワがリリースしたUDフォント3書体を無料で利用できるソリューション、MORISAWA BIZ+について話しています。 続いて植木が、「NTTデータ、AI技術を活用したロボホン向け手話通訳アプリを発表」という記事を取り上げています。 そして中根が、GoogleがAndroidアプリケーションのアクセシビリティーAPI利用に関するポリシーを変更したという話題を取り上げて、アクセシビリティーとセキュリティーについて話しています。 収録後記 早いもので、今年も12月。師走ですね! なんかホントに毎年あっという間に12月が来る気がするのは、ワタクシだけでしょうか。すでに慌ただしくなってきていますが、年度末に向けて、息の抜けないシーズンがまたやってきました。皆さん、風邪などひかないよう、気合い入れていきましょう! (植木 真) 本当にあっという間に12月ですね。僕は先月初めに開催されたサイトワールドの取材、その後の特集ポッドキャストの公開がつい今朝方一段落してすっかりやり遂げた気分になってしまっていますが、まだまだ年内にやらないといけないことがあって、もう一がんばりしないといけない感じです。12月に入って東京は寒い日が増えてきました。なんとか年末まで駆け抜けましょう。 (中根 雅文) しわっすわっすわっす!12月もそうですが、どちらかというと11月があっちゅーまに過ぎてしまって一瞬で12月にワープした感が強いからではないか説を推しています。とりあえず年末ジャンボを買うまでは師走感を出さないようにしています(すぐだよすぐ!) (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 モリサワ ビジネス文書作成向けのUDフォントソリューション「MORISAWA BIZ+」サービス開始 (株式会社モリサワ) NTTデータ、AI技術を活用したロボホン向け手話通訳アプリを発表 (ITmedia) Google cracks down on apps that misuse accessibility features (Engadget)

    号外: サイトワールド2017レポート

    Play Episode Listen Later Dec 5, 2017 7:51


    2017年11月1日から3日にかけて、東京都内でサイトワールド2017というイベントが開催されました。視覚障害者向け総合イベントと銘打って毎年開催されているこのイベントでは、講演会、シンポジウムなどと併せて、視覚障害関連製品を手がける多くの企業などが出展する展示会が開催されます。 AccSellでは、2013年よりこのイベントの会場でインタビューを行い、ポッドキャストとして配信してきました。今年は、インタビューの模様ではなく、取材に当たった日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net)の関係者の感想を収録した短いレポートをお送りします。 なお、JBICT.Netが行った取材の模様は、JBICT.Netのサイトワールド2017特集のページからお聴きいただけます。11の出展者へのインタビューを含む14本のポッドキャストが配信されています。 カバー画像:Sight World 2017のロゴマーク(パンフレットの表紙のキャプチャーの一部) AccSellによるサイトワールドの取材について 前述の通り、2013年からAccSellとしてサイトワールドの取材をしてきました。 他にこのような情報発信に適した媒体もありませんでしたし、アクセシビリティーについて考える上でのヒントも多くお届けできるのではないかという考えでこれまでこのサイトで何本ものインタビューを配信してきました。 しかしその一方で、なるべく広くアクセシビリティーに関する話題を扱うという当サイトの方針に反して、このイベントは視覚障害に特化したものであるという事実が気になっていました。 他の障害についても同様に扱える状況であれば何の問題もないのですが、実際には視覚障害だけが多く扱われるような状況になってしまっていて、全体として見るとバランスを欠いているようにも思われます。 そんな折、昨年よりこのサイトワールドの取材メンバーなどを中心に設立を準備している視覚障害があるICTユーザーの当事者組織、日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) のサイトの運用を始めました。 サイトワールドのように視覚障害に特化したイベントについては、視覚障害者のICT利用に特化した取り組みを進める予定のJBICT.Netで扱う方が適切だろうという判断に至り、昨年はAccSellとJBICT.Netの共同製作、今年はJBICT.Netによる単独製作という形でサイトワールドのレポートを配信することにしました。 とはいえ、急に当サイトでの配信を中止してしまうと、サイトワールドの特集は聴きたいけれどもJBICT.Netのことはご存じない、という方にお届けできなくなってしまうだろうと考え、今年はJBICT.Netの取材成果を簡単にご紹介するレポートを当サイトで配信することにしました。 そのようなわけで、2013年からお楽しみいただきましたサイトワールド特集のポッドキャストですが、当サイトで配信するのは今年が最後になる予定です。 今後はJBICT.Netの情報発信にもぜひご期待ください。 [中根 雅文]

    第128回: 「古いドキュメントは滅ぼさなければならない」

    Play Episode Listen Later Nov 29, 2017 59:27


    今回は、Web関連の仕様書の翻訳を手がけるもんどさんをゲストにお迎えして、使用翻訳を始められた経緯やアクセシビリティー関連の活動などについて伺っています。また、11月11日に開催されたJapan Accessibility Conference Vol.1についても話しています。 写真:ゲストのもんどさんが「Japan Accessibility Conference vol.1」で登壇したときの会場風景です。遠くにいてるのがもんどさんです。実在していました。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「商店街」です。 もんどさんを交えて CSS 2.1仕様書の日本語訳を手始めにWeb関連の仕様書の翻訳を手がけるようになられたというもんどさんに、まず翻訳に取り組むようになった経緯を伺っています。また、その後取り組まれたWAI-ARIA 1.0の翻訳やウェブアクセシビリティ基盤委員会での活動についてもお話しいただいています。 続いて、先日開催されたJapan Accessibility Conference (JAC) Vol.1で担当されたセッションなどについてご紹介いただいています。 そしてAccSellの3人も関わったこのイベントについて、それぞれ感想などを話しています。 今回のゲスト もんどさん アマチュアウェブ仕様翻訳者 WAI-ARIA 1.0、HTML 5.0 (web developer's part)、CSS 2.1などといったウェブ仕様の翻訳を公開している中の人。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の翻訳部会で作業協力者としても活動している。 Twitter : https://twitter.com/momdo_ 収録後記 研究者が技術仕様を参照する場合、英語で読むのが一番早く確実なので当然のようにそうするものですが、Web関連の仕様書を参照するのは、おそらく研究者よりもそうでない人の方が圧倒的に多いと思います。そうすると英語が苦手という人も少なからずいるわけで、翻訳版が非常に重要です。特にアクセシビリティーのように、その考え方などをなるべく多くの人に伝える必要がある分やの文書については、翻訳版の存在が不可欠です。ただこの翻訳という作業、継続的にやるのは結構大変だということを経験的に知っているので、今回もんどさんのおお話を伺って頭が下がる思いでした。 (中根 雅文) Twitterの中にしかいないと思っていたもんどさんとお話できることになるなんて・・・。これからもお世話になります!(仕様書の日本語) (山本 和泉) 同じ翻訳でも、仕様書の翻訳ほど骨が折れて、しかも公開した後の影響力が大きいものはないと思います。私自身も、もんどさんの日本語訳にどれだけ助けられてきたことか。ウェブアクセシビリティ基盤委員会の作業部会でSkype越しにお声だけは何度もお聞きしていたものの、今回のようなお話を聞ける機会がなかったので、先日のJapan Accessibility Conferenceでの打ち上げでお話できたことと合わせて、もんどさんのことをより深く(?)知ることができてよかったです! (植木 真)

    第127回: 「今できないからっつってずっとできないとはとても言えない」

    Play Episode Listen Later Nov 15, 2017 30:38


    今回はAccSSellクリッピング拾い読みで、めがね型端末を用いた映画の字幕提供、Windows 10のOCR機能、Windows 10 Fall Creators Updateで追加された視線制御機能について話しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「かまぼこ」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した記事の中からAccSellの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuが「「字幕表示メガネ型端末」が示す、映画館の未来 立川シネマシティの実地テストレポート」という記事を取り上げて、映画のキャプションについて話しています。 つづいて中根が、「NVDAからWindows10のOCR機能を呼び出して、NDLデジタルコレクションを読み上げて使ってみる」という記事を取り上げて、Windows 10のOCR機能の活用について紹介しています。 最後に植木が、Windows 10 Fall Creators Updateで追加された視線制御機能のデモ動画を取り上げて、視線入力について、そして最近のWindows 10のめざましい進歩について話しています。 収録後記 今年も11月1日から3日にかけて、視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド」が開催されました。今年はAccSellとしてではなく、まだまだ設立準備中の日本視覚障害者ICTネットワークとして取材しました。この中でも、最近の技術の進歩の早さを感じさせられることがいろいろとありました。最近、本当にあらゆることがすごい速度で進んでいる感じがします。 なおサイトワールドについては、来週発行予定のメルマガでレポートをお送りするのに加えて、AccSellでは全体を総括するポッドキャストを、そして日本視覚障害者ICTネットワークのサイトでは出展者へのインタビューの模様を収録したポッドキャストを配信する予定です。 (中根 雅文) 今回紹介したWindows 10の新機能、すごいの一言です。このポッドキャストでも何度か「長生きしてみるもんだね~」って言ったことがあると思いますが、これもその一つ。技術がいろいろな可能性を広げていく、その真っ只中にいる感覚は何とも言えませんね。近いうちに機会を作って、この機能をはじめとしていろいろなアクセシビリティ機能や支援技術を皆さんとシェアすることができたらと目論んでおります(ニヤリ) (植木 真) 前回(126回)でも紹介をした11月11日(土)に国内最大級・最大規模のアクセシビリティカンファレンス「Japan Accessibility Conference vol.1」があって、AccSellの3人とももちろん参加!全9セッション、250名が集ったすごいカンファレンスでした。そしてなによりスタッフさんたちがみなさん周りの動きをみながら適宜いい感じに対応していたのもとても印象的でした(イベントを主催したりお手伝いをしているといろいろ気になってしまうのよーよー)。来年の11月11日も楽しみだなぁ! (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 「字幕表示メガネ型端末」が示す、映画館の未来 立川シネマシティの実地テストレポート (Real Sound) Control your PC with your EYES with the Windows 10 Fall Creators Update (YouTube) NVDAからWindows10のOCR機能を呼び出して、NDLデジタルコレクションを読み上げて使ってみる (kzakza's Blog) モリサワ「Windows 10 Fall Creators Update」での「UDデジタル教科書体」正式採用を発表 (株式会社モリサワ)

    第126回: 「実装者ならまだ……ギリだめなんですけど (笑)」

    Play Episode Listen Later Oct 18, 2017 67:25


    今回は、ますぴーこと株式会社サイバーエージェントの桝田 草一さんをゲストにお迎えして、同社でのアクセシビリティー向上のための取り組み、11月11日に開催が予定されているJapan Accessibility Conferenceなどについてお話をうかがっています。 写真:ゲストの桝田さんが主催している「WCAGもくもく会」の開催時の風景。1テーブルにだいたい4人が座ってみんなもくもく仕様書を読んでる先に、植木さんと太田さんの姿も。 オープニング・トーク 最近パスポートが失効していることに気づいたというizuizuからの今回のお題は、「冷凍食品」です。 桝田 草一さんを交えて まず、枡田さんの現在のお仕事の内容、アクセシビリティーに取り組むようになった経緯についてお話しいただいています。 つづいてサイバーエージェントでのアクセシビリティーに関する取り組みについてうかがっています。 関連して、このポッドキャストの収録前日、10月10日に開催された「WCAGもくもく会 #3」についてもご紹介いただいています。 最後に、来る11月11日(土)に都内で開催されるJapan Accessibility Conference(JAC) vol.1についてうかがっています。 今回のゲスト 桝田 草一 (ますだ そういち)/ ますぴーさん 株式会社サイバーエージェント フロントエンドデベロッパー 業務用ソフトウェアの営業マンからウェブ制作の世界に転身、ウェブ制作会社でのマークアップ、CMS構築、ディレクション業務を経験し、2017年1月サイバーエージェントに入社。現在は生放送プラットフォーム FRESH! のフロントエンドを担当しながら、社内でのアクセシビリティ啓蒙活動に従事。 個人サイト : https://masup.net Twitter : https://twitter.com/masup9 収録後記 「アクセシビリティのことがやりたいからサイバーエージェントに入った」っていうのがこれからのウェブの人っぽくて、これからこういう人たちが増えていくんだろうなぁ、って思いました。というか中根さんと植木さんのふたりともがツイッギーを知らないなんてどういうこと?! (山本 和泉) ポッドキャストの中でも話題になった動的なコンテンツの自動テスト、個人的には今Webアクセシビリティー関連で一番興味がある話です。僕が知る限りまだまだ決め手と言えるような手法が確立されていない分野ですが、動的なコンテンツが急増している現状を考えると、取り組みを加速させていく必要があると感じます。こういったことに取り組んでいる方となにか一緒にやりたいなあなどとしばしば考える昨今です。 (中根 雅文) 11月11日(土)に都内で開催される「Japan Accessibility Conference(JAC)」。収録後に、参加申込者数が定員の250名に達し、現在はキャンセル待ち状態となっています。アクセシビリティをテーマにしたセミナーイベントで250名も集まるなんて、数年前まではちょっと考えられなかったことです。今回のゲストの桝田さんが勤務しているサイバーエージェントさんをはじめとする主催企業の顔ぶれも、やはり数年前までは考えられなかったこと。新しい時代の幕開けというと大げさかもしれませんが、そんな気持ちで今から当日が楽しみなのであります! (植木 真) AccSellクリッピングの関連記事 Web Initiative Center と社内的な所信表明 (ハブろぐ) 社内で Web アクセシビリティ勉強会を開催した (ハブろぐ)

    第125回: 「そんな関西弁じゃあしゃべらないけど」

    Play Episode Listen Later Oct 4, 2017 50:57


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、総務省から発表された2016年度の字幕放送などの実施状況、視覚障害者向けの触地図、「読む行為」をサポートするOTON GLASSについて取り上げています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「徒歩」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuが、総務省が発表した2016年度の字幕放送、音声解説放送、手話放送の実施状況と、緊急時放送の字幕付与などの取り組み状況を取り上げて、解説放送や字幕放送についてあれこれと話しています。 つづいて中根が、「視覚障がい者向けの“触地図”、OpenStreetMapを使って自動作成するシステム」という記事を取り上げています。 最後に植木が、ディスレクシアやロービジョンの人などの読む行為をサポートするめがね型ディバイス「OTON GLASS」について取り上げています。 収録後記 ポッドキャストの中でもちょっと触れましたが、今年も11月1日~3日の3日間、サイトワールドという、視覚障害者に関する様々な展示やセミナーなどが行われるイベントが開催されます。AccSellでは2013年から毎年、このイベントの出展者へのインタビューを配信してきました。 (昨年のインタビュー一覧はこちら。) インタビューを少し覗いてみていただき、興味を持たれたら会場に足を運んでみてください。なお、今年はAccSellとしてではなく、(相変わらず設立準備中の)日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net)として取材、配信する予定です。 (中根 雅文) ほんとみんなテレビは音声解説(副音声)と字幕で観るのおすすめなのよ!特にNHKが攻めてるから見て!あ、でも生放送の字幕はタイムラグがあるからあまりおすすめできないかも。ネットでのタイムシフトでも字幕と音声解説出てくれたらいいのになぁ・・・ (山本 和泉) OTON GLASS、機会があれば一度試してみたいですね。他にも、以前はGoogleグラスとかあったし、こういうデバイスがどんどん実用化されていくことで、いろいろな新しい変化が次々に起こりそうで楽しみです。そう、老眼世代にとっては、いろいろな場面で救世主になってくれるような気がして、個人的にも大いに期待しております! (植木 真) AccSellクリッピングの関連記事 平成28年度の字幕放送等の実績 (総務省) [東京] ベンチャーイノベーション「オトングラス」体験会 エプソンのスマートグラス「MOVERIO」が映画館の聴覚障がい者用字幕サービスに採用 (AV Watch) 視覚障がい者向けの“触地図”、OpenStreetMapを使って自動作成するシステム (INTERNET Watch)

    第124回: 「そのぐんまちゃんだけはどうしても僕には止められないんですよ」

    Play Episode Listen Later Sep 20, 2017 56:50


    今回は、有限会社ユニバーサルワークスの清家順さんをゲストにお迎えして、9月1日に公開された「自治体サイトWebアクセシビリティ調査」の結果について、詳しくうかがっています。 写真:ゲストの清家さんのオフィスから見える景色だそうです。「この姿を毎日ライブビューできるのは、静岡県三島市だけ!」 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「乗り物に関して最近気になったこと」です。 清家 順さんを交えて 毎年9月1日に調査結果が公開される、有限会社ユニバーサルワークスによる「自治体サイトWebアクセシビリティ調査」、今年もこの内容について清家順さんに詳しくうかがっています。 まず、今回の調査がどのような観点で行われたかを説明していただいています。関連して、miCheckerについても話しています。 つづいて、今回の調査で見えてきた傾向などを含む、清家さんの感想をお話しいただいています。 そして、AccSellの3人が気になったものを中心に、いくつかのサイトについて詳しくうかがっています。 ぜひ調査概要のページからリンクされている結果や各サイトを見ながら聴いてみてください。 最後に、清家さんも企画に関わっておられて10月5日に開催されるウェブアクセシビリティ基盤委員会による「アクセシビリティセミナー2017」についてご紹介いただいています。 今回のゲスト 清家 順 (せいけ じゅん) さん 有限会社ユニバーサルワークス代表取締役 地域ISPでウェブ制作に携わっていたが、妻の失明を機にWebアクセシビリティへの取り組みを開始する。 毎年9月に「自治体サイトアクセシビリティ調査」を実施し、2017年9月1日には通算15回目となる調査結果を発表。現在は、自治体を中心に、サイト構築に関するコンサルティング、アクセシビリティガイドラインの策定、ウェブサイトの評価・診断業務を行っている。 現在、月刊「広報」誌上にて「ドクターSのサイト診断」連載中。 公益社団法人日本広報協会広報アドバイザー。 ウェブアクセシビリティ基盤委員会WG1主査。 修士 (情報保障学)。 清家 順さんの過去の出演回 2016年9月21日配信: 第101回: 「コンテンツがそんなに面白くなかったとしても割と行きたくなるんですよね」 2016年5月18日配信: 第93回: 「僕はそこでなにが話されているかもまったく分からない」 2015年9月16日配信: 第77回: 「病気ですねえ、もうこれねえ」 2014年9月17日配信: 第53回: 「日本で5人しかいませんよ」 2013年9月18日配信: 第28回前編: 「夏の終わりの風物詩、秋の始まりの風物詩」 第28回後編: 「清家のSです、あくまでも」 収録後記 清家さんのお話をうかがいながら、都道府県などがWebサイトを作り始めた1990年代半ばから後半のことをぼんやりと思い出していました。あの頃は、altがない画像が大量にあったりするのは当たり前、といったような状況だったように記憶しています。その後、Webでの情報提供の意義も随分と高まりましたし、支援技術も随分と進歩しましたが、やはりなにより製作側の意識がかなり変わったのだろうなという気がしています。その裏には、毎年地道に調査を行い、問題点を指摘し続けてこられた清家さんの存在も大きいのだろうなと思います。 (中根 雅文) 今年の調査結果を拝見して、HOMEページだけのツールによるチェックとはいえ、問題箇所がゼロという自治体が多くて、まずそのことに正直驚きました。ツールによる機械的なチェックだけで判定できるのは全体の20%くらいというのが定説ではありますが、その部分だけとはいえ、自治体サイトの品質が着実に向上しているのだなと改めて感じました。その分、ドクターSの真骨頂が発揮しづらい調査になったと思いますが、来年はどんな切り口で調査するのか、今からとても楽しみです。清家さん、来年もお待ちしています! (植木 真) 今回もいろいろなサイトの清家さん視点ポイントがいっぱい聞けて勉強になりました。いつものことながら「自治体サイトWebアクセシビリティ調査」の結果一覧にあるコメントを眺めるだけでもニヤニヤしてしまうので、つらいことがあったら眺めるようにします。 (山本 和泉)

    第123回: 「音声ファーストインデックス」

    Play Episode Listen Later Sep 6, 2017 51:38


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、CSSで表示した背景画像とアクセシビリティー、音声検索、映画の音声解説について話しています。 また、松屋の「松券セレクト」についていただいたお便りを紹介しています。 カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「黒または松崎しげる」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からこの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まず中根が「キーボード操作もできるようにチェックボックスとラジオボタンをCSSでカスタマイズする」という記事を取り上げ、関連してCSSによる背景画像表示とアクセシビリティーについて話しています。 つぎに植木が、「今後、検索の50%は音声にシフトする。その時に考えなければいけないこととは?」という記事を取り上げて、音声検索についてあれこれと話しています。 そしてizuizuが、「映画『光』にも出てくる「音声ガイド」ってなに? 映画の「視覚障害者向け音声ガイド」の現在を体験してきた (後編)」という記事を取り上げています。 お便り紹介 最後に、ポッドキャスト第119回で取り上げた「松券セレクト」を使ったレポートをいただきましたので、実際に食券機を操作している模様の音声と合わせて紹介しています。 収録後記 今回izuizuが紹介した記事でも話題になっている映画『光』ですが、やはり話の中に出てきた田畑の映画館、CINEMA Chupki TABATAで今月上映されているようです。オープン以来足を運んでみたいと思っていましたが、今月こそは行ってみようとかと思っています。 (本当は先月『この世界の片隅で』を観に行きたかったのですが行けませんでした。) なお、音声解説に関するワークショップが9月と10月にも開催されるようです。 (中根 雅文) 映画でUD Castや、テレビの音声解説が楽しくて楽しくて。たまに思いもよらなかった解説が出てきたときのうれしさったらないですよ。メルマガにも出したことありますがNHK大河で「妄想にふける直虎」とか「顔が近い」とか、合ってるんだけどそういう表現がアリなのね!って楽しすぎます。ほんとおすすめです。 (山本 和泉) 松屋に行ってみようと思いながらも、まだ行けずにおります(苦笑) お店の前はよく通りがかるんですけどね。なんとなく「音声」が気になり始めた今日この頃、まずは音声検索からやってみようかと思ったり、思わなかったり、タリラリランのコニャニャチワなのであります。よし、まずは券売機からだ! (植木 真) AccSellクリッピングの関連記事 あなたのパソコンやスマホが、松屋の券売機になります (ASCII.jp) 今後、検索の50%は音声にシフトする。その時に考えなければいけないこととは? (ロボスタ) 映画『光』にも出てくる「音声ガイド」ってなに? 映画の「視覚障害者向け音声ガイド」の現在を体験してきた (SPICE) キーボード操作もできるようにチェックボックスとラジオボタンをCSSでカスタマイズする (Tips Note by TAM) 【9月開講】映画音声ガイドナレーション実践講座 参加者募集! (CINEMA Chupki TABATA) 【10月開講】音声ガイド台本制作講習会 第4期受講生募集! (CINEMA Chupki TABATA)

    第122回: 「監訳している立場としてはまあ面白いなと思いながらやってます」

    Play Episode Listen Later Aug 30, 2017 52:09


    今回は、伊原 力也さんと太田 良典さんをゲストにお迎えして、現在お二人が監訳に取り組んでおられる書籍、「インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」についてうかがっています。 収録風景:左からにこやかなゲストの太田さん、「オレ!」な植木、ほっぺを押さえて痩せた風に見せてるいずいず、生暖かい目で見ているゲストの伊原さん、一番手前にシャツに首を絞められている中根。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「太陽のような笑顔になる瞬間」だそうです。 伊原 力也さん、 太田 良典さんを交えて 今回のゲストは、BAの伊原 力也さんと太田 良典さんです。現在お二人が監訳に取り組まれている、「インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」についてあれこれとうかがっています。 まず、現時点では9月29日とAmazonのページに記載されている発売予定日について、本当にこの日に発売されそうなのかどうかということについて、歯切れ悪くお話しいただいています。 次に、書名にある「インクルーシブ」というキーワードを取り上げて、「インクルーシブ・デザイン」とはどういった考え方なのかということについて話しています。また、この書籍とインクルーシブ・デザインの関係についてもお話しいただいています。 つづいてこの書籍の内容、主な想定読者などについてうかがっています。 最後に、今後お二人が登壇される予定のイベントをご紹介いただいています。 (イベント情報につきましては、以下の「今回取り上げたAccSellクリッピングの記事」欄に掲載しているリンクからご確認ください。) 今回のゲスト 伊原 力也 (いはら りきや) さん BA シニア・インフォメーションアーキテクト HCD-Net認定 人間中心設計専門家。ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 理解と普及作業部会委員。1999年よりWeb標準に則ったWebサイトの構築業務に従事。2004年にBAに参加。マークアップデザインエンジニアとして業務を行う傍ら、HCD (人間中心設計) プロセス導入を推進。現在はプロジェクト設計、調査分析、コンセプト立案から、アクセシビリティおよびユーザビリティを確保したインタラクションデザイン、さらにフロントエンド実装のディレクションまでを一貫して手がける。クリエイティブユニットmokuva所属。 http://www.b-architects.com/ http://mokuva.com/ http://twitter.com/magi1125 太田 良典 (おおた よしのり) さん BA セキュリティスペシャリスト / アクセシビリティスペシャリスト ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 実装作業部会副主査 / JIS X 8341-3改正原案作成委員会委員 HTML4.01のW3C仕様書を翻訳した「HTML4仕様書邦訳計画補完委員会」の委員を務めた後、2001年にBAに参加。Web技術の分野で幅広い専門性を持ち、セキュリティ分野においては「第二回IPA賞(情報セキュリティ部門)」を受賞。アクセシビリティ分野では、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員として活動している。著書(共著)に「デザイニングWebアクセシビリティ」など。 収録後記 BAのお二人による書籍の第3弾が、いよいよ発売間近となってきました。原著は「Inclusive Design Patterns」ということで、「インクルーシブ」というワードは最近海外でよく使われているのですが、どんなインクルーシブなデザインパターンが紹介されているのか、今からとても楽しみです。そして、今回の収録もお二人の安定したコンビネーションを満喫させていただきました。さあ、アナタも今すぐ新刊書籍のご予約を! (植木 真) 太田さん、伊原さんの話はいつ聞いても楽しすぎて楽しいです。ちょいちょい耳にする「インクルーシブ」の意味がなんとなく理解できたような気になっています(気になっているだけのような気がしないでもないけれど)。でもなんとなくわかってきたので、これからもっと楽しみです!新しい本も楽しみです! (山本 和泉) ポッドキャストの中でも少し触れましたが、最近自分で使うツールを作るのにしばしばjQueryでちょっとしたものを書いています。主にjQuery/JavaScriptに疎いのが原因なんですが、自分で使いやすいなと思えるものを作るのは結構大変です。「こうすればできそうだな」と思って書いてみてもなかなか思い通りの挙動にならないのです。スクリーン・リーダーの挙動を比較的よく理解している僕がこの状況なので、そうでないのにアクセシビリティー対応をがんばろうとしている人たちの苦労がうかがわれます。今回ご紹介いただいた新刊書籍、そんな皆さん、そして僕にとって、かなり参考になる内容なのではないかと、今から楽しみです。 (中根 雅文) AccSellクリッピングの関連記事 [新刊書籍] インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン (Amazon.co.jp) [東京] HTML5 Conference [広島] CSS Nite in HIROSHIMA, Vol.10 「ウェブ制作の今と、これから」 [東京] CSS Nite LP54「Coder's High 2017」

    第121回: 「正しい日本語を使わないと言いたいことは伝わらないよっていうのとおんなじレベルの話」

    Play Episode Listen Later Aug 2, 2017 33:00


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、Webコンテンツにおける配色、プレゼンテーション資料の共有、ロービジョンについて話しています。 イメージ写真:今回は見えるような見えないような、色のような、というお話が多かったので色鉛筆の写真です。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「パンツ」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からAccSellの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まず植木が「今、ウェブ配色で気をつけたいこと(2017年版)」というブログ記事を取り上げています。 つづいてizuizuが、「アクセシブルにするならSlideShareを選ぶべき?SlideShareへのアップロード方法」という記事を取り上げています。関連して、PowerPointで作成したスライドからアクセシビリティーの高いPDFを作成する方法などについても話しています。 最後に中根が、「弱視者の見ている世界―― 人生の途中で「白杖」を持つ」という記事を取り上げています。どちらかというとアクセシビリティーとは直接関係がなさそうな内容のこの記事をなぜ紹介することにしたのか、といった点についても話しています。 収録後記 気づいてみればもう8月だというのに、今年は梅雨が明けてからの方が梅雨らしい天気だなあという感じの東京周辺ですが、昨日は梅雨とはかけ離れたようなとんでもない夕立に遭遇しました。最近、折りたたみなのに結構大きい傘を買ってこれが鞄に入っていたのでそんなにひどいことにはなりませんでしたが、傘に当たる雨音がうるさくて歩くのもこわごわといった感じでした。夏らしい夏が待ち遠しいです。 (中根 雅文) 季節外れの風邪をひいてしまい、今回はいつも以上にお聞き苦しい声で失礼しました。鼻づまりとノドの不調がまだ続いている中、昨日は半日の研修講師で、いつもより長めにたっぷりとスクリーンリーダーや拡大鏡のデモをしたり、グループワークを多めにしたりする作戦を敢行するも、それでもさらにダメージを負ってしまった模様です。夏風邪は厄介ですね...。皆さんもお気をつけください! (植木 真) 大阪(というか西日本)と関東とで、気温の差が激しいですね。日本ってそんなに広くて大きかったでしたっけ? というか8月なのですね。7月ってありましたっけ?あれ?7月をどこかに置き忘れてきてしまったような・・・。 (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 目が見えない状態を想定したUI設計 (Orangebomb) アクセシブルにするならSlideShareを選ぶべき?SlideShareへのアップロード方法 (Orangebomb) 今、ウェブ配色で気をつけたいこと(2017年版) (フォルトゥナ ブログ) 弱視者の見ている世界―― 人生の途中で「白杖」を持つ (Yahoo!ニュース)

    第120回: 「ユーザーファーストっていうかスクリーン・リーダー ファースト的」

    Play Episode Listen Later Jul 19, 2017 55:25


    今回はヤフー株式会社の中野 信さんと鈴木 宏一さんをゲストにお迎えして、先に行われた東京都議会議員選挙に際せして開設された特設サイト「聞こえる選挙」のお話を中心に、Yahoo! JAPANにおけるアクセシビリティーの取り組みなどについてうかがっています。 写真:収録風景。左からゲストの鈴木さん、中野さん、中根、植木、いずいず。いずいずの横のパソコンには「Yahoo!の東京都議選特設サイト」を表示されていて植木が指差し。みんないい笑顔だなぁ。 オープニング・トーク 旅行中にスマホが壊れたというizuizuからの今回のお題は、「石ノ森章太郎作品に関するエピソード」です。 中野 信さんと鈴木 宏一さんを交えて 今回のゲストは、ヤフー株式会社の中野 信さんと鈴木 宏一さんです。 まず、先の東京都議会議員選挙に合わせて開設された特設サイト「聞こえる選挙」について、開設の経緯などについてうかがっています。そして、同サイトに掲載されたテキスト版の選挙公報作成、公職選挙法との関係、サイト製作の裏側など、いろいろな疑問に答えていただいています。 つづいて、Yahoo! JAPANにおけるアクセシビリティーの取り組みについてもお話しいただいています。 イベント情報 以下、ポッドキャストの最後に鈴木さんからご紹介いただいているトーク・イベントに関して、鈴木さんからいただいた情報です。 未来に残す 戦争の記憶 ~手紙から読み解く戦時中のコミュニケーションについて~ <開催日時> 2017年8月1日(火)18:00~19:30 (受付:17:30~) <開催場所> ヤフー株式会社 LODGE(17階) 内容 ◆映画「海辺の生と死」に見る戦時中のコミュニケーション 脚本・監督:越川 道夫 氏 7月29日(土)公開の「海辺の生と死」(主演:満島ひかり 原作:島尾ミホ、島尾敏雄)の越川監督を迎え、映画制作秘話を通して、戦時中のコミュニケーションについて語っていただきます。 ◆戦時中のコミュニケーションについて 元専修大学教授:新井 勝紘 氏 戦地と内地をつなぐ「軍事郵便」の解読や現地調査を行っている新井勝紘氏を迎え、「軍事郵便とは?」「どういう仕組みで送られていたか?」など、“命の便り”と言われている軍事郵便をわかりやすく語っていただきます。 <連絡先> 当日ご来場を希望される方は、事前に以下のアドレスまでメールをください。 くわしい入館方法などご連絡します。 kousuzuk@yahoo-corp.jp 今回のゲスト 中野 信 (なかの まこと) さん ヤフー株式会社 マーケティングソリューションズカンパニー デザイン戦略室 第5代/第6代黒帯(アクセシビリティ) HCD-Net認定 人間中心設計専門家 自社の広告管理ツールや広告のUIデザインを担当。 並行して、サービスのアクセシビリティを高めるための啓発活動や普及活動を日々行っている。 2015年からヤフー社内の技術認定制度「黒帯制度」でアクセシビリティの黒帯を拝命。より積極的に社内外で活動中。 鈴木 宏一 (すずき こういち) さん ヤフー株式会社 マーケティング&コミュニケーション本部 クリエイティブ推進部 コミュニケーションデザイン ヤフーのブランディング向上を目的とした施策、全社横断特集の企画担当。 戦後特集「未来に残す 戦争の記憶」、コマース施策「いい買物の日」などを担当。 収録後記 ポッドキャストの中でもお話ししましたが、選挙公報の問題は僕たち視覚障害者にとっては結構大きな問題です。とはいえ、選挙管理委員会がWebに掲載する選挙公報については、国全体で公職選挙法の運用を変えるか、あるいは法律そのものを変えなければどうにもならないというのが現状です。そんな中での今回の「聞こえる選挙」は画期的な取り組みだったと感じています。今回の取り組みがこの問題に対するより拾い認知につながり、今後良い方向に状況を変えていくきっかけになるのではないかと期待しています。 (中根 雅文) メールマガジンに続いて、ポッドキャストでも「聞こえる選挙」をご紹介しました。こういった意義のある取り組みを、ヤフーさんのような知名度や影響力のある企業さんが実践したことに感銘を受けました。その中心人物であるお二人から後日談も含めて、いろいろなお話を聞くことができました。これが今回限りとならず、点が線になって、最後は社会を動かすことにつながっていくといいなと思います! (植木 真) 鈴木さんと中野さん、お二人ともステキだったなぁ・・・。ヤフーだからできることっていろいろあるんだろうなぁ。Yahoo!すごいヤフーすごいやふー!!またお話を伺いたいです! (山本 和泉)

    第119回: 「アクセシビリティーが低い物の代表格なんですね、街の中で出会う物としては」

    Play Episode Listen Later Jul 5, 2017 31:36


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、シャープのロボホン、Yahoo! JAPANが解説した都議会議員選挙の特設サイト、松屋の券売機について取り上げています。 写真:ポッドキャスト内で取り上げている松屋の「松券(マツケン)セレクト」を使って実際に券売機で発券してみました。QRコードを読ませて実際に注文できましたが「"会計する"ボタンを押してください」のアナウンスがあってタッチパネルの右下にある「会計する」ボタンをタッチしたけど、その両サイドにも「追加注文」と「全て取り消し」ボタンが並んでいて「会計する」ボタンが押しづらい感じがしました。とはいえ、券売機前で「どれにしようかな」と悩まなくていいのはとても気持ちよかったです。あとお店ごとに扱っているメニューが違うんですね!というかキャプションでこのような解説を書いてもいいのか、という実験も含んでいます。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「2017年下半期の抱負」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載したものの中からこの3人が気になった話題を紹介するAccSellクリッピング拾い読み、まずizuizuがシャープのロボホンが最近Twitter上で話題になったという出来事を取り上げています。 つづいて植木が、先週末投票が行われた東京都議会議員選挙に合わせてYahoo! JAPANが解説した特設サイト「聞こえる選挙」について話しています。 そして中根が、「もしかすると松屋の食券機のアクセシビリティーが上がったのかも知れない?」と思わされる話を取り上げています。 収録後記 今回紹介した松屋の券売機の話、よく言われているIoTとはちょっと違うと思うのですが、これまで (少なくとも利用者視点では) インターネットにつながっていなかったものが、間接的といった感じではあるもののインターネット経由で使えるようになった、という点が非常に印象的だなと感じています。今後、こんな感じで間接的にインターネットにつながるものが増えていくと面白いだろうなと期待しています。 (中根 雅文) 都議会議員選挙、終わりましたね。先週のメルマガと今回のポッドキャストで、ヤフーさんの「聞こえる選挙」をご紹介しましたが、都内にお住まいでスクリーンリーダーを使用している有権者の皆さんが、実際にこのサイトを利用したかどうかも気になるところです。そして、実際に使われた方のご意見やご感想も聞けたらいいんですけどね。ともかく、このプロジェクトを実施したヤフーさんに「あっぱれ!」。 (植木 真) ポッドキャスト収録後以降、なぜかロボホンの話をよく聞くようになって、だんだんロボホンが欲しくなってきました。どなたか買ってください。 (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 視覚障がい者向けの選挙情報サイト「Yahoo! JAPAN 聞こえる選挙」を公開 (ヤフー株式会社) ヤフー 視覚障害者に対応した選挙の特設サイト公開へ (NHK) あなたのパソコンやスマホが、松屋の券売機になります (ASCII.jp) シャープのロボホンが「視覚障害者に好評」? その機能、実は「まだない」……“誤解”受け新規開発へ (ITmedia)

    第118回: 「セキュリティーの性質とアクセシビリティーってすごい似てるところがあるなあと」

    Play Episode Listen Later Jun 21, 2017 60:40


    今回は持田 徹さんをゲストにお迎えして、IoTやVRのアクセシビリティー、シフトレフトという考え方、マルチモダリティーとアクセシビリティーなどについて話しています。 写真:ゲストの持田さんと、持田さんが今回の収録時に利用された音楽スタジオ。ドラムを目の前にしていろいろアクセシビリティについてお話してくれたのかー。 オープニング・トーク なんとなく久しぶりの感があるizuizuからの今回のお題は、「冷蔵庫に入っていてびっくりしたもの」です。 持田 徹さんを交えて 今回のゲストは、Webアクセシビリティー・コンサルタントでインフラ・エンジニアの持田 徹さんです。 まず、持田さんがアクセシビリティーに興味を持つようになったきっかけについて話していただいています。 つづいて、今年も5月に神戸で開催された「アクセシビリティの祭典」に登壇された際にお話になった内容に関連して、IoTやVRのアクセシビリティー、シフトレフトという考え方、マルチモダリティーの考え方などについて紹介していただき、直接的にはあまり関係がなさそうなこれらのことが、実は結構密接に関係しているのではないかというような話をしています。また、関連してWebコンテンツのアクセシビリティー・テストについても話しています。 持田さんが書かれた、これらの話題に関する以下のブログ記事も併せてどうぞ: IoTシステムのアクセシビリティを考える | The Golden Rule アクセシビリティもシフトレフト! | The Golden Rule アクセシビリティ=マルチモダリティ・アーキテクチャ | The Golden Rule 今回のゲスト 持田 徹 (もちだ とおる) さん ウェブアクセシビリティコンサルタントおよびインフラエンジニア。 2002年よりWebアクセシビリティの研究などを目的としたACRIプロジェクトを開始、講演や書籍の執筆を行う。 2008年にアルファサード入社。業務でWebアクセシビリティに取り組み、ガイドライン作成や診断・改善を行う。 ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 翻訳作業部会作業協力者。 業務では、インフラエンジニアも兼務しており、サーバー・サイド技術やパブリック・クラウドにも関心を持っている。 2016年AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト資格を取得。 Twitter: @motchie Facebook: https://www.facebook.com/toru.mochida ブログ: https://blog.motchie.com/ GitHub: https://github.com/motchie/ 収録後記 神戸で開催された「アクセシビリティの祭典」で、実は個人的に楽しみにしていたのが持田さんのセッションでした。が、しかし、当日は司会進行などイベント運営のボランティアをしていたため、全部をしっかり聞くことができずに残念な思いをしていました。が、しかし、今回このポッドキャストにゲスト出演していただけることになり、ゆっくりお話を聞くことができました。今度は、持田さんお一人でのセッションをどこかで聴けることを楽しみにしております! (植木 真) アルファサードって野田さんだけじゃなかったんですね!(笑) 持田さんの「押しかける」スタンスがとてもかっこいいなぁって思いました。そうだよなぁ、気になっりわからないことがあったら聞きに行けばいいよね!! あと、白シャツ着て豚キムチを作ると、フライパンからカプサイシンが飛ぶから気をつけろ! (山本 和泉) いやー、NAPというキーワードが出てきて意味もなく焦ってしまいました。当時結構がんばってやっていたのですが、仕事が忙しくなったり (いや、そんなに忙しくなかったような気も……) いろいろとあって (あったことにしておきましょう) なんとなくフェードアウトした感じになってしまって、今でも残念に感じています。今思うと、ちょっと風呂敷を広げすぎたのでしょう。そういう反省もありつつ始めたのがこのAccSellであり、今どうにか起動に乗せようとしているJBICT.Netです。ちなみにNAPのサイト、ドメイン名うを捨てるのが惜しい、なんてこともあったりして、10年以上更新されないまままだ残してあります。 (中根 雅文)

    第117回: 「字幕もなまってるんですよ」

    Play Episode Listen Later Jun 7, 2017 33:22


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、動画コンテンツの字幕、Windows用スクリーン・リーダーを取り巻く最近の状況、音声解説付きの映画の増加について話しています。 写真:話題に出てきたUD Castのキャプチャー画面のコラージュ オープニング・トーク 今回もizuizuからの無茶ぶりはなりを潜めて、「キャプテン」について話しています。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載したものの中から3人が気になった話題を紹介するAccSellクリッピング拾い読み、まず植木が「動画キャプションを聴覚障害者の UX として考える」というブログ記事を取り上げています。関連して、テレビ番組の字幕などについても話しています。なお、この中で中根が触れていたメディア・アクセス・サポートセンターの字幕に関するガイドラインはこちらに掲載されています。 つづいて中根が、Windows用のスクリーン・リーダーWindow-Eyesの販売終了というニュースを取り上げ、最近のスクリーン・リーダーを巡る状況について話しています。 そしてizuizuが、「アプリ・音声ガイド:耳で楽しむ映画続々 視覚障害者向け」という記事を取り上げて、UDCastについて話しています。 収録後記 キャプションも音声解説もUD Castも試してみると、ほんまいろいろな発見があって楽しすぎるからみんなやってみるといいんじゃないかな! (山本 和泉) Window-Eyesの話の中で触れたブログ記事ですが、こちらでお読みいただけます。ポッドキャストの中でもお話ししたように、少々偏った視点のような気もするのですが、僕にとっては少なからず共感する内容です。なんとなくしばらく落ち着いていた感がある視覚障害者 (特に全盲) のPC利用に関する状況ですが、しばらくはいろいろと動きがあるのかも知れません。そして安定した状態が揺らぎ始めると、ICTが視覚障害者にとって使えないものになってしまう可能性を考えてしまいます。MS-DOS時代からパソコンを使ってきて、Windowsの普及で絶望的な感覚にとらわれたことがある視覚障害者なら、多かれ少なかれこういったことを考えるのではないかと思います。ともあれ、しばらくはスクリーン・リーダーを取り巻く状況にこれまで以上に注目しておく必要がありそうです。 (中根 雅文) 早くも6月。6月といえば、衣替え。そして、梅雨ですねぇ。さてさて、今回ご紹介したキャプション。YouTubeなどを使っていれば、比較的手軽に提供できるようになってきていますが、やればやるほど奥が深いですね。特に、発話以外の音声をどこまで、どのようにキャプションにするかは、画像の代替テキストと似たところがあるように感じています。動画のキャプションや音声解説は、個人的に興味のあるトピックでもあるので、一度しっかりと掘り下げなければと改めて思いました。  (植木 真) AccSellクリッピングの関連記事 動画キャプションを聴覚障害者の UX として考える (Website Usability Info) Window-Eyes to JAWS Migration (Ai Squared) アプリ・音声ガイド:耳で楽しむ映画続々 視覚障害者向け (毎日新聞)

    第116回: 「元々僕小説家か脚本家になりたかったんです」

    Play Episode Listen Later May 31, 2017 101:16


    今回は、HCD-Net認定 人間中心設計専門家の羽山 祥樹さんをゲストにお迎えして、人間中心設計、ユーザビリティー・テスト、人工知能、伝わりやすいライティングなどについてお話しいただいています。 写真:ゲストの羽山さんと、羽山さんのキャラクター「ハーミィ」です。ユーザーエクスペリエンス! オープニング・トーク 今回は、いつものizuizuからの無茶ぶりはなく、5月18日に神戸で開催されたアクセシビリティの祭典について話しています。 なお、AccSellのイベント情報アーカイブには、このイベントに関するブログ記事、当日の発表資料などへのリンクをまとめてありますので、こちらもご利用ください。 羽山 祥樹さんを交えて 今回は、人間中心設計推進機構 (HCD-Net) 認定 人間中心設計専門家の羽山 祥樹さんをゲストにお迎えしています。 まず、羽山さんがどのようにWebに関わるようになったのかをうかがっています。 そして、人間中心設計専門家の羽山さんに、人間中心設計とはどういう考え方なのか、また羽山さんが日頃実践されているユーザビリティー・テストの手法などについてお話しいただいています。 つづいて、最近羽山さんが興味を持っておられるというIBM Watsonについて、これまでどんなことを試されたか、今後どんなことに期待されているかなどうかがっています。また、関連して人工知能についてもあれこれと話しています。 最後に植木から、ライターとしても活躍されている羽山さんに、WCAG 2.0でいうところの "plain language" についてどのように考えられるかお訊きしています。そして、ユーザビリティーの専門家の視点からの、伝わりやすいライティング・テクニックについてもお話しいただいています。 収録後、羽山さんにいくつかお勧めの記事を教えていただきましたので、ぜひお読みください: 新規事業におけるUXデザインの位置付けと価値~HCD-Net認定 人間中心設計専門家インタビュー:NEC熊崎純一さん・NECソリューションイノベータ木下友見さん:インタビュー|gihyo.jp … 技術評論社 「人の営みを深く見て、暮らしに根差した商品を作る」 LIXILの行動観察 – U-Site UXデザインが果たす役割とは?~HCD-Net認定 人間中心設計専門家インタビュー:株式会社ビジネス・アーキテクツ 伊原 力也さん:インタビュー|gihyo.jp … 技術評論社 人工知能Watsonにテープ起こしさせてみた:WebClip - ウェブ制作、UXD/IA、アクセシビリティ - CNET Japan 今回のゲスト 羽山 祥樹 (はやま よしき) さん インフォメーションアーキテクト。使いやすいウェブサイトを作る専門家。担当したウェブサイトが、雑誌のユーザビリティランキングで国内トップクラスの評価を受ける。専門は人間中心設計 (HCD)、ユーザーエクスペリエンス (UX)、情報アーキテクチャ (IA、アクセシビリティ。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。CNET Japanブロガー。また、大規模CMSや人工知能のエバンジェリストも努める。 翻訳書に『メンタルモデル ユーザーへの共感から⽣まれるUXデザイン戦略』『モバイルフロンティア よりよいモバイルUXを生み出すためのデザインガイド』(いずれも丸善出版)がある。 Twitter: @storywriter Facebook: https://www.facebook.com/storywriter.jp ウェブサイト: http://storywriter.jp 収録後記 いろいろな顔をお持ちの羽山さん。いろいろな切り口から興味深いお話をたくさん聞くことができました。最後に、前からお聞きしてみたかった "plain language" に関連したライティングのお話も聞けて満足。機会があれば、もっといろいろなお話をしてみたいです。羽山さん、またよろしくお願いします! (植木 真) 収録の後、「今回は長くなっちゃったけど面白い話がいろいろ聞けたぞ」と喜んでいたのですが、音声編集が一通り終わった後、音声編集ソフトのトラブルでそのデータがきれいさっぱり消えるという事態に見舞われました。 (正確には消えていないのですが、すべてが無音になってしまったという……。) いくら面白い話でも、もっとコンパクトにインタビューするようにしないといけないなと大反省でした。 (中根 雅文) 羽山さんの幅広さすごい!知ってたけど、あらためてすごい!何聞いても楽しかったなぁ!「視覚的に届く文章」っていうのが私の中でのヒット!またぜひともー! (山本 和泉)

    第115回: 「文字の印象だけからいくと、生ハムな印象があります」

    Play Episode Listen Later May 17, 2017 43:24


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、iOS VoiceOverを紹介した記事、ノーマライゼーションの考え方を紹介した記事、VFOによるThe Paciello Groupの買収について話しています。 ポッドキャスト内で出ていたマイク・パチェロ氏とのインタビュー記事のキャプチャー画面です。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「血圧」です。 Accsellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングで紹介した記事の中から気になった話題を取り上げる「AccSellクリッピング拾い読み」、まずizuizuが「iPhoneのVoiceOverを使ったらKindleが超便利になった」という記事を取り上げています。 つづいて中根が、「ノーマライゼーションとは?ノーマライゼーションの歴史や時代背景、身近な例を紹介します!」という記事を取り上げて、実はアクセシビリティーとも深い関わりがある「ノーマライゼーション」の考え方について話しています。そして中根は、これこそがアクセシビリティーを確保する目的だと主張しています。 最後に植木が、VFOがThe Paciello Groupを買収したというニュースについて話しています。 メール・マガジンのご案内 そして、たまにはメール・マガジンの宣伝もしようということで、先週発行した第113号の内容を少し紹介しています。なお、その第113号のインタビュー記事でご登場いただいた守谷 絵美さんには、ポッドキャスト第61回にもご出演いただいていますので、こちらも併せてお聴きください。 収録後記 収録の後で思い出したのですが、The Paciello Groupは本の1年ほど前にNV Accessとの提携という話がありました。その後、この話に関して目だった動きがあったということは聞いていないのですが、今回の買収でNV Accessとの関係がどうなるのかも気になるところです。この話を思い出して、益々今回の買収に対する印象が悪くなりました。 (中根 雅文) いやあ、まさか十何年前の写真を発見されるとは! もう十年近く更新しないまま放置された昔のサイトですが、写真はともかくインタビューの内容などは今読んでも興味深かったりして。パチェロさんとは十五年近いお付き合いなのですが、彼はニューヨーク・ヤンキースの大ファンで、会うたびに「ヤンキースタジアム、いつ行く?」と聞いてきます(笑) (植木 真) 安心してください。キャプチャーはぼかしています。 VoiceOverに関わらず、実際に読み上げられるのを体感することで、どうやって情報を伝えていこうかを考えるきっかけにもなるからいろいろ普及するといいなぁ。映画館でUDCastを試してみてね! (山本 和泉) AccSellクリッピングの関連記事 The Paciello Group Joins VFO (VFO™) ノーマライゼーションとは?ノーマライゼーションの歴史や時代背景、身近な例を紹介します! (LITALICO(りたりこ)発達ナビ) iPhoneのVoiceOverを使ったらKindleが超便利になった (週刊アスキー)

    第114回: 「技術的に、それから経済的に日本ができないわけがないので」

    Play Episode Listen Later Apr 19, 2017 72:45


    今回は日本財団の石井 靖乃さんをお迎えして、聴覚障害者の電話の利用を可能にする「電話リレーサービス」について主にうかがっています。 写真:収録現場の会議室。左からゲストのにこやか石井さん、右のモニターを眺めているいずいず、眺めている先のモニターに映っているのは4月の晴れた日曜日に、ロードバイクでお花見サイクリングする植木の背中。モニターの右にパソコンを操作している中根。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「健康」です。 石井 靖乃さんを交えて 今回は、日本財団の石井 靖乃さんをゲストにお迎えしています。 まず、日本財団とはどのような組織なのか、そして石井さんが所属されている部門ではどのような取り組みをされているのかを簡単にご紹介いただいています。 つづいて、そのような取り組みのの1つである、聴覚障害者が天和を使うことができるようにする仕組み「電話リレーサービス」について話しています。そもそも電話リレーサービスとはなにか、日本財団で電話リレーサービスに取り組むようになった経緯、日本国内の現状、海外 (主にアメリカ) の状況などについてお話しいただいています。 最後に、やはり石井さんが取り組んでおられるバリアフリー情報の提供のための仕組み「Bmaps」について簡単にご紹介いただいています。 今回のゲスト 石井 靖乃 (いしい やすのぶ) さん ダルハウジー大学(カナダ)経済学修士。 約7年間総合商社勤務の後、1995年より日本財団に転職。 主として障害者分野での国際協力を担当、最近は国内の聴覚障害関連事業にも従事。 日本財団で携わった主な事業 (聴覚障害関連のみ): 2000年度 ベトナム・ドンナイ省バイリンガルろう教育プロジェクト 2001年度 聴覚障害者のための国際高等教育ネットワーク(Post Secondary Education Network International for Deaf and Hard of Hearing) 2004年度 日本財団聴覚障害者海外奨学金事業 2004年度 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan) 2006年度 アジア太平洋手話言語学研究・研修プログラム(Aisa Pacific Sign Linguistics Research and Training Program: APSL) 2009年度 日本社会事業大学聴覚障害者大学教育支援プロジェクト](http://deafhohproject.com/) 2010年度 手話言語法制定推進事業 2011年度 東日本大震災被災聴覚障害者向け日本財団遠隔情報・コミュニケーション支援事業 2011年度 東日本大震災被災聴覚障害者向け相談支援事業「なかま」 2013年度 鳥取県手話言語条例(仮称)研究会 2013年度 聴覚障害者向け日本財団電話リレーサービス・モデルプロジェクト 収録後記 僕の周囲では、「アクセシビリティー」というとWebのアクセシビリティーの話が多くなりがちですし、このサイトでもその傾向があります。しかし、インターネットが普及した今でも、やはり電話は我々の生活に密着したインフラであり続けていますし、社会生活を営む上では不可欠なものです。石井さんのお話をうかがって、改めて電話リレーサービスというのは聴覚障害当事者だけのためのものではないことを確信しましたし、それはアクセシビリティー全般に言えることだと強く感じています。みなさんにも、そういった観点でアクセシビリティーについて考えていただくきっかけになれば良いなと思っています。本当は聴覚障害当事者にもこの情報にアクセスしていただけるようにキャプションやトランスクリプトを提供したいのですが、時間的、資金的に難しい現状なのが残念でなりません。 (中根 雅文) 今回、実はワタクシだけSkypeを使って遠隔からの収録参加でした。口数が少なかったのでは、周囲のノイズが入ってしまうのを恐れて、マイクをミュートにしていたためです(苦笑) 石井さんのお話の中でも出てきた「TTY」。アメリカの空港でTTYに対応した公衆電話をよく見かけていたので、電話リレーサービスのお話、とても興味深く聞かせていただきました。最近、オンラインゲームで、ボイスチャットでの会話をテキストに自動変換して画面に表示する試みが始まっているけど、機会があれば一度試してみたいなあ。 (植木 真) リレーサービスがどのように運営されているとかがわかって楽しかったです。ここでもLINEの人気がすごいですね。LINEすごいなぁ・・・。いろんな人のインフラになっているんだなぁ。全然関係ないですが、大阪府箕面市と大阪市住之江区に住んでいたことがあるので日本財団の初代笹川会長は子どものころから身近な存在と勝手に感じています。 (山本 和泉)

    第113回: 「アリアってないとアリアってないときはアリアわなきゃですよねぇ」

    Play Episode Listen Later Apr 5, 2017 39:11


    今回はAccSellクリッピング拾い読みで、NVDAの認定エクスパート・プログラム、Webページのアクセシビリティー・チェック、Yahoo!検索の(おんぷ)検索」について話しています。 写真:美容室でヘアカラーをするときにメガネが汚れないように渡されたメガネのつるに被せるビニールのカバー。その名も「メガネつるっとカバー」。 オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「ヘアカット」です。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載した話題の中からこの3人が気になったものを取り上げるAccSellクリッピング拾い読み、まず中根が、NVDAの開発を手がけるNV Accessが最近開始したNVDA Certified Expertの認定プログラムについて紹介しています。 つづいて植木が、「自分でできるWebページのアクセシビリティチェック」という記事を取り上げて、アクセシビリティー・チェックについてあれこれと話しています。 そしてizuizuが、ヤフーが始めた「♪(おんぷ)検索」について話しています。 収録後記 ポッドキャストの中でも言いましたが、最近はWebアクセシビリティーのチェック・ツールが随分増えてきた印象です。それぞれいろいろと特徴があって、使い所も違うのだと思うのですが、意外にそういった情報がまとめられていない気がします。本当はAccSellでそんな情報を提供したいと思ったりもするのですが、AccSellクリッピングの更新も全然できていない現状ではだいぶ難しそうです。というわけで、そんな情報をまとめた方がいらしたらぜひお知らせください、AccSellクリッピングやポッドキャストで紹介させていただきます。 (中根 雅文) Yahoo!の♪検索をポチポチとみてみたら「そういえば音の出る絵本ってあったなぁ」って思い出しました。絵のところにセンサーが付いていて、絵に合った音がでるやつ。動物の鳴き声とかの。ということは電子書籍の絵本版とかでも音の出る絵本とか近々出そうだなぁ。もうあるのかなぁ・・・ (山本 和泉) 今年も暦の上では4月になりましたが、今日はまだ3月36日という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ワタクシも先週末は久しぶりに完全オフとなり、のんびり過ごせましたが、月曜日からはまた3月の続きという感じの毎日。都内では桜の開花が例年よりも遅めですが、見頃を迎える頃にはしっかりお花見できるように頑張りましょう! (植木 真) AccSellクリッピングの関連記事 「Yahoo!検索」で音を検索できる新機能「♪(おんぷ)検索」提供開始 (ITmedia) 自分でできるWebページのアクセシビリティチェック (ミツエーリンクス) NVDA Certified Expert Accreditation Now Available (NV Access)

    第112回: 「もうなんか出る僕がどきどきします、ほんとに」

    Play Episode Listen Later Mar 15, 2017 39:15


    今回はアイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんをゲストにお迎えして、来る2017年5月18日に神戸で開催される「アクセシビリティの祭典」について詳しくうかがっています。 写真:去年神戸で開催された「アクセシビリティの祭典 2016」の様子です。セミナーや展示や、会場からみえる神戸の景色とかみんな楽しそう! オープニング・トーク 今回のizuizuからのお題は「ファストフードじゃないハンバーガー」です。 板垣 宏明さんを交えて 今回のゲストは、アイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんです。 2015年、2016年に続いて今年も開催が予定されている、アイ・コラボレーション神戸主催の「アクセシビリティの祭典」について、現時点で決まっている内容などについてお話しいただいています。また、昨年のイベントの様子もご紹介いただいています。 5月18日 (木、Global Accessibility Awareness Day) に開催される同イベント、イベント情報のページが公開され次第当サイトでもイベント情報アーカイブに掲載するなどしてお知らせします。 今回のゲスト 板垣 宏明 (いたがき ひろあき) さん NPO法人アイ・コラボレーション神戸 理事長 2005年に入社。神戸のポートアイランドに事務所を構え、スタッフの大半が当事者で、主にウェブサイト制作/システム開発/DTP制作/アクセシビリティ診断業務を行っている。 Webアクセシビリティに関してはJIS試験/ユーザ評価/職員研修なども行っている。2015年より開催している「アクセシビリティの祭典」を主催。 板垣 宏明さんご出演の過去のポッドキャスト 第103回: 「サイバスロンって、何ですのん?」(2016年10月19日) 収録後記 5月18日(木曜日)は「Global Accessibility Awareness Day。ワタクシは、今年も神戸の「アクセシビリティの祭典」に参加します。去年は司会のお手伝いをしましたが、今年もいろいろお手伝いできればと思っています! みんな集まれ~!! (植木 真) アクセシビリティの祭典の展示コーナーは結構テクノロジーの未来いっぱいなものが多いって聞いてかなり気になってます。筋電車いす(テンプラー)試してみたい! (山本 和泉) 「アクセシビリティの祭典」、GAADにふさわしい、内容の濃いイベントになりそうですね。さて、僕も神戸に行って一緒に楽しむか、はたまた東京近辺でもGAADを盛り上げるべく飲み会かなにかを開催すべきか、現在考え中です。いずれにしても、皆さんもぜひ一緒にGAADを盛り上げましょう。 (中根 雅文)

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